その後もウィーンで音楽三昧。
ウィーン・フィルとウィーン交響楽団の計4回のコンサートについては既に前々回触れました。
で、ウィーン国立歌劇場では、あとオペラとバレエを見ます。
ウィーン国立歌劇場
ベートーヴェン:歌劇《フィデリオ》
指揮:ベルトランド・ド・ビリー
演出:オットー・シェンク
フロレスタン:ロバート・ディーン・スミス
レオノーレ:ヴァルトラウト・マイヤー
ドン・ピツァッロ:アルバート・ドーメン
ウィーン国立歌劇場
バレエ《ラ・シルフィード》
振付:ピエール・ラコット
ラ・シルフィード:イリーナ・ツィンバル
ジェームズ:ロマン・ラツィク
ウィーン国立歌劇場のチケットはすべて良席が入手できました。
フィデリオはド・ビリーの指揮とマイヤーのレオノーレに期待しましょう。
ラ・シルフィードはラコット振付ですから、パリ・オペラ座版ですね。バレエは配偶者は最近ときどき見ていますが、実はsaraiは初体験になります。ビデオではそれなりに見ているので、楽しみましょう。
もちろん、ウィーンではフォルクスオーパーのオペレッタも聴かずにはいられません。
新演出(saraiにとって)のメリー・ウィドウを聴きます。
フォルクスオーパー
レハール:オペレッタ《メリー・ウィドウ》
指揮:アルフレッド・エシュヴェ
演出:マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
ツェータ男爵:アンドレアス・ダオム
ヴァラシエンヌ:マラ・マスタリ
ハンナ・グラヴァリ:アレクサンドラ・ラインプレヒト
ダニロ:ダニエル・シュムッツハルド
カミーユ:ヴィンセント・シルマッヒャー
ニエグシュ:ロベルト・マイヤー
これはラインプレヒトのハンナとそれにロベルト・マイヤー演ずるニエグシュが楽しみです。
そして、最後に見付けたのがアン・デア・ウィーン劇場のバロックオペラです。
アン・デア・ウィーン劇場
ヘンデル:歌劇《セルセ》
指揮:ジャン・クリストフ・スピノージ
管弦楽:アンサンブル・マテウス
合唱:アルノルト・シェーンベルク合唱団
演出:アドリアン・ノーブル
セルセ:マレーナ・エルンマン
アルサメーネ:ベジュン・メータ
アマストレ:ルチアーナ・マンシーニ
ロミルダ:アドリアーナ・クセロヴァ
アタランタ:ダニエッレ・ド・ニーセ
アリオダーテ:アントン・シャリンガー
エルヴィーロ:アンドレアス・ヴォルフ
これは聴き逃せません。アン・デア・ウィーン劇場というので、ちょっと演出が心配ですが、音楽的には聴きものでしょう。セルセは冒頭に有名なアリア「懐かしき木陰」があります。saraiも高校生の頃、この歌が好きでよく歌っていました、日本語でね。セルセを歌うマレーナ・エルンマンに期待です。
アン・デア・ウィーン劇場のヘンデルといえば、昨年はオペラ仕立てのオラトリオ《セメレ》がありました。これは本当に聴きたかったオペラでした。ウィリアム・クリスティー指揮、ロバート・カーセン演出で、セメレをバルトリが超絶技巧で歌うという3拍子揃ったバロックオペラ。
今年こそはアン・デア・ウィーン劇場の素晴らしいバロックオペラを聴くぞという意気込みです。
これも既にチケット発売済でしたが、まだまだ良い席が入手できました。日本ではあり得ないことです。
10日ほどの滞在でこれだけの音楽を楽しめるウィーンの底深さって、凄いですね。やっぱり、ウィーンだなあ。これでもう9回目のウィーン訪問になるのかな。まだまだ、ウィーン詣では続きそうです。
↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね
いいね!
