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ナポリは天国と地獄:ディ・マッテオで絶品のピザ!

2011年10月12日水曜日@ナポリ~カプリ島/4回目

何とかピザの有名店ディ・マッテオDi Matteoのテーブルにつきました。でも、依然としてsaraiは食欲がありません。せっかくだから味見だけはしようと、ネットでご推奨の水牛(ブッファーロ)のチーズのピザと定番のマルゲリータを注文。この店には、飲み物とピザ以外ありません。それにものすごく安い(マルゲリータは約300円!)。


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とりあえず、水だけはすぐに運ばれてきます。


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周りのテーブルでは、美味しそうにピザをぱくぱく食べています。日本人とは違い皆さんがナイフとフォークを使っています。saraiは手で食べないとピザを食べた気がしませんけどね。


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ピザは次々と焼き上がってきます。ようやくsaraiの目の前に運ばれたピザの大きさは、もう驚かなくなったけどデカい!
これが水牛のモッツァレラチーズとトマトのピザ(ブファリーナ・ドック)です。


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これが定番のピザ・マルゲリータ。


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そして、その味は・・・美味しい!ピザってこんな食べ物なんですね。今まで食べていたピザとは全く別物です。特に、水牛のモッツァレラチーズとトマトのピザ(ブファリーナ・ドック)の美味しさったら、どう説明して良いのでしょうか。ガブッと噛むと、ジュワッと水分というか、水が口の中に広がります。その瑞々しさったらありません。とてもピザを食べている感覚ではありません。ただ、水でジュバジュバしているので、とても手で食べるわけにはいきません。これだけはさすがにナイフとフォークで食べました。
このピザはメニューの中では少し高いのですが、それでも500円くらい。是非、ナポリまで食べに行きましょう!

お店を出ると、店の前はテイクアウトのピザを求める人で行列です。お客さんに若い人たちの姿が目立つのも、この味と値段ではうなづけます。


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お店を外から見ると、2階が結構広いことが分かります。入口はテイクアウトだけになっているので、ここがレストランだということが分かりづらいですね。


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ようやくsaraiの機嫌も直り、にこにこです。現金なものです。そりゃあこんな美味しいものを食べて、不機嫌でいられるわけはありません。またトリブナーリ通りVia dei Tribunaliを歩いて、ホテルに戻りましょう。


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この通りにはやたら教会が多く目立ちます。これはジロラミーニ教会Chiesa dei Girolaminiでしょうか。


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トリブナーリ通りには交差する狭い通りも多く、スクーターとかの往来も激しく、賑やかというのを通り越して凄まじい喧騒です。これがスパッカナポリですね。とても長居できそうにはありません。


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早々にホテルに戻りカバンを受取り、船着き場に向かいます。またまた交通チケットを購入して、混み合ったトラムで移動です。カプリ島へ行く高速船の出るベヴェレッロ埠頭Molo Beverelloに到着。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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窓口を探し、カプリ島Capri行の高速船のチケットを購入します。


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チケットを購入でき、その釣り銭を小銭入れに入れようと探しますが小銭入れがどうしても見つかりません。配偶者が船に乗った後でゆっくりとカバンの中を探せばと言うので、とりあえずはフェリーの出発を待ちましょう。港は色々な行き先に向かう人達で賑わっています。


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もうすぐ、我々の乗る高速船も乗船時間になります。それまで美しい船体の船でも眺めながら過ごしましょう。


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カプリ島に向けて、いよいよナポリの街も脱出です。


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ナポリは天国と地獄:トラブル続きのナポリ・・・永遠の別れ

2011年10月12日水曜日@ナポリ~カプリ島/5回目

カプリ島Capri行きの高速船に乗ります。ナポリのベヴェレッロ港Molo Beverelloには多くの船が停泊しています。


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高速船はすぐに出航します。大きなクルーズ船の横を通り過ぎ、ナポリの街もまだ大きく見えています。


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高速船はここで大きく舳先を転回します。正面にはベスビオ山がくっきりと素晴らしい雄姿を見せてくれています。


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舳先の転回を終え、高速船は本格的に港から出て行きます。


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舷側からは何も遮るものもなく、海の向こうにベスビオ山が聳え立っています。


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高速船はさらにスピードを上げて、港を出て行きます。


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さようならナポリ・・・。
カプリ島までは40分少しで到着です。

落ち着いたところで、さっきから見つからないsaraiの小銭入れを探しましょう。ところがどうしても見つかりません。saraiは滅多に物を失くさないんですが、配偶者に探してもらってもやはりありません。ふと思い出したのが、トラムを降りるときに配偶者を先に行かせて、saraiをなかなか降りさせてくれず乗車してくる人とガタガタすることになった2人連れおじさんのこと。何だか変だなとは思ったのですが・・・スリだった!のですね。まんまとやられました。滅多にポケットには入れずにカバンに片付ける財布を、トラムのチケットを買った時についポケットに入れたのがいけなかったようです。でも、ポケットにはカメラと携帯電話も入っていたのですが、被害が小銭入れでラッキーでした。授業料として差し出すには、一番被害のない小銭入れです。不幸中の幸いとしましょう。小銭入れですから、中身のコインそのものは大した金額ではありませんが、小銭入れ自体がsaraiの姉からプレゼントされたグッチだったので、残念だし姉にも申し訳けない思いです。もしかしたら、トラムのチケットを買い小銭入れをポケットに入れるところを見ていたスリが、ブランド物の小銭入れを狙って一緒にトラムに乗り込んできたのかもしれませんね。あ~あ~・・・。

カラバッジョの3つの名作に惹かれてやってきたナポリ。絶品のピザのある街。喧噪と犯罪の渦巻く街。そして、何よりもsaraiと相性が悪過ぎた街。多分、もう2度と訪れることはないでしょう。カプリに向かう高速船の上から、絶景のナポリの街とベスビオ山に永遠の別れを告げます。


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縁起の悪いナポリよ、さようなら・・・。

もう、ほとんどナポリの街は小さくなって見えなくなりました。


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やがて、船上からソレント半島の尖端も見えてきます。


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カプリ島も近づき、はっきりと島の姿が捉えられるようになります。


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船はカプリ島の玄関口マリーナ・グランデMarina Grandeに近づいていきます。


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船はマリーナ・グランデへの着岸準備にかかります。晴れ上がった空の下、カプリ島はいい眺めです。


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カプリ島の山の上にはまだまだ陽が高く、まぶしいほど輝いています。ナポリでは本当に天国と地獄を味わいましたが、カプリ島ですべてリセットしましょう。


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カプリ島にそろそろ上陸です。



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この記事へのコメント

1, レイネさん 2012/01/03 13:53
やっぱり、ナポリでスリに遭いましたか。でも、被害が小額だったのが不幸中の幸いですね。乗り物の出・入り口付近には南欧ではどこもスリがうようよしていて危ないです。
新年早々、夏のヴァカンス計画を立てています。こちらでは年頭に、同業者同士や部署内でヴァカンスの期間が重ならないよう調整するので、スケジュール立てるのも予約も今が勝負。実は、ナポリ南のアマルフィ海岸およびチレント海岸を2週間セイリングしようと思ってるんです。この数年は、ヨットをチャーターするセイリング・ヴァカンスにはまってます。去年はサルディニア島北部とコルシカでした。ナポリには行ったことがないので、わくわく。でも、物騒・剣呑なので気をつけないと。

2, saraiさん 2012/01/03 23:44
レイネさん、まさしく「やっぱり」でした。お粗末でした。
アマルフィ海岸2週間のクルーズとは何と豪勢な!!
セイリング・ヴァカンスなんですね。羨ましいことです。
ナポリは十分に気をつけてくださいね。

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ナポリは天国と地獄:カプリ島のお洒落なホテルですべてをリセット

2011年10月12日水曜日@ナポリ~カプリ島/6回目

カプリ島Capriのマリーナ・グランデMarina Grandeに到着です。

ここで、今回の旅の行程を地図で確認しておきましょう。ミラノ到着後、鉄道でローマ、ナポリと移動し、そこから船でカプリ島までやってきたわけです。


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高速船から、スーツケースをがらがら引いて上陸します。マリーナ・グランデは人・人・人です。ここからホテルに電話をして、送迎シャトルをお願いします。


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マリーナ・グランデにあるケーブルカー乗り場に迎えに来てもらうことにします。すぐ近くの乗り場の方にスーツケースを引いて移動します。


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さすがにカプリ島ですね。日本人の団体なども多く見かけます。sarai達の隣には、日本人と思われる若いカップルも立っています。かなり待たされましたが、ホテルから迎えの車が来ました。すると、一緒に近くで待っていた日本人のカップルもその車に乗り込むのでびっくりです。お2人は新婚旅行中だということです。若いお2人と一緒になり、なんだか楽しいですね。
送迎シャトルは狭いくねくねした道を高台に上っていき、ホテルに到着します。
ホテルは『ホテル エクセルシオール・パルコ(Hotel Excelsior Parco)』です。ここでは1泊のみです。

もともと泊まる予定はなく、「青の洞窟」への再チャレンジだけにカプリ島に行くつもりでした。が、「青の洞窟」へは午前中が狙い目ということなので、日程を組み替えて1泊してもよいかなと思ったんです。それにカプリ島からはアマルフィまでクルーズする予定なので、大きな荷物のことも考えて泊まることにしました。
そういうわけで、マリーナグランデからの出入りが便利で景色もよさそうなホテルということで、このホテルを選択しました。何といってもマリーナグランデからの無料シャトルサービスがついていたのが決め手です。お蔭でナポリが2泊の予定が1泊になり、ナポリのホテルのおしゃべり好きな女主人からは、最初は2泊の予定だったのに1泊に変更したのねって、ちくっと言われました。このカプリのホテルはキャンセル不可条件でなるべく安価に済ませましたが、それでもさすがにリゾートホテルなので、ナポリのホテルの2倍の宿泊料。予算も超過です。

ホテルの入口と送迎シャトルです。


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ホテルはちょっと高台にあり、ロケーションが素晴らしい、なかなかおしゃれなホテルです。saraiが奮発しただけのことはあります。外観は瀟洒な邸宅を思わせるような雰囲気です。


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ウェルカムシャンパンも出ます。


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シャンパンを味わっているうちにチェックイン手続きが終わり、部屋に御案内です。と、グレードをUPしてシーサイドビューのお部屋を用意させていただきましたとのこと。やったね。悪いことばかりではありませんね。
部屋に案内されますが、チップもあげられません。ナポリで小銭入れを盗まれたことを話すと、それは大変だったと慰めてくれました。後ほど小銭への両替をしてくれるようお願いします。
お部屋は素晴らしいです。広々としたベッド。


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水回りもタイル張りの綺麗なバスルームです。が、残念ながらバスタブはなくシャワーのみです。


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デスクも美しいもので、照明スタンドも可愛いですね。


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ハイライトは専用ベランダです。広いスペースには可愛いテーブルと椅子。地中海も望めます。


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デッキチェアーも用意され、リラックスして海が眺められます。


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部屋からの眺めは素晴らしいです。部屋のテラスからはホテルのお洒落な中庭が見下ろせます。


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地中海も木々の向こうに見通せます。


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saraiもやっと上機嫌です。部屋でゆったりしましょう。ナポリでは色々あったし、昨日はアッピア街道で歩き疲れましたからね。

ところで、無線LANの接続は無料で、問題なく接続できました。

部屋でゆっくりした後、まだ明るいので、もっと眺めがよさそうなところを探してみましょう。部屋を出て、ホテルの中を探索。屋上のテラスに出てみます。とてもよい眺めです。太陽が沈んだカプリ島の山の岩肌が綺麗です。


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海の方に目を転じると、カプリ島の岸壁が落ち込んでいる地中海、その向こうにはソレント半島が霞んで見えます。


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部屋に戻り、乾いた喉に冷たいものが欲しくなり、ルームサービスでレモンシャーベットをお願いします。でも、運んでくれたメイドさんにもチップはあげられません。ゴメンナサイね。シャーベットはとっても美味しかったのですけど・・・。


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とてもリラックスでき、昨夜の睡眠不足ととんでもない出来事の連続での疲れもあり、saraiはぐっすり寝込んでしまいます。夜もすっかりふけた頃、配偶者に起こされ、ルームサービスで夕食をお願いすることにします。ルームサービスって結構便利なんですよ。どんなに好き勝手な内容の注文をしようが許されるし(1人2品とか言われない!)、寝間着にスリッパでOKだし、結果的に安く済みます。ルームサービスのある立派なホテルには滅多に泊まらないけど、ルームサービスがあるときには利用しないとね。折角のリゾート気分をゆっくり味わいましょう。
ということで、ルームサービスで遅い夕食。スプマンテで乾杯し、色々あった波乱と感動とリラックスの1日が終わります。


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明日は今度こそという青の洞窟への再挑戦。そして、再挑戦後はカプリ島を離れ、アマルフィ海岸をクルーズして、アマルフィAmalfiの街に向かいます。



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ジルヴェスターコンサート@横浜みなとみらいホール 2011.12.31

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお付き合いください。
昨年はアップ記事数374。今年は昨年を上回る記事数、記事内容をめざします。ご期待ください。

年跨ぎは我が家恒例の横浜みなとみらいホールのジルヴェスターコンサートです。昨年同様、娘夫婦と4人です。コンサートの前にはいつもちゃんとしたディナーをいただくことにしています。今回はちょっと足を伸ばし、中華街の有名店、聘珍樓本店でいただきました。オードブルから最後の杏仁豆腐までとても美味しいコースでした。まだまだ、時間がたっぷりあったので、中華街からみなとみらいホールまで山下公園沿いに歩いていくことにしました。腹ごなしにちょうどいいでしょう。大桟橋、赤煉瓦倉庫と過ぎます。赤煉瓦倉庫では特設リンクでアイススケートを楽しむ人達がいます。なかなかロマンチックな雰囲気です。コスモワールドの大観覧車もライトアップしてとても綺麗。橋を渡ると、みなとみらいホールです。もう、8時半くらいで既に開場しています。コートを預けて、ホールに入ります。今日は前から3列目に陣取ります。
このジルヴェスターコンサートは第1回以来、1回も休むことなく、もう10年以上も聴いています。
今回のキャストは以下です。

  音楽監督:池辺晋一郎
  指揮:飯森範親
  司会:朝岡聡
  ヴァイオリン:徳永二男、漆原啓子、漆原朝子
  ピアノ:菊池洋子
  ソプラノ:安藤赴美子
  テノール:小原啓楼
  管弦楽:横浜みなとみらいホール・ジルヴェスターオーケストラ
  コンサートマスター:三浦章宏(東フィル)、扇谷泰明(日フィル)、藤原浜雄(読フィル)、石田泰尚(神奈フィル)、高木和弘(東響)、神谷未穂(仙台フィル)

かなり、ヴァイオリンの布陣が強力ですね。
今回のプログラムは以下です。

  ◆池辺晋一郎:ヨコハマ・ファンファーレ
  ◆ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
  ◆バルトーク:管弦楽のための協奏曲より 第2楽章
  ◆マスネ:タイスの瞑想曲
  ◆ヴェルディ:「運命の力」序曲
  ◆ヴェルディ:オペラアリア
         「リゴレット」より、《女心の歌》
         「椿姫」より、《ああそはかの人か》、《花から花へ》、《パリを離れて》、《乾杯の歌》

    《休憩》

  ◆リスト:ラ・カンパネラ
  ◆アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 op.32 より 第3楽章、第4楽章
  ◆モーツァルト:2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調 K.190 より 第1楽章
  ◆ピアソラ :ブエノスアイレスの四季より “春”“秋”
  ◆チャイコフスキー:祝典序曲「1812年」Op.49
  ◆マックス・スタイナー:「風とともに去りぬ」より “タラのテーマ”(キャンベル・ワトソン編曲)
  ◆ベートーヴェン:交響曲第8番より 第Ⅰ楽章
  ◆J.シュトラウス1世:ラデツキー行進曲

プログラムで気になるところは、アレンスキーって誰でしょう。知りません。カウントダウン曲はチャイコフスキーの《1812年》です。どうしてでしょう? 子供の頃はよく聴きましたが、ずい分長い間聴いていません。また、何故、「風とともに去りぬ」が演奏されるんでしょう。色々と謎の多いプログラムです。

いつもの通り、現在はこのホールの館長をしている池辺晋一郎がこのジルヴェスターコンサートのために作曲したファンファーレからコンサート開始です。ドビュッシー、バルトークと進み、お馴染みの《タイスの瞑想曲》です。ヴァイオリンのソロは東京交響楽団のコンサートマスター高木和弘ですが、実に美しい響き。耳慣れたメロディーですがなかなかいいものです。続いて《運命の力》序曲です。久しく、オペラ《運命の力》を見ていないので、オペラのシーンを思い浮かべ、無性に見たくなります。続いて、ヴェルディのアリアです。テノールの小原啓楼は初めて聴きますが、明るい声でイタリア人のテノールのような響きで好感を持てます。これで高音が安定すれば、文句なしです。ソプラノの安藤赴美子も初めて聴きますが、日本人離れした声量でなかなかの逸材です。saraiとしてはソプラノの声に透明感を求めるので、そのあたりが残念なところ。また、もう少し、声をコントロールして、平板な歌にならないようにしてくれればとも思いました。いずれにせよ、大変な潜在能力を持った歌手なので、順調に育ってほしいものです。

休憩後はリストの超名曲からです。ピアノは菊地洋子で、この人も初めて聴きます。音のタッチはクリアーでsarai好みの音です。好演に感じました。もっとも配偶者は厳しく、予習したCDの美しい演奏には及ばないとのことですが、それもその筈、リストの大御所ボレットのCDですからね。続いてはアレンスキーです。ロシア人の作曲家とのことですが、ロシアではチャイコフスキーのピアノ3重奏曲《ある芸術家の思い出》が発表されて以降、ピアノ3重奏曲は故人へ捧げられる伝統があるそうで、この曲もそうした曲だそうです。今回選曲したのはこの曲を大震災の被害者の追悼にあてるためだそうです。そして、この曲も演奏もこの日最高のものでした。室内楽らしく、実にインティメットな曲・演奏で初聴きながら、感動しました。なかでもピアノの菊地洋子が全体のベースとなって演奏を支えていたことに強い印象を受けました。本当に音楽的な感性を持ったピアニストです。彼女はモーツァルトのスペシャリストとのことですから、リサイタルを是非聴こうと思いました。彼女からも紀尾井ホールでのモーツァルト・リサイタルの紹介があったので、早速、チケットを購入しました。2月のリサイタルが楽しみです。
続いて、モーツァルト、ピアソラと進み、いよいよ、カウントダウンにはいります。チャイコフスキーです。「1812年」を選曲したのは、200を足すと2012年になるからだそうです。なるほどね。飯森範親のまことに見事な指揮で、「1812年」は1秒と違わずにぴったり12時ちょうどに完了。会場はおおいに盛り上がりました。それに「1812年」は大砲の音がはいりますが、今どきですから、飯森範親の所有するサンプリング音源で凄いサウンドがスピーカーから流れ、同時にそのスピーカー(3カ所)のまわりに配置したライトがピカピカと光りました。「1812年」はこれくらい派手にやらなくっちゃあね。うん、納得!
新年にはいり、最初の曲は「風とともに去りぬ」です。これは日本で映画公開されたのが1952年で公開60周年だそうです。saraiとほぼ同じ年輪を刻んでいます。この曲を聴きながら、名文句「Tomorrow is another day」を思い出しました。色々あった1年ですが、明日に希望を持ちたいものです。続いて、ベートーヴェンの交響曲第8番です。10月にウィーン楽友協会でウィーン・フィルの演奏で感銘を受けたばかりです。この曲は1812年に作曲されたそうです。ちょうど200年前です。
最後は恒例のラデツキー行進曲で幕。

2011年最後のコンサートで2012年最初のコンサートでした。



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ウィーン・リング・アンサンブル@横須賀芸術劇場 2012.1.3

今年も最初のコンサートはウィーン・リング・アンサンブルのニューイヤーコンサートです。このところ我が家恒例になっています。ただ、今年は都合でサントリーホールではなく、近くの横須賀芸術劇場で聴くことになりました。ホールも近いことだし、夫婦揃って和服を着て新春気分を出しました。

ウィーン・リング・アンサンブルはたった9人のメンバーで、全員ウィーン・フィルもしくは元ウィーン・フィルのメンバーです。昨年とはコントラバスのブラデラーとクラリネットのノイバウアーが交代しています。

【メンバー】
  ライナー・キュッヒル (ヴァイオリン)
  エクハルト・ザイフェルト (ヴァイオリン)
  ハインリヒ・コル (ヴィオラ)
  ゲアハルト・イーベラー (チェロ)
  ミヒャエル・ブラデラー (コントラバス)
  ウォルフガング・シュルツ (フルート)
  ペーター・シュミードル (クラリネット)
  シュテファン・ノイバウアー (クラリネット)
  ギュンター・ヘーグナー (ホルン)

今年の演奏プログラムは以下です。

【プログラム】
  オッフェンバック:オペレッタ「天国と地獄」序曲
  ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「水彩画」
  ドビュッシー:ファンタジー(「月の光」「ケークウォーク」のテーマによる)
  J.シュトラウスII:ワルツ「ウィーン気質」
  J.シュトラウスⅠ:狂乱のギャロップ
   《休憩》
  ニコライ:オペラ「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
  レハール:ワルツ「金と銀」
  J.シュトラウスII:常動曲
  ランナー:ワルツ「最初の願い」 -弦楽器のみ-
  レハール:オペレッタ「メリー・ウィドウ」から“唇は黙していても”
  J.シュトラウスII:オペレッタ「騎士パスマン」から“チャルダーシュ”
   《アンコール》
  J.シュトラウスII:ポルカ「狩り」
  J.シュトラウスII:ワルツ「美しく青きドナウ」
  J.シュトラウスⅠ:ラデツキー行進曲

昨年同様、第1ヴァイオリンのキュッヒルの強い主導による音楽作りで、すべて軽めの曲ながら、ウィーンの香り高い演奏でした。日本にいながらウィーンに行った気分になれる楽しいコンサートです。

プログラム前半はオッフェンバックの曲からスタートという変則的なもので、終盤の有名な旋律(フレンチ・カンカン)が楽しめます。ドビュッシーは何か違和感のある演奏です。あまり、このアンサンブルには合わないような気がします。それもお馴染みの「ウィーン気質」を聴いて払拭。元気のいい「狂乱のギャロップ」で前半終了。前半は少し食い足りない感じでした。さすがに多分ウィーンから来たばかりで体力的にも大変なんでしょう。

休憩後の後半のほうがむしろ前半よりものりがよかった印象です。「金と銀」は昨年はアンコールで演奏されましたが、今回は本編入り。子供のときから口ずさんでいるメロディーが美しく奏でられました。「メリー・ウィドウ」もお馴染みのワルツです。メロディーメーカーのレハールの面目躍如ですが、ちょっと演奏が立派過ぎる印象です。贅沢な感想なんですけどね。最後は“チャルダーシュ”で気持ちよくフィニッシュ。

アンコールはポルカ「狩り」に引き続き、お決まりの「美しく青きドナウ」とラデツキー行進曲でしめです。これは一昨年のアンコールとまったく同じ。定番です。「雷鳴と電光」も聴きたかったところですが、こんなものでしょう。「美しく青きドナウ」は何度聴いても別格の名曲ですね。ラデツキー行進曲は聴衆のみなさんの手拍子も堂に入ったものです。

今年はこれが実質的にコンサート・オペラ・リサイタルの幕開けです。
今年も音楽に感動する1年になるでしょう。よろしくお付き合いくださいね。

次回のリサイタルは楽しみにしていた上原彩子のピアノ・リサイタルです。



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この記事へのコメント

1, ハルくんさん 2012/01/07 17:27
こちらこそ大変遅くなりました。新年おめでとうございます。

ウィーン・リング・アンサンブルいいですね。少人数だとフルオーケストラでは出せない素朴な味わいが有るので好きです。まるでウイーンのカフェで聴いているような感じですよね。

それにしてもザンデルリンクのブラームスは良いですよね。
この人以上にブラームスの演奏で感銘を受ける指揮者というのは後にも先にもまず居ないと思います。

本年も変わらぬお付き合いのほどを、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2, saraiさん 2012/01/07 20:12
ハルくんさん、こちらにコメントいただき、ありがとうございます。

ウィーン・リング・アンサンブルは名人揃いですから、楽しいです。少し、年齢層が高くなってしまいましたが・・・。そのうちに全員、元ウィーン・フィルっていうことになるんでしょうね。

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       キュッヒル,  

カプリ島で青の洞窟へ再挑戦:青の洞窟への船は出るのかな?

2011年10月13日木曜日@カプリ島~アマルフィ/1回目

旅は8日目です。

カプリ島Capriの朝です。部屋のテラスに出ると青空も見えていますが、なんだか怪しげな雲も空を覆っています。昨日はあんなに晴れていたのにね。


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今日は、10年前のリベンジで「青の洞窟」Grotta Azzurraに出かける予定です。船が出るかどうかは、9時に決定するとのことです。
運を天にまかせて、ゆっくり朝食を頂きながら決定を待ちましょう。

朝食は充実した内容です。飲み物には、真っ赤なオレンジジュースもあります。配偶者は、15年ほど前の旅で始めて真っ赤なオレンジジュースに出会った時の衝撃が忘れられないらしいのです。ようやく、真っ赤なオレンジジュースが心置きなく飲めますね。期待通り美味しいです。希望の卵料理も作ってくれるとのこと。ハムとチーズ入りのオムレツをお願いします。暖かい料理は本当に美味しいですね。


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他には、定番のハムやチーズの類は種々あります。新鮮な果物サラダも瑞々しい。


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ホテルのスタッフも気さくに話しかけてくれ、楽しい朝食です。そのうちに、昨日一緒になった新婚さんも現れます。その新婚さんと挨拶を交わし、楽しいおしゃべりです。新婦は色白の新潟美人。お2人といろんなおしゃべりをしながら、船が出るかどうかの決定を待ちます。若い人達との会話は楽しく、こちらも青春の日々を思い起こします。


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9時になり、レセプションの人に青の洞窟の確認をお願いします。どきどきです。すると、その結果は・・・船は出ます。やったね!

少々お天気は心配ですが、2度目の正直で「青の洞窟」観光に行けるようです。急いで出かけましょう。チェックアウトは、「青の洞窟」観光の後で良いとのことです。
マリーナ・グランデMarina Grandeの船乗り場までホテルの車で送ってもらい、チケット売り場と乗船場所も教えてもらいます。

チケットを購入して、船の出発を待ちます。クルーズ船は1人15ユーロです。
クルーズ船は既にスタンバイ状態ですが、乗船はまだまだのようです。


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乗船時間まで港をぶらつきます。港には小さな船がたくさん停泊しています。


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15分ほど待って、ようやく乗船です。


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でも出航はまだまだのようで、操舵室もがらんとして誰もいません。


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乗船後30分近く待ちました。多分、ナポリからの高速船の乗客の到着を待っていたのでしょう。かなり大きなクルーズ船で多くの船客を乗せられるので、船客がいっぱいになるまで待ったようです。さすがに「青の洞窟」観光は日本人が多いですね。何組かの日本人も一緒になって、いざ出発です。


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港を出るとクルーズ船はぐーんとスピードを上げ、島の沿岸を走り始めました。


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「青の洞窟」に行くクルーズ船は何隻もありますが、ホテルの人が教えてくれたクルーズ船は群を抜いて大きく、そして早い。先発した他の船をどんどん追い抜いて、速い、速い。大きいので波の揺れ具合も小さく、船酔いに弱い我々にはありがたいことです。クルーズ船が走っているうちに空は晴れて、綺麗な青空になりました。地中海の陽光がとても気持ちよく感じられます。


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波を蹴立てての地中海のクルーズは爽快です。


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あっと言う間に「青の洞窟」Grotta Azzurra前に到着。マリーナ・グランデから7分ほどでした。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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「青の洞窟」の近くまでクルーズ船が近づき、既に到着していたほかのクルーズ船に仲間入りです。


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先に到着していたクルーズ船の乗客たちが手漕ぎ船に乗り換えて、次々と「青の洞窟」に入っていくのを待ちます。


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見ていると、この手漕ぎ船に乗り換えるのはかなり大変そうです。揺れる海の上で、船の縁をまたいで乗り移るのですからね。「青の洞窟」観光をした友人から落ちそうになったという話も聞いたことがあります。ちょっと不安になってきました。
それほど待つ間もなく我々のクルーズ船に手漕ぎ船が寄ってきて、いよいよsarai達の番です。一艘の手漕ぎ船には4人ほどが乗り込めます。我々は2艘目の手漕ぎ船に乗りますが、ほかの日本人の若い夫婦と仲間を作り4人で手漕ぎ船に乗り移ります。ちゃんと乗り移れるかと心配しましたが、何と言うことはありませんでした。我々の大きなクルーズ船からは、船側に取り付けられた階段をつたって、上の方から手漕ぎ船に降りるだけでいいのです。ホテルの人から紹介された大きなクルーズ船にして本当によかったです。大小様々なクルーズ船が港には泊まっていて激しい客引きをしていたので、ホテルの人のアドバイスがなかったらどれを選んでよいのか迷ったことでしょう。料金も特に高かったようには思えません。
さあ、いよいよ「青の洞窟」です。


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遂に「青の洞窟」の初体験です。10数年来の思いがかないます。


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この記事へのコメント

1, あやさん 2011/11/12 23:47
再登場させてもらってありがとぅございますっ(^o^)♪

とっても詳しく書いてあって、新婚旅行がすごくよく思い出されます!

あの日は楽しかったです(^^)ありがとうございました!
Saraiさんのブログに載っていた青の洞窟の写真を見て、なんで2日連続で行かなかったんだろぅとものすごく後悔しました(>_<)。。
きっとあの時間に見える光は格別でしょうね!私達はついでに島1周もしたので結局見たのは3時頃になってしまいました〜泣。
いつかまた再チャレンジできたらぃぃなp(^^)q

2, saraiさん 2011/11/13 18:01
あやさん、saraiです。

またまた、登場していただきました。日の経つのは早いもので懐かしく思い出されます。あのときは楽しくおしゃべりさせてもらいました。

何度でも再訪問してください。ただし、ナポリは鬼門ですよ(笑い)。
その前に横浜へもお出かけください。配偶者ともども大歓迎します。

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カプリ島で青の洞窟へ再挑戦:コバルトブルーの光で満たされた幻想の世界

2011年10月13日木曜日@カプリ島~アマルフィ/2回目

手漕ぎ船に乗り込んで、いよいよ「青の洞窟」Grotta Azzurraに入場です。が、その前に船頭さんに「青の洞窟」の入場料と手漕ぎ船の代金を払います。1人12.5ユーロです。クルーズ船とは別料金です。クルーズ船に乗る前に、このような料金が必要だとは明確には説明されてません。もしも、ここまで来てお金がなかったらどうするんでしょうね。手漕ぎ船の船頭さんは、入場料を「青の洞窟」の番人に支払うために、船を寄せていきます。


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「青の洞窟」の前の海上は手漕ぎ船やクルーズ船がうようよ。大盛況です。


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「青の洞窟」の狭い入口の岩間の近くに手漕ぎ船を寄せて、「青の洞窟」から次々と出てくる手漕ぎ船が一段落するのを待ちます。


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だんだん、我々の順番が近くなってきました。


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saraiと配偶者も船に寝そべって頭を低くして、「青の洞窟」にはいる準備完了です。その様子を船頭さんがパチリと撮影してくれました。


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遂に我々の順番になり、「青の洞窟」に突入です。


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船頭さんも頭を低くして、岩間に近づきます。いよいよ「青の洞窟」に入ります。我々もさらにぐっと頭を引っ込めます。でないと、頭を岩にぶつけてしまうほど、岩間の天井は低いんです。


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岩間はオールで漕ぐスペースもないので、船頭さんは天井に取り付けられた鉄の鎖を手繰りよせて、一気に「青の洞窟」に突入です。


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一瞬、真っ暗な空間で何も見えません。


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後ろを振り返ると、岩間から光が差し込み、コバルトブルーに染まった海水が美しく輝いています。オ~、これが「青の洞窟」なんですね。


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後ろから続けて入ってきた手漕ぎ船が岩間からの明かりを少し遮っていましたが、その手漕ぎ船が視界から離れると岩間からの光がさらに明るくなり、美しい光で洞窟内が満たされ光の饗宴です。


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手漕ぎ船はさらに奥の方に入り、洞窟内は落ち着いたコバルトブルーの光になります。とても美しいです。TVでは何度も飽きるほど見た光景ですが、生の迫力は違います。


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向きを変えながら、洞窟内を周り始めると「青の洞窟」の海面全体が光を放っています。本当に美しい光景です。


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船頭さんがカンツォーネを歌い始めました。とてもよく響きます。こちらも一緒に声を合わせて歌います。一気にテンションがあがり、楽しくってたまりません。人間って単純なものです。船頭さんは日本語で、「素晴らしいね」と「ゆっくりと青の洞窟にいるよ」って言ってます。混雑すると5分ほどで出てしまうそうですから、大歓迎です。

まだまだコバルトブルーに輝く「青の洞窟」を堪能します。


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カプリ島で青の洞窟へ再挑戦:洞窟を3周し、大満足・・・特別料金?

2011年10月13日木曜日@カプリ島~アマルフィ/3回目

「青の洞窟」の中を我々の乗った手漕ぎ船は1周目を周り終えました。
2周目にはいるところで、船頭さんが我々のカメラで2人の写真を撮ってくれました。出来はどうでしょう。


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フラッシュを光らせているので、海面のコバルトブルーの光が見えませんね。ノーフラッシュだと人間は写らないし、難しいものです。

2周目が終わり、3周目にはいるよって船頭さんが言います。船頭さんから見ても、今日はよほど美しいのでしょう。洞窟内は手漕ぎ船がいっぱいです。


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洞窟の壁の様子を見るためにフラッシュ撮影してみました。


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ノーフラッシュだと海面はとても美しく光っています。その海面にオールがはいり、3周目を周ります。


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3周目が終わり、あの岩間から一気に外に脱出。外は明るい陽光です。


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外でも写真。大サービスですね。もちろん、彼も商売。スペシャルサービスだったから、追加の料金をはずめと言ってます。いいですよ。昨日のナポリの不愉快なお金に比べたら、気持ち良く払いましょう。結局、彼の要求で1人10ユーロずつ払いました。お金持ちの日本人に特別サービスで彼はいい商売になりましたが、こちらも不愉快な気持ちはなく、楽しい体験をさせてもらいました。

特別料金を払い終えて、クルーズ船に乗り込みました。「青の洞窟」から他の人たちもクルーズ船に戻ってくるのを待ちます。


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みんな上機嫌で戻ってきて、クルーズ船が出発しました。これでマリーナ・グランデMarina Grandeに帰還するかと思っていたら、何と逆方向に進みます。


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エッと驚きましたが、どうやらクルーズ船は「青の洞窟」観光だけでなく、カプリ島を一周ぐるっとクルーズしてくれるようです。これは楽しいですね。青空の下、楽しいクルーズです。もちろん「青の洞窟」に2度目の挑戦でようやく入れた達成感もあり、楽しさ倍増です。近くに座っていた若い日本人の2組の男女とも仲良しになり、会話もはずみます。これぞ、リゾートライフって感じです。
近くに見えてきた海岸の岩肌と岩山も綺麗です。


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やがて、断崖の上に砦が見えてきました。古いもののようです。


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クルーズ船は岬を回って、快調にスピードアップします。


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近くに岩の狭間が見えてきました。カプリ島には「青の洞窟」だけでなく、洞窟が多いようです。


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クルーズ船がこの洞窟に近寄っていきます。近くで見せてくれるんでしょう。


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何と、クルーズ船は巧みな操船でこの洞窟に入りこみました。小さな洞窟ですが、結構大きなクルーズ船がすっぽりと収まりました。見事です。


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洞窟内の水面も綺麗です。


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それにも増して、洞窟から見上げた青空の美しさは目に染みます。


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まだまだ、カプリ島一周クルーズは始まったばかりです。


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カプリ島で青の洞窟へ再挑戦:青空の下、気持ちのいいカプリ島一周クルーズ

2011年10月13日木曜日@カプリ島~アマルフィ/4回目

カプリ島一周クルーズが続きます。小さな洞窟にいったんすっぽりと収まったクルーズ船は、洞窟から出て洞窟そばの入り江に近づきました。この辺りは、陸路からも下りてきて海の眺めを楽しめるようです。階段や見晴らし台になっています。


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クルーズ船はまたスピードアップして、次の目的地をめざします。


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やがて、遠くに灯台のようなものが見えてきました。


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なかなか綺麗な灯台です。プンタ・カレーナの灯台Faro di Punta Carenaです。


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ここから岬を回って、クルーズ船が岸辺に近寄っていきます。この辺りは海の色が変わって、美しいコバルトブルーです。船の先には、また別の洞窟が見えます。「青の洞窟」ならぬ、「緑の洞窟」Grotta Verdeです。


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船尾をこの「緑の洞窟」に最接近させてくれました。ここは陽光の下でとても明るいのですが、海面は「青の洞窟」と同じようなコバルトブルーに染まっています。


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海面はこんなに美しいんです。感動的ですね。


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この「緑の洞窟」を離れ、次のポイントをめざします。行く手には、何やら海上に大きな奇岩が見えています。何でしょう。


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その奇岩の手前に街が見えてきました。マリーナ・グランデMarina Grandeに帰ってきたのかと思いましたが、どうもここはマリーナ・ピッコラMarina Piccolaのようです。マリーナ・グランデのちょうど反対側にある街で、海水浴場があります。今はシーズンオフなので静かですが、きっとシーズンには賑わうのでしょうね。


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マリーナ・ピッコラの右手には切り立った高台があります。トラガラの見晴らし台Belvedere di Tragaraです。でも、この時点ではそこに見晴らし台があるなんて、知らなかったんです。それは乞うご期待・・・。


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マリーナ・ピッコラの左手にも大きな岩山があります。この岩山が島一番の高台モンテ・ソラーロMonte Solaroのようです。アナカプリAnacapriの街からはリフトで上れます。10年ほど前にカプリ島を訪れた際にアナカプリに行きましたが、そのときは残念ながらリフトは休止中でした。


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さて、マリーナ・ピッコラを過ぎ、トラガラ岬のすぐ先に3本柱の奇岩が海中からにょっきりと顔を出しています。ファラリオーニFaraglioniです。


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と、クルーズ船はまっしぐらに真ん中の岩メッゾMezzoに向かって突進していきます。あぶない!!


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次の瞬間、風化と浸食でぽっかりと開いた穴にクルーズ船は吸い込まれていきます。なーんだ・・・ホッ。


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それにしてもぎりぎりの隙間しかありません。操船の巧みさにまたまた驚嘆。
岩のトンネルをくぐり抜けて、青空が見えてきました。


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カプリ島一周クルーズも残りわずかになってきました。

青の洞窟からここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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カプリ島で青の洞窟へ再挑戦:2時間のカプリ島一周クルーズも終了

2011年10月13日木曜日@カプリ島~アマルフィ/5回目

カプリ島一周クルーズ、3本柱の奇岩ファラリオーニFaraglioniの真ん中の岩メッゾMezzoの穴をクルーズ船は見事にくぐり抜けました。船尾の方向を振り返ると今くぐり抜けてきた岩穴が見えています。


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これがその穴のある奇岩メッゾの全体です。海が荒れていると、くぐり抜けるのは危険そうですね。


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3本柱の奇岩ファラリオーニ全体が見渡せるところまできました。


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クルーズ船はこの奇岩ファラリオーニからスピードを上げて、遠ざかっていきます。


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次に近寄って行ったのは島の断崖です。断崖の上の方に変わった形のアーチ状の岩があります。その形から、「象の鼻:アルコ・ナトゥラーレArco Naturale」と呼ばれています。ありがちのパターンですね。


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次の洞窟です。今度の洞窟は「白の洞窟」Grotta Biancaです。確かに洞窟の岩が真っ白です。


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そして、やはり洞窟内の海面は美しいコバルトブルーです。


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やがて見えてきたのは海岸から突き出た岩場の上に危なっかしく乗っかっている岩です。いかにも転げ落ちそうです。この岩の上をよく見ると、何やら人と思しき姿が見えます。


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船がもう少し近づくと、その正体が分かりました。誰かの作った彫像(少年漁師の像?)です。ということはこの如何にも不安定な岩はずっとこの場所に落ち着いているということでしょうね。


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いよいよ、マリーナ・グランデMarina Grandeが見えてきます。


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クルーズ船は港にはいっていきます。


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このカプリ島一周クルーズはカプリ島の要所すべてを見せてくれました。
結局2時間近いクルーズになり、12時ころにマリーナ・グランデの港に帰着。15ユーロではとてもお得感のあるクルーズでした。

クルーズのここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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一緒に楽しんだ若い日本人の彼らともここでお別れです。彼らは名古屋の人たちで、スペイン~フランス~ナポリと地中海クルーズを楽しみ、ナポリからカプリ島に観光に来たそうです。我々がまだ今月末まで旅を続けることを知り、彼らは羨ましがっています。
彼らには昨日のナポリの美味しいピザのレストラン『ディ・マッテオ』を推薦。
最後に彼らを記念撮影させてもらいます。ブログ掲載もOKと許可をいただけました。


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港に上陸して、いったんホテルに戻ります。



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カプリ島で青の洞窟へ再挑戦:カプリ島の高台を散策

2011年10月13日木曜日@カプリ島~アマルフィ/6回目

カプリ島一周クルーズを終え、マリーナ・グランデMarina Grandeの港に上陸。ホテルから車で迎えに来てもらい、ホテルに戻りチェックアウトします。次の目的地アマルフィへ向かう船の出航時間まではまだ3時間ほどあります。カプリ島を散策することにし、荷物をホテルに預け、ホテルの車で高台にあるウンベルト1世広場Piazza Umberto Iに送ってもらいます。広場の少し手前で車を降りて、広場の方に歩きます。通りにはお店が立ち並んでいます。カプリ島と言えば、名物はレモンで造ったお酒リーモンチェッロですね。店先にはそのリーモンチェッロがずらっと並べられています。


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やがて、ウンベルト1世広場に到着。ここはカプリ島観光の中心地で、観光客がぞろぞろと歩いています。


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ケーブルカー乗り場の前が展望台になっていて、マリーナ・グランデがはるか下の方に見えます。マリーナ・グランデからケーブルカーが上ってきています。


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ここから島の反対側の方に歩いて、そこにあるトラガラの見晴らし台Belvedere di Tragaraから海を眺めて楽しむことにします。ツーリストインフォメーションで道を聞いて、まずはアウグスト庭園Giardini di Augustoに向かいます。狭い通りを進みます。通りにはアウグスト庭園への道標がありました。道は間違えていないようです。


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ブランドショップの立ち並ぶ道を歩きます。薔薇の咲く美しい庭もあります。


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やがて、緑豊かなアウグスト庭園に到着。海も見えてきます。これで島をほぼ横断したわけですから、小さな島ですね。


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この公園の前の通りにも多くの観光客がひしめいています。


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この通りをぶらぶらしているとソフトドリンクの屋台のお店があります。ここで、凍らせたレモネードのようなドリンクを調達。歩いて喉が渇いたのでとても冷たく美味しく感じます。


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この屋台のお店でトラガラの見晴らし台への道を聞き直し、教えてもらった道を進みます。通りには美しい花が咲いています。


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やがて、通りは狭い路地に変わります。道を聞いていなければ、とてもこんなくねくねした路地を進む気になりません。


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木々で囲まれた美しい路地を進みます。


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向こうから狭い路地を車がやってきました。この狭い路地の多いカプリ島に合わせた車幅の狭い車です。ごみ収集車のようです。


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この道でよいのかと半信半疑で路地を進んでいくと、トラガラ通りVia Tragaraという表示がありました。トラガラの見晴らし台への道はこれで間違っていないようですね。


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さらに進むと、道の片側が開けてきます。高台の道からの眺めはすこぶる綺麗で気持ちがなごみます。下に見えているのはマリーナ・ピッコラMarina Piccolaの家並みでしょう。先程のカプリ島クルーズで海側から見た街です。


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見晴らし台ももう遠くなさそうです。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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カプリ島で青の洞窟へ再挑戦:トラガラの見晴らし台、そしてケーブルカーでマリーナ・グランデへ

2011年10月13日木曜日@カプリ島~アマルフィ/7回目

カプリ島の高台を散策中です。首尾よく、めざしていたトラガラの見晴らし台Belvedere di Tragaraに出ます。


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大海原が視界にひろがる気持ちのよい場所です。


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左の方には3本柱の奇岩も見下ろせます。先ほどクルーズ船でくぐり抜けた岩のトンネルをちょうどまた船がくぐり抜けています。どの船もやるんですね。


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今いる見晴らし台は、先程クルーズ船から見上げていた岩山の上です。
右の方に目を転じると、マリーナ・グランデMarina Grandeのちょうど真裏にあるマリーナ・ピッコラMarina Piccolaとその向こうに島一番の高台モンテ・ソラーロMonte Solaroが見えます。これもクルーズ船から見えました。これで海からも山からもカプリ島を堪能できたことになります。


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トラガラの見晴らし台からの帰り道、カフェで一休みしお茶します。


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カフェの向かいにあるオープンテラスが気持ちよさそうなので、そこのテーブルを確保します。


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ケーキとカプチーノをいただきます。


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一息ついたところで、またウンベルト1世広場Piazza Umberto Iに戻ります。ここからはケーブルカー(フニクラーレ)でマリーナ・グランデの港に下ります。ケーブルカーは賑わっており、満員すし詰めです。何故満員であるが分かるかというと、入場口を人が通るたびに電光掲示板が乗車できる人数をカウントダウンしており、それが0になるからです。なかなか合理的で有効な情報開示ですね。


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出発前にケーブルカーの運転席から前方を見ると、レールの先に海が見えます。


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ケーブルカーが出発し、ゆっくりと斜面を下っていきます。


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中間地点はトンネルになっていて、下から上がってくる車両と交差します。


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やがて港が近くなってきました。下の駅に間もなく到着です。


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ケーブルカーから下りると、満員の乗客がぞろぞろと続いてきます。


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既に我々の降りた車両は満員になったようで、改札口の前は次の車両を待つ人達でごったがえしています。観光客の数が半端ではありませんね。


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駅を出たところでホテルに電話して、車で我々を迎えに来てくれるか、できれば我々の荷物を運んできて欲しいとお願いするとOKとのこと。しばらく待つと車でスーツケース2個を運んできてくれました。お蔭で、荷物を取りにホテルに戻るという無駄な時間が省略できました。

トラガラの見晴らし台からここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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このカプリ島のホテルは少々予算オーバーではありましたが、シーズンオフ料金でまあまあ安価(2人で1泊120ユーロ)で、とてもゴージャスな気持ちになり癒されました。ホテルのスタッフはとっても気さくで親切で、客のいろんな要望にこたえてくれます。お勧めのホテルです。

ここから次の目的地アマルフィAmalfiに向かいます。




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アマルフィでリゾートライフ:アマルフィ海岸をクルーズし、ポジターノへ寄港

2011年10月13日木曜日@カプリ島~アマルフィ/8回目

たった1泊しかしなかったとは思えないほど、カプリ島Capriの滞在を目一杯楽しみました。次はアマルフィAmalfiへ向かいます。ホテルの方が港までスーツケースを運んできてくれたので、出発まで1時間ほど余裕ができました。とりあえずはアマルフィ行きのチケットを購入しましょう。カプリ島からアマルフィ行きの船は便数は少ないのですが、高速船が運行しており、わずか1時間で我々をアマルフィまで運んでくれます。午後最初の便は3時30分です。マリーナ・グランデMarina Grandeの港の左手にあるチケットオフィスで首尾よくチケットを購入できました。1人19ユーロでした。アマルフィ海岸のクルーズを楽しめそうです。
アマルフィ行きの高速船が出航する埠頭に移動します。ちょうど別の目的地に向かうフェリーが着いていて、そのフェリーに乗り込む車がずらっと埠頭に並んでいて混み合っています。


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その車の脇をすり抜けて、アマルフィ行きの船の着く場所に到着。出航まで30分以上もゆっくりと埠頭に座って、次々に発着する色んな船を眺めながら、アマルフィ行きの船を待ちます。


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アマルフィ行きの高速船は、出航時間ギリギリに到着です。


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旅客が乗り込むと、すぐに出航。「青の洞窟」再挑戦で美しいコバルトブルーの光が見られて大満足のカプリ島に別れを告げます。


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もう、カプリ島を訪れることもないでしょう。目的は果たしました。

船の内部はこんな船室で清潔です。


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さすがに高速船だけあって、とても速いです。気持ち良くクルーズを楽しみますが、残念ながら時折日は差しますが空は雲で覆われています。ソレント半島のアマルフィ海岸を船は進みます。


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やがて、30分ほどで寄港地のポジターノPositanoが見えてきます。


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saraiはまだ船が着岸する前にデッキに真っ先に飛び出し、ポジターノの白い家々が立ち並ぶ急斜面の街を撮影し喜んでいますが、船員さんからは白い目で睨まれてしまいます(デッキに船員さん以外で出ているのはsaraiだけ。船客はみなまだ船室内で待機中です。)。


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そんなに迷惑かけたわけでもないし、2度と目にすることもないと思われる街の美しい光景を楽しませてもらいましょうね。本当にポジターノの街は急斜面に家々が張りつくように建っています。


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もうすぐ、着岸です。


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着岸です。ポジターノの海岸は多くの人で賑わっています。


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ポジターノまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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岸壁では釣りを楽しんでいる人達がいます。


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ポジターノでの乗客の下船が始まりsaraiが邪魔そうなので、慌てて船室に引っ込みます。


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ポジターノからの乗客の乗船も終わったので、改めてデッキに出てポジターノの海岸の様子を楽しみます。


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ポジターノから出航し、ポジターノの街が遠ざかっていきます。


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いよいよ、アマルフィに向かいます。




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アマルフィでリゾートライフ:アマルフィに到着し、早速、散策開始

2011年10月13日木曜日@カプリ島~アマルフィ/9回目

高速船は寄港地ポジターノPositanoを出航し、アマルフィAmalfiに向けてアマルフィ海岸をひた走ります。ポジターノの先の岬に向かいます。まだ、雲の多い空です。


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岬をまわると急に青空が目立ち始めます。


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次の岬を過ぎると、もうすぐアマルフィでしょう。そちらの方は青空です。


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ポジターノからは30分も経たずにアマルフィの街が見えてきます。海から美しい街が眺められます。こんな風にして、海からアマルフィの街を訪れたかったので、saraiはウルウルです。アマルフィに近づくに連れて、空は雲一つない青空に晴れ上がっていきます。夕日が眩しく感じます。ついに、アマルフィの港に到着です。目の前には青空のアマルフィの街です。


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アマルフィまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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アマルフィの街は断崖に囲まれた狭い土地にあります。


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まずはホテルに向かいましょう。すぐ近くのはずですが、道がよく分かりません。港の前のレストランの男の人に聞くと、ホテルのことは知らないようで、他の人たちに聞いて親切に道を教えてくれました。ところがその教えられた道を行くと広場の突き当たりに出てしまいます。困っていると、今度は広場のレストランの女性が助け舟。スマートフォンを操作し、ホテルに電話をかけて場所を確認すると、我々をホテルのすぐ近くまで連れて行ってくれます。この先のトンネルのような階段を上って、上の道路(マッテオ・カメラ通りVia Matteo Camera)に出ればよかったようです。


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アマルフィの人達はなんて親切なんでしょう。感激です。

ようやくたどり着いたアマルフィのホテルは『ホリデー バイア ダマルフィ ホテル(Holidays Baia D'Amalfi Hotel)』。ここでは1泊のみの予定です。

ホテルまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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カプリ島からシチリアに向かうのなら、アマルフィに寄って行くのもいいかなと思い、海の眺めのよいホテルに泊まることにしたんです。また、荷物があるので、港の近くのこのホテルを選択しました。ただし、予約の時点でこのホテルは古い建物なのでエレベーターがないことは分かっていたので、階段を荷物を持って上がることは覚悟していました。価格と眺めのよさを優先したので、仕方ないですね。

ということで、ここからが最大の試練です。ホテルは古い時代(17世紀?)の建物の4階のフロアにあります。そして、事前の情報通りエレベーターはありません。当然スーツケースを持って、階段を4階まで上がらないといけません。2人で意を決して上り始めると、若い女性が駆け下りてきます。ホテルのレセプションの女性です。先ほどの問い合わせの電話で我々の到着を察知し、降りてきてくれたようです。まずは、配偶者のスーツケースを軽々と持って上がってくれます。さらに、一生懸命スーツケースを持って階段を上がるsaraiのところに戻ってきて、最後の0.5階分を持って上がってくれました。さすがにsaraiのスーツケースは重そうにしていましたけどね。

やっとホテルに行き着きほっとしていると、その女性はちょっと待っててねと言い置き、奥のほうに急ぎ足で去って行きます。そして直ぐに、よく冷えたミネラルウォーターの大きなボトルを持ってきてくれました。


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そして、コップに注ぎ、saraiに渡してくれます。とてもよく気の利く女性ですね。それに若くて美人。saraiはこのタイプにはとても弱く、すっかり気に入ってしまいました。


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後で名前も聞きだしました。エステルです。エステルは、アマルフィの街について、詳細な地図で明快でかつ事細かい説明をしてくれます。ついでに今日予定しているレストランの場所を聞くと、そのレストランはピザは美味しいわよって意味ありげな発言。それってピザ以外は美味しくないってことなの?と重ねて聞くと、シーフードは美味しくないとのこと。じゃあ、どこのレストランが美味しいかレコメンドしてよって頼むと、1軒のレストランの名前を上げてくれます。よし、今日はそこで決まりです。

チェックインも終わり、部屋に案内してもらいます。海の眺めのよい朝食レストランを抜けた一番奥の部屋です。広々とした部屋には窓があります。海に面した眺めのよい部屋をお願いしてあったんです。窓の外は広い専用テラスになっていて、海や港や海沿いの街が一望できます。


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思わず、うわっと歓声。カプリ島のホテルよりもさらに素晴らしい景色です。苦労して階段を上った甲斐がありました。
この専用テラスにはデッキチェアーが置いてあり、ゆっくりと夕陽を楽しめそうです。


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部屋には大きなベッド。建物は古いのですが、家具調度は新しく清潔なものが装備されています。


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バスルームの水回りも清潔ですが、ここにもバスタブがなくシャワーのみです。


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ひとしきり部屋の居心地を楽しみ、海に面した眺めのよい部屋の専用テラスからの港の風景にまた見とれます。


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夕陽もよく見えてますが、もうすぐ沈みそうです。絶景です。


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夕陽が山陰に落ち、街の家々が夕陽に輝いています。そろそろ、街の散策に出かけましょう。


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ホテルから出て、海岸に出ます。夕刻の海岸は寂しいですね。昼間の賑わいはありません。


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アマルフィの街はさんざんテレビの旅番組で見ていたので、初めて来た気がしないほど頭にはいっています。港から、街の中心に向かいます。


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ドゥオーモの前の広場の泉です。


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アマルフィの街のシンボル、ドゥオーモDuomoです。広い階段では新婚のカップルのフォトツアーの真っ最中。おめでとう!


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階段の上でもフォトツアーが続いています。


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もう一度ドゥオーモの全景を眺めて、街のメインストリートを進むことにします。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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アマルフィ散策は続きます。



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アマルフィでリゾートライフ:アマルフィの小さな街を散策

2011年10月13日木曜日@カプリ島~アマルフィ/10回目

ドゥオーモDuomoの前の広場からアマルフィ散策を続けましょう。アマルフィAmalfiの街は両側を山に囲まれた狭いところに発達していて、真ん中に1本のメインストリートが貫いています。実に分かりやすい街です。このメインストリートを奥に進みます。オープンカフェや土産物店が軒を並べ、観光客で賑わっています。


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通りはずっと続き、人通りも絶えません。通りの先には、通りを跨ぐ建物が見えます。よく紹介される有名な建物です。


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通りをさらに進むと、だんだん通りの幅も狭くなってきます。でも、どこまでも賑やかです。というよりも、このメインストリートしか観光客が歩くところがないような・・・。


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山と山に挟まれたアマルフィの狭い街は、古い建物が風情を感じさせます。心の落ち着く街です。

お店に面白いものを発見。唐がらしです。飾り物に使うのか食用に使うのか、何だろうと思っていると奇妙な文字が・・・。


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VIAGRA NATURAREという表示があります。冗談なのか本気なのか、よく分かりません。ご存じの方は教えてください。
この唐がらしを売っているお店は普通の青果店で、横では植物のタネなども販売しています。


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これはお土産屋さんです。この土地の名物を販売しています。


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こんなものも路傍にあります。泉の中にミニチュアの人形がレイアウトされていて、水の中には金魚が泳いでいます。


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これはまるっきり普通の青果店です。この唐がらしは食用ですね。どの野菜もつやつやしていて美味しそうです。


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もう通りも町外れまで来ました。といっても10分少し歩いただけです。向かいには岩山が聳えています。


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引き返そうと思ったところで、面白いものを見付けました。建物の壁の一部がジオラマのようになっています。誰かの趣味なんでしょうね。


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メインストリートからは横に何本も狭い路地があり、その路地は急斜面の階段になっています。戻り道の途中、その路地の1本に入ってみます。


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路地の奥は建物がトンネルのようになっていて、狭い路地が続いています。


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路地の奥にもレストランがあります。狭い土地を有効に利用しています。


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路地から下りてくると、ちょっとした広場があり、オープンテラスのレストランが賑わっています。


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このオープンテラスの脇を通り抜けさせてもらって、また建物のトンネルを抜けます。正面の壁には聖母の絵がかかっています。


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またメインストリートに戻り、ドゥオーモの前までやってきました。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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アマルフィ散策は続きます。



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アマルフィでリゾートライフ:アマルフィのドゥオーモと路地裏

2011年10月13日木曜日@カプリ島~アマルフィ/11回目

アマルフィ散策は続きます。ドゥオーモDuomoの前に戻ってきました。時間は6時過ぎです。


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広く高い階段の先にあるドゥオーモに上ります。


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階段を上ると、視界が広がり街を見下ろせます。


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ドゥオーモの内部の中は薄暗く、心が平静になります。


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内陣はどこの教会も立派ですね。


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外に出ると、まだ青空が見えます。アマルフィは明日には出発してしまうので、もう少し街歩きを続けましょう。


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ドゥオーモの左手には路地が続いていて散策できると、ホテルのレセプションの女性エステルから説明を受けていたので、そちらの方に向かいます。狭い階段を下ります。


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そこからは右手に折れて、上りの階段が続いています。


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教会の鐘楼の横に出てきました。薄暮の青空を背景にくっきりした模様の鐘楼が映えています。


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街の人々の生活を感じさせられる鄙びた路地裏です。


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建物の隙間を狭い路地が抜けています。


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路地の階段を上っていきます。上に登ると明るい光が戻ってきます。


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斜面に建つ住居を見上げると高く聳え立っています。これも狭い土地故でしょうね。


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ずい分高台に上り、アマルフィの街の家々の連なりが見通せます。


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まだ、路地の階段は上へ上へと続きます。山の上の方まで続いているのでしょう。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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もう、6時半近くになってきました。エステルに教えてもらった海鮮の美味しいレストランの開店時間も迫ってきました。このあたりで路地裏探索も終了しましょう。これから路地を戻り、レストランに向かいます。




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上原彩子ピアノ・リサイタル@サントリーホール 2012.1.15

今日は実に久々の上原彩子のリサイタルです。昨年はオーケストラとの共演では素晴らしい演奏を聴きましたが、ピアノソロのリサイタルは皆無。調べてみると一昨年の6月に鎌倉で聴いたのが最後です。1年半ぶりになります。サントリーホールでのリサイタルとなると一昨年の1月まで遡ります。特にこの2年前のサントリーホールでのリサイタルは素晴らしいものでした。
というわけで、今日のリサイタルは楽しみです。

今日のリサイタルのプログラムは以下です。前半はベートーヴェンとリストです。この二人は前回のサントリーホールでのリサイタルでも取り上げられました。彼女のライフワークと言ってもいいかもしれません。後半はラフマニノフの難曲です。ラフマニノフと言えば、saraiが彼女の演奏に初めて接したのがピアノ協奏曲第3番でした。その素晴らしい演奏を聴き、一遍に彼女のファンになってしまいました。彼女のラフマニノフの独奏曲を聴くのは多分、初めてです。きっと素晴らしい演奏になる予感がします。

 べートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 op.13 「悲愴」
 リスト:『詩的で宗教的な調べ』から第3曲「孤独のなかの神の祝福」
 リスト:リゴレット・パラフレーズ

  《休憩》

 ラフマニノフ:練習曲集『音の絵』 op.39

  《アンコール》

 リスト:愛の夢 第3番
 スクリャービン:エチュード op.42-5

まずはベートーヴェンの「悲愴」です。序奏でバーンと和音が鳴り、こちらも身震いします。美しい響きですが、妙に重厚さを欠いた軽い響きなのが気になります。そういえば、今日のピアノは久々にYAMAHAです。最近のオーケストラとの共演ではスタインウェイばかりでした。そのせいかなとも思いました。しばらく聴くと、そうではなくて、どうも彼女の演奏に問題がありそうです。気迫は感じられるものの、演奏にいつもの切れのよさがまったくありません。弾き間違いまであります。演奏も凡庸です。がっかりを通り越して、びっくりです。どう聴いても、この演奏は弾き込み不足にしか思えません。超有名曲の「悲愴」を選曲したこと自体、首を傾げましたが、きっと、明確なヴィジョンがあって、驚くような解釈の演奏でも聴かせてもらえるのかと思っていたら、何とこんな演奏とは、上原彩子ファンを任じるsaraiでも失望するしかない演奏です。彼女のベートーヴェンと言えば、2年前聴いた30番のソナタの素晴らしさ。そして、1年半前の3番のソナタ。まったく、saraiを納得させてくれるベートーヴェンだったんです。この日入手したパンフレットでは、今年8月に横浜みなとみらいホールでも「悲愴」を弾くようです。それまでに是非、「悲愴」をきっちり弾き込んでもらって、納得の「悲愴」を聴かせてもらいたいと望むばかりです。

しかし、このまま終わらないのが上原彩子です。この後のリストからはまさに別人とも思える演奏に変わります。
次のリストの「孤独のなかの神の祝福」はこの日の演奏で、一番心に響く演奏でした。テクニックも最高だし、祈りにも思える静謐さをたたえる響きも最高です。第1部、そして、第3部の後半はあまりの素晴らしさにうっとりです。2年前のリストの「ペトラルカのソネット」も素晴らしかったのですが、今日の演奏も甲乙つけがたしの素晴らしさ。この曲の宗教的な側面よりも深く沈潜した心情の表現に共感しました。

続く「リゴレット・パラフレーズ 」も美しい演奏です。曲の性格上、楽しく聴くという感じにはなりましたが、立派なリストです。これも納得の演奏です。これで前半が終了ですが、ベートーヴェンはともかく、これらのリストを聴けただけで満足です。

後半はラフマニノフの『音の絵』です。第1曲から難曲ですが、彼女は難なく弾きこなします。素晴らしい響きです。軽い響きなんて、とんでもないというようにYAMAHAのピアノがガンガン響きます。第2曲は瞑想的な曲ですが、これもしみじみと難曲をさらりと弾きこなします。第5曲も素晴らしい演奏でうならせられます。そして、第6曲は低音部の迫力ある響き、一転して高音部の華やかな響き、これらが交錯して、ダイナミックな音楽を形作ります。実に面白く聴けました。最後の第9曲、素晴らしい響きのまま、この超絶的な技巧を駆使する難曲をしめくくりました。何という演奏でしょう。告白するとラフマニノフの独奏曲はsaraiは苦手なんです。でも、この日の上原彩子の演奏はそれを忘れさせてくれる快演でした。

アンコールは軽く、「愛の夢」。何も言うことはありません。美しい演奏です。スクリャービンのエチュードはこれもラフマニノフ同様、素晴らしい演奏。この曲はホロヴィッツのCDでしか聴いたことがありませんが、まったく遜色のない演奏と評価します。

次は前述した8月の横浜みなとみらいホールを是非聴こうと思っています。プログラムは今日の前半と同じものと後半は「展覧会の絵」です。不安と期待のリサイタルになりそうです。




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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

       上原彩子,  

アマルフィでリゾートライフ:アマルフィの美味しい魚介料理とワイン

2011年10月13日木曜日@カプリ島~アマルフィ/12回目

アマルフィの路地裏探索も終了です。さぁ、迷路のような路地から抜け出しましょう。といってもそう難しいことではなく、下へ下へと向かえば、メインストリートに戻れる筈です。狭い路地の階段を下ります。


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どんどん下って小さな広場に出ました。ここにもレストランのオープンテラスがあります。


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無事にメインストリートが見えてきました。階段もあと少し下るだけです。


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メインストリートに戻り、夕食のレストランへ向かいます。レストランはメインストリート沿いにあります。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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6時半開店のレストランの1番客になりました。レストランはトラットリア "IL TARI"です。ホテルの女性エステルのリコメンドしたレストランで、魚介料理が美味しいそうです。彼女によるとこの日(木曜日)は別に予約は不要とのことで、予約なしです。実際、問題なくテーブルに案内されます。


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まずはワインをお願いします。ソレント産の白ワイン、ラクリマ・クリスティLacryma Christi(「キリストの涙」と直訳されるワインですね。)、とても美味しい!!


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前菜にパルマの生ハム(もちろん、クラテッロではありません。ただのプロシュート)と水牛のモッツァレラチーズ(ブッファーラ)です。ナポリのピザ屋さんで食べたブッファーラが忘れられずに注文しましたが、やはり美味い!


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これは突き出しのブルスケッタです。


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次はメインのシーフードです。
魚介たっぷりのスープ。


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これも魚のスープ。


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今日の昼はお茶だけなので、夕食はこれくらい食べてもいいでしょう。すっかり満足です。
この日は地元の団体のパーティーのようで、隣の大テーブルは大盛り上がり。ですから、木曜日とは言えレストランは混み合っていて、予約なしはあぶないところだったかもしれません。


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宵闇のアマルフィの街をホテルに戻ります。ドゥオーモはライトアップされて夜空に浮かび上がっています。綺麗ですね。


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道の先にホテルの古い建物が見えてきます。トンネルの手前の左手が階上にあるホテルの入口です。


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ホテルに向かって歩いていると、横の建物から明るい光が漏れてきます。覗き込むと、アーチ形の天井の大きな部屋に帆船がずらっと展示されています。海の博物館でしょうか。さすがに海の交易や海軍で栄えたアマルフィですね。


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ホテルに戻り、レセプションにいたエステルにボナセーラ。彼女はsaraiのお気に入りなんです。

部屋に戻ると配偶者はすぐにぐっすりです。saraiはこの日の記事を書くのに余念なしです。
それにしても悪夢のようなナポリとはうって変って、天国にいるようなカプリ・アマルフィの1日でした。記事をまとめるのも上機嫌です。

そうそう、このホテルも無線LANは無料ですが、残念なことに部屋では接続できません。レセプション前のロビーか、朝食レストランでしか接続できないそうです。部屋で記事を書いて、ロビーでネット接続しました。部屋からは近いので、そう問題はありませんけどね。

明日は午前中アマルフィで過ごし、お昼に高速船でサレルノまで出て、そこからイタリア国鉄のIC(インターシティ)で延々とシチリア島のメッシーナまで大移動です。



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イタリア半島を南下し、シチリアへ:アマルフィの海岸道路を一路、サレルノへ

2011年10月14日金曜日@アマルフィ~メッシーナ/1回目

旅は9日目です。

まずはお天気チェック。あ~、かなり曇ってます。それに風も強い。昨日、青の洞窟を楽しめて本当に良かったです。この強風では船は出ないでしょうね。


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ところで、昨夜saraiが夜遅くまで旅の記事を書き、寝る頃に海を見ると、それはビックリすることが起きてました。目の前の海に、大きな船がマストから船室まで明かりをつけて輝いているのです。あわてて、もう寝ていた配偶者を起こし、2人で見物です。まるで幽霊船のようにも見えます。


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saraiは、さぞかし立派な豪華客船が停泊しているのだろうと主張します。が、そんな大きな船ではないと言っていた配偶者の方が当たりで、そこそこの連絡船だったそうです。配偶者は朝早く起きたので目撃したのですが、その船はsaraiがまだ寝ているうちに出航していったそうです。

まずは朝食を頂きましょう。エステルが朝食を用意してくれます。風が強いので室内で食べるかと聞かれたけど、やはり海の見えるテラスをお願いします。saraiのお気に入りのエステル心づくし(のような?)の朝食は、真っ赤なオレンジジュースとヨーグルトといろんなパンにコーヒー(配偶者はやっぱりチョコレート)です。やはり、テラスで食べると若干肌寒かったです。


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パンの中に珍しいものを発見。二枚貝の形をしていて、デーニッシュのように生地が層になっています。でも、デーニッシュとは全く生地の感じが違い、パリパリしています。エステルにこのパンは美味しいねと言うと、ナポリやこの辺の名物なのよと教えてくれました。スフォリアテッラ (sfogliatella)というんだそうです。また、10月になると今日のような強い風の吹く日が多くなるとのこと。いよいよアマルフィも、夏の賑わいから寂しい冬に向かっていくのでしょうね。それにしてもエステルは、今年4月のマルセイユのホテルのバネッサを思い出させます。彼女もsaraiのお気に入りでした。

今日はシチリア島SiciliaのメッシーナMessinaへの移動日です。アマルフィAmalfiを離れるお昼過ぎまで、アマルフィの街を散策しましょう。散策するには気分の盛り上がらないお天気ですが、雨が降っていないだけでもありがたいですね。ウィンドブレーカーを着て、ゆっくり出かけます。エステルがロマンチックな道だよと言っていた海岸通りを歩いてみましょう。まずは港の前の広場に出ます。


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広場の片隅には、こんな泉もあります。


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見上げると、我々の泊まっているホテルも見えます。手前の建物の一番左側の屋上のテラスが泊まっていた部屋の専用テラスなんです。


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海岸沿いに散歩道が続いています。それほどの散歩道ではありませんが、とりあえず歩いてみましょう。


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港には、クルーザーというより小船がいっぱいです。


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散歩道の端まで歩いて来ました。港の向こうにアマルフィの街が見えています。


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海に出っ張った突堤があり、突堤の上に上がる階段があります。高いところに上るのが大好きなsaraiですから、当然上がってみます。


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突堤の先端からはアマルフィの街がきれいにみえます。


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街の反対側の方は、岬の方まで家々が点々と建っています。海もよく見え、よい眺めです。


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が、あまりにも風が強いので早々に退散です。街のメイン通りに戻ってきます。次々と多くの観光バスが到着し、観光客でごった返しています。みなさん、並んでドゥオーモDuomoの写真を撮っています。上部が黄金で装飾されているので、光が強いとさぞ綺麗でしょう。記念に1枚撮っておきましょう。


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特に何があるというわけでもない街なのに、大観光地なんですね。夏は青い海と眩しい太陽のリゾート地なのでしょうから、その頃はもっともっと多くの人が押しかけるのでしょうね。ここも早々に退散です。

散策のルートを地図で確認しておきましょう。


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当初の予定ではサレルノSalernoまで高速船で行くつもりでしたが、海も荒れているのでバスで行くことに変更です。バスは渋滞も考えられるので、ちょっと早めのバスに乗ることにしましょう。
ホテルに戻り、エステルに手伝ってもらってカバンを下まで降ろします。saraiはもちろんエステルと記念撮影です(この写真は大事な秘蔵写真なので公開しません。悪しからず)。さようなら、エステル。

このホテルはエレベーターがないのが最大の問題ですが、お気に入りのエステルもいて、眺めは最高。料金もそこそこ(2人で1泊100ユーロ)で、とても居心地のよいホテルです。お勧めのホテルです。

バス乗り場に行くと、ずらりとバスが並んでいますが、どれがサレルノ行きか分からないので、全体が見渡せる場所で待機です。と、雨がポツポツ落ちてきました。困ったなと思っているうちに、サレルノ行きの表示が出たバスを発見。大きなカバンも、一緒に座席まで持ち込むようです。まだまだ席は空いているので、後ろの方に座ることにしました。カバンと一緒に広々と席を占拠しているとどんどん人が乗ってきて、出発時間間際になると中学生?くらいの子がどっと乗ってきて超満員です。カバンを調整して詰めあって座ります。出発すると、窓からアマルフィ海岸の景色がばっちり見えます。


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出発したバスには停留場毎に次々と人がのってきます。もう乗れないと思うくらい・・・。バスは海に迫る山肌の細い道を対向車と譲り合いながら進みます。運転が上手といえば上手なのですが、なんとか道路整備は出来ないもんですかね。


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景色は素晴らしいです。saraiが配偶者に海側になるバスの右側に座るようアドバイスしたので、配偶者はばっちり楽しんでいます。


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海の色がきれいです。青の洞窟だけが特別なのではなく、この辺りの海の色は本当に綺麗です。点在する入り江は、海水浴が楽しめるようです。道路よりも海側の崖には張り付くようにホテルや別荘が建っています。


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バスは一路、サレルノに向けて、アマルフィ海岸の海際の道を進みます。


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イタリア半島を南下し、シチリアへ:サレルノから鉄道でシチリアへ

2011年10月14日金曜日@アマルフィ~メッシーナ/2回目

アマルフィAmalfiを出発したバスは大勢の乗客で混雑したまま、海岸線沿いをサレルノSalernoに向かいます。車内は学校からの帰りと思われる子供達で騒がしくなっています。曇り空の下、アマルフィ海岸の海には船が一艘航行しています。本来はあの海を気持ちよく高速船でサレルノに向かっているところだったのにと、ちょっと今日の天候が恨めしく感じます。


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しばらく走ると、少し大きな街を通り過ぎます。


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車窓を楽しんでいると、いよいよ雨は激しくなってきました。車窓にも大きな雨粒が目立ちます。


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そんな中、小さな街やちょっと大きな街で、学校帰りの子供達が乗り降りしていきます。
ようやくひときわ大きな街が見えてきました。サレルノでしょう。自動車の積出港のようです。多くの自動車が並んでいます。コンテナも一杯です。


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サレルノの街は大きく、10分近く走ってようやく海沿いの公園横にやってきます。駅は間近でしょう。


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この公園の前にバスは停車。運転手の駅だよという声にほとんどの人がぞろぞろと降ります。バスはかなり遅れて結局1時間半ほどかかりました。バスから降りると強い風が吹き雨も降っています。ウィンドブレーカーの帽子をかぶり、駅まで5分ほど歩きます。雨ということで、駅もなんだかゴタゴタしています。


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電車の時間をチェックすると5分遅れの表示が出てますが、大きな混乱はないようです。


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駅の建物の端っこにあった軽食レストランで、お昼用にフォカッチャと書かれているもの(見た目はフォカッチャには見えないけど)を購入。


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風が強いのでギリギリまでホームの下の連絡通路で待機します。皆さんも同じ気持ちのようで、連絡通路は電車待ちの人でいっぱいです。


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発車時間が迫ってきたので、いよいよホームに上がります。雨も風も強いです。


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プラットホームにもかなりの人が待っています。メッシーナMessinaまではIC(インターシティ)で5時間もかかるので、ここは張り込んでファーストクラスの席を予約・購入しました。その指定席の車両がホームのどの辺りに停まるのかは、いつも通りさっぱり分かりません。


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まもなく電車が入線。あ~、走らなければ・・・。
私達の指定した席には既に人が座っています。我々の席だと言うと、すんなり空けてくれます。指定を取っていないか、指定の取れないチケットなのでしょうね。カバン置き場がないので、saraiが頑張って網棚に上げます。大きい方のカバンは足元に置きましょう。

電車が出発します。ようやくメッシーナ行きの電車に乗れて一安心です。メッシーナまでは長旅です。先ほど購入したフォカッチャを食べますが、配偶者の判定ではフォカッチャではない!とのことで不満げ。同じイタリアでも大分違いますね。


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列車の座席は非常にゆったりしていて、寛げます。


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設備もよく、窓際のテーブルの下にはコンセントが装備されています。早速PCの電源を接続し、バッテリーの消耗を気にせずにゆっくりと旅記事が書けます。


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30分程走ると、雨は小止みになり進行方向の空は明るくなってきます。間もなく雨も止みます。ヤッタね! でも、相変わらず風は吹き荒れています。海は強風で白い波頭がたっていますが、美しいエメラルドグリーンの色に輝いています。これまで見たこともないような美しさです。


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まだメッシーナまでは3時間程もあります。ゆったりと鉄道の旅を楽しみましょう。


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イタリア半島を南下し、シチリアへ:列車がそのままフェリーに載り、シチリア島へ

2011年10月14日金曜日@アマルフィ~メッシーナ/3回目

今日はアマルフィからサレルノ経由でシチリア島のメッシーナまで大移動しています。行程を地図で確認しておきましょう。


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サレルノSalernoからメッシーナMessinaまでの長い鉄道の旅のお供は「おせんにキャラメル」ですね。日本から持ってきた海苔巻せんべいやピーナッツをつまみながら旅は続きます。途中の大きな駅、ラメツィア・テルメ中央駅Lamezia Terme Centraleを過ぎます。まだ、メッシーナまでは2時間以上かかります。


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やはり、10月は日が沈むのが早いですね。6時頃には薄暗くなり、ようやく海峡の対岸のシチリアのメッシーナの綺麗な街明かりも見えてきます。


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ヴィッラ・サン・ジョバンニ駅Villa San Giovanniに到着です。


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いよいよ列車を分断して、このまま列車ごとフェリーに乗るのです。この列車は8両編成なので、4両ずつに切り離してのフェリー乗り込みになります。フェリーの中には線路が3本あるので、最大12両を3分割して搭載可能です。我々の乗った車両の切り離し作業が始まります。


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切り離し作業が完了です。


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切り離した4両分の車両は接続した電車によって、フェリーに積み込まれます。もう、車両はフェリーの船内です。


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車両を押してきた電車は切り離されて、次の車両を積むために戻っていきます。


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電車はフェリーの外に出て行きます。


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我々の車両が積み込まれたフェリーの船内の様子です。我々の車両の乗っている線路の右側にもう2本の線路が空いています。


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やがて、分割されたもう一方の4両の車両がフェリーに乗り込んできます。


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車両はほとんど船内に飲み込まれようとしています。


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我々の車両と並行して、もう4両の車両が船内に収まりました。まだ、真ん中の線路が空いているので、もう4両分積み込める余裕があります。


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やがて、役目を終えた電車がフェリーから出て行きます。


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列車乗り込みが完了すると、フェリーは実に静かに出航します。乗客はそのまま車両に残ってもいいのですが、折角ですから、車両から降りてフェリーの上部デッキに出てみましょう。船内の階段を勝手に上ってもよいみたいです。


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車両を格納した層の1つ上の層には自動車が乗り込んでいます。一番上のデッキに出ると、夜の暗闇のなかにイタリア本土とシチリアの両方の街灯りが見え、間の海峡は真っ暗闇です。


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舳先を転回したフェリーはイタリア本土のサン・ジョバンニを離れて行きます。


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ミラノに到着してから1週間ほどのイタリア本土滞在でした。よかったことも悪かったことも多々ありましたが、ずい分長居をしたような気がします。まだイタリア国内ではありますが、この後はシチリア島に渡り旅は続きます。もうトラブルは勘弁してほしいものです。何の根拠もなく、もうこれ以上は何も起きないような気がしていたのですが・・・。この後海峡を渡ります。


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イタリア半島を南下し、シチリアへ:海峡を渡り、シチリア島へ上陸

2011年10月14日金曜日@アマルフィ~メッシーナ/4回目

我々と列車を載せたフェリーはサン・ジョバンニSan GiovanniからメッシーナMessinaに向かいます。真っ暗な海面を激しい波しぶきを上げながら、疾走していきます。


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フェリーのデッキで飽きずに周りの明かりを見ていました。フェリーはとても巨大な船体です。


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シチリアのメッシーナの街の空には時折雷がぱっと光り、おどろおどろしい感じ。かなりメッシーナの港が近づいてきました。そろそろ列車に戻りましょう。フェリーの船内は閑散としています。


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階段を降りて、列車のひとつ上の階の自動車を載せたフロアに降ります。


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ここで下に降りる階段が分からなくなり、少し迷いましたが何とか階段を発見。


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列車はもちろん行儀よく並んで、我々の帰りを待っています。


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フェリーはほどなくシチリア島に接岸。フェリーの先端の部分が開いていきます。


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急いでいる乗客はここでフェリーを降りて、徒歩で出ていきます。この港から駅までは近くて、急ぐときは歩くのが一番早いそうです。saraiはもちろんこの列車の今後の成り行きを見定めるために、ゆっくりと列車から見物を決め込みます。

作業員の人達のてきぱきとした動きで、たちまち港側の線路とフェリーの線路が連結されました。向こうから、明るいヘッドライトの機関車が近づいてきました。


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機関車がフェリーに乗り込み、車両に近づいてきます。


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やがて、無事に連結完了。


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まず、その連結した4両分をフェリーから引き出していきます。


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最後の4両目がフェリーから出て行こうとしています。


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そのままその4両を引っ張りだして、また機関車だけが戻ってくるのかと思っていたら、案に相違して別の展開です。
いったん引き出された4両の車両が、またフェリーの中に戻ってきます。


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その4両がフェリー内に残っていた4両(saraiの乗っていた車両)と連結。全部が連結して、フェリー乗り場と隣り合わせのメッシーナ中央駅Messina Centraleに粛々と進みます。メッシーナにようやく到着です。


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5時間列車に乗って、約10分の遅れ。まあまあでしょう。それにこのフェリーと連動した鉄道のシステムは大変面白かったので、ずい分楽しめました。


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イタリア半島を南下し、シチリアへ:メッシーナの名物レストランでシチリア料理に舌鼓

2011年10月14日金曜日@アマルフィ~メッシーナ/5回目

サレルノSalernoからの5時間の鉄道の旅を終え、海峡の街メッシーナMessinaに到着しました。メッシーナ中央駅Messina Centraleで列車に別れを告げます。


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我々の乗っていた列車はさらにシラクーサSiracusaに向けて走り出します。ちなみにシラクーサは我々の明日の目的地です。

saraiは駅を出て、小雨の中を駅近くのホテルに無事チェックインしました。このホテルはNHロイヤルパレス(NH Royal Palace)ホテルです。ここでは1泊のみです。

メッシーナはカラヴァッジョの絵画を見ることだけが目的です。あまり観光地ではないようで、ホテルの選択の余地はほとんどなく、メッシーナ中央駅のすぐ近くのこのホテルが最適です。したがって、超早い時点でキャンセル不可の安い料金(2人で1泊86ユーロ)で予約しました。

ここは無線LAN接続が有料なので、まずは約10ユーロを支払いパスワードを発行してもらいました。ネット接続は問題なく?つながりました。

部屋は広く、ベッドも大変広いです。


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デスクもしっかりとして、PCの作業もやりやすそうです。


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ちょっと部屋に落ち着いたところで、夕食はシチリア料理のレストランへ行きます。ところが、ホテルからレストランへ予約を入れるものの、英語が通じずなかなか話が進みません。と、お店の人からアメリカーナと代わるから待ってくれとのこと。待つことしばし、英語の分かる人が電話に出てきて、スムーズに会話が進みました。最初から英語の分かる人に代わればよかったのにね。ホテルのレセプションでレストランの場所を教えてもらい、暗い道を通ってレストランに到着です。アル・パドリーノAl Padrinoというトラットリアで、名物おやじのパドリーノさんが仕切っている店です。太った調子のよいパドリーノさんに迎えられ、まず食事中のお客さんに紹介されました。なんと、先ほど電話で英語で会話してくれたのが、このアメリカ人夫婦のご主人だったんです。感謝の握手をして、テーブルに着きます。この旅は何かとアメリカ人と関わりがあります。昨夜のアマルフィのレストランでもアメリカ人のご夫婦とテーブルを隣り合わせ、少しお話をしました。その方はペンシルベニアからの方で、saraiがペン・ステートですねって言ったら、よく知っているねって驚いていました。
このパドリーノさんのレストランは日替わりコース料理があるので、それを注文しました。
まずはシチリア産の白ワインです。ちょっと癖のある香りの強いワインでした。


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料理を待つ間、配偶者がパドリーノさんに写真を撮っていいかと聞くと、OKと言いながら若い人を連れて我々を店先に誘い出します。一体何事だろうと思っていると、saraiのカメラをその若い人に渡し、看板を背景にしてのパドリーノさんとsaraiと配偶者の3人並んでの記念撮影となりました。面白いオヤジさんです。


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料理が出てきました。
盛り合わせのアンティパストです。


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パスタです。このパスタはシチリア郷土料理のパスタ・アッラ・ノルマ。ナスとマカロニのトマトソースのパスタでたっぷりとリコッタチーズをふりかけて食べます。


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メインの魚料理です。イワシのロール巻とパン粉を付けたイワシのオリーブオイルのグリルです。


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デザートはシチリア名物のカンノーロです。


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盛りだくさんのシチリア料理でした。saraiは美味しく完食しましたが、配偶者はかなり残してパドリーノさんに叱られていました。それでも、パドリーノさんから食後のリキュールをサービスです。パドリーノさんはつねにレストラン内にいて、お客さんを楽しませ接待していました。


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レストランは外からは目立たない建物ですが、中はご覧のとおり満席の賑わいです。


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シチリア料理に満足してsarai達は席を立ちますが、まだまだこれから地元の人達が集まり賑やかな会食が始まるようです。


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見送りに出てきたパドリーノさんと店先でサヨナラし、大変盛り上がった夕食も終了です。言葉は通じなくとも、人間同士気持ちは通じるものですね。

ホテルにもどり、長旅に疲れた配偶者はぐっすりです。明日に備えてsaraiもそろそろ寝ましょう。オヤスミナサイ。


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シチリア島でもカラヴァッジョ:メッシーナのドゥオーモ、そしてカラヴァッジョへ

2011年10月15日土曜日@メッシーナ~シラクーサ/1回目

旅は10日目です。

シチリア島の最初の朝です。イタリア半島から海峡を隔てた街メッシーナMessinaに昨夜着いたばかり。saraiはぐっすり眠っていますが、配偶者は久しぶりにお茶が飲みたかったようで、チョット早起きしたようです。まずは配偶者がシャワーを浴びてサッパリ。メッシーナのこのホテルは、なんと4つ星ホテルで、さすがに洗面所のアメニティもそろっています(歯ブラシも櫛もシェーバーもある)。バスローブもあります。が、残念ながらイタリアではお風呂につかる習慣がないということで、バスタブはなくシャワーだけです。でも、暖かいお湯がたっぷり出ます。


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部屋の設備も充実。湯沸器もあります。各種茶葉も用意されてます。


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配偶者が紅茶を淹れてゆったりとくつろいでいる頃に、saraiはのんびり起きだしてシャワーを浴び、紅茶をご相伴です。


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さあ、お天気チェック!
もう雨は止んだと思っていたのに、夜の間に激しく雨が降ったようですし、まだ、今も雨が残っています。ベランダはビショビショで雨粒がポタポタ落ちています。どんよりしていますが、雨は止むでしょう。

部屋でゆっくりしたところで、saraiの起きてくるのを待ちかねていた配偶者と朝食に出かけます。

さすがに4つ星です。一般的ですが食べ物がズラリと並んでいます。でも、朝食はほどほどの量にしておきましょう。


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朝食レストランもゆったりして上品です。


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このレストランで目を惹くのは、果物。中でもメロン(マスクメロンではないですが)。この種のメロンが水分たっぷりで甘くてものすごく美味しいことを、この旅で発見。今朝はメロンを中心に頂きましょう。


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いったん部屋に戻って、部屋のテラスから街の様子を見渡します。街の建物の向こうにはメッシーナの海峡が見え、その先は対岸のイタリア本島も見えています。


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天気がもう一つなので残念ですが、この部屋の専用テラスもながめがよく、気持ちがよさそうですね。まあ、カプリ島、アマルフィと気持ちのよい専用テラスを楽しんだので、もう十分ですけどね。


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下を見下ろすと、ホテルの前には大きな通りがあります。この通りを歩くことになりそうです。


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雨はほとんど止んでいまが、雨除けにウィンドブレーカーを着て出発です。この街ですべきことはただひとつ、メッシーナ州立美術館Museo regionale di Messinaでのカラヴァッジョ鑑賞です。ドゥオーモDuomo近くから美術館へのトラムが出てるようなので、まずはドゥオーモに向かいます。メッシーナはほとんど詳しい情報がないので、様子を見ながら道行く人にドゥオーモの場所を聞きながら向かいます。綺麗な並木の通りに出ました。ドゥオーモも近い筈です。


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なんとか建物の向こうにドゥオーモの尖塔を発見。ほっとします。


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どの街のドゥオーモも立派ですが、ここのドゥオーモも立派です。大地震と世界大戦で破壊され、何度も再建したもののようですが・・・。


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ホテルからドゥオーモまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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内部に入ってみると、誰もいません。シーンと静かです。厳粛な気持ちになります。


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祭壇はモザイク装飾です。飾られている彫刻も、聖人というよりギリシャ彫刻的な感じがします。ギリシャやトルコの影響が大きいのでしょうね。


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外に出て、正面からファサードを鑑賞。素朴ながらも美しい装飾が施されています。


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横に建つ鐘楼Campanileは華麗な金色の彫像で飾られています。これらの金色の彫像はからくり時計として動くそうですが、それは正午なので、待っているわけにはいきません。


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ドゥオーモ前の広場には美しいオリオンの噴水Fontana del Orioneがあります。


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十分にドゥオーモ鑑賞は済ませたので、今度は急いで美術館に向かいましょう。トラム乗り場を探します。でも、これが大変・・・誰に聞いても説明が難しいらしく、あっちの方と方向が分かるだけ。それでもありがたいです。(近くに2つのトラム乗り場があったので、人によって、別の乗り場を教えてくれたようです。)


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ようやく海沿いのヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りVia Vittorio Emanuele IIに出ることができます。


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そして、ここでトラム乗り場Dogana/Palazzo Realeを発見。


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ドゥオーモからここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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数人の人とトラムを待ちますが、なかなか来ません。暇つぶしに港を眺めながら時を過ごします。


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この後トラムで美術館に向かいます。


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シチリア島でもカラヴァッジョ:メッシーナのカラヴァッジョに心から感動

2011年10月15日土曜日@メッシーナ~シラクーサ/2回目

トラム乗り場でずい分トラムの到着を待ちます。いらいらしながら20分ほども待った頃ようやくトラムがやって来ます。


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でも、そのトラムに表示されている行き先が、saraiの仕入れた情報とは違います。1系統しかないはずなので、とりあえずこのトラムに乗り、美術館に行くかと乗客に聞くと、乗っていたおばさん達が口を揃えて行くわよとのことです。そして訳の分からないイタリア語でいろいろ話しかけてきます。気のいいおばさん達といい加減な会話を楽しみながら、トラムは港に沿って走っていきます。と、ものすごく立派な超豪華客船が停泊している横を通り過ぎます。何故か、おばさん達にあれに乗って来たのかと聞かれます。


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まさか! 電車で来たと答えます。途中で1人のおばさんが降りていきますが、もう1人のおばさんが私は美術館まで行くから大丈夫よと心強いお言葉(すべて勝手な解釈です)。そして、資料では終点で降りることになっているのに、その前の停留所でさあ降りるわよと付いてくるように言います。その駅は、終点MUSEOのひとつ手前のRINGOです。仕方がないのでトラムを降りておばさんの指差す方を見ると、美術館があります。感謝感謝です。このおばさんがいなかったら美術館には到着できなかったかもしれません。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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メッシーナ州立美術館Museo regionale di Messinaの入り口はこんな閑静な感じです。


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美術館へのアプローチは緑と花々に囲まれて、とっても綺麗です。


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ひとしきり入り口前で緑を楽しみます。綺麗な花々が咲いています。


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果樹もたわわに実をつけています。


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しかし、目的はカラヴァッジョの絵の鑑賞です。早速、美術館の建物にはいります。


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受付で2人分のチケットを買おうとして10ユーロ札を出すと、違うと言われ、それではと5ユーロ札を追加するとそれでもノー。えらく高価だなと思いながら20ユーロ札を出すと、そうではなくて2人で6ユーロだからおつりなしで出せと言っているのことがようやく分かりました。例の事件(ナポリでの小銭入れ盗難事件)でコイン不足なので、できればコインを使いたくないのですが、しぶしぶ6ユーロちょうど払って1件落着。さあ気を取り直して、入館です。

ルネッサンス以前のような宗教画がずらっと並んでいます。あまり出来がいいとは思えないものがほとんどです。多分入館者は我々だけのようで、我々の歩みに合わせて美術館のスタッフが3人も後から距離を置いてついてきます。セキュリティのためでしょう。構いませんよ。後ろめたいことは何もありませんからね。
小さな建物を半分ほど周ったところで、急に前ルネッサンスの絵画から趣向ががらっと変わります。もしや・・・そうです、カラヴァッジョです。まず、目についたのは《ラザロの復活》です。大変暗い画面に一筋の光が斜めから差しています。光のもとには暗くて顔の判別も難しいキリスト、そして、光に照らされているのは死から復活を遂げようとしているラザロです。ラザロの周りを囲む人たちにも部分部分に光があたっています。この少量の光の効果の素晴らしいこと、天才のなせる業です。単に絵が上手いだけでなく、ダイナミックなドラマを絵画として成立させている知的能力、これがカラヴァッジョの素晴らしさです。お付きの3人組は今や我々のすぐ後ろに立ち、ずっとこの部屋に一緒にいます。ちょうどよいので、彼らに写真を撮る許可をもらいます。すると親切にも彼らが照明の調整をしてくれます。グラッチェ! 思う存分、撮影三昧です。


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しかし照明が強過ぎて、絵に光が反射してうまく撮影できませんでした。残念です。よく見えず、ごめんなさい。

このとき、カラヴァッジョの部屋にいるのは独占鑑賞中の我々2人とお付きの3人組だけ。
次に隣の壁に目を移すと、これまたカラヴァッジョです。《羊飼いの礼拝》です。


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生まれたばかりのキリストを優しく抱いているマリアを、羊飼いたちとヨセフが礼拝しているシーンです。これも暗い絵ですが、薄暗がりの中に聖母マリアの母としての優しさがにじみ出て、見るものを暖かく包み込みます。思わず聖母マリアと幼子キリストだけをクローズアップして撮影してしまいます。


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ああこの母の優しさに包み込まれたら、もう何もいらない。自分の存在が溶け出してしまいそうです。絵画でありながら、描かれた奥の深いところから別次元の力が放射してくるような、絵画を超えた絵画です。カラヴァッジョは晩年そんな高みにまで達してしまったんですね。これらの2枚はマルタ島の要塞監獄から脱出した後このメッシーナに身を潜め、荒れた気持ちのときに描いたそうですが、実生活とは逆に芸術的・精神的に恐ろしいほど充実のときを迎えたようです。またこの2枚は教会の祭壇画でしたが、教会は地震や戦災で崩れ落ちたにも関わらず2枚の絵画は奇跡的に救われ、こうして美術館に収められているそうです。見るものと言えば、この2枚のカラヴァッジョの絵画だけの美術館ですが、まあなんと素晴らしい所蔵品があることでしょう。

カラヴァッジョを心ゆくまで鑑賞した後、美術館の中庭に出ます。


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煉瓦を敷き詰めた中庭には彫像がいくつか置かれ、とてもいい雰囲気です。井戸と聖母子像を正面から見ます。


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美術館を出て緑の小径を奥に歩くと、大きなオブジェがあります。古代の遺跡風ですが、結構新しそうな感じもします。


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さらに奥には、小さな凱旋門のようなものもあります。何でしょうね。


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そろそろ美術館を出て帰りましょう。この街での目的を遂げて、すっかり満足です。


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シチリア島でもカラヴァッジョ:メッシーナを出発し、ローカル列車でシラクーサへ

2011年10月15日土曜日@メッシーナ~シラクーサ/3回目

メッシーナ州立美術館Museo regionale di Messinaから、またトラムに乗って帰りましょう。トラムの停留所RINGOに着きました。でも線路を人が歩いている状態では、トラムの到着はまだまだでしょう。


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トラムの情報も古いのだか間違っているのだか・・・。saraiの感じでは、このトラムはドゥオーモDuomoの先からドゥオーモ~メッシーナ駅~美術館前を通って美術館のちょっと先までを、1車両のみが往復しているのではないかと思われます(実際はトラムの経路はドゥオーモの先の中央駅を通り越して、ずっと先まで延びているようです。ですから、さすがに1車両のみというわけではなさそうですね。)。だから30分おきほどにしかトラムは来ないのでしょう。というわけで、大分待たされましたがトラムはやってきて、乗り込むとガラガラに空いています。こんなに不便なトラムでは利用者も少ないのでしょう。


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旅人のsaraiにとっては貴重なトラム体験なので、車窓を楽しまなくてはと思います。海辺の公園には戦士の像が建っています。


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港の近くを通過する際、港の中に立っている聖母マリアと思しき金色の彫像を戴いたシンボル塔がよく見えます。フェリーで港に到着したときも見えましたが、暗くて写真に撮れなかったものです。この彫像は青銅に金箔を施した高さ6mのものです。


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往きに見た豪華客船のところまで戻ってきました。


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メッシーナ中央駅の前で降りて、無事にホテルに帰着。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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まだ、ホテルの外観の写真を撮っていなかったので、せめて入口だけでもと写真におさめます。ホテルの建物は大きく立派なんです。


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もうチェックアウトは終わっているので、預けておいた荷物をレセプションで受け取ります。


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ロビーも立派でソファーもゆったりとしています。


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さて、駅に向かいましょう。近くて便利です。

このホテルは立派なホテルですが、ビジネス客向けですね。観光の街ではないので当然でしょうね。メッシーナで泊まるのはこのホテルしかないでしょう。

駅の窓口でシラクーサSiracusaまでのチケットを購入しますが、2人と言ったのに1人分しか発券してくれなくて、何だか変だと気付いたsaraiがもう1人分を発券してもらい事なきを得ました。saraiがチケットを買っている間に配偶者は面白いものを発見。2人乗りの自転車を押した2人連れのカップルです。自転車で旅をしているようですね。列車に乗るらしくホームに出て行きます。実はこの人たちと意外な所で再会することになります。


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列車の中での食べものとコーラをゲットして乗車です。


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乗車するローカル列車はメッシーナ12時20分発で、目的地のシラクーサSiracusaまで3時間半もかかります。列車に乗り込むと発車する前にランチをいただきます。まずはコーラで喉を潤しましょう。


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食べ物のパックを開きます。


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ゲットした昼食は、ライスボールのようなものですがなかなか美味しい。イタリアの食文化恐るべしです。これはシチリアっ子の大好きなアランチーニという食べ物です。イタリア語でオレンジのことをアランチアと言いますが、その大きさと形が似ているのでアランチーニっていうそうです。


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中身が異なる色々な種類のアランチーニがあります。


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ランチを食べていると、列車がメッシーナ中央駅Messina Centraleを出発します。


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メッシーナ中央駅を出ると、列車はずっと綺麗な海岸線を走ります。ビーチがずっと続いています。夏は賑わうのでしょうね。ところでこの路線は単線のようで、何度も対向する列車待ちをしながらのんびりとシラクーサを目指して走ります。途中で検札があります。ハイ、チケットは2人分持ってますよ。車掌さんに見せると、何かチケットに書きこんでいます。戻されたチケットには日付が書きこまれていました。そうです、忘れていました。乗るときに打刻しておかないと違反で(打刻しなければ何時でも何度でも使えてしまう)、これも罰金なんですよ。バカな旅人と見逃してくれたのでしょう。ありがとう!
1時間ほど走ると、綺麗な海岸が見えてきました。タオルミナ近くの海岸のようです。ここもこの季節は、賑わいとはほど遠いですね。


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5分ほどでタオルミナTaorminaの駅に到着。


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タオルミナを出ると、途中から海岸線を離れてオリーブ畑の中を走ります。雨はしつこく降ったり止んだりです。メッシーナの美術館に行くときは止んでいて良かった・・・。
列車は一路シラクーサに向かいます。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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シチリア島でもカラヴァッジョ:シラクーサでイタリア最後のカラヴァッジョと対面

2011年10月15日土曜日@メッシーナ~シラクーサ/4回目

予定通りメッシーナ中央駅Messina Centraleから3時間半ほどでシラクーサ駅Stazione di Siracusaに到着です。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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シラクーサSiracusaの旧市街のあるオルティージャ島Isola di Ortigiaは駅からちょっと離れた所にあるのですが、駅からは無料の送迎バス(30分に1本)が出ているとのホテルからの事前情報を得ています。ところが、駅前にはそもそもバス乗り場が見当たりません。


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バス乗り場を探して、駅前の広場を出てみます。広場から見たシラクーサ駅の駅舎です。


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バス乗り場は駅前広場の一筋向こうにあり、見つけるのに苦労します。いったいどんな送迎バスかと思いきや、立派な市内バス20番が無料ということです。なかなか太っ腹なシラクーサ市ですね。


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シラクーサの旧市街のオルティージャ島は岬の突端の離れ小島で、橋を渡ると島に入ります。

バスをオルティージャ島のアルキメデス広場Piazza Archimedeで下ります。ホテルはそこからローマ通りVia Romaを少し進み、最後は本当に細い路地の奥で、とっても古~い建物にあります。


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駅からホテルまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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今日から泊まるホテルはアレトゥーサ・ヴァカンツェB&B(Aretusa Vacanze B&B)です。ここで2泊します。

シラクーサはカラヴァッジョの祭壇画のあるサンタ・ルチア・アッラ・バディア教会がオルティージャ島にあるので、迷いなくその近くのホテルにしました。それにコスト的にも満点です(2人で1泊67ユーロ)。

早速チェックインですが、レセプションのお兄さんは英語もうまく、とても親切そうで安心です。


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部屋に案内してもらいます。エレベーターは操作にコツが必要で、ボタンを押し続けないと途中でストップしてしまいます。分かってしまえば問題ありませんが、なんだかドキドキしますね。


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案内された部屋は、古い建物を上手に生かしたなかなか雰囲気のある小奇麗な部屋で、キッチンまで付いています。


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ベッドも広々。


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バスルームはちょっと狭いですが普通です。ここにもバスタブはなく、シャワーのみです。


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キッチンは鍋や食器も一通り揃い、自炊もできそうです。


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無料の無線LANも問題なくつながります。快適な2日間になりそうです。


では、早速イタリアで最後となるカラヴァッジョを見に出かけましょう。ホテルの狭い路地を出て、鄙びたカポディエチ通りVia Capodieciを歩きます。


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さらにヴェルジニ通りVia delle Verginiを進むと、ドゥオーモ広場Piazza del Duomoに出ます。カラヴァッジョの祭壇画のあるサンタ・ルチア・アッラ・バディア教会Chiesa di Santa Lucia alla badiaはこのドゥオーモ広場にあります。ホテルから歩いて5分ほどですぐに着きました。ホテルでチェックインのときに、レセプションの英語の堪能なお兄さんが丁寧に場所を教えてくれたので、迷わずに行くことができました。教会に入ると中はがらんとした空間ですが、遠くに祭壇が見渡せ、照明で浮かび上がっている絵は紛れもなくカラヴァッジョの《聖ルチアの埋葬》です。遠目にもなんて素晴らしい絵画なのかが一目で分かります。近くに寄ってじっくりと見ると、その素晴らしいこと。これも傑作中の傑作です。(なお、教会内では写真撮影禁止なので、教会入口付近で求めた絵はがきでこの絵をご覧ください。)


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聖ルチアの亡骸を埋葬しているシーンが臨場感たっぷりに描かれています。不思議なことに平面に描かれた絵画なのにその絵画は立体的に感じられ、埋葬の場面に絵を見ている我々も入り込んで一緒に埋葬に参加している錯覚に陥ります。聖ルチアを失った悲しみを絵画の中の人物たちと一緒に共有している気持ちになり、目頭が熱くなります。これも絵画を超えた絵画です。カラヴァッジョの底知れぬ才能に魅了されるのみです。この絵を描いた2年ほど後にカラヴァッジョは38歳の生涯を終えますが、このまま絵画の道を突き進んでいたら、きっと途轍もない世界まで達しただろうと惜しまれてなりません。

この絵を描く直前にカラヴァッジョはマルタ島から逃亡してきました。そして、この逃亡の地シラクーサでこの絵を描きました。saraiは時代を遡ってこの後、マルタ島に出かけて、マルタ島時代に描いた作品を見る予定です。とても楽しみです。

ところで、聖ルチアは首を切りつけられて殉教した美少女で、シラクーサの街の守護聖人です。毎年盛大に聖ルチアを祝うお祭りがあります。シラクーサにとって、カラヴァッジョのこの絵は街のシンボルと言っていい宝物でしょう。よいものを見せてもらいました。

今日シチリア島で見た3作はカラバッジョが38歳の早過ぎる死の2年ほど前に描いた大作ばかりで、カラバッジョの無限の才能を感じさせられるものでした。
カラヴァッジョ巡礼はこれで計26枚見ることができました。これでイタリア国内のカラバッジョはローマで貸出中の3点を除いて、ほとんど見ることができました。カラバッジョを巡って旅して本当に幸せです。

教会を出て、あらためてサンタ・ルチア・アッラ・バディア教会のファサードを見ます。先程はカラヴァッジョを早く見たい一心で、教会の建物を見る気持ちの余裕はありませんでしたからね。


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教会はシラクーサのドゥオーモ広場に面しています。この広場はものすごく美しい広場です。今まで見たヨーロッパの広場の中で一番かもしれません。


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このシラクーサの街は紀元前までさかのぼる歴史があり、かのアルキメデスが生まれ、走れメロスが友を助けるために走った街です。が、何度も地震や世界大戦などで壊滅状態になりながら元の状態にと復興してきた街だからこそ、この広場の美しさがあるのかもしれません。広場の真ん中に立ち、今度はサンタ・ルチア・アッラ・バディア教会の方を振り返って見ます。どの方向から見ても美しい広場です。


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広場には多くのツアー客がぞろぞろと歩いています。なかなか人気のある観光地なのでしょう。広場の中核であるドゥオーモDuomoの前に立ちます。目の前にはドゥオーモの素晴らしいファサードがあります。


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下から見上げると、ギリシャ風の柱の美しさにうっとりします。


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ドゥオーモの入口では、ちょうど結婚セレモニーの真っ最中。花嫁さんが美しいですね。おめでとう!


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ドゥオーモに建つ彫像も素晴らしいです。


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ドゥオーモの横にもミネルヴァ広場Piazza Minervaが続いています。こちらも美しいです。


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再度ドゥオーモのファサードの上部に見とれます。本当に見事です。


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ドゥオーモの内部にもはいってみましょう。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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シチリア島でもカラヴァッジョ:シラクーサの美しい海と「アレトゥーサの泉」

2011年10月15日土曜日@メッシーナ~シラクーサ/5回目

シラクーサSiracusaのドゥオーモ広場Piazza del Duomoの美しさにすっかり魅了されました。次はドゥオーモDuomoの中も見ておきましょう。内部もギリシャ風です。


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中はこれという見どころはありません。また広場に出ますが、すっかり雨模様です。ただ、小雨です。


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雨の中ですが、シチリア名物のジェラートは味わっておきましょう。広場の隅にジェラート屋さんがあります。さすがに美味しいですね。


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レモンとピスタチオのジェラートです。シチリアと言えば、やはり、レモンとピスタチオですね。ジェラートを食べながら、広場をあとにして海岸の方に向かいます。すぐに海を臨む展望台、アレトゥーサ広場Largo Aretusaに出ます。美しい海の向こうはシチリア本島です。


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海の色が独特で、見たことのない光景です。先程とは反対の方向を見ていますが、内海のような感じでぐるりとシチリア本島に取り囲まれています。


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この展望台は我々以外にはほとんど人がいませんが、展望台の横は人だかりができています。観光名所なのでしょうか。


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そちらに移動すると、「アレトゥーサの泉」Fonte Aretusaがあります。ニンフのアレトゥーサが泉になったという伝説のある泉です。泉に自生しているのはパピルスだそうです。初めて見ます。白鳥もいます。


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この泉は結構広い泉です。ぐるっとまわって反対側まで行ってみます。


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泉の先には、海岸沿いにレストランや土産物店が並んでいます。このあたりはシラクーサの観光地なんでしょうね。


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少し暗くなってきたのでギリシャ遺跡巡りは明日にして、夕食までホテルで休憩することにします。狭いカポディエチ通りVia Capodieciを歩いて、ホテルに戻ります。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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「アレトゥーサの泉」からホテルへは5分もかかりません。ホテルの名前にもアレトゥーサの名前が付いているくらいですから、当然といえば当然です。
部屋でゆっくりして、ディナーはシチリア料理です。



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シチリア島でもカラヴァッジョ:シラクーサでも美味しいシチリア料理を堪能

2011年10月15日土曜日@メッシーナ~シラクーサ/6回目

ホテルから夕食に出かけます。またまたドゥオーモ広場Piazza del Duomoを通ります。夜の帳がおりて、サンタ・ルチア・アッラ・バディア教会Chiesa di Santa Lucia alla badiaもうっすらとライトアップされていて、雰囲気があります。


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路地のような狭いサヴェリオ・ランドリナ通りVia Saverio Landolinaを歩きますが、明るく賑やかです。


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通りの店先に面白いものを見付けました。とても艶やかで綺麗な魚の置物です。まさかルアーじゃありませんよね。


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カヴール通りVia Cavour沿いにあるレストランに到着します。人気の高いシチリア料理店シチリア・イン・ターヴォラ(Sicilia in Tavola)です。特にパスタが美味しいそうです。シラクーサに向かう列車の中から早めに予約を入れておきました。今日は土曜日の夜。大変混み合っているようで、予約なしのお客さんが次々とやってきますがことごとく断られています。早めの予約は大正解でした。我々は7時半開店と同時の1番客です。
料理はアンティパストはブッフェということで、10種類くらいの料理から自分で好きなものをチョイスして皿に盛りつけます。これは配偶者の役目で、どっさりとナス料理を楽しんでいます(ナスはsaraiの嫌いな野菜・・・)。


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シチリア産のフルーティーな白ワインも注文。とても美味しい。


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次は海の幸のスパゲッティ。こしのある手打ち麺が絶品。


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メインはsaraiが海の幸のズッパです。


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配偶者のメインはムール貝のズッパ。見かけはどちらもムール貝が大量に入っていて同じです。


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配偶者は昨夜と違いもりもりと皿を平らげて、saraiの分まで手伝って、完食! もう満腹だという配偶者を無理にカプチーノに誘い注文しますが、ここにもカプチーノはないそうです。では、エスプレッソを・・・。


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非常に苦みのあるコーヒーがだんだん癖になりそうです。我が家でもコーヒーマシーンで、いつも飲んでいるカプチーノではなくエスプレッソを飲んでみましょう。

食事が終えても相変わらずテーブルは満席状態です。我々が1番客ですから、最初に食事を終える客ということになります。


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会計を済ませ、お店を出ようとするときに、一組のお客さんと入れ違います。何とあのメッシーナの駅で見かけた自転車野郎です。お店の前には、あの2人乗りの自転車が停めてあります。メッシーナで見かけたよと楽しく握手して、別れます。非常に混み合っているお店ですが、我々がテーブルを空けたので彼らがちょうど入れ替わりに入れたようです。

帰り道は雨がそぼ降っていて、ライトアップされたドゥオーモ広場が物悲しく美しく感じられます。
広場の向こうにサンタ・ルチア・アッラ・バディア教会が見えます。


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振り返ると広場の右手にドゥオーモが見えます。


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ドゥオーモ広場を過ぎて、ご機嫌に酔っぱらったsaraiはふらふらと道に迷ってしまい、配偶者に違うわよと止められても分からずにどんどん間違った道を進んでしまいます。ようやく間違っていることを認識したsaraiが正しい道に戻り、無事にホテルに帰り着きます。どうもゴメンナサイ。今日の1日の幸せに感謝しつつ、穏やかに就寝です。

明日はもう1泊シラクーサです。雨模様なので、ゆっくりしましょう。



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シラクーサの休日:シラクーサのギリシャ劇場へ

2011年10月16日日曜日@シラクーサ/1回目

旅は11日目です。

昨日は雨がちなお天気にもかかわらず、何とかさほどに雨に降られることもなくカラヴァッジョを楽しむことが出来ました。今日は雨のはずだからゆっくり朝寝だとsaraiは宣言していたんですが・・・雨は降っていないようです。ホテルの部屋のテラスに面した狭い路地から見える空はほんのちょっぴりで、晴れているのか曇っているのかは分かりませんが雨は降ってはいません。でも、かなり風が強いです。


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配偶者は、地中海のど真ん中のシチリアは陽光が燦々と降り注ぎ夏のような気候だと勝手に思い込んでいたようですが、明らかに冬に向かっているのですね。雨が降らないうちに早めに出かけて、必見のギリシャ劇場を見てきましょう。とはいえ、どうしてもという用事もないので余裕の1日です。これまでは何かと気ぜわしかったので、よい休養日です。

ホテルの朝食を屋上のテラスで頂きます。螺旋階段をグルグル上ると、一気に視界が開けます。お~、古い瓦屋根の連なりがなかなか趣があり、その向こうには海が見え、素晴らしい眺望です。小さなホテルのように思いましたが、結構多くの人が宿泊しているようですね。アメリカ人夫妻やデンマーク人の家族連れと国際色豊かです。楽しくおしゃべりしながら朝食を頂きます。


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珍しくゆで卵があります。このゆで卵とやはり今日もメロンを中心に頂きましょう。周りの外人さんたちは、食べるパンの量が半端じゃありません。日本人がどんなに頑張っても体力負けするのは目に見えています。決して争ってはいけませんね。


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楽しい朝食を終え、重ね着をして、風よけのウインドウブレーカーを着て出かけます。途中で、またまた朝のドゥオーモ広場に寄ってみます。とっても美しいので、ついつい寄りたくなってしまいます。


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朝日のドゥオーモDuomoです。日が差していれば、もっと輝いているでしょう。


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中に入ると、朝日でステンドグラスが綺麗です。


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ドゥオーモ広場Piazza del Duomoは子供のよい遊び場でもあるようです。


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無料の20番のバスで駅まで出ることにして、アレトゥーサの泉Fonte Aretusaまで歩きます。朝なのに観光客が大勢です。


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アレトゥーサの泉の横のバス停で待っていると、ご夫婦がやって来てバスを待ってるのかと聞いてきます。そうだよと答えると、どの位待ってるのかと聞きます。10分ほどだよと答えると、30分おきにしか来ないからねと言いながら同じくバス待ち人になります。かなり待たされましたが、バスはやって来ました。無料バスに乗ってゴトゴトと揺られて駅に到着です。どうやらご夫妻と目指す所は同じのようです。お互い意識しあいながら、それぞれ地図を眺めて進みます。特徴的な形のパンテオンChiesa Monumento Pantheon Dei Caduti Siracusaがあります。道は正しいようです。


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saraiがご夫妻にどこから来たのかと聞くと、ハンブルグからだけど君たちは横浜からだろうと言われてビックリです。なんと同じホテルに泊まり、朝食の時にご一緒だったらしいのです。グッと親しみが増し、連れ合って歩くような感じになります。


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ホテルのお兄さんの説明では10分ほどだと言われたのですが、かなりの距離を歩かされます。最後の曲がり角で、saraiのこっちだろうと言う一言でその方向に一同が進みますが、「シュアー?」と言われ、「メイビー・・・」と答えて大笑い。和やかな雰囲気の中、無事に到着。
通りの右側は観光バスがたくさん停まっている駐車場。左側が遺跡への入口です。


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なのに、入場券売り場はあっち(入り口とは反対の方)という表示があります。実際、入場券売り場は入口とは全く反対の駐車場のずっと奥の方です。理屈が分からん!既にかなりの距離を歩いて来たのに、またまた歩かされてチケットを購入。ようやく遺跡に入場です。


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すぐにローマ劇場Roman Amphitheatreがありますが、そう珍しくもありません。まずはギリシャ劇場Teatro Grecoのほうに行こうかと思案していると例のドイツ人夫妻が寄ってきます。saraiがどうするかって聞くと、もちろんまずはギリシャ劇場だと言うので、それで決まり。ローマ劇場へのアプローチを横目に素通りして、ギリシャ劇場の方に向かいます。やがて、遠くの丘の上にギリシャ劇場が見えてきます。


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ギリシャ劇場への入口は古びた石のアーチです。


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ここからはなだらかな坂道を上って、劇場に向かいます。ここからはまだ劇場は見渡せません。


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やがて劇場のスタンドの横手に着きました。とても規模の大きな遺跡です。紀元前5世紀のものです。


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ギリシャ劇場は、傾斜になっている観客席の上の方からの見物です。半円形の観客席になっています。直径130mという大きさです。


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見た目にはローマ遺跡の劇場と変わりありませんが、ローマがギリシャを真似たので同じになるのも当たり前でしょうね。石造りの野外劇場は結構保存状態がよく、在り日しの姿を留めています。

きっとこの劇場でかのアルキメデスも観劇したのかと思うと感無量です。何だかアルキメデスが身近に感じられます。配偶者にアルキメデスの原理についてのチェックをすると、ちゃんと答えられました。さすがに我が妻です。物理学専攻のsaraiとしては深い内容を解説したいところですが、しつっこいと思われるのでぐっと踏みとどまります。

遺跡が広いので、少しぶらぶらしてみましょう。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう


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シラクーサの休日:ネアポリ考古学公園、ギリシャ劇場~天国の石切り場

2011年10月16日日曜日@シラクーサ/2回目

シラクーサSiracusaのギリシャ劇場Teatro Grecoの観客席の上まで上がります。凄く大きな劇場です。


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観客席を移動して、右手の方までやってきます。とても綺麗な劇場です。


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ギリシャ劇場の全貌を写真に収めようとして、観客席の上の丘を上ります。それでも全部は見えていませんね。


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さらに上の高台まで上ると、今度は劇場の向こうに地中海まで見えます。絶景です。


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この高台には大勢の観光客が歩き回っています。高台の奥には岩山があり、そこに大きな穴が点々とあいています。


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これはお墓、カタコンベだそうです。もう中は空っぽで人骨などはありませんけど。


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配偶者は、どうせならここのように皆がよく来るような所のお墓がいいなってつぶやいています。しかし、こういう1等地にお墓が持てるのは上層階級だけなんだよ!
ギリシャ劇場を見て回っていると、今度はホテルの朝食で一緒だったデンマーク人家族(御夫婦とお嬢さん2人)とばったり遭遇。お互いに会釈です。


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観客席から下りて、下からもギリシャ劇場を見上げます。とても立派です。


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ギリシャ劇場はネアポリ考古学公園Parco Archeologico della Neapolisという広大な公園の中にありますが、公園内にはギリシャ劇場のほかにローマ劇場や石切り場など多数の遺跡があります。

次は隣接する石切り場に移動します。この石切り場はカラヴァッジョが天国の石切り場Latomia del paradisoと名付けた場所です。神殿や住居用に石を切り出したところですが、なかなか雄大な遺跡です。


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ここには、またまたカラヴァッジョがディオニソスの耳Orecchio di Dionisioと名付けた大きな岩穴があります。この巨大な岩穴も良質な石を切り出した跡とのことですが、牢獄などにも使われていたようです。


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内部は暗くて足元も怖いくらいですが、音の反響が凄いらしいです。ということならと少し声を出してみましたが、それほどのことはありません。


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ディオニソスの耳の岩穴から出ると、隣には「Grotta del Cordari(コルダーリの洞窟-別名:縄ない職人の洞窟) 」がありますが、これは落石注意ということで外から見るだけです。


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道を歩くと、大きな岩の下を通り抜けるトンネルがあります。危険はないのでしょうか。


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帰りに後回しにしたローマ劇場Roman Amphitheatreを見ます。しかし、これはもう廃墟状態。きっと、ギリシャ劇場を大切に保存している煽りでしょう。


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ネアポリ考古学公園はほぼくまなく見て回りました。近くにはサン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会のカタコンベCatacomba di San Giovanniもありますが、歩き回って疲れたのでもう帰りましょう。カタコンベというのは配偶者の趣味に合わないしね。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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シラクーサの休日:和食のランチ、そして、お熱いのはお好き・・・

2011年10月16日日曜日@シラクーサ/3回目

ギリシャ劇場Teatro Grecoのあるネアポリ考古学公園Parco Archeologico della Neapolisから歩いてバス停に向かいます。また、パンテオンの前に出ます。


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本当はこのパンテオン近くに20番のバスの停留所がある筈なのですが見当たりません。明日乗る予定のカターニア空港行きのバスは駅前から出るので、その場所の確認もかねて駅前に向かうことにします。が、駅前に着きそうになった時に後ろから20番の無料バスが追い越していきます。慌てて駅前に急ぎ、停車中のバスに乗り込みほっとします。カターニア空港行きのバスの確認はできませんでしたが、かなり歩き疲れているので良しとしましょう。20番のバスは出発地点だったアレトゥーサの泉Fonte Aretusaまで我々を運んでくれました。グラッツェ!
いったんホテルに戻り、ランチを食べるレストラン「リストランテ・ラ・カンブーサ」Ristorante la Cambusaの場所をネットで検索。配偶者はその間に、しばしも休まず洗濯です。レストランの場所が分かったので出撃。このレストランは本当は今夜行く予定でしたが、予約の電話をしたらたまたま昼のみの営業と断られ、いったん断念したお店です。意外に早くギリシャ劇場から戻ってこれたので、それならばとランチに出かけることにしたのです。レストランのご主人はイタリア人ですが、奥さんが日本人で和食も出るらしいのです。ちょっと珍しいお店ですよね。リストランテ・ラ・カンブーサの入口はえらく殺風景です。


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ランチは予約なしで行きましたが店内はガラガラ。でも、店内の内装は綺麗です。


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海外で和食が食べたいわけではありませんが、興味半分でまずはお寿司を注文。お寿司は、本当に一口サイズで見た目にも自然。でも、醤油入れはどう見ても小さめの急須でした!


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それに天ぷら。


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日本人が作っていると思われる普通の日本の味で、ホッと納得です。やはり日本食はお腹に軽いですね。お腹に余裕があるので、デザートもいただきます。
レモンのジェラートです。


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配偶者はチョコレートケーキ。


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〆は、やはりカプチーノがない(徹底していますね)ので、エスプレッソです。


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接客はイタリア人のご主人担当のようで、日本人の奥さんは現れません。店の外に出てから、入口の横が調理場になっているので覗いていたら、調理場に立つ奥さんがこんにちはと手を振ってくれます。


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色んな所に色んなことをして日本人が生きているのですね。レストランの近くからはシラクーサの美しい港が眺められます。


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お腹ごなしに、街を見物しながらホテルに戻りましょう。間もなく、ポルタ・マリーナPorta Marinaです。


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この門をくぐると港に出ます。マストが林立しています。


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海の色の美しさは独特のものです。


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大きな港です。豪華客船も接岸できます。ギリシャ人の作った街はやはり海の街です。


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港からオルティージャ島Isola di Ortigiaの街の中に向かいます。緑の濃い並木道が続きます。なかなかロマンチックだなと思っていたら・・・おっと、カップルのお熱いシーンにぶつかってしまいます。若いっていいですね。


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saraiも負けずに配偶者と手をつないで街歩きを楽しみましょう。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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シラクーサの休日:オルティージャ島の街歩き、出会ったのは日本!!

2011年10月16日日曜日@シラクーサ/4回目

ランチの帰りはオルティージャ島Isola di Ortigiaの街歩きを楽しみます。
港からサヴォイア通りVia Savoiaを歩いて、パンカリ広場に出ます。ここはオルティージャ島とシチリア本島を結ぶ橋の近くです。この広場の一角には、アポロ神殿跡Tempio di Apolloがあります。


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このアポロ神殿は紀元前6世紀末に建てられたドーリア式神殿で、ギリシャ世界で最も古い石造りの神殿と言われています。シチリアはその頃はギリシャに属していたのですね。この遺跡は各時代に教会として利用されていましたが、1693年の大地震で崩壊後埋もれていましたが、1860年に発掘されたそうです。といっても、現在見られるのはちょっとした石壁くらいです。


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オルティージャ島の真ん中を貫くマッテオッティ通りCorso Giacomo Matteottiを歩きます。


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通りの途中から、路地とも思えるカヴール通りVia Cavourに入ります。


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オルティージャ島の名高い通りというわりには何もない感じです。途中で通りをそれて、アルキメデス広場Piazza Archimedeに向かいます。


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アルキメデス広場(アルキメーデ広場)に出ました。アルキメデスは紀元前3世紀のシラクーサ生まれです。広場の中心には噴水があります。


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ディアナの噴水(アルテミスの噴水Fontana di Artemide)です。ギリシャ神話の「アレトゥーサの伝説」を表したものだとのこと。


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噴水の一番上に立っているのが狩りの女神ディアナ(アルテミス)で、その下にいるのがニンフのアレトゥーサです。
この広場の先の路地を歩いていると、意外なものを発見します。日本の建築家の隈研吾の「oribe pavilion」(織部の茶室?)です。ポリカーボネイトで造られた真っ白で美しい作品です。シチリアで出会った日本です。伝統的であり、かつモダンな不思議なものでした。


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またまたドゥオーモの横までやってきます。


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ここからホテルはすぐ近くです。ホテルが旧市街の便のいい場所にあるので助かります。

今日は休養の1日なので、ホテルに戻りのんびり過ごしましょう。配偶者がブログの記事を書いてくれている間に、saraiは絵葉書を買いに行き、そのついでに明日のカターニア空港へ行くバスの乗り場をホテルの人に確認です。帰ってくると、選手交代でsaraiがブログ記事を書き、配偶者は孫への絵葉書書きです。
せっかくキッチンが付いているので、紅茶でも煎れてもらいましょう。なかなかいい感じの時間が流れます。


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夕方になり、折角だからもう1度カラヴァッジョを見に行こうということになり出かけます。《聖ルチアの埋葬》は何度見ても素晴らしいです。2度目なので、ますます細部まで見分けられるようになります。例えば、人物の中にカラヴァッジョの自画像も発見。見れば見るほど、この絵は深みのある絵です。
教会を出て、美しい広場をもう1度鑑賞します。この広場も何度見ても美しい広場です。左の建物がギリシャ風のドゥオーモDuomoで、正面奥の建物がカラヴァッジョの祭壇画のある聖ルチア教会(サンタ・ルチア・アッラ・バディア教会Chiesa di Santa Lucia alla badia)です。全体が白い石で統一されているのが美しさの根源でしょうか。


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広場をブラブラしていると、焼き栗屋を発見。栗を焼いている窯の暖かさが嬉しいほど、今日は冷えています。


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楽しげなおじさんで、購入を決定。よく焼けていて、香ばしくて美味しい。栗を頬張りながら、ぶらぶらホテルに戻ります。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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シラクーサの休日:シチリア・シラクーサの最後のディナー

2011年10月16日日曜日@シラクーサ/5回目

シラクーサSiracusaのホテルでゆったりします。saraiは一寝入りもして、元気いっぱいで夕食に出かけます。saraiがお魚の美味しいお店に行きたいということで、ホテルのお兄さんに予約してもらったお店アンティカ・ポルタRistorante Antica Portaに向かいます。実はこのお店はポルタ・マリーナPorta Marinaのすぐ近くで、お昼の街歩きの際に場所を確認済みです。


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お蔭で夜でもスムーズにレストランに到着。レストランへのルートを地図で確認しておきましょう。


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このレストランでも一番客でした。お店は内装が綺麗で料理も期待できそうです。配偶者もにっこり・ご機嫌です。


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イタリア最後の夜ということで、ちょっと贅沢をします。店先に並んでいる魚から選んでグリルしてもらいます。


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他にはシーフードのスパゲッティとムール貝のスープです。なんとかこの選択でOKしてもらいました。ワインもフルーティなものをお勧めのままにチョイス。その結果・・・いずれも絶品でした!
まずは白ワインを堪能。もちろんシチリア産です。


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シーフードのスパゲッティです。文句なしの味。


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ムール貝のスープです。といってもほとんど汁はありませんね。


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メインの魚のグリルです。これは美味しい!


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最後にコーヒーをお願いしましたが、やはりエスプレッソしかダメでした。でも、だんだんエスプレッソにはまりだしました。食後にはエスプレッソがなかなか美味しいですね。


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コーヒーを飲みながらお店を観察すると、壁に直接描いた絵が綺麗です。


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味には満足ですが、このレストランは高級でとても高価だったのが唯一の問題点。クレジットカードで清算しますから、その場ではびくともしませんが後々の請求が恐ろしい。

ともあれ、上機嫌でブラブラ歩いていると、なんと自転車野郎とまたまた遭遇。奥さんがいないのでどうしたのと聞くと、レストランをチェック中とのこと。彼らは明日はパレルモに向かうようです。私たちはマルタということで、北と南に離れて旅立ちです。お互い旅を楽しみましょう!


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こうしてシチリア最後の夜、そしてイタリア最後の夜も穏やかに休めそうです。おやすみなさい。



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この記事へのコメント

1, tk7emeさん 2012/02/01 06:25
はじめまして。
4月にシシリーへ旅をいたしますので、検索をしているうちに、saraiさんのサイトにたどり着きました。
いろいろと参考にさせて頂いています。
ちょうど今日、このサイトを開けた時sarai さん達はシラクーサにいらしたのですね。
なんだか不思議な気がします。
私どもは一週間車で、パレルム、アグリジェント、シラクーサ、タオルミーナ、パレルムに戻ります。
そちら、今日は雨模様の様、この一週間はずっと雨のようですね。これまで以上に暖かかったヨーロッパも寒気が襲ってきています。

また、時折投稿させていただきます。

2, saraiさん 2012/02/01 09:08
tk7emeさん、おはようございます。

まず、誤解を解いておかないといけませんが、このブログは2段階編成になっていて、まずはヨーロッパ旅行中に旅の記事をリアルタイムで発信し、帰国後にその旅の詳細編を発信します。このシチリアは実時間では昨年10月の旅で今、その詳細編を書いているところです。ですから、今は国内の自宅におります。シチリアはカラヴァッジョの絵を見ることが主目的だったので、メッシーナとシラクーサのみに行きました。シラクーサについては参考になればと思います。

また、是非、お立ち寄りください。

3, saraiさん 2012/02/01 09:15
tk7emeさん、続きです。

tk7emeさんはヨーロッパ在住のかたなのですね。どちらにお住まいですか? 4月にtk7emeさんがシチリアをご旅行中の頃、私たちはウィーン、ベルリン、ワイマールあたりに行く予定です。音楽三昧の旅になります。
では。

4, tk7emeさん 2012/02/02 05:26
早速お返事ありがとうございます。

そうでしたか、送信した後でなんとなくおかしいな・・と。
シシリアへは4月8日から15日までとなります。

カラヴァッジョの絵はsarai さんの情報で知ったのですが、私たちも楽しみにしています。

私はパリに住んでいます。
音楽と絵三昧の旅、おうらやましい限りです。
もしお時間が許されればパリにも、ぜひお立ち寄りくださいね。

5, saraiさん 2012/02/02 11:01
tk7emeさん、コメントありがとうございます。

tk7emeさんがシチリアを旅されている頃は私たちはベルリンにいます。

カラヴァッジョというとメッシーナにもお寄りいただきたいところですが、ほかには何もありません。

パリは昨年の4月に訪問しました。
  http://traveler.co-blog.jp/sarai/12193
もちろん、音楽・美術三昧でした。ただ、オルセーが改装中で物足りなかったので、改装したら、また、行きたいとは思います。

また、コメントお寄せください。そして、パリ情報も・・・

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ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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天野さん

saraiです。初めまして。コメントありがとうございます。ブログを書く励みになります。当日は快晴で素晴らしい日でしたが、夏の陽光がまぶしいほどで暑さに悩ま

09/27 14:15 sarai

充実した心豊かなご様子に励まされます.
情報、有り難うございました.
いつか、ふらっと訪ねてみたいです.

09/27 09:23 天野哲也

昨日投稿した記事の一部に誤りがありました。ドイツ騎士団の中庭はパスしないで、ちゃんと見ていました。追記・修正しました。申し訳ありません。

08/07 00:28 sarai

えりちゃさん、saraiです。お久しぶりです。

これは昨年の9月のウィーンですが、現在のコロナ禍では、古き良き日という風情ですね。もう、ポスト・コロナでは、行けたにし

07/20 12:41 sarai

Saraiさま、
お元気ですか?
新型コロナウィルス、自粛中。
このウィーンの散策を読んでいると、なんだか切なくて悲しくなってきました。
次はいつ行けるのかな、とか思う

07/20 05:08 えりちゃ

はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私は、個人ブログを運営しているyuichironyjpと申します。フリーランサーとして活動しており、フリーランスで稼ぐ方法や、

06/14 23:46 Yuichironyjp

ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai
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