クレーの「パルナッソス山へ」に大満足したところで、再び世界遺産の町ベルンBernの旧市街の観光モード。
まずは、ベルン料理を食べさせるレストラン・ハーモニーRestaurant Harmonieで昼食です。時計塔Zytgloggeのすぐ近くにあるお店です。

テラス席を選んで、食事します。が、saraiの席は通りを隔てる垣根沿いの席。これが後で面白い展開の元になるんです。

スイスと言えば、やはり、チーズフォンデュを食べないといけないでしょう。すぐに電熱コンロが運ばれてきます。

同時にチーズフォンデュ用のフランスパンもテーブルに載せられます。

すぐに溶けたチーズの入ったフォンデュ鍋もコンロの上に置かれます。さすがに手際がいいですね。

さらにチーズフォンデュ以外に注文した皿が運ばれてきます。

チーズの溶けたトースト(ラクレットみたいなものですね)の上にベーコン、野菜、目玉焼きがのったスイス料理です。

新鮮なグリーンサラダです。

ジャガイモサラダです。

早速、チーズフォンデュをいただきます。美味しいね。

チーズフォンデュはワインの味が強く塩味が濃い。寒いところの味付けなのでしょうね。が、食べていると馴染んでますます美味しくなります。みんな、どんどん、食べます。

ほとんど、チーズフォンデュを食べ尽くします。

と、saraiの向かいに座っていた姉や姪っ子がなんだかにやにや笑っています。
どうも通りを歩く地元の犬が決まって、saraiのそばに寄って、垣根から鼻を突っ込み、saraiのカバンを舐めているようです。
これが何度も繰り返されたとのこと。
もちろん、すべて同じ犬。
ベルンの犬に好かれてしまいました。saraiというより、saraiのカバンが・・・
ちなみにカバンには食料品は入っていませんよ。
これがその垣根です。

さぁ、お腹も満腹になったところで、ベルンの街巡りを続けましょう。といっても、そろそろチューリッヒに戻る時間も迫ってきます。
姪っ子のお勧めのコンフィスリー・チレンConfiserie Tschirrenというチョコレート屋さんをのぞき、帰ることにしましょう。
ところが、レストランからチョコレート屋さんに向かいますが、地図とにらめっこしても、どうもチョコレート屋さんの場所が分かりません。
ふらふら歩いていると、大きな教会の前に出ます。
思いがけず、ぶち当たったのは、これもベルンのシンボルであるベルン大聖堂Berner Münsterです。

巨大な尖塔です。スイス1の100メートルの高さを誇るそうです。
ファサード正面の下部には、最後の審判のレリーフがあります。

通りすがりとはいえ、いいものを見せてもらいました。
大聖堂前には、ミュンスター広場Münsterplatzがあり、もちろん、この広場の一角にも、しっかりと噴水があります。

既にご紹介済の《モーゼの噴水》です。
神から与えられた十戒の教えを掲げています。

ベルン大聖堂はともかくとして、まだ、肝心の目的のチョコレート屋さんは分かりません。
で、この大聖堂前の広場にいたおじさん2人に訊いてみました。
すると、「通りが違うよ。そこを抜けて行って、大きな通りに出たら、左の方だよ」って、教えてくれました。サンキュウ!!
教えられたように行ってみると、なーんだ・・・結局、旧市街の目抜き通り、クラムガッセKramgasseに出ます。さっき歩いていた噴水や時計塔のある通りです。
しばらく歩くと、アーケードの中にありました、ありました。コンフィスリー・チレンConfiserie Tschirrenと表示されています。

ヨーロッパによくあるチョコレート屋さんですが、小奇麗でかわいい店舗です。
いろんな種類のチョコレートがずらりと並んでいます。これを選んで、詰め合わせを作ってもらえるようです。

チョコレートの横には美味しそうなケーキも並んでいます。

詰め合わせると、可愛いチョコレートのパッケージになります。

しかし、夏の暑さのなか、チョコレートは持ち運ぶと溶けてしまいそう。
でも、せっかくだからと少しだけ選んで購入。後でみんなで味見することにします。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

すっかり、ベルンを楽しみました。そろそろ、チューリッヒへ戻りましょう。
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