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ベルヴェデーレ宮殿でクリムト展開催

この秋はウィーンは音楽だけでなく、美術も充実しています。今日で3日目の美術館通い。きっちりと見るために1日1美術館の方針です。

今日はベルヴェデーレ宮殿にあるオーストリア・ギャラリーです。クリムトの名品の所蔵では有名ですが、saraiにはシーレの名品がたまりません。昨日のレオポルド美術館の膨大なコレクションをもってしても、このオーストリア・ギャラリーのシーレの珠玉のコレクションは欠くことのできない存在です。特に「家族」、「妻の肖像」、「4本の木の風景」とういう彼の28歳の死までの2年間の作品はとても素晴らしくいつまでも見ていたい作品です。

現在、ベルヴェデーレ宮殿では以上の常設展に加えて、下宮で「クリムトとホフマン」という特別展を開始したところです。来年の2012年はクリムトの生誕150年の記念の年だそうで、それに向けた展示会で来年の4月まで開催されるようです。ベートーヴェンフリースなどのモデル展示や個人蔵・美術館蔵の作品を一堂に集めた注目の展覧会です。なかなかの見応えでした。クリムトとベルギーとのつながりの強さから、ベルギーの美術館からクノップフの名品も出展されており、これも楽しみの一つでした。確かにクリムトとクノップフの女性ヌード画は並べて展示されていましたが、同質性が感じられます。意外でした。このクノップフの絵は実に魅力的でした。

1年ぶりのベルヴェデーレ宮殿は庭園の工事がすっかりと完了し、見事な眺めになっていたことも付記しないといけませんね。


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美術の後の食い気も3日目で、どこに行こうか思案した末、選択したのはコンディトライ・オーバーラー。ここのケーキは絶品です。ただ、時間も時間なのでランチ1人前を2人でシェアし、ケーキと紅茶を頂きました。もちろん、美味しかったですよ。

で、またホテルで仮眠して、ウィーン楽友協会でウィーン交響楽団のコンサート。この内容は別記事でアップ済です。

明日はフォルクスオーパーで楽しくオペレッタ《メリー・ウィドウ》です。


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テーマ : ヨーロッパ
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ウィーンの生ガキ、そして明日は帰国

イタリアを縦断して、マルタ島まで足を伸ばしたカラヴァッジョを巡る旅、そして、ウィーンに腰を落ち着けての音楽三昧、それも明日が最終日です。

今日は帰国に向けて、ホテル近くの大型ショッピングセンターでお土産のお買い物。最上階は大型電器ショップ。電器は何でも大好きなsaraiですから、ぐるぐると興味深く見て回りました。売っているものは日本とそう変わりがあるわけではありません。やはり、液晶TVが目立ちます。すると、ヘッドフォンコーナーを発見。ヨーロッパ製のものが揃っています。ヘッドフォンと言えば、やはり、オーディオファンにはゼンハイザー。モバイル型のいつも持ち歩いているのもゼンハイザーですが、かなり古くなったので、新しいものがないかをチェック。ありました、ありました。ちゃんとIPOD対応を謳っています。値段も買ったものの半分以下です。これは連れて帰らないといけないでしょう。配偶者の冷たい視線も何のその。ただ、クレジットカードが使えなかったのが計算外でした。地下の食料品売り場でチョコレートやバート・イシュルの塩などを購入して買い物は終了。

今日のお昼ご飯は当ブログにコメントを頂いたミュンヘン在住のsarahoctavianさんの情報で、ナッシュマルクトの魚屋さんレストランUMARに向かいます。今日は土曜日でナッシュマルクトは混雑。案の上、レストランUMARも一杯で予約なしでは断られました。で、隣のお馴染みのNORDSEEのオープンカフェ、というより、立ち食いに毛が生えたようなオープンコーナーに配偶者がテーブルを見つけてくれました。このコーナーでは、店頭で生ガキを処理して販売しています。それが食べたいんです。早速、スパークリングワインと生ガキ10個(2人で)を注文。まさか、ウィーンで生ガキが食べられるとは驚きです。無論、美味しかったですよ。フランス産とオランダ産のカキでした。


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今日はこれからフォルクスオーパーでオペレッタ《メリー・ウィドウ》を聴きます。その前にウィーンのお友達のはっぱさんと最後のおしゃべり。オペレッタの後は、ブログのお友達のsteppkeさんが今日、日本からいらっしゃって《メリー・ウィドウ》をご覧になるというので、オペレッタが終わった後に食事会。また、はっぱさんも駆けつけてくれるとのことです。

また、明日は今回の旅で一番の目的のプレートル指揮ウィーン・フィルのコンサートが11時からウィーン楽友協会であります。

というわけで、ヨーロッパからの旅のレポートも今回が最後になるでしょう。帰国後に旅の詳細記事の連載を開始しますので、是非、ご愛読ください。

もう、帰国に向けてのトラブルがないといいな・・・・


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この記事へのコメント

1, あやさん 2011/10/30 00:30
ついに帰国なんですね〜!!長かった!!私達はもう普段の生活に戻りきってしまいましたm(__)m

旅行中は毎日パスタやピザを食べていたので飽きてしまいましたが、これで帰るのかとなるとそんな毎日も貴重に思えてきました。
って言うほど長くいたわけではありませんが。笑

あの日イタリアのカプリ島に言ってあのホテルに宿泊して、港で同じ車に乗らなければ、saraiさん達とも出会えなかったんだと思うと、本当に奇跡です。
イタリアの収穫はsaraiさん達と出会えたこと!感謝です!!!

何事もなく戻って来られることを祈っています。
お気をつけてっo(^-^)o!!!!!

2, saraiさん 2011/10/30 08:36
あやさん、saraiです。

これも縁なので、末永く、よろしくお願いしますね。
今から寝て、明日は最重要のコンサートを聴き、その後、お友達とランチして、魔のフランクフルト空港から帰国です。もうここまで来たら、何があっても帰ります。ご心配いただき、ありがとうございます。

また、コメントお待ちします。

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《メリー・ウィドウ》@フォルクスオーパー 2011.10.29

今回、フォルクスオーパーで聴くオペレッタは新演出のオペレッタ、レハールの《メリー・ウィドウ》です。同じく新演出の《ウィーン気質》も聴きたかったのですが、ちょっとだけスケジュールが合わず断念。次回の楽しみにとっておきましょう。
開演前にこの日に直行便で日本から駆け付けたブログのお友達のsteppkeさんに初対面。オペレッタにはあまり縁のなかったsaraiに以前からいろいろなアドバイスをしていただいた師匠みたいなかたです。何だか初めてお目にかかるような気がしません。

さて、今日のキャストは以下です。

   指揮:アルフレッド・エシュヴェ
   演出:マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
   ツェータ男爵:アンドレアス・ダオム
   ヴァラシエンヌ:マラ・マスタリ
   ハンナ・グラヴァリ:アレクサンドラ・ラインプレヒト
   ダニロ:ダニエル・シュムッツハルド
   カミーユ:ヴィンセント・シルマッヒャー
   ニエグシュ:ロベルト・マイヤー

幕が開くと、えらく舞台の奥行きが狭くてびっくりしますが、これは可動式の仕切りでその奥に広い空間がありました。この仕切りは回転式のドアにもなっていて、この仕切りを有効に活用することで舞台の変化を付けています。うまいことを考えましたね。
オペレッタはニエグシュ役のロベルト・マイヤーが狂言回しのようになって、八面六臂の大活躍です。とぼけた演技で出しゃばっても憎めません。肝心のハンナ役のラインプレヒトですが、歌も演技も、そして容姿も合格点。なかなか難しい役どころをよくこなしていました。ヴィリアの歌は筋の展開に直接関係する歌ではありませんが、これを下手に歌われるとぶち壊しになりかねませんが、高い声もしっかり出せていて立派なものです。一方、相手役ダニロを歌うのシュムッツハルドです。これまで見た中ではダニロの雰囲気を一番出せていた歌手です。男振りもなかなかで声もよく出ています。この2人の絡みはとてもロマンチックなでうっとりです。昔のパリ・オペラ座でのカリタ・マッティラとボー・スコウフスの素晴らしい演技を思い起こせます。かなり肉薄していますが、逆にあの演出をコピーしているような気もします。まあ、いいものをお手本にすることは我々聴衆にとっても悪いことじゃありません。ヴァラシェンヌ役のマスタリはとても綺麗で歌も演技もよし。ついでにダンスもうまい。ついでにいうと今回の《メリー・ウィドウ》は女性陣が美人で容姿の良い人ばかりでsaraiは満足。男爵夫人とか何とか夫人っていうのでぶくぶく太った見栄えの悪い人が出ることが多いですから、今回のキャストは大変結構です。決して差別発言ではなく、やはり舞台は美しくあってほしいという願いを表明しただけです。カミーユ役のシルマッヒャーはそのアジア系の容姿はともかく抜群に声が出ていて、聴き映えがしました。男性ですから見栄えには目をつむりましょう。
こんなふうにキャストは粒が揃っていて、大変満足です。
今回の新演出では専門のダンサーが多数出演し、レベルの高いダンスをいくつも披露してくれたのが舞台の華やかさを盛り上げていました。これも大変、結構です。フレンチカンカンの踊りはなかなか見応えがありました。オッフェンバックの曲はありませんでしたが問題ないでしょう。
ただ、ひとつだけ、苦言を呈しなくてはならないのはリフレインがまったくないことです。最近の《チャルダッシュの女王》でもリフレインが1回だけで不満に思っています。リフレインは演奏者と聴衆の共同作業で両者が一体化する大切な要素でオペラになくて、オペレッタをオペレッタとしてならしめる最重要なものです。リフレインをちょっとやっただけでそんなに上演時間が延びる訳でもないでしょう。是非、関係者は再考していただきたいと俄かオペレッタファンのsaraiは強く思います。

ともあれ、舞台は盛り上がり、聴衆の手拍子のなか、楽しくフィナーレになります。カーテンコール時に期待していたロベルト・マイヤーの指揮台への乱入もちゃんとありました。彼の指揮のもと、またまた、聴衆の手拍子も加わり、楽しく《メリー・ウィドウ》は終了。

また、オペレッタ(オペラでもミュージカルでもなく)を楽しみにフォルクスオーパーに戻ってきましょう。この旅で残すは明日のプレートルとウィーン・フィルのコンサートだけになりました。何てウィーンの音楽文化は素晴らしいんでしょう!


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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai

saraiさま、
お久しぶりです!
お元気にコンサートや旅行を楽しんでおられますね!
ブログ、楽しく拝見しています。おフランス、良いね😊
私は春だというのに、仕事と用事以

04/09 05:29 えりちや

気になってたずねても 
誰にも知らんと言われなんやろ
と思いつづけて居ました❗
写真みつけてこれだと思いました❕スッとしました
教えて下さって嬉しいです
ありがとうご

02/13 22:26 みーちゃん

みーちゃんさん、saraiです。

あの謎の建物は雄琴沖総合自動観測所という施設で琵琶湖の水質を測定しているそうです。

https://www.water.go.jp/kansai/biwako/html/repo

02/13 21:40 sarai

ずーと前にうきみどうに行きました
やはり、琵琶湖の真ん中の建物が何なのか気になったままです
分かりましたか
教えてください

02/13 20:54 みーちゃん

五十棲郁子さん、コメントありがとうございます。

水道水のこと、tap waterって言うんですね。知らなかった。単にwaterで通していました。ましてや、フランス語はほとんど

02/11 00:12 sarai

フランスも地方へ行くと英語が通じないでしょう。tap water ぐらいフランス語で言えないとね。

02/10 12:54 五十棲郁子
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