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ウィーンで音楽三昧:旅の2日目のしめくくりは楽友協会で

2012年4月7日土曜日@ウィーン/6回目

3時までホテルでゆっくり休憩した後、コンサート用の服装に着替えて、お友達のHさんと待ち合わせているカフェ・シュヴァルツェンベルクCafé Schwarzenbergに向かいます。ちょっと小雨模様ですが傘を使うほどでもないので、地下鉄からトラムに乗り換えて、ぎりぎり約束の時間にカフェ・シュヴァルツェンベルクに到着です。


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お店は随分混み合っていますが、Hさんが予約をしていてくれたので、さっと予約席に案内されます。カフェって予約するもんなんですね。日本の感覚と違います。


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メニューで注文の検討をしているとHさんが到着。相変わらず明るい雰囲気の人です。彼女にランチを食べたいと相談してみると、土日は定食メニューのランチはないことを教えられます。土日はアラカルトメニューで注文するんだそうです。saraiはウィーン風コンソメスープとシャンピニオンのオムレツ、配偶者はウィーン風の牛とパスタ入りのスープとサラダを注文。saraiはもちろん白ワインもいただきす。Hさんと話し込んでいるうちに、料理が届きます。

これがsaraiのスープとオムレツ。


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これが配偶者のスープとサラダ。サラダにはチキンフライも付いていて立派な一品です。


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これはパン。


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思いがけず、Hさんからハッピーイースターのプレゼントをいただきます。うさぎさんのスイスチョコレートです。小さなイースターエッグのチョコレートも付いています。


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この後、何を食べたか忘れるほど、話が盛り上がります。途中でメランジェもいただきます。


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あっという間にコンサート直前の時間になり、Hさんとお別れです。それぞれ別のコンサートなんです。明後日はウィーン国立歌劇場Wiener Staatsoperで同じバレエを見るので、またその前に一緒に食事する約束をして、名残惜しく別れます。
カフェ・シュヴァルツェンベルクを出ると目の前がインペリアルホテルHotel Imperial Wienです。その裏がウィーン楽友協会Gesellschaft der Musikfreunde in Wienになります。


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今夜のコンサートは、ウィーン楽友協会での《ウィーンの春》と銘打ったウィーン交響楽団の名曲ガラコンサートです。通常この類のコンサートは敬遠するんですが、指揮が大御所ジョルジュ・プレートルなのでスケジュールに入れました。しかし、1,2週間ほど前にEメールでプレートルがキャンセルした旨を知り、がっくり。代わりの指揮はドゥ・ビリーです。ドゥ・ビリー大好きのHさんは、逆にドゥ・ビリーだったら是非行きたかったと悔しがっていました。まあ、人それぞれです。チケット売り場で予約していたチケットを受取り楽友協会の中に入ると、saraiのネクタイを見た楽友協会の方が「ベリー・ナイス!」と声を掛けてくれました。saraiのネクタイは、前回購入した楽友協会のネクタイなんです。楽友協会の係の男性は全員このネクタイをしており、saraiも係と間違えられそうです。
楽友協会の天井を見上げると実に美しく輝いていました。


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グローサーザールのホールに入ると、今日はTVカメラがはいっています。オーストリア放送協会の中継があるようですね。


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このホールは本当に豪華な内装です。


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コンサートは実に楽しく、そして美しく、最後はアンコールのウィンナー・ワルツで盛り上がって、終了。このコンサートは、オーストリア放送協会がテレビカメラを7~8台も使って力のはいった撮影を行っていました。そのうち、日本でも放送されるかも知れませんね。

終演は9時半過ぎ。楽友協会を出ると、夜空を背景に楽友協会の建物が美しく輝いています。


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地下鉄で10時頃にホテルに戻り、今夜のコンサートのブログ記事を書き上げます。そのときの記事はここです。

明日の夜はウィーン国立歌劇場でワーグナーの大作オペラ《パルジファル》です。4時間の長時間大作で、2回の休憩を入れると5時間を超えるでしょう。明日はゆっくり英気を養って、オペラに臨みます。

旅の2日目(実質1日目)は上々の滑り出しです。


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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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