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旅はオランダから~デン・ハーグ市立美術館で見るフェルメールの最高傑作!

2013年4月6日土曜日@アムステルダム~デン・ハーグ~デルフト/2回目

デン・ハーグHS駅で親切な駅員さんのお蔭で大荷物をコインロッカーに片付け、デン・ハーグ市立美術館に向かいます。まずは駅前に出ます。駅の建物はいかにもオランダらしい重厚な建物です。


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この駅前がトラムの停留所になっています。17番のトラムで美術館に向かいます。もちろん、OVチップカールトでチャリンとやるだけでトラムに乗り込めます。これがトラムの車内。新しく清潔です。


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街の中心部を通るので、車窓を楽しむことができます。


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中央駅を通り、街の中心を抜けていくと、立派な建物が見えてきました。恐らく、デン・ハーグで最も有名な建物でしょう。平和宮Vredespaleisです。この名前を聞いてもピンと来ない人が多いと思いますが、この平和宮の建物の1階に国際司法裁判所International Court of Justiceがあるんです。現在は国連の管轄下に置かれています。


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平和宮が見える辺りからは、綺麗な森の中を走ります。スヘーフェニンゲン森林公園Scheveningse Bosjesです。


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この森林公園の外れの市立美術館駅Gemeentemuseumでトラムを下ります。デン・ハーグHS駅から20分ほどかかりました。


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でも、近くに美術館らしき建物が見当たらず、焦ります。重厚な建物が見えますが、どうも美術館ではないようです。


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勘にまかせて歩いて行くと、妙なものが見えます。スプリンクラーで水を撒き散らしています。変なオブジェもあります。まさか、これが美術館?


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これが美術館の前庭だったようです。何とか、デン・ハーグ市立美術館Gemeentemuseum Den Haagに到着です。

デン・ハーグHS駅から17番のトラムと徒歩でのデン・ハーグ市立美術館への移動ルートを地図で確認しておきましょう。


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美術館の前には池があり、その中で醜悪な(失礼!)コンテンポラリーアートの作品が展示されています。


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本当にごみの集積物のようなアートで、口あんぐりです。デン・ハーグ市立美術館は古いものだと誤解していましたが、新しい美術館なんですね。


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こんなところにフェルメールがあるのか、確信が揺らぎます。ともあれ、中に入ってみましょう。お洒落なアプローチから入館します。


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ところが、美術館のオープンは11時からと係りの方に言われて、えっと驚きます。ガイドブックをよく見ると、その通り11時からになっています。あちゃー!!
仕方がないのでカフェを探すと、隣り合った建物にカフェがあるようです。池の向こうです。


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そのカフェで30分ほど休憩です。saraiはコーヒー、配偶者はホットチョコレートです。カフェの窓からは美術館が見えています。


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窓から見る美術館は青空に映えて綺麗です。


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オープン時間が近づき美術館の入口に行くと、入館を待つ人の行列ができていました。もっと早く並べばよかったと後悔のほぞを噛みますが後の祭り。オープン時間になり、おとなしく行列の後ろから順番を待ち、チケットを購入。これは2枚分のチケットですが、1枚は美術館の外観、もう1枚はレンブラントの《テュルプ博士の解剖学講義》が絵柄になっています。


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美術館の英語版のパンフレットもゲット。うっ、この女性が見ている絵はもしかしたら、モンドリアン? どうして、表紙がモンドリアンなの? 後で知りましたが、ピート・モンドリアンはオランダ出身で、この美術館には世界一のコレクションがあるそうです。あとで、じっくりと拝ませてもらいましょう。


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さあ、フェルメールの作品を鑑賞しましょう。現在、デン・ハーグのマウリッツハイス美術館は改修中のため、収蔵品はこのデン・ハーグ市立美術館で展示中なんです。日本で人気のフェルメールの《真珠の耳飾りの少女》は、改修費用を捻出するために、日本・米国などを巡業中で見られませんが、同じくフェルメールの《デルフトの眺望》は門外不出の作品なので、デン・ハーグ市立美術館で見ることができます。
美術館は複雑な構造でかなり広いため、そう簡単にはフェルメールに到達できません。2階では、ギュスターヴ・カイユボット展を開催中です。彼の最も有名な作品の「床を削る人々 Raboteurs de parquet(1875年)」が展示されているのにはビックリ。これはオルセー美術館所蔵ですから、借りてきたわけですね。


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その後、迷いに迷って、ようやくマウリッツハイス美術館のコレクションに到達しました。残念ながら、このコレクションのみ写真撮影禁止。絵葉書を求めて、代用します。

TVや画集でいやと言うほど見てきた《デルフトの眺望》ですが、実際に生で見てみると、まったく印象が異なります。大きな画面にくっきりと明瞭にデルフトの街の風景が丹念に描きこまれています。実に自然に描かれた風景画ですが、誰もこのようには描けないだろうとも思います。フェルメールの強い自信がうかがい知れる感じです。本当に見惚れてしまう作品です。saraiの意見では、《牛乳を注ぐ女》と並ぶ最高傑作です。無理しても見に来て、良かった! 門外不出ですから、ここへ来ないと絶対に見ることができません。


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レンブラントの《テュルプ博士の解剖学講義》も彼の集団肖像画の代表作だけあって、素晴らしい出来栄えです。黒の使い方が見事。


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もっと、ご紹介したい作品もありましたが、マウリッツハイス美術館のコレクションはこの2点に留めます。次はデン・ハーグ市立美術館のコレクションをご紹介します。モンドリアンは必見です。


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なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

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