何とかピザの有名店ディ・マッテオDi Matteoのテーブルにつきました。でも、依然としてsaraiは食欲がありません。せっかくだから味見だけはしようと、ネットでご推奨の水牛(ブッファーロ)のチーズのピザと定番のマルゲリータを注文。この店には、飲み物とピザ以外ありません。それにものすごく安い(マルゲリータは約300円!)。

とりあえず、水だけはすぐに運ばれてきます。

周りのテーブルでは、美味しそうにピザをぱくぱく食べています。日本人とは違い皆さんがナイフとフォークを使っています。saraiは手で食べないとピザを食べた気がしませんけどね。

ピザは次々と焼き上がってきます。ようやくsaraiの目の前に運ばれたピザの大きさは、もう驚かなくなったけどデカい!
これが水牛のモッツァレラチーズとトマトのピザ(ブファリーナ・ドック)です。

これが定番のピザ・マルゲリータ。

そして、その味は・・・美味しい!ピザってこんな食べ物なんですね。今まで食べていたピザとは全く別物です。特に、水牛のモッツァレラチーズとトマトのピザ(ブファリーナ・ドック)の美味しさったら、どう説明して良いのでしょうか。ガブッと噛むと、ジュワッと水分というか、水が口の中に広がります。その瑞々しさったらありません。とてもピザを食べている感覚ではありません。ただ、水でジュバジュバしているので、とても手で食べるわけにはいきません。これだけはさすがにナイフとフォークで食べました。
このピザはメニューの中では少し高いのですが、それでも500円くらい。是非、ナポリまで食べに行きましょう!
お店を出ると、店の前はテイクアウトのピザを求める人で行列です。お客さんに若い人たちの姿が目立つのも、この味と値段ではうなづけます。

お店を外から見ると、2階が結構広いことが分かります。入口はテイクアウトだけになっているので、ここがレストランだということが分かりづらいですね。

ようやくsaraiの機嫌も直り、にこにこです。現金なものです。そりゃあこんな美味しいものを食べて、不機嫌でいられるわけはありません。またトリブナーリ通りVia dei Tribunaliを歩いて、ホテルに戻りましょう。

この通りにはやたら教会が多く目立ちます。これはジロラミーニ教会Chiesa dei Girolaminiでしょうか。

トリブナーリ通りには交差する狭い通りも多く、スクーターとかの往来も激しく、賑やかというのを通り越して凄まじい喧騒です。これがスパッカナポリですね。とても長居できそうにはありません。

早々にホテルに戻りカバンを受取り、船着き場に向かいます。またまた交通チケットを購入して、混み合ったトラムで移動です。カプリ島へ行く高速船の出るベヴェレッロ埠頭Molo Beverelloに到着。
ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

窓口を探し、カプリ島Capri行の高速船のチケットを購入します。

チケットを購入でき、その釣り銭を小銭入れに入れようと探しますが小銭入れがどうしても見つかりません。配偶者が船に乗った後でゆっくりとカバンの中を探せばと言うので、とりあえずはフェリーの出発を待ちましょう。港は色々な行き先に向かう人達で賑わっています。

もうすぐ、我々の乗る高速船も乗船時間になります。それまで美しい船体の船でも眺めながら過ごしましょう。

カプリ島に向けて、いよいよナポリの街も脱出です。
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