
駅の方に向かって、お店を横目で覗きながらぶらぶら歩きます。

ふと目にとまったのは、大きなパン屋さんBäckerei Merzenichの店先です。同じ種類のパンが膨大に積み上げられていて、どんどんお客さんが買っていきます。

配偶者がひどく気になったようで、いったん店を通り過ぎましたが、また戻ってそのパンを購入。Berlinerという名前のパンで、2つで1ユーロとお手軽な価格です。2個買って、後で電車の中で食べましょう。
駅近くに戻ると、観光用のプチトランが停まっています。このケルンも観光地なんですね。

駅前のお土産物屋さんで、買い損ねていた大聖堂の絵葉書を買い(何故、買い損ねたかはお分かりですね・・・)、切手はどこで買えるかしらと聞くと、国際郵便でしょと言いながら切手を出してくれました。気の利くお土産物屋さんですね。ついでにポストの場所も教えてもらい、無事デルフトで出しそびれていた絵葉書を出すことが出来ました。

駅構内に入る前に、もう一度、衝撃のケルン大聖堂の姿を脳裏に刻みつけておきます。本当に圧倒的な重量感です。

ホーヘ通りを通って、ケルン中央駅までの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

駅構内には、定番のお寿司屋さんもありますが、これはパス。

では、コインロッカーから荷物を取り出して、次の目的地ボンに向かいましょう。
駅のコインロッカーの前に来て、アレ?どこに入れたかよく思い出せません。持っているロッカー開扉用カードには番号が書いてありますが、それに対応したロッカーが見当たりません。

困っているsaraiに、適当にカードを入れてみれば駄目ならはじかれるよというのが配偶者の意見。それもそうだと適当なロッカーにカードを入れると、スルスルと吸い込まれてしまいます。

大正解でこれが荷物を入れたロッカーだったのかと思っていると、液晶表示に荷物が運ばれてくる絵が流れます。

そこで、ようやくこのコインロッカーの仕組みに気付きました。車の立体駐車場と同じなんですね。空いているロッカーと思っていたのは自動の受付ロッカーで、どこに入れても同じだったのですね。この地下に大きなロッカーの収納庫があるのでしょうか。凄いですね。さすが、ドイツです。
しばらくすると、無事にコインロッカーの扉が開き、そこには預けた荷物がちゃんとありました。

これがそのコインロッカーシステムの一部です。こういう受付ロッカーが3~4セットは並んでいます。

荷物をゲットし、ホームに移動します。
途中で、saraiが美味しそうな果物の売店の前で足が止まります。ジュースが飲みたくなったので、この美味しそうな生フルーツジュース屋さんで適当にリンゴとバナナを注文。

手渡されたのは、リンゴソースと細かく切ったバナナの乗った暖かいカップ。エッ?・・・。

全く思いが違ったのですが、仕方がないですね。恐る恐る食べてみると、甘い牛乳おかゆにリンゴソースとバナナが乗っかったようなもので、これが意外に美味しい!新たなお米の食べ方を発見というところです。
もう一度店先のポスターを見ると、ちゃんとミルク粥(Milchreis)って書いてありました。

驚きの連続のケルンでした。
ホームに行くと、予定したインターシティがやってきました。

ファーストクラスはがらがらです。もっとも指定席を取ってありますので、安心して乗車。

席に座ると、早速、配偶者が先程パン屋さんで買ったパンをテーブルに広げます。

ふわふわした食感の美味しいパンでした。オランダもドイツもパンの文化ですね。種類も多く、どれも美味しい!

インターシティの車窓から、駅の向こうに大聖堂の《2本》の尖塔が頭を出しています。

ケルン中央駅を離れても、まだ尖塔が見えています。

遂に建物の陰に尖塔が隠れそうです。この大聖堂は一生忘れられない思い出になりそうです。

発車後、すぐに検札です。金髪のポニーテールの車掌さん。ドイツでは、すぐ検札・・・分かっていますよ!

ボンはすぐに到着するでしょう。ボンの到着後のことは次回で。
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