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久しぶりのミラノ・スカラ座・・・チケットは??

今年、10月の旅でのオペラはローマ歌劇場、ウィーン国立歌劇場で見る予定ですが、既にすべてチケットは購入済。いずれも平土間のよい席を確保できました。残るは、ミラノ・スカラ座のチケットだけです。

 ミラノ・スカラ座
  R・シュトラウス:楽劇《薔薇の騎士》
   指揮:フィリップ・ヨルダン
   演出:アレジャンドロ・スタディア
   元帥婦人:アンネ・シュヴァネスヴィルムス
   オックス男爵:ペーター・ローズ
   オクタヴィアン:ジョイス・ディドナート
   ファーニナル:オラフ・ベア
   ゾフィー:ジェーン・アーチボルド
   歌手:マルセロ・アルバレス

チケットの販売は今日の現地時間の朝9時です。日本時間でいうと、夕方5時ですが今は夏時間のため、1時間早く、夕方4時です。このあたりを間違えると悲惨なことになりかねません。10月の《薔薇の騎士》の公演は計7回ありますが、すべて今日発売されます。
今日発売とは言え、他のオペラハウスと同様に一般発売日での残席はかなり少なくなっています。subscription(セット販売)とかの分は既に販売済になっているので、初日などはいい席はほとんど残っていません。saraiが予定している10月7日は3回目の公演なので、比較的状況はよいのですが、それでも狙っている平土間の前方中央ともなると、2席並びはまったくありません。
どうして、こんなに残席状況が詳しく分かるのかというと、ミラノスカラ座のチケットサイト(VivaTicket)は実によくできていて、発売前にシートマップが表示でき、残席が確認できるからです。
そのシートマップをじっとにらみ、チケット確保作戦を練りました。5列目と6列目に縦に並んだ席が残っているので、これが第1候補。あとは少し中央からは外れますが、前方にやはり縦並びの席が2カ所あります。これが第2候補。あとは前方はばらばらです。平土間後方にはぞろっと席が残っているので、これは何とかなるでしょう。
チケットサイト上でチケット購入の操作も事前に試すことができるので、事前にシミュレーションして準備万端整え、アラーム時計をセットして待ちました。

いよいよカウントダウン・・・3、2、1。ちょうど4時になりました。それっと操作開始。10月7日分のシートマップには一番乗りを果たしました(多分ね)。狙っている第1候補の2席を素早くクリック。ここまでは順調。まだ、気が抜けません。画面下に表示された画像英数字を確実にタイピング。これで完了。やったね。あとは画面(英語版、イタリア語は難しい)の案内にしたがって、クレジットカードでの支払いを済ませるだけ。最終画面でチケットは登録した住所に郵送する旨が表示されました。これだったら、日本での来日オペラのチケット購入よりも楽ですね。ところで、事前にユーザ登録しておくことは必須です。シートマップ画面に行くためにはユーザIDが必要です。その操作で遅れをとってしまいます。
初めて、自分自身でスカラ座のチケットをゲットしました。
ところで、思い通りのチケットが確保できたのはともかく、スカラ座はチケットが高い。平土間のチケット187ユーロはほぼウィーン国立歌劇場並みですが、さらに前売り手数料の37.4ユーロが加算され、合計224.4ユーロです。2人分で5万円を超える料金は高過ぎの印象です。まあ、それはチケットがスムーズにとれたから言えることです。

ミラノ・スカラ座に行くのは実はこれが2度目。スカラ座の来日公演は欠かさずに聴いていますが、現地で聴いたのはたった1回。それも14年前の1997年でした。その頃はネットでのチケット購入なんて、どこもやっていない頃。現地のホテルにお願いしてチケットをとっていただきました。ホテルに着いて、渡されたのはギャラリー席で、天井桟敷でこそありませんでしたが、とても高いところから見下ろす感じの座席でした。
演目はロッシーニのオペラ《イタリアのトルコ人》。まだ、そんなにオペラには詳しくなく、このオペラも知らず、事前に予習するにもビデオもCDもなし。それどころか、あらすじさえ分かりません。東京の大きな本屋さんの音楽コーナーをまわって、ようやく、あらすじの記載されている本を探し当て、それだけを熟読し、本番に臨みました。今だったら、このオペラも結構メジャーなオペラになり、ビデオは容易に入手できます。
そんな状態で恐る恐るスカラ座に入場しようとすると、入口で係のかたに止められ、あなたたちの入口はあっちだよと脇のほうをさされました。平土間とギャラリー席の入口が違うのも知りませんでした。そのときから、いつかは正面の入口からはいってみたいものと思い続けてきました。
オペラ自体は初聴きにもかかわらず、ロッシーニらしいメロディーが楽しめましたし、ステージが凄く遠くにあるのにもかかわらず、素晴らしい歌とオーケストラの響きでした。アリアの後で拍手していると、どこか上のほうから、とても大きなシィー!!!!という声。拍手を制する声でした。これが噂のスカラ座の常連たちかといぶかりながらも拍手をやめました。ところで、このときのキャストはシャイー指揮でペルトゥージ、デ・カンディアら達者な歌手たちでしたが、この年、さらにバルトリ、コルベッリ、ヴァルガスが参加したレコード録音が出ています。せめて、このときのスカラ座にバルトリが出てくれれば、もっとよかったんでしょうが、この頃のsaraiにはまだ理解できなかったかも・・・

それから、ヨーロッパ各地の色々なオペラハウスで様々なオペラを聴いてきましたが、ようやく、14年ぶりにスカラ座に戻ります。今度は念願の平土間、それもステージ近くの前方です。オペラも聴き慣れた《薔薇の騎士》。キャストもよさそうに思えます。特にオクタヴィアンを歌うジョイス・ディドナートは初めて聴くので楽しみです。こうなれば、来年4月のウィーン国立歌劇場の《薔薇の騎士》でガランチャの歌うオクタヴィアンも聴き比べしたくなりますね。

今回の旅では、ヨーロッパに着いた翌日には、このスカラ座でのオペラを見ます。また、楽しみが増えました。常連さんのシィー!の声には負けないぞ!


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この記事へのコメント

1, plasam1313さん 2011/08/08 11:41
saraiさん、スカラ座の予約、参考になります。11月にフローレスの出る、湖上の美人の予約を検討中です。スカラ座のサイトで予約の練習をしましたが、個人情報の入力に手間取りそうです。過去に購入経験があれば、入力を省略できそうですが、ユーザー登録をすればよいのでしょうか?ユーザー登録の方法がわかりません。お教え願いないでしょうか?

2, saraiさん 2011/08/10 18:33
plasam1313さん、saraiです。初めまして、コメントありがとうございました。
ミラノはフローレスがよく出ますね。楽しめそうですね。
さて、お尋ねの件ですが、個人情報登録はちょっと技を使います。
既に売り出し中の公演の予約の処理を最終の直前まで行って、キャンセルすると個人登録されるようです。くれぐれも間違って、購入処理を最後まで行わないでくださいね。
2日ほどネットの繋がらないところを旅行中だったため、お返事が遅れました。また、当ブログにお越しください。

3, plasam1313さん 2011/08/16 11:21
saraiさん 
ありがとうございます。早速登録しました。また、コメントさせていただきます。

4, saraiさん 2011/08/22 03:19
うまく登録できてよかったですね。後はチケットを無事ゲットされることをお祈りします。頑張ってくださいね。

5, plasam1313さん 2011/08/29 17:01
saraiさん
先ほどチケット、平土間の後ろのほう、V列の中央で2席確保できました。ユーザー登録を先に済ませた効果がありました。本当に有難うございます。
販売開始前で一番高い席は28席しか残っておりませんでした。平土間は20席位でしたが、あっという間になくなっていきました。ウィーンと比べてスカラ座はきびしいですね。フローレス、ディドナートが楽しみです。

6, saraiさん 2011/08/29 22:13
plasam1313さん、saraiです。
それはよかったですね。スカラ座でロッシーニを良い歌手で聴けるのはなによりです。
ちなみにsaraiが10月に聴く薔薇の騎士でオクタヴィアンを歌うのもディドナートです。
お互い、よい公演であることを願いましょう。

テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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