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これからの注目の国内コンサート 1月~6月

今年、楽しみにしている、あるいは気になっているコンサートについて、まとめてみましょう。4月と6月は海外遠征するので、国内のコンサートはパスします。聴きたかったコンサートはあったんですけどね。

《1月》
 プラハ交響楽団
  ショパン:ピアノ協奏曲第1番、チャイコフスキー:交響曲第5番
    これは上原彩子のピアノが聴きたいのと、新春の名曲コンサートということで、軽く聴きたい感じのコンサートです。

 インバル指揮東京都交響楽団
  新マーラー・チクルス
    インバルのマーラーは第3番、第4番と素晴らしい演奏でした。
    次は交響曲第5番+リュッケルトの5つの歌(フェルミニオン)です。これは絶対に感動できるコンサートになるでしょう。
    第6番以降は11月からです。

 セガン指揮ロッテルダム・フィル
  プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ヴァイオリン:庄司紗矢香
  ブラームス:交響曲第4番
    これは庄司紗矢香のヴァイオリンが聴きたいのが本音です。

《2月》
 ハーゲン弦楽四重奏団
  ベートーヴェン弦楽四重奏曲チクルス前期3回
    これは楽しみです。これが聴きたくて、トッパンホールの会員になりました。
    ハーゲン弦楽四重奏団は昨年、ウィーンでもチクルスをやりましたが、東京でも聴けるとは思いませんでした。
    残りの3回は9月~10月です。
    ちなみにsaraiの知る限り、ハーゲン弦楽四重奏団はまだCDでもベートーヴェン弦楽四重奏曲の全曲はリリースしていません。
    次は是非、バルトークの全曲チクルスをお願いしたいものです。

《3月》
 ハイティンク指揮ロンドン交響楽団
  ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第2番 ピアノ:ピリス
  ブルックナー: 交響曲第9番 ニ短調
   これは聴き逃せません。4月はアムステルダムのコンセルトヘボウでハイティンク指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団でブルックナーの交響曲第8番を聴く予定です。
   ハイティンク指揮のブルックナーの8番、9番を聴けるとは夢のようです。サントリーホールとみなとみらいホールの両方で聴きます。
   アムステルダムでも交響曲第8番は2回のコンサートの両方を聴きます。我ながら、好きですね。

 ハイティンク指揮ロンドン交響楽団
  モーツァルト: ピアノ協奏曲第17番 ピアノ:ピリス
  ベートーヴェン: 交響曲第7番
   もうひとつのプログラムはベートーヴェンの交響曲第7番です。これももちろん聴きます。
   この計3回のコンサートはこの春、一番期待しているコンサートです。

 上原彩子ピアノ・リサイタル
  オール・ラフマニノフ・プログラム
   上原彩子の得意なラフマニノフを満喫できるリサイタルです。どれほどの準備をして、レベルの高い演奏をしてくれるか、正直、不安と期待感の両方があります。

《4月》
 ヨーロッパ遠征

《5月》
 インバル指揮東京都交響楽団
  モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 ピアノ:児玉桃
  ブルックナー: 交響曲第9番 ニ短調
   またまた、ブルックナーの9番です。絶好調のインバルと都響のコンビがどんな演奏を聴かせてくれるか、期待が高まります。

 ヒラリー・ハーン・ヴァイオリン・リサイタル
  コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ第4番
  フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
  バッハ:シャコンヌ  ほか
   昨年のヒラリー・ハーンのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲はとても感動しました。
   今年はヴァイオリン・リサイタルです。バッハのシャコンヌは楽しみです。ただ、無伴奏パルティータ第2番全曲を演奏してくれないのが不満ではあります。
   これもみなとみらいホール、オペラシティの両方で聴きます。

 大野和志指揮ウィーン交響楽団
  ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ヴァイオリン:庄司紗矢香
  ブラームス:交響曲第4番
   これはウィーンでも同一のプログラムでコンツェルトハウスで公演がありますが、その来日公演です。
   庄司紗矢香とウィーン交響楽団がどうブラームスを演奏するか、わくわくします。

《6月》
 ヨーロッパ遠征

saraiにとって、魅力的なものが目白押しです。これから、本腰を入れて、予習に励みましょう。

秋はインバル指揮東京都交響楽団のマーラー・チクルスの第6番以降、ペライアのリサイタル、ティーレマン指揮ウィーン・フィルのベートーヴェン・チクルス、ハーゲン・カルテットのベートーヴェン弦楽四重奏曲チクルス後半と大物がずらりと並びます。これらについてはヨーロッパ遠征後に整理して、記事をアップしましょう。


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この記事へのコメント

1, michelangeloさん 2013/02/23 00:12
sarai様

こんばんは。以前、ティーレマン氏の演奏会ブログ記事にて、初投稿させて頂いた者です。sarai様の夢の様な日記や素敵なお写真は、まだまだ本場を知らない私にとっては迫ってくるものが強く、時間がたっぷりある時に拝見致しております。

それでも、こちらの記事は何度か拝読しておりました。「これが聴きたくて、トッパンホールの会員になりました」とのお言葉が、何度も脳裏を過ぎったのです。聴き逃したら、きっと後悔するだろうと思ったのです。

今年は三強オーケストラの来日も重なるので苦しいのですが、私は何とか1日だけハーゲン弦楽四重奏団を聴きに行くことに決めました。選んだのは、ハープとセリオーソのある2回目です。昨年のヘンシェル弦楽四重奏団では聴けなかった曲なので、興味津々です。sarai様の初日と最終日のご感想を、楽しみにしています。

2, saraiさん 2013/02/23 03:03
michelangeloさん、こんばんは。
2日目に来られるんですね。お話でも、できると嬉しいです。
今、日夜、予習に励んでいます。バリリ、ウィーン・コンツェルトハウス、ブッシュ、ブダペスト、スメタナ、ラサールでベートーヴェンのインティメットな世界にどっぷり浸かっています。後は最後の8番です。
古風な演奏中心に聴いていますが、もちろん、モダーンなスタイルもOK。ベートーヴェンのカルテットはどこが演奏しても幅広く受容できます。マーラーの9番みたい。
ハープは楽しみですね。体調を整えて、聴きましょう。では。

3, michelangeloさん 2013/02/24 00:09
sarai様、こんばんは。

昨晩は、午前まで音楽を楽しまれていたご様子が伺えます。私も予習に取り組んでいる最中ですが、改めてベートーヴェンの引き出しの多さとセンスに圧倒されます。運動神経の良さそうな演奏から優雅なアプローチまで、何度聴いても飽きることはありません。このところアルバン・ベルクやヴィヴラートを得意とする指揮者のCDばかり聴いていたので、シャープなハーゲンの魅力に触れられる水曜日が楽しみです。

2日目の演奏会、もしご迷惑でなければ、是非トッパンホールにてお目にかかりたいと存じます。いつか、ご挨拶だけでも叶えばと思っておりました。

4, saraiさん 2013/02/24 09:09
michelangeloさん、おはようございます。

ベートーヴェンの交響曲、ピアノ・ソナタ、弦楽四重奏曲はいずれも内容がぎっしりですね。特に弦楽四重奏曲は作品18から内容が深いのに改めて驚きます。後期がすべてではありません。ハーゲンのアタックの強い個性的な演奏に期待しています。
2日目の演奏会についてはEメールにて、子細をお伝えします。

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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