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ラインの旅:ドイツ編~コッヘムでの美味しい食事、もちろん、モーゼルワイン付!

コッヘムのマルクト広場に面したビストロ BISTRO Am Marktに入ることにします。手頃な料金でのメニューが充実しているようです。


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店に客は1組だけ。そのパソコンを開いていたおじさんが、やあと声をかけてきます。常連さんかと思ったら、お店の人でした。お腹の出っ張った人のよさそうなオヤジさんです。ということは、客は誰もいなかったんですね。まあ、時間が3時半頃ですから、普通の客はいないでしょう。がらんとした店内で落ち着けそうなテーブルを選択。


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とりあえずモーゼル産のスパークリングワインを注文。


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ドイツ語のメニューを何とか読み解き、スープとメイン1品ずつを注文すると、オヤジさんがキッチンに消えていきました。


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料理を待っている間に、ようやく別のお客さんが入ってきました。少し賑やかになります。


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まず、スープが出てきました。
豆のスープです。ソーセージ付です。


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グーラッシュです。鍋で出てきました。


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どちらもボリュームたっぷりで、なかなかの美味。
スープを食べていると電気屋さん(多分?)が入ってきて、天井の電灯をチェックし交換しています。やはり、客の少ない暇な時間帯なんですね。電気屋さんは口に電球をくわえて、おどけてみせてくれました・・・。


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スープを完食です。
オヤジさんが調理している間に、今度は女性がやってきて、オヤジさんが使っていたパソコンの前に座ります。年の頃から言えば、親子でしょうか。
彼女は電気屋さんと打ち合わせを始めました。


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出てきたキノコのオムレツを見て、もうビックリです。なんともビッグサイズ。料理を運んできたオヤジさんの娘さんと思われる女性と大笑いしてしまいました。


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ザワークラウトの上にのったニュルンベルグ・ソーセージもビッグサイズ。


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ビッグサイズのメイン料理に苦戦。食べても食べても、一向に減りません!
調理を終えたオヤジさんは、娘さんと一緒にパソコンでの作業に戻りました。


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後からやってきたお客さんも出ていって、また店内は我々2人とパソコンの前に座るオヤジさん達だけになりました。


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キノコのオムレツもニュルンベルグ・ソーセージのザワークラウト添えもとっても美味しかったので悔しいのですが、残してしまいました。オヤジさんも、胃が小さいから仕方がないねと許してくれました。

さあ、帰りましょう。お店を出ると、またまたマルクト広場。


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雨も上がったので、今度はモーゼル川沿いの道を歩いて駅に向かいます。コッヘム橋(Mosel Bruecke)の前を通過。


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ぶらぶら歩いて、10分程で駅の前に出ました。
マルクト広場からコッヘム駅まではほぼ一直線のルートです。一応、地図で確認しておきましょう。


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駅もマルクト広場の建物と同様にハーフ・ティンバー様式の綺麗な建物です。


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駅に入り、階段を上ります。



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予定の電車よりも2時間早い電車に乗れそうです。


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お天気も今一つだし、早目に宿でゆっくりするも良いでしょう。
帰りの電車では、saraiはほろ酔い加減でウツラウツラしていましたが、時々目を開けてはモーゼル川に向かって、シャッターを切リます。青空も見えてきて、夕方のモーゼル川がとっても綺麗だったのです。


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雲も出ていますが、モーゼル川の水面が夕陽に輝いています。


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薄暮のモーゼル川にぽつんと貨物船が浮かびます。なぜか、寂しげに感じます。


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モーゼル川の鉄橋を渡り、コブレンツ中央駅もすぐです。


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ホテルに戻って、明日の朝の対応について、レセプションのお兄さんと交渉します。
ライン川クルーズに乗るには、ホテルを朝6時半に出発しないといけません。チェックアウト時間には早過ぎるし、朝食もその時間では食べられません。また、荷物(スーツケース)もライン川クルーズに持っていくわけにはいかないので、ホテルで預かってもらう必要があります。
お兄さんの決断で、チェックアウトは今、済ませてしまい、朝食代は割引(10ユーロがバック)、荷物はパックした状態で部屋に置いておけば、ホテルの人が回収してレセプションで預かってくれることになりました。部屋のキーは、6時半にホテルを出発する際にホテルの玄関のポストに放り込んでおけばいいそうです。7時まではホテルの玄関もロックされているので、キーがないと外にも出られないようです。気の利いたお兄さんのサービス精神に感謝!

明日の朝のことが決まり、一安心で部屋に戻ります。ホテルには相変わらずシャワーしかないのですが、シャワーを浴びてさっぱりして、コーヒーを煎れて(コーヒーマシンがあった!)ゆっくり過ごします。配偶者は、せっせとお洗濯です。

明日はいよいよライン川をクルーズして、憧れの古城ホテルにお泊りです。古城ホテルの部屋の小さなバルコニーからはライン川も望めるそうです。朝早くの移動になるので、早目に休みましょう。


次回を読む:7日目:ライン川クルーズ~ドイチェスエック~古城ホテル

前回を読む:5日目:デルフト~ケルン~ボン




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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
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京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

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クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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