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ブダペスト・ウィーン・ドレスデン・プラハの旅~これから搭乗・・・行ってきます。

ひたすら、この2日間、ブログの記事を書く余裕もなく、旅の準備を続け、何とかつじつまを合わせ、今、羽田空港行きの電車に飛び乗ったところです。今回の旅に向け、初めて、タブレットを購入し、それを使って、記事を書いています。といっても、流行りのIPADではありません。より安価なAmazonのKindle Fire HDです。まだ、使い慣れていないので、戸惑いながらの利用です。スマホは使っていませんからね。

さて、旅の準備ですが、まずはこれまで用意してきたチケットや書類の確認と整理です。既にオペラ、コンサートのチケットと資料はチェック済みです。次はホテルの予約の確認とその場所を地図上で調べ、空港/駅からのアクセスを考えます。ネット上の電車/バスの乗り換え案内ツールを活用します。Googleのマップのルート検索も結構、使えそうですが、まだ、時刻表データの完備していない街も多く、これからに期待しましょう。いずれにせよ、この作業に相当の時間と労力を費やしてしまいました。
後はまだ、あまり分かっていない街、ブダペスト、レーゲンスブルク、ドレスデン、プラハの把握と交通事情のチェック、そして、どこで遊ぶのかをプランしたところで時間切れ。美味しいレストラン・カフェのチェックは持越しになりました。旅先での出たとこ勝負です。

今回の旅は音楽三昧の旅なので、それでも、十分に楽しめるでしょう。

そろそろ、搭乗時間が迫ってきました。今回もANAの羽田空港発の深夜便でフランクフルトを経由して、最初の目的地はブダペストです。実に23年ぶりの訪問になります。初めての訪問と変わりませんね。

ということで、次はブダペストからのレポートになります。
では、行ってきます。


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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

これぞヴェルディ!シモン・ボッカネグラ@ハンガリー国立歌劇場 2013.5.31

今年はヴェルディ・イヤー。今年初めて聴くヴェルディは、初見参のハンガリー国立歌劇場です。今回の旅では、世界的にメジャーではない歌劇場にも足を運ぶことにしました。その第一弾がこのハンガリー国立歌劇場です。
いやあ、やっぱり、音楽は自分の耳で聴いてみないと分からないものです。とても素晴らしいオペラ公演に感動してしまいました。ヴェルディの1,2を争う傑作オペラの黒光りするような音楽美にしびれてしまいました。何と言っても、バス、バリトン陣の好演が光ります。冒頭のパオロとピエトロの登場からの2人の歌でこのオペラが素晴らしくなりそうな予感を抱かせられます。ヴェルディ渾身の男のオペラです。華やかさとは縁遠い男たちの葛藤のドラマです。そして、シモン役のKalmandiの登場。一段と声がよく響きます。シモン役としては、少し明るい声のバリトンですが、心理表現の深さはなかなかです。彼は理想と苦悩、そして、愛を熱演。素晴らしいシモンでした。続いて、フィエスコ役のPrestiaです。長身の体の奥から、ずしんと響いてくるバスは圧巻です。フィエスコは、表の主役シモンに対して、裏の主役のような重要な役どころです。このオペラはフィエスコ役がしっかりと歌わないと成り立たないオペラです。それは《ドン・カルロ》の国王と相通じるものがあります。今回のオペラで最高の歌唱はこのPrestiaでした。終幕で彼が『シモンは死んだ』と最終宣言するところは身震いするような歌唱でした。
さて、この男のオペラでの紅一点、アメリアですが、この役を歌ったBorossは少なくともsaraiの耳を十分に楽しませてくれました。欠点と言えば、細く高い声で響きが濁るところですが、あとは繊細な歌いまわしから、激しく叫ぶところまで、女声を一人で担う責務を期待以上にこなしてくれました。第1幕のシモンとアメリアが実の親子であることが判明するシーン、これはこのオペラ最大の山場でもありますが、2人の美しく、そして、深い感情表現には、最高の感動を味わいました。
ガブリエーレ役のテノールAdorjanは決してスケールの大きな歌手ではありませんが、テノールとしての役どころを十分にこなしていたと思います。目立ち過ぎず、それでいて、男声の高音部を一人で担って、アンサンブルとしてもよかったと思います。

シモンとフィエスコの憎しみから始まり、彼らの和解と愛情に至る男のドラマの骨組みがしっかりと押さえられた素晴らしい公演でした。アメリアの濁りのない声で純真さが彩られたのもよかったしね。

そうそう、演出が少し面白かったんです。海の男シモンのバックボーンなのか、男たちの欲望・野望を表現するのか、海の怪獣と思しき4匹が舞台を蠢くんです。それに対して、アメリアのシーンでは、人魚たちも登場。これは純真さの象徴でしょうか。いずれにせよ、オペラの本筋とは関係ありませんが、リグリア海を舞台に表現するための演出です。その是非はさておき、意欲的な演出には敬意を表します。

今日のキャストは以下です。

  演出:Ivan Stefanutti
  指揮:Vashegyi Gyorgy
  管弦楽:ハンガリー国立歌劇場管弦楽団

シモン・ボッカネグラ:Kalmandi Mihaly
  アメリア:Boross Csilla
フィエスコ:Giacomo Prestia
  パオロ:Alik Abdukayumov
ガブリエーレ:Pataki Adorjan
  ピエトロ:Bakonyi Marcell

今回の旅の皮切りとしては、上々の滑り出し。1日おいて、ウィーンで超弩級のオペラ、ガランチャとアラーニャの《カルメン》です。やはり、オペラはいいです。
《シモン・ボッカネグラ》は今回の旅で1週間後にミュンヘンのバイエルン国立歌劇場でも見ます。よっぽど頑張ってもらわないと、ハンガリー国立歌劇場の公演にひけを取ってしまいますよ!
ヴェルディの主要なオペラでは、この《シモン・ボッカネグラ》と《シチリア島の夕べの祈り》の2つだけが生では未聴でした。これで残りは《シチリア島の夕べの祈り》です。いつ、巡り合えるでしょうね。楽しみは尽きません。


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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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たかぼんさん、初めまして。saraiです。

嬉しいコメント、ありがとうございます。ブッシュ四重奏団は素晴らしいですよ。とりわけ、第14番は最高です。
もっとも、ブッシュ

09/17 02:04 sarai

とても素晴らしいお話をお聞かせ頂き感謝いたします。
私は今まで、後期の4曲はブダペスト四重奏団できまり!と思っておりました。
ブッシュ四重奏団は別なレコード(死

09/16 13:52 たかぼん

ミケランジェロさん、saraiです。

遅レスで申し訳けありません。敬愛するジョナサン・ノットをご評価いただき、ありがとうございます。

相変わらず、独自の音楽探求を続

06/23 23:50 sarai

こんにちは。

ジョナサン・ノット氏の公演鑑賞を拝読したく参りました。毎回とても沢山の公演記録を私達に届けて下さり、ありがとうございます。

マエストロは数年前のイ

06/14 08:27 michelangelo

えりちゃさん、コメントありがとうございます。
最終公演に行きますが、ムーティ&ウィーン・フィルは渾身の力で凄い演奏を聴かせてくれますよ。特にシューベルトは有終の

11/09 22:13 sarai

尻上がりに素晴らしくなりました!
あの弦の響きにもうハマるのですよ!
あと2公演ありますが、もう既に同じプログラムを2回演奏しているので、ますます良くなるか、ち

11/09 10:56 えりちゃ

えりちゃさん、お久しぶりです。saraiです。

なかなか、海外渡航の見通し、立ちませんね。来年あたりはどうでしょうね。長期戦覚悟で我慢するしかありませんね。

こちら

04/10 02:37 sarai
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