コンディトライカフェ・アイーダCafe Konditorei Aidaの朝食をいただいたところで、いよいよマーラーのお墓詣りに向かいましょう。ショッテントーアSchottentorのトラム乗り場に戻ります。地上のトラム乗り場はリンク通りRingstraßeを走るトラムの乗り降りのためのものです。

グリンツィングGrinzingに向かうトラムは地下乗り場なので、地下へ下りていきます。ここが地下のトラム乗り場です。

地下から見上げるとボティーフ教会Votivkircheも見えています。

グリンツィング行きのトラムは38番のトラムですが、電光表示板ではあと2分でやってきます。

グリンツィング行きの38番のトラムが地下乗り場にはいってきます。地下でぐるっと旋回して向きを変えます。このショッテントーアとグリンツィングの間を38番のトラムが向きを変えながら往復してるんです。

トラムは出発するとすぐに地上に出ます。通りの町並みを眺めていると、配偶者が何かにカメラを向けます。花屋さんがどうしても気になるんですね。

今度は大きな花屋さんです。配偶者はトラムで素通りしてしまうのがいかにも残念そうです。

ドナウ運河Donau Kanalに並行に北西の方向に約20分。素晴らしいお家が立ち並ぶ高級住宅街に入っていきます。終点一つ手前のアン・デン・ランゲン・リュッセンAn den langen Lüssenで下車。しっかりグリンツィング墓地Grinzinger Friedhofへの道案内の標識があります。それに従って進めば5分ほどで到着する筈です。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

緑にあふれた広い道を進みます。

トラムを降りたところから、saraiはIPODでマーラーの交響曲第9番を聴きながら墓地に進むことにします。まずは第1楽章を聴き始めます。もう、胸に迫るものがあります。ちなみに演奏はバルビローリ指揮ベルリン・フィルの歴史的名演奏です。

地図を手にブラブラ歩いて行くと、途中おばさんが道案内をしてくれます。皆さんとっても親切ですね。道の両側には立派な住宅が立ち並んでいます。

墓地に近づいたのか、花屋さんがあります。墓地の近くに花屋さんがあるのは日本もウィーンも同じですね。

ここでお供え用の花を買うか迷いましたが、墓地でも買えると思い見送ります。
墓地は高台にあるようで、道は少しずつ上っていきます。

やがて、グリンツィング墓地の入口が正面に見えてきます。saraiはマーラーの交響曲第9番で頭の中はうるうるです。

トラムの停留所からグリンツィング墓地までのルートを国際マーラー協会のHPの地図で確認しておきましょう。

いよいよマーラーのお墓に向かいます。
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