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ロワール古城巡り:クロ・リュセの館に到着

2011年3月31日木曜日@パリ~ロワール地方/4回目

電車がブロワBloisの駅を出発すると、ロワール川Loire沿いにブロワの新市街が芽吹いたばかりの柔らかい緑色に映え、とっても美しく感動的な眺めです。どこまでも続く大地の広がりも美しいです。ロワール川が車窓から見られるのはブロワ駅を出た直後だけですから、決して見逃してはなりませんよ。

そんな眺めにうっとりしていると、20分足らずでアンボワーズ駅Gare de Amboiseに到着です。


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ブロワからアンボワーズへの移動を地図で確認しておきましょう。


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アンボワーズ駅はブロワ駅と違い、とてもコンパクトな地方駅です。


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アンボワーズ駅から10分ほど住宅街の間を歩くと、ロワール川に出ます。川の対岸には、アンボワーズ城Château d'Amboiseが見えてきます。


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お城は川向こうなので、ロワール川にかかるマレシャル・ルクレール橋Pont du Maréchal Leclercのほうに向かいます。


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川の流れは意外に早そうです。橋の上に立つと川沿いの高台に立つ大きな城、アンボワーズ城が正面に見えます。


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お城が見えているので、それを目指して橋を渡り、コンコルド通りRue de la Concordeを歩いて、お城の下に近づきます。しかし、ここからは直接、お城へ上がる入口はなさそうです。高台に建っているので、お城の威容に圧倒されますね。


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もう一度橋のたもとに戻り、そこから、路地のようなフランソワ1世通りRue François 1erを進みます。このフランソワ1世通りがお城の前に続いているようです。まわりにはお店も立ち並び、だんだん賑やかになってきます。


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お城の前の大きなミッシェル・ドブレ広場Place Michel Debréに出ます。この広場からの坂道を上ってお城の方に向かいます。坂道の先は石段です。


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お城の下を抜けるトンネルを歩いていくとお城の入口に到着です。


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ここのチケット売り場で、アンボワーズ城Château d'Amboiseとクロ・リュセの館Château du Clos Lucéのコンビネーションチケットを欲しいと言うと、それは下の通りのチケットオフィスで取り扱っているとのこと。下の通りを歩き探し回りますがそれらしいところは見つかりません。歩き回るうちにクロ・リュセの館の方に進んでしまったので、先にクロ・リュセの館を目指すことにして歩きます。クロ・リュセの館はロワール川からのフランソワ1世通りをまっすぐに、アンボワーズ城の下のミッシェル・ドブレ広場を通り越して、狭いヴィクトル・ユゴー通りRue Victor Hugoを進むと10分弱で到着です。が、そこでもコンビネーションチケットはないとのことで、流石にあきらめて、単独チケットを購入します。


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チケットは1人9.5ユーロ。


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日本人かと聞かれ、そうだと言うと、日本語のパンフレットが貰えました。日本人観光客が多いんでしょうね。


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さぁ、クロ・リュセの館に入場です。これがクロ・リュセの館です。この日は大勢の子供達が来ていて、写生をしています。


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クロ・リュセの館の前はレオナルド・ダ・ヴィンチ・パークLe Parc Leonardo da Vinciという広い庭園になっていて、散歩コースが整備されています。レオナルド・ダ・ヴィンチに関する展示がその散歩道に沿って、色々あるようです。


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折角ですが、この散歩道には行きません。レオナルド・ダ・ヴィンチが最後の日々を過ごしたクロ・リュセの館にこそ興味があったからです。レオナルド・ダ・ヴィンチはここで晩年を過ごし、ここで亡くなりました。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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この後はいよいよクロ・リュセの館の内部にはいります。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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