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ナポリは天国と地獄:トラブル続きのナポリ・・・永遠の別れ

2011年10月12日水曜日@ナポリ~カプリ島/5回目

カプリ島Capri行きの高速船に乗ります。ナポリのベヴェレッロ港Molo Beverelloには多くの船が停泊しています。


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高速船はすぐに出航します。大きなクルーズ船の横を通り過ぎ、ナポリの街もまだ大きく見えています。


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高速船はここで大きく舳先を転回します。正面にはベスビオ山がくっきりと素晴らしい雄姿を見せてくれています。


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舳先の転回を終え、高速船は本格的に港から出て行きます。


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舷側からは何も遮るものもなく、海の向こうにベスビオ山が聳え立っています。


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高速船はさらにスピードを上げて、港を出て行きます。


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さようならナポリ・・・。
カプリ島までは40分少しで到着です。

落ち着いたところで、さっきから見つからないsaraiの小銭入れを探しましょう。ところがどうしても見つかりません。saraiは滅多に物を失くさないんですが、配偶者に探してもらってもやはりありません。ふと思い出したのが、トラムを降りるときに配偶者を先に行かせて、saraiをなかなか降りさせてくれず乗車してくる人とガタガタすることになった2人連れおじさんのこと。何だか変だなとは思ったのですが・・・スリだった!のですね。まんまとやられました。滅多にポケットには入れずにカバンに片付ける財布を、トラムのチケットを買った時についポケットに入れたのがいけなかったようです。でも、ポケットにはカメラと携帯電話も入っていたのですが、被害が小銭入れでラッキーでした。授業料として差し出すには、一番被害のない小銭入れです。不幸中の幸いとしましょう。小銭入れですから、中身のコインそのものは大した金額ではありませんが、小銭入れ自体がsaraiの姉からプレゼントされたグッチだったので、残念だし姉にも申し訳けない思いです。もしかしたら、トラムのチケットを買い小銭入れをポケットに入れるところを見ていたスリが、ブランド物の小銭入れを狙って一緒にトラムに乗り込んできたのかもしれませんね。あ~あ~・・・。

カラバッジョの3つの名作に惹かれてやってきたナポリ。絶品のピザのある街。喧噪と犯罪の渦巻く街。そして、何よりもsaraiと相性が悪過ぎた街。多分、もう2度と訪れることはないでしょう。カプリに向かう高速船の上から、絶景のナポリの街とベスビオ山に永遠の別れを告げます。


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縁起の悪いナポリよ、さようなら・・・。

もう、ほとんどナポリの街は小さくなって見えなくなりました。


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やがて、船上からソレント半島の尖端も見えてきます。


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カプリ島も近づき、はっきりと島の姿が捉えられるようになります。


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船はカプリ島の玄関口マリーナ・グランデMarina Grandeに近づいていきます。


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船はマリーナ・グランデへの着岸準備にかかります。晴れ上がった空の下、カプリ島はいい眺めです。


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カプリ島の山の上にはまだまだ陽が高く、まぶしいほど輝いています。ナポリでは本当に天国と地獄を味わいましたが、カプリ島ですべてリセットしましょう。


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カプリ島にそろそろ上陸です。



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この記事へのコメント

1, レイネさん 2012/01/03 13:53
やっぱり、ナポリでスリに遭いましたか。でも、被害が小額だったのが不幸中の幸いですね。乗り物の出・入り口付近には南欧ではどこもスリがうようよしていて危ないです。
新年早々、夏のヴァカンス計画を立てています。こちらでは年頭に、同業者同士や部署内でヴァカンスの期間が重ならないよう調整するので、スケジュール立てるのも予約も今が勝負。実は、ナポリ南のアマルフィ海岸およびチレント海岸を2週間セイリングしようと思ってるんです。この数年は、ヨットをチャーターするセイリング・ヴァカンスにはまってます。去年はサルディニア島北部とコルシカでした。ナポリには行ったことがないので、わくわく。でも、物騒・剣呑なので気をつけないと。

2, saraiさん 2012/01/03 23:44
レイネさん、まさしく「やっぱり」でした。お粗末でした。
アマルフィ海岸2週間のクルーズとは何と豪勢な!!
セイリング・ヴァカンスなんですね。羨ましいことです。
ナポリは十分に気をつけてくださいね。

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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