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イタリア半島を南下し、シチリアへ:メッシーナの名物レストランでシチリア料理に舌鼓

2011年10月14日金曜日@アマルフィ~メッシーナ/5回目

サレルノSalernoからの5時間の鉄道の旅を終え、海峡の街メッシーナMessinaに到着しました。メッシーナ中央駅Messina Centraleで列車に別れを告げます。


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我々の乗っていた列車はさらにシラクーサSiracusaに向けて走り出します。ちなみにシラクーサは我々の明日の目的地です。

saraiは駅を出て、小雨の中を駅近くのホテルに無事チェックインしました。このホテルはNHロイヤルパレス(NH Royal Palace)ホテルです。ここでは1泊のみです。

メッシーナはカラヴァッジョの絵画を見ることだけが目的です。あまり観光地ではないようで、ホテルの選択の余地はほとんどなく、メッシーナ中央駅のすぐ近くのこのホテルが最適です。したがって、超早い時点でキャンセル不可の安い料金(2人で1泊86ユーロ)で予約しました。

ここは無線LAN接続が有料なので、まずは約10ユーロを支払いパスワードを発行してもらいました。ネット接続は問題なく?つながりました。

部屋は広く、ベッドも大変広いです。


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デスクもしっかりとして、PCの作業もやりやすそうです。


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ちょっと部屋に落ち着いたところで、夕食はシチリア料理のレストランへ行きます。ところが、ホテルからレストランへ予約を入れるものの、英語が通じずなかなか話が進みません。と、お店の人からアメリカーナと代わるから待ってくれとのこと。待つことしばし、英語の分かる人が電話に出てきて、スムーズに会話が進みました。最初から英語の分かる人に代わればよかったのにね。ホテルのレセプションでレストランの場所を教えてもらい、暗い道を通ってレストランに到着です。アル・パドリーノAl Padrinoというトラットリアで、名物おやじのパドリーノさんが仕切っている店です。太った調子のよいパドリーノさんに迎えられ、まず食事中のお客さんに紹介されました。なんと、先ほど電話で英語で会話してくれたのが、このアメリカ人夫婦のご主人だったんです。感謝の握手をして、テーブルに着きます。この旅は何かとアメリカ人と関わりがあります。昨夜のアマルフィのレストランでもアメリカ人のご夫婦とテーブルを隣り合わせ、少しお話をしました。その方はペンシルベニアからの方で、saraiがペン・ステートですねって言ったら、よく知っているねって驚いていました。
このパドリーノさんのレストランは日替わりコース料理があるので、それを注文しました。
まずはシチリア産の白ワインです。ちょっと癖のある香りの強いワインでした。


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料理を待つ間、配偶者がパドリーノさんに写真を撮っていいかと聞くと、OKと言いながら若い人を連れて我々を店先に誘い出します。一体何事だろうと思っていると、saraiのカメラをその若い人に渡し、看板を背景にしてのパドリーノさんとsaraiと配偶者の3人並んでの記念撮影となりました。面白いオヤジさんです。


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料理が出てきました。
盛り合わせのアンティパストです。


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パスタです。このパスタはシチリア郷土料理のパスタ・アッラ・ノルマ。ナスとマカロニのトマトソースのパスタでたっぷりとリコッタチーズをふりかけて食べます。


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メインの魚料理です。イワシのロール巻とパン粉を付けたイワシのオリーブオイルのグリルです。


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デザートはシチリア名物のカンノーロです。


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盛りだくさんのシチリア料理でした。saraiは美味しく完食しましたが、配偶者はかなり残してパドリーノさんに叱られていました。それでも、パドリーノさんから食後のリキュールをサービスです。パドリーノさんはつねにレストラン内にいて、お客さんを楽しませ接待していました。


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レストランは外からは目立たない建物ですが、中はご覧のとおり満席の賑わいです。


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シチリア料理に満足してsarai達は席を立ちますが、まだまだこれから地元の人達が集まり賑やかな会食が始まるようです。


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見送りに出てきたパドリーノさんと店先でサヨナラし、大変盛り上がった夕食も終了です。言葉は通じなくとも、人間同士気持ちは通じるものですね。

ホテルにもどり、長旅に疲れた配偶者はぐっすりです。明日に備えてsaraiもそろそろ寝ましょう。オヤスミナサイ。


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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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