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カプリ島で青の洞窟へ再挑戦:コバルトブルーの光で満たされた幻想の世界

2011年10月13日木曜日@カプリ島~アマルフィ/2回目

手漕ぎ船に乗り込んで、いよいよ「青の洞窟」Grotta Azzurraに入場です。が、その前に船頭さんに「青の洞窟」の入場料と手漕ぎ船の代金を払います。1人12.5ユーロです。クルーズ船とは別料金です。クルーズ船に乗る前に、このような料金が必要だとは明確には説明されてません。もしも、ここまで来てお金がなかったらどうするんでしょうね。手漕ぎ船の船頭さんは、入場料を「青の洞窟」の番人に支払うために、船を寄せていきます。


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「青の洞窟」の前の海上は手漕ぎ船やクルーズ船がうようよ。大盛況です。


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「青の洞窟」の狭い入口の岩間の近くに手漕ぎ船を寄せて、「青の洞窟」から次々と出てくる手漕ぎ船が一段落するのを待ちます。


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だんだん、我々の順番が近くなってきました。


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saraiと配偶者も船に寝そべって頭を低くして、「青の洞窟」にはいる準備完了です。その様子を船頭さんがパチリと撮影してくれました。


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遂に我々の順番になり、「青の洞窟」に突入です。


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船頭さんも頭を低くして、岩間に近づきます。いよいよ「青の洞窟」に入ります。我々もさらにぐっと頭を引っ込めます。でないと、頭を岩にぶつけてしまうほど、岩間の天井は低いんです。


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岩間はオールで漕ぐスペースもないので、船頭さんは天井に取り付けられた鉄の鎖を手繰りよせて、一気に「青の洞窟」に突入です。


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一瞬、真っ暗な空間で何も見えません。


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後ろを振り返ると、岩間から光が差し込み、コバルトブルーに染まった海水が美しく輝いています。オ~、これが「青の洞窟」なんですね。


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後ろから続けて入ってきた手漕ぎ船が岩間からの明かりを少し遮っていましたが、その手漕ぎ船が視界から離れると岩間からの光がさらに明るくなり、美しい光で洞窟内が満たされ光の饗宴です。


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手漕ぎ船はさらに奥の方に入り、洞窟内は落ち着いたコバルトブルーの光になります。とても美しいです。TVでは何度も飽きるほど見た光景ですが、生の迫力は違います。


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向きを変えながら、洞窟内を周り始めると「青の洞窟」の海面全体が光を放っています。本当に美しい光景です。


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船頭さんがカンツォーネを歌い始めました。とてもよく響きます。こちらも一緒に声を合わせて歌います。一気にテンションがあがり、楽しくってたまりません。人間って単純なものです。船頭さんは日本語で、「素晴らしいね」と「ゆっくりと青の洞窟にいるよ」って言ってます。混雑すると5分ほどで出てしまうそうですから、大歓迎です。

まだまだコバルトブルーに輝く「青の洞窟」を堪能します。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

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07/08 15:53 じじい@

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久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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