カプリ島Capriのマリーナ・グランデMarina Grandeに到着です。
ここで、今回の旅の行程を地図で確認しておきましょう。ミラノ到着後、鉄道でローマ、ナポリと移動し、そこから船でカプリ島までやってきたわけです。

高速船から、スーツケースをがらがら引いて上陸します。マリーナ・グランデは人・人・人です。ここからホテルに電話をして、送迎シャトルをお願いします。

マリーナ・グランデにあるケーブルカー乗り場に迎えに来てもらうことにします。すぐ近くの乗り場の方にスーツケースを引いて移動します。

さすがにカプリ島ですね。日本人の団体なども多く見かけます。sarai達の隣には、日本人と思われる若いカップルも立っています。かなり待たされましたが、ホテルから迎えの車が来ました。すると、一緒に近くで待っていた日本人のカップルもその車に乗り込むのでびっくりです。お2人は新婚旅行中だということです。若いお2人と一緒になり、なんだか楽しいですね。
送迎シャトルは狭いくねくねした道を高台に上っていき、ホテルに到着します。
ホテルは『ホテル エクセルシオール・パルコ(Hotel Excelsior Parco)』です。ここでは1泊のみです。
もともと泊まる予定はなく、「青の洞窟」への再チャレンジだけにカプリ島に行くつもりでした。が、「青の洞窟」へは午前中が狙い目ということなので、日程を組み替えて1泊してもよいかなと思ったんです。それにカプリ島からはアマルフィまでクルーズする予定なので、大きな荷物のことも考えて泊まることにしました。
そういうわけで、マリーナグランデからの出入りが便利で景色もよさそうなホテルということで、このホテルを選択しました。何といってもマリーナグランデからの無料シャトルサービスがついていたのが決め手です。お蔭でナポリが2泊の予定が1泊になり、ナポリのホテルのおしゃべり好きな女主人からは、最初は2泊の予定だったのに1泊に変更したのねって、ちくっと言われました。このカプリのホテルはキャンセル不可条件でなるべく安価に済ませましたが、それでもさすがにリゾートホテルなので、ナポリのホテルの2倍の宿泊料。予算も超過です。
ホテルの入口と送迎シャトルです。

ホテルはちょっと高台にあり、ロケーションが素晴らしい、なかなかおしゃれなホテルです。saraiが奮発しただけのことはあります。外観は瀟洒な邸宅を思わせるような雰囲気です。

ウェルカムシャンパンも出ます。

シャンパンを味わっているうちにチェックイン手続きが終わり、部屋に御案内です。と、グレードをUPしてシーサイドビューのお部屋を用意させていただきましたとのこと。やったね。悪いことばかりではありませんね。
部屋に案内されますが、チップもあげられません。ナポリで小銭入れを盗まれたことを話すと、それは大変だったと慰めてくれました。後ほど小銭への両替をしてくれるようお願いします。
お部屋は素晴らしいです。広々としたベッド。

水回りもタイル張りの綺麗なバスルームです。が、残念ながらバスタブはなくシャワーのみです。

デスクも美しいもので、照明スタンドも可愛いですね。

ハイライトは専用ベランダです。広いスペースには可愛いテーブルと椅子。地中海も望めます。

デッキチェアーも用意され、リラックスして海が眺められます。

部屋からの眺めは素晴らしいです。部屋のテラスからはホテルのお洒落な中庭が見下ろせます。

地中海も木々の向こうに見通せます。

saraiもやっと上機嫌です。部屋でゆったりしましょう。ナポリでは色々あったし、昨日はアッピア街道で歩き疲れましたからね。
ところで、無線LANの接続は無料で、問題なく接続できました。
部屋でゆっくりした後、まだ明るいので、もっと眺めがよさそうなところを探してみましょう。部屋を出て、ホテルの中を探索。屋上のテラスに出てみます。とてもよい眺めです。太陽が沈んだカプリ島の山の岩肌が綺麗です。

海の方に目を転じると、カプリ島の岸壁が落ち込んでいる地中海、その向こうにはソレント半島が霞んで見えます。

部屋に戻り、乾いた喉に冷たいものが欲しくなり、ルームサービスでレモンシャーベットをお願いします。でも、運んでくれたメイドさんにもチップはあげられません。ゴメンナサイね。シャーベットはとっても美味しかったのですけど・・・。

とてもリラックスでき、昨夜の睡眠不足ととんでもない出来事の連続での疲れもあり、saraiはぐっすり寝込んでしまいます。夜もすっかりふけた頃、配偶者に起こされ、ルームサービスで夕食をお願いすることにします。ルームサービスって結構便利なんですよ。どんなに好き勝手な内容の注文をしようが許されるし(1人2品とか言われない!)、寝間着にスリッパでOKだし、結果的に安く済みます。ルームサービスのある立派なホテルには滅多に泊まらないけど、ルームサービスがあるときには利用しないとね。折角のリゾート気分をゆっくり味わいましょう。
ということで、ルームサービスで遅い夕食。スプマンテで乾杯し、色々あった波乱と感動とリラックスの1日が終わります。

明日は今度こそという青の洞窟への再挑戦。そして、再挑戦後はカプリ島を離れ、アマルフィ海岸をクルーズして、アマルフィAmalfiの街に向かいます。
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