ギリシャ劇場Teatro Grecoのあるネアポリ考古学公園Parco Archeologico della Neapolisから歩いてバス停に向かいます。また、パンテオンの前に出ます。

本当はこのパンテオン近くに20番のバスの停留所がある筈なのですが見当たりません。明日乗る予定のカターニア空港行きのバスは駅前から出るので、その場所の確認もかねて駅前に向かうことにします。が、駅前に着きそうになった時に後ろから20番の無料バスが追い越していきます。慌てて駅前に急ぎ、停車中のバスに乗り込みほっとします。カターニア空港行きのバスの確認はできませんでしたが、かなり歩き疲れているので良しとしましょう。20番のバスは出発地点だったアレトゥーサの泉Fonte Aretusaまで我々を運んでくれました。グラッツェ!
いったんホテルに戻り、ランチを食べるレストラン「リストランテ・ラ・カンブーサ」Ristorante la Cambusaの場所をネットで検索。配偶者はその間に、しばしも休まず洗濯です。レストランの場所が分かったので出撃。このレストランは本当は今夜行く予定でしたが、予約の電話をしたらたまたま昼のみの営業と断られ、いったん断念したお店です。意外に早くギリシャ劇場から戻ってこれたので、それならばとランチに出かけることにしたのです。レストランのご主人はイタリア人ですが、奥さんが日本人で和食も出るらしいのです。ちょっと珍しいお店ですよね。リストランテ・ラ・カンブーサの入口はえらく殺風景です。

ランチは予約なしで行きましたが店内はガラガラ。でも、店内の内装は綺麗です。

海外で和食が食べたいわけではありませんが、興味半分でまずはお寿司を注文。お寿司は、本当に一口サイズで見た目にも自然。でも、醤油入れはどう見ても小さめの急須でした!

それに天ぷら。

日本人が作っていると思われる普通の日本の味で、ホッと納得です。やはり日本食はお腹に軽いですね。お腹に余裕があるので、デザートもいただきます。
レモンのジェラートです。

配偶者はチョコレートケーキ。

〆は、やはりカプチーノがない(徹底していますね)ので、エスプレッソです。

接客はイタリア人のご主人担当のようで、日本人の奥さんは現れません。店の外に出てから、入口の横が調理場になっているので覗いていたら、調理場に立つ奥さんがこんにちはと手を振ってくれます。

色んな所に色んなことをして日本人が生きているのですね。レストランの近くからはシラクーサの美しい港が眺められます。

お腹ごなしに、街を見物しながらホテルに戻りましょう。間もなく、ポルタ・マリーナPorta Marinaです。

この門をくぐると港に出ます。マストが林立しています。

海の色の美しさは独特のものです。

大きな港です。豪華客船も接岸できます。ギリシャ人の作った街はやはり海の街です。

港からオルティージャ島Isola di Ortigiaの街の中に向かいます。緑の濃い並木道が続きます。なかなかロマンチックだなと思っていたら・・・おっと、カップルのお熱いシーンにぶつかってしまいます。若いっていいですね。

saraiも負けずに配偶者と手をつないで街歩きを楽しみましょう。
ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

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