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カプリ島で青の洞窟へ再挑戦:青の洞窟への船は出るのかな?

2011年10月13日木曜日@カプリ島~アマルフィ/1回目

旅は8日目です。

カプリ島Capriの朝です。部屋のテラスに出ると青空も見えていますが、なんだか怪しげな雲も空を覆っています。昨日はあんなに晴れていたのにね。


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今日は、10年前のリベンジで「青の洞窟」Grotta Azzurraに出かける予定です。船が出るかどうかは、9時に決定するとのことです。
運を天にまかせて、ゆっくり朝食を頂きながら決定を待ちましょう。

朝食は充実した内容です。飲み物には、真っ赤なオレンジジュースもあります。配偶者は、15年ほど前の旅で始めて真っ赤なオレンジジュースに出会った時の衝撃が忘れられないらしいのです。ようやく、真っ赤なオレンジジュースが心置きなく飲めますね。期待通り美味しいです。希望の卵料理も作ってくれるとのこと。ハムとチーズ入りのオムレツをお願いします。暖かい料理は本当に美味しいですね。


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他には、定番のハムやチーズの類は種々あります。新鮮な果物サラダも瑞々しい。


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ホテルのスタッフも気さくに話しかけてくれ、楽しい朝食です。そのうちに、昨日一緒になった新婚さんも現れます。その新婚さんと挨拶を交わし、楽しいおしゃべりです。新婦は色白の新潟美人。お2人といろんなおしゃべりをしながら、船が出るかどうかの決定を待ちます。若い人達との会話は楽しく、こちらも青春の日々を思い起こします。


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9時になり、レセプションの人に青の洞窟の確認をお願いします。どきどきです。すると、その結果は・・・船は出ます。やったね!

少々お天気は心配ですが、2度目の正直で「青の洞窟」観光に行けるようです。急いで出かけましょう。チェックアウトは、「青の洞窟」観光の後で良いとのことです。
マリーナ・グランデMarina Grandeの船乗り場までホテルの車で送ってもらい、チケット売り場と乗船場所も教えてもらいます。

チケットを購入して、船の出発を待ちます。クルーズ船は1人15ユーロです。
クルーズ船は既にスタンバイ状態ですが、乗船はまだまだのようです。


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乗船時間まで港をぶらつきます。港には小さな船がたくさん停泊しています。


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15分ほど待って、ようやく乗船です。


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でも出航はまだまだのようで、操舵室もがらんとして誰もいません。


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乗船後30分近く待ちました。多分、ナポリからの高速船の乗客の到着を待っていたのでしょう。かなり大きなクルーズ船で多くの船客を乗せられるので、船客がいっぱいになるまで待ったようです。さすがに「青の洞窟」観光は日本人が多いですね。何組かの日本人も一緒になって、いざ出発です。


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港を出るとクルーズ船はぐーんとスピードを上げ、島の沿岸を走り始めました。


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「青の洞窟」に行くクルーズ船は何隻もありますが、ホテルの人が教えてくれたクルーズ船は群を抜いて大きく、そして早い。先発した他の船をどんどん追い抜いて、速い、速い。大きいので波の揺れ具合も小さく、船酔いに弱い我々にはありがたいことです。クルーズ船が走っているうちに空は晴れて、綺麗な青空になりました。地中海の陽光がとても気持ちよく感じられます。


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波を蹴立てての地中海のクルーズは爽快です。


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あっと言う間に「青の洞窟」Grotta Azzurra前に到着。マリーナ・グランデから7分ほどでした。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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「青の洞窟」の近くまでクルーズ船が近づき、既に到着していたほかのクルーズ船に仲間入りです。


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先に到着していたクルーズ船の乗客たちが手漕ぎ船に乗り換えて、次々と「青の洞窟」に入っていくのを待ちます。


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見ていると、この手漕ぎ船に乗り換えるのはかなり大変そうです。揺れる海の上で、船の縁をまたいで乗り移るのですからね。「青の洞窟」観光をした友人から落ちそうになったという話も聞いたことがあります。ちょっと不安になってきました。
それほど待つ間もなく我々のクルーズ船に手漕ぎ船が寄ってきて、いよいよsarai達の番です。一艘の手漕ぎ船には4人ほどが乗り込めます。我々は2艘目の手漕ぎ船に乗りますが、ほかの日本人の若い夫婦と仲間を作り4人で手漕ぎ船に乗り移ります。ちゃんと乗り移れるかと心配しましたが、何と言うことはありませんでした。我々の大きなクルーズ船からは、船側に取り付けられた階段をつたって、上の方から手漕ぎ船に降りるだけでいいのです。ホテルの人から紹介された大きなクルーズ船にして本当によかったです。大小様々なクルーズ船が港には泊まっていて激しい客引きをしていたので、ホテルの人のアドバイスがなかったらどれを選んでよいのか迷ったことでしょう。料金も特に高かったようには思えません。
さあ、いよいよ「青の洞窟」です。


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遂に「青の洞窟」の初体験です。10数年来の思いがかないます。


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この記事へのコメント

1, あやさん 2011/11/12 23:47
再登場させてもらってありがとぅございますっ(^o^)♪

とっても詳しく書いてあって、新婚旅行がすごくよく思い出されます!

あの日は楽しかったです(^^)ありがとうございました!
Saraiさんのブログに載っていた青の洞窟の写真を見て、なんで2日連続で行かなかったんだろぅとものすごく後悔しました(>_<)。。
きっとあの時間に見える光は格別でしょうね!私達はついでに島1周もしたので結局見たのは3時頃になってしまいました〜泣。
いつかまた再チャレンジできたらぃぃなp(^^)q

2, saraiさん 2011/11/13 18:01
あやさん、saraiです。

またまた、登場していただきました。日の経つのは早いもので懐かしく思い出されます。あのときは楽しくおしゃべりさせてもらいました。

何度でも再訪問してください。ただし、ナポリは鬼門ですよ(笑い)。
その前に横浜へもお出かけください。配偶者ともども大歓迎します。

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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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