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ボヘミヤの白い霜降草原はとても幻想的

今日はチェスキー・クルムロフからウィーンにとんぼ返りです。
朝9時前にホテルに迎えに来たシャトルバスで、朝もやのかかるボヘミヤの白く霜の降った幻想的な草原を突っ走ります。


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3時間でウィーンに到着。
昨日チェックアウトしたばかりのホテルに暖かく迎えられ、目出度く空港でロストした荷物とも再会です。
荷物から取り出した防寒具で早速、ウィーン国立歌劇場に出発。時間を1時間も間違えて早く行ってしまったので、カフェ・オペラで時間つぶし。
オペラは感涙の素晴らしさ。別記事で報告します。
明日も楽友協会でウィーン・フィルを聴きます。


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マーラー&ベートーヴェン:ウィーン・フィル@ウィーン楽友協会 2011.10.23

念願のウィーン楽友協会でのウィーン・フィルを初めて体験。期待通りの素晴らしい響きに身も心も甘く溶けてしまいそうです。それもマーラーとベートーヴェンですから、なおさらです。
昨日もウィーン国立歌劇場で実質ウィーン・フィルの素晴らしいオーケストラの響きに感動しましたが、楽友協会の響きはまた違って素晴らしいものです。よく響くこのホールの特性を知り尽くしたウィーン・フィルの艶やかな響きはここでしか体験できません。ホール全体が音の波で満たされていることが体感できます。鳴らし過ぎず、ちょうど微妙なコントロールで音を響かせています。

今日の演奏者とプログラムは以下です。

 指揮:クリストフ・エッシェンバッハ
 バリトン:マティアス・ゲルネ
 管弦楽:ウィーン・フィル

 マーラー:子供の不思議な角笛
  1.番兵の夜の歌
  2.ラインの小伝説
  3.トランペットが美しく鳴り響くところ
  4.この世の生活
  5.原光
  6.塔の中の囚人の歌
  7.無駄な骨折り
  8.魚に説教するパドヴァの聖アントニウス
  9.高き知性への賛歌
  10.死んだ鼓手(レヴェルデ)
  11.少年鼓手

 《休憩》
 ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.98

何か不可思議な組み合わせのプログラムに思えます。前半は前半、後半は後半と割り切って聴けばいいのかも知れません。
今日のウィーン・フィルの顔ぶれはコンサートマスターはキュッヒル、そして、昨日コンサートマスターを務めたシュトイデも横に並んでいます。連日の演奏、御苦労様ですね。昨日のメンバーは若手や女性奏者も多かったのですが、今日はベテランで固めているようです。フルートのヴォルフガング・シュルツ、クラリネットのペーター・シュミードル(よくは見えなかったので違うかも知れません。彼は引退したので見間違えかも)もいます。やはり、ウィーン・フィルの定期演奏会ともなるとメンバーを固めてくるのでしょう。

バリトンのゲルネ、指揮のエッシェンバッハが登場して、マーラーの歌曲が始まります。ぐっと抑えた演奏ですが、ホールが優しく滋味深いマーラーの響きで満たされます。激情の荒れ狂うことのないマーラーです。懐かしい響きに心が癒されていきます。ゲルネも優しい歌声でオーケストラと歩調を合わせます。指揮のエッシェンバッハも演奏者にすべてを委ねたような振りかたで無理なドライブは一切なし。自然に自然に音楽は流れていきます。第3曲の「トランペットが美しく鳴り響くところ」は文字通り、美しい響きでマーラーの真骨頂が味わえました。そして、大好きな第5曲の「原光」はとても心に沁みる響きが続き、しみじみとします。ただ、この曲はやはり女性の声で聴きたかったのが本音ではあります。贅沢なことを言っていますね。全11曲、あっという間でした。

休憩をはさみ、後半はベートーヴェン。交響曲第8番といえば、ベートーヴェンの中でも一番地味な存在かもしれません。ところが、楽友協会で聴くウィーン・フィルは先ほどのマーラーの抑えた響きとは一変して、くっきりと明快な響きで古典派の交響曲を響き渡らせます。今まで聴いてきたような8番とは別の曲のような感じです。このリズミックな曲をインテンポながら、ためを作りながら、新鮮な響きで聴かせてくれます。指揮のエッシェンバッハを見ると別に特別な振りかたはしていないので、ウィーン・フィルが自在な演奏を展開しているようです。第2楽章は意外にゆったりしたテンポでの演奏ですが、完璧に美しい演奏です。第3楽章は実に典雅な響き。第4楽章は一気にテンポを上げますが、微妙にアンサンブルに乱れを感じるのもご愛嬌。日本ツアーから帰ったばかりでお疲れモードかも知れません。そして、実に古典的なコーダのフィナーレ。今まで、こんな甘い響きでベートーヴェンを味わったことがありません。耳に大変美味しいご馳走をいただきました。まさか、第8番でこんなに気持ち良くなるとはね。

やはり、楽友協会でのウィーン・フィルは一味もふた味も違いました。
明日は1日お休みで、明後日はこの楽友協会でプレートル指揮のウィーン・フィルのゲネプロを聴き、夜はアン・デア・ウィーン劇場でヘンデルのオペラ《セルセ》を聴きます。ウィーン音楽三昧は続きます。



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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai

saraiさま、
お久しぶりです!
お元気にコンサートや旅行を楽しんでおられますね!
ブログ、楽しく拝見しています。おフランス、良いね😊
私は春だというのに、仕事と用事以

04/09 05:29 えりちや

気になってたずねても 
誰にも知らんと言われなんやろ
と思いつづけて居ました❗
写真みつけてこれだと思いました❕スッとしました
教えて下さって嬉しいです
ありがとうご

02/13 22:26 みーちゃん

みーちゃんさん、saraiです。

あの謎の建物は雄琴沖総合自動観測所という施設で琵琶湖の水質を測定しているそうです。

https://www.water.go.jp/kansai/biwako/html/repo

02/13 21:40 sarai

ずーと前にうきみどうに行きました
やはり、琵琶湖の真ん中の建物が何なのか気になったままです
分かりましたか
教えてください

02/13 20:54 みーちゃん

五十棲郁子さん、コメントありがとうございます。

水道水のこと、tap waterって言うんですね。知らなかった。単にwaterで通していました。ましてや、フランス語はほとんど

02/11 00:12 sarai

フランスも地方へ行くと英語が通じないでしょう。tap water ぐらいフランス語で言えないとね。

02/10 12:54 五十棲郁子
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