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旅はオランダから~ロッテルダム、ユーロマストから望む新マース川(ライン川河口)の絶景

2013年4月7日日曜日@デルフト~アムステルダム~ロッテルダム/5回目

ロッテルダム中央駅の駅前から8番のトラムに乗ります。向かうはユーロマストEuromast。折角ですから、綺麗な車両の先頭に陣取って、街の景色を楽しみましょう。


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変わったビルを発見。モンドリアン風ですが、特に上部の歪みは・・・絶句です。これこそ、キュビズムではないでしょうか?


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一方、古風なオランダ風の建物も並んでいます。


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ロッテルダムは第2次世界大戦の爆撃で徹底的に破壊され、その復興の過程で、古い家並みを再建した地区と現代的なビルが混在する稀有な街になったそうです。戦後の復興も色々なパターンがあるものですね。いずれにせよ、戦争の傷跡はヨーロッパの各地に確実に残っています。

やがて、トラムは停留所Euromastに到着。ここから、ヘト公園Het Parkの中を散策しながら、ユーロマストEuromastに向かいます。ユーロマストは大きく見えています。


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公園はパルクハーヴェンParkhavenという港に沿って、広がっています。ユーロマストもこの港近くに立っています。ぶらぶらと散策します。


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段々とユーロマストに近づいていきますが、意外に遠いものです。


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ユーロマストに到着。

駅からここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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まず、ユーロマストの入場チケットを購入します。すると、売り場のお姉さんに、展望レストランのテーブル予約はここでは受け付けていないので、展望レストランに行って訊いてみてねって言われました。それは了解しましたが、何でそんなことを念押しする必要があるのか、よく分かりません。展望レストランで食事するために入場チケットを買ったのに、展望レストランがいっぱいで入れなかったという苦情でも多いのでしょうか? ともあれ、チケットを購入。


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エレベーターで100mの中間点まで上り、ここから新マース川を眺めます。夕日を浴びて、河口のほうは水面が輝いています。


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上流は街を貫いて、その先はライン川につながっているのでしょう。


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眼下の公園を見下ろすと、緑の上にユーロマストの黒い影がくっきりと刻み付けられていて、綺麗です。


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この中間点から上は、ユーロスコープと呼ばれる回転展望エレベーターで最上部まで上がります。ガラス張りの窓のまわりの椅子に腰かけて、展望を楽しみながらゆったりとします。


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座っているだけで、景色がどんどん変わっていきます。360度のパノラマで、しかも少しずつ高度を上げた景色になっていきます。面白いですね。これは街の中心方向です。右上の黒っぽいビルはロッテルダム中央駅付近です。


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新マース川対岸にある港には大型船が停泊しています。


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新マース川の水面はますます輝きを増していきます。


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街の中心方向(ロッテルダム中央駅方向)の景色もますます見下ろす感じに変わってきました。


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ユーロマストの下の公園や川もずい分、上から見下ろす感じです。もう、ユーロマストの尖端に近くなってきました。


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これはユーロマスト前の港と新マース川です。川には船が航行しています。


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公園の間の低い部分には、大きな道路が抜けていて、立体交差が綺麗です。


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新マース川をひっきりなしに往来する船舶を見ているのも楽しいですね。


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新マース川(ライン川の支流ですから、実質ライン川)は直下に見え、ずっと河口のほうまで見渡せます。残念ながら、海までは見通すことはできません。それでもライン川の河口付近を見たということで、ライン川の旅の始まりということにしておきましょう。


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やがて、展望エレベータは、元の中間点近くまで下りてきました。それでも、これくらいの眺望です。


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展望エレベータを出て、中間点にある展望レストランの様子をみてみます。できたら、ここからの眺望を楽しみながらのディナーといきたいところです。果たして、予約なしで、テーブルを確保できるでしょうか。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
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07/08 18:59 sarai

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07/08 15:53 じじい@

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久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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