さて、一通り、ブロワ城Château royal de Bloisは見て回りましたので、いったん、お城を出ます。
お城の中を出て、お城に付属しているサン・カレー礼拝堂に向かいます。礼拝堂の前から振り返るとフランソワ1世の階段が正面に見えます。中から見ても外から見ても実に美しい階段です。

礼拝堂にはいると、ステンドグラスがとても綺麗で心が洗われます。しばらくの間、たたずんでしまいます。

礼拝堂を出て、テラスと呼ばれる展望のよいところに行くと、下にはブロワBloisの古い街並みが美しく広がり、その向こうにはロワール川Loireの流れが見えます。絶景です。お城自体より、この景色のほうが素晴らしいくらいです。

もっと右手のほうを眺めてみます。

目をお城のすぐ下のほうに転じるとブロワの街の路地が魅力的です。

まだ、電車の時間には一時間弱ありますので、どうしても、下のブロワの街に下りて、街の路地を歩いてみたくなります。急いで歩いて行きましょう。途中のお城前公園には綺麗な花壇があり、その向こうにはお城が見え、とてもよい風情です。

公園からの大きな石段グラン・ドゥグレ・デュ・シャトーGrands Degrés du Châteauを下りていくと、下のブロワの街に出ます。

何とかブロワの街も歩くことができ、嬉しくなります。下に下りてみると、思ったほどの街並みではありませんが、それでもロワールの古い街並みの雰囲気を味わえて満足です。

で、ロワール川の河畔にも急いで出て、さっと鑑賞。とりあえず、しっかりとロワール川も見ることができ、またまた満足です。

それから慌てて、ブロワの街の路地を抜けて駅の方角に向けて歩きます。この路地も雰囲気のよい路地ですね。

また、お城の下に戻り、その横の道を通り抜けます。下から見上げるとやはりブロワ城は巨大で重圧感があります。

ブロワ駅Gare de Bloisに向かう並木道、ドクター・ジャン・レグレ通りAvenue du Docteur Jean Laigretに出て、一安心です。このあたりは土地勘のないところを行き当たりばったりに歩いていたので、道に迷わなかったのはラッキーでした。

ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。

ブロワの駅に戻るとまだ次の電車までは30分弱あり、結果的には楽勝でよかったのですが、何分にも急いで歩き続けたので疲れ果てました。時間が読めないので仕方がないですが、こんなに早く駅に戻れたのはブロワの街は思った以上に小さな街ということでしょう。
駅の売店で美味しいアップルパイとジュースを買って休憩です。

休憩して落ち着いたところで早めに駅のプラットホームに出て電車を待ちます。ホームの大屋根の骨組みはなかなか立派です。とても地方の小都市の駅には思えませんね。

ようやく、待っていた電車(ブロワ11時01分発⇒アンボワーズ11時20分着)が来ます。この電車を逃すと、次の電車は1時間半以上も後の12時44分になってしまうので、焦って、この電車を目指していたわけです。

この電車に乗って、次は2駅先のアンボワーズAmboiseまで移動です。
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