ドイツ連邦国会議事堂Reichstagsgebäude am Sitz des Deutschen Bundestagsの見学は事前の調査が不備だったので不首尾に終わってしまいましたが、外から見たことでよしとしましょう。ここからはティーア・ガルテンTiergartenの並木道を歩き、再びブランデンブルグ門Brandenburger Torに移動します。綺麗な並木道の先にブランデンブルグ門が見えています。

ティーア・ガルテンの森の中は並木道が整備されていて、散策を楽しむ人たちが見られます。

ティーア・ガルテンの案内板があります。今は一番右手のブランデンブルグ門の近くです。森の真ん中には、戦勝記念塔(ジーゲスゾイレSiegessäule)があります。その間を結ぶ大通りは6月17日通りStraße des 17. Juniです。1953年の東ベルリン暴動で多くの市民が命を落とした悲劇を後世に伝えるために、この通りの名前が決められたとのことです。1953年6月17日より以前はシャルロッテンブルク通りCharlottenburg Straßeと呼ばれていたそうです。この通りをずっと進むと、その先にシャルロッテンブルク宮殿Schloss Charlottenburgに達するようです。

これがその6月17日通りです。ずっと先に、戦勝記念塔ジーゲスゾイレが小さく見えています。戦勝記念塔はデンマーク戦争勝利を記念して建てられたもので、1872年に完成しましたが、この間、普墺戦争(1866年)、普仏戦争(1870年-1871年)にも勝利し、それらの戦勝もあわせて記念しています。プロイセンは、この頃戦争に勝ち続けていたんですね。この6月17日通りはご覧のとおり広くて真っ直ぐだったので、第2次世界大戦中のベルリンの戦いでは、臨時に滑走路としても使用されたそうです。

6月17日通りの逆方向はすぐ先にブランデンブルグ門があり、その先は通りの名前が変わり、ウンター・デン・リンデン通りUnter den Lindenとなります。

ブランデンブルグ門の方に向かいます。近くまでやってきました。

地下鉄でやってきた時はウンター・デン・リンデン通り側からブランデンブルグ門を眺めましたが、今度は6月17日通り側から眺めます。門の上の天使像が背中を向いています。つまり、こっちは裏側ということですね。

ブランデンブルグ門の周りは凄い人ごみです。

門の向こうにウンター・デン・リンデン通りが見えます。門を抜けて、そっちを散策しましょう。

門の前には、観光用の馬車が並んでいます。ウィーンの馬車フィアカーに比べると、数は少ないです。

ブランデンブルグ門に向かって、記念撮影する人たちが一杯です。その横には、路上パフォーマンスをする人の姿も見られます。こういう光景は万国共通ですね。

ブランデンブルグ門のすぐ近くには、ベルリンのマダム・タッソー館Madame Tussauds Berlinがあります。ベルリンでも人気者はハリウッド俳優です。マリリン・モンローがモンロースマイルで立っています。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

ウンター・デン・リンデン通りを進みましょう。
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