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マルタの休日:ヴァレッタの絶景!アッパーバラッカガーデン

2011年10月19日水曜日@マルタ島/2回目


絶景の眺めのアッパーバラッカガーデンUpper Barracca Gardensでガイドの最後の説明は、何とバスへの集合時間についてです。集合時間までは観光をしたり、お茶をして過ごせということみたい。


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sarai達も、この絶景の展望台でもう少し景色を楽しまなくってはね。展望台の一番端の方まで行くと、遮るものもなくグランド・ハーバーGrand Harbourの湾の出口の方が見渡せます。素晴らしい景色です。


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海だけでなく、ヴァレッタVallettaの街の風景も素晴らしい! マルタ・ストーンで造られた建物が立ち並んでいます。こんなに膨大にマルタ・ストーンが産出するんですね。街の建物はマルタ・ストーンの使用が義務づけされているとのことです。


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グランド・ハーバーの対岸の街もよく見てみましょう。この岬の街がヴィットリオーサVittoriosaの街です。岬の先端が聖アンジェロ砦Fort St Angeloです。この砦にあった鳥籠と呼ばれる牢獄に、聖ヨハネ騎士団の騎士になっていた画家カラヴァッジョが収監されていました。彼を誹謗した騎士を襲い、重傷を負わせた罪でした。彼はここから脱走し、シチリアに逃れるわけです。


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マルタというと、オスマン・トルコに包囲され、聖ヨハネ騎士団が7割もの犠牲者を出してまで守りきった戦い(グレートシージGreat Siegeと呼ばれています)が有名です。そのときの主戦場がこの街です。当時、この街はビルグBirguという名でした。グレートシージの戦いに勝利した記念で、勝利を意味するヴィットリオーサという街の名前になりました。ちなみにそのグレートシージの時には、まだヴァレッタの城塞都市はなかったそうです。
このヴィットリオーサの街の岬の右側の岬がセングレアSengleaの街です。岬の左側の港がドックヤード・クリークDockyard Creekです。


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グレートシージでは、このヴィットリオーサとセングレアの間を鎖でつないで、ドックヤード・クリーク辺りへのオスマン・トルコの侵入を阻みました。そういえば、コンスタンティノープルの陥落の際も金角湾の入り口に東ローマ帝国側が太い鎖を渡して、オスマン・トルコの侵入を阻みました。このときはオスマン・トルコの奇策・船の山越えで侵入されましたが、このマルタではオスマン・トルコの侵入を防ぎきりました。
ヴィットリオーサとセングレアの街、それに2つの街の間にあるコスピークワCospicuaの街は古くからある街で、3つをまとめてスリーシティーズThree Citiesと呼ばれています。
もう一度、砲台、グランド・ハーバー、スリーシティーズの絶景を眺めましょう。


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グランド・ハーバーには、今日も豪華客船が停泊しています。シチリアもこのマルタも豪華客船だらけです。本来はsaraiもマルタ島には船で来るつもりでしたが、もうシーズンオフで船便が少なく断念したんです。もっとも豪華客船ではなく、フェリーに乗るつもりでしたけどね。


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美しい風景の写真を撮り終え、お嬢さんたちに別れを告げます。公園を出ようと歩いていると、日当たりのよいベンチでのお昼寝の姿が目にはいります。


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有名なマルタの猫です。マルタは人間の数よりも猫の数のほうが多いという猫天国です。しかしながら、これがマルタで猫を見た最初で最後の機会になりました。
バスの集合時間の指示を無視して早めのバスに乗ろうと、バス乗り場に向かいます。バスターミナルに出ると、今度は猫ではなくて、これも有名なマルタの猫バスが停まっています。


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今年の初めに古い猫バスの代わりに大量の中国製バスが輸入され、猫バスは基本的になくなったと聞いていました。貴重なショットが撮れて、少し嬉しくなります。このバスの乗降口を見てください。ドアがありませんね。これも特徴です。できれば、乗ってみたいところですが、残念ながらそうはいきません。
バス乗り場に到着します。でも、一向にバスはやってきません。


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昨日乗った会社のバスはそれなりにやってきます。バス乗り場で世話をやいているお兄さんにもらったパンフレットを良く見直した結果、本日saraiが利用している会社のバスは乗り降り自由ではなく、1日ツアーであることが判明しました。2社に違いがないどころか、全く違うじゃないですか。もう観念するしかないですね。腹をくくって、1日観光を楽しむことにしましょう。素敵な2人のお嬢さんも一緒だから、たまにはこんな観光もよいでしょう。
というわけで、まだバスの出発時間まで30分以上もあります。バス乗り場の向かいに見えているヴァレッタの城壁の方に歩いていって、堅固な作りに驚きます。写真ではたいしたことはなさそうですが、実はこの城壁のまわりは深い堀になっていて、とても高い城壁になっているんです。


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グレートシージの後に来るべきオスマン・トルコの襲来に備えて、新しい城壁都市ヴァレッタを築いたそうです。城壁の上には、赤地に獅子が描かれたヴァレッタ旗(確信はありませんが)がはためいています。


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バス乗り場で長い間バスを待っている間にバス会社のお兄さんとも仲良しになり、記念撮影です。


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ようやくバスの出発時間になり皆さんがぞろぞろ集まってきて、バスは次の目的地を目指して出発です。


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あと2公演ありますが、もう既に同じプログラムを2回演奏しているので、ますます良くなるか、ち

11/09 10:56 えりちゃ

えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai
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