FC2ブログ
 
  

梅雨の時期に行く京都の旅:大徳寺の塔頭、大仙院の枯山水の名庭

2012年6月28日木曜日@京都/3回目

大徳寺の塔頭のなかでも必見の大仙院にやってきました。参道を歩き、一の門の前に立つと門の向こうに大仙院の方丈の玄関が目に入ります。国宝です。


JAPtXCar1yf96c.jpg



玄関の前は小さな庭園になっていて、立派な菩提樹が立っています。実は、もっと見るべき木もあったのですが、この時点では見落としていました。


LKQy1A3OFE22e9.jpg



受付を済ませて大仙院の建物に入りますが、ここからは案内してもらいながら大仙院を巡ります。残念ながら、写真撮影は一切禁止ということです。ここからは買い求めた絵葉書でのご紹介になります(一部、季節外れの画像もありますが悪しからず)。
まず、方丈の国宝玄関から案内スタートです。


114T9gUdQt75c7.jpg



方丈をぐるりと取り囲む形で枯山水の庭園が広がっています。方丈の北東の隅の蓬莱山を模した岩から枯山水の庭が始まります。蓬莱山の滝から流れ落ちた水が石橋の下をくぐりぬけます。もちろん枯山水ですから、水そのものはなく砂が水を表します。


_oqyLJRci3c55b.jpg



方丈の広間から枯山水を望んだところです。一番左が蓬莱山で、流れ出た水は真ん中に見える透渡殿の下をくぐり、水がいったん堰を落ちて大河になります。


8SgnDixaSC6e59.jpg



大河となり、そこには石の宝船が浮かび、子亀も泳ぎます。


UnYCkZM5dW1533.jpg



大河は遂に方丈南側にある大海に至ります。こういう講釈はともかくとして、砂に筋目を付けただけの庭園は精神性が高く、見ているだけで心がピュアーになっていく感じがします。深みのある素晴らしい庭園です。


lTCl1RMXXm688a.jpg



庭の奥の隅には沙羅双樹の木が1本立っており、花が咲いているようですが遠くてよくは見えません。お寺の方によると、沙羅双樹の花は方丈玄関前の庭園にもあり、近くで見られるそうです。帰りに忘れずに見ましょう。

砂の庭は筋目以外は真ん中の二つの砂山があるだけで実にシンプルです。こういう簡潔の美こそ日本の精神空間だと思います。砂山のことを案内の方に伺うと、お清めの塩と同じような意味だということです。


cJYqXD8gn26ede.jpg



この南側の砂の庭と方丈を挟んだ逆の側の北側には、蓬莱山の滝の水が西行した中海を模した庭園があります。庭の向こうには拾雲軒という書院が簾をさげて建っています。この書院は有名な沢庵和尚が住んでいたところです。宮本武蔵が沢庵和尚に対面したのもここだと言われています。


QRD2jUjHq7a45b.jpg



ひととおり大仙院を見せていただきました。抹茶をいただきながら一休みしましょう。お庭を眺めながらお茶が頂けると思っていたら、入口近くの控えの間のようなところでのお茶で、かなり残念。
最後に記念品売り場で絵葉書セットを購入しましたが、その場に先代の住職の尾関宗園氏が控えておられ、記念のサインをしながらとても洒脱なお話を披露してくれました。梅雨時の観光客の少ない時期だからこその楽しい一時でした。

方丈の玄関を出て、ぽつりと咲いた貴重な沙羅双樹の花をしっかりと見ました。1日限りの花ですね。生まれて初めての出会いで、配偶者は大喜びしてました。大原ではまだ蕾だけでしたからね。


RFn2y6NsFG96ca.jpg



一の門から大仙院を出ます。門の先は松の木の参道が続いています。


IpM8xrx1M36ff6.jpg



この参道を突き当たって、左手には真珠庵があります。この真珠庵は著名な一休宗純ゆかりの寺院です。


sQ8sXVH8Au6626.jpg



大徳寺は紫野にありますが、このあたりの散策を続けます。この後は次回で。


↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : 京都旅行
ジャンル : 旅行

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai

saraiさま、
お久しぶりです!
お元気にコンサートや旅行を楽しんでおられますね!
ブログ、楽しく拝見しています。おフランス、良いね😊
私は春だというのに、仕事と用事以

04/09 05:29 えりちや

気になってたずねても 
誰にも知らんと言われなんやろ
と思いつづけて居ました❗
写真みつけてこれだと思いました❕スッとしました
教えて下さって嬉しいです
ありがとうご

02/13 22:26 みーちゃん

みーちゃんさん、saraiです。

あの謎の建物は雄琴沖総合自動観測所という施設で琵琶湖の水質を測定しているそうです。

https://www.water.go.jp/kansai/biwako/html/repo

02/13 21:40 sarai

ずーと前にうきみどうに行きました
やはり、琵琶湖の真ん中の建物が何なのか気になったままです
分かりましたか
教えてください

02/13 20:54 みーちゃん

五十棲郁子さん、コメントありがとうございます。

水道水のこと、tap waterって言うんですね。知らなかった。単にwaterで通していました。ましてや、フランス語はほとんど

02/11 00:12 sarai

フランスも地方へ行くと英語が通じないでしょう。tap water ぐらいフランス語で言えないとね。

02/10 12:54 五十棲郁子
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR