40年前は三条京阪の駅は地上にありましたが、今や地下に立派な駅ができています。チケット自動販売機で鞍馬までの連絡切符を買おうとすると、どうやら叡電乗り放題の1dayチケットがお得なようです。近くの京阪のチケット売り場まで行って、そのチケットを購入。配偶者はしっかり、叡電の1dayチケットのパンフレットと鞍馬・貴船のイラストマップをゲットしてきました。

綺麗な改札を抜けて京阪電車のホームに下りて行きます。

ホームで電車を待つと、出町柳行の特急電車がやってきました。次の停車駅は終点の出町柳です。出町柳の地下駅も初体験で改札を出てきょろきょろしていると、駅の女性が近寄ってきて叡電乗り場を教えてくれました。京都の街は熟知していると思っていたsaraiですが、40年のギャップは大きく本当にお上りさん状態です。教えてもらったエスカレーターを上り、地上に出ます。

叡電の改札に向かうと、前方の若い男女がダッシュ・・・えっと思っていると、鞍馬行の電車がちょうど出発するところでした。そのダッシュした男女さえも乗り損ねましたから、saraiももちろんおいてけぼり。その電車は叡電ご自慢の900系「きらら」でした。「きらら」は展望列車でまわりの眺めが楽しめるとのこと。配偶者が駅員さんに次の「きらら」の発車時間を訊くと何と40分後とのことです。よくよく訊くと鞍馬行の通常車両は20分後だそうですが、折角ですから「きらら」に乗りたいですね。駅員さんに出町柳付近の地図を貰い、40分程散策してきましょう。近くには下鴨神社があります。ちょっと参拝してきましょう。出町柳の橋で高野川を渡ります。

橋の上から見た高野川の上流方向です。

出町柳は賀茂川と高野川が合流して鴨川になるポイントです。これはさすがに昔から見慣れた光景ですが、久しぶりに見てみましょう。左手手前が高野川、右手手前が賀茂川、そして、前方が鴨川です。

ついでに賀茂川の上流方向も見ておきましょう。

合流点を見た後は下鴨神社に向かいます。まずは賀茂川公園を歩きます。

この公園は松の木の多い緑豊かな公園で結構広いんです。

そのせいか、本来右の方に向かうべきところを左の方に出てしまいました。少し遠回りになり、下鴨神社の参道に左横から入り込むことになってしまいました。参道に横手から入る赤い鳥居が見えます。

その参道に入る前に河合神社があります。この神社は美人と縁結びの信仰の神社だそうですが、もうsaraiには不要です。横目に見ながら通り過ぎました。

少し遠回りをしたこともあり、ここまでが意外に遠くて、参道に出て遥か遠くに神社の建物が見えた時点で、これはとても時間内に参拝してくることは不可能と判断し、参拝は断念。境内の糺の森の奥深くにある神社に手を合わせて、遠景参拝と相成りました。

急いで出町柳に戻りましょう。今度は正しい参道を戻ります。

参道は途中から住宅街になりますが、延々と続きます。もしかしたら、最初からこの正しい参道を来たとしても時間的にはそう変わらなかったかもしれません。

ともかく、急いで電車の時間に間に合うように歩を進めます。うまく叡電の《きらら》に乗ることができたかどうかは次回で。
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