ライン通りを歩いていくと、左手にワイン畑が広がります。朝早くから、畑の手入れ作業している人たちがいます。

ワイン畑の入り口は綺麗なアーチになっています。

ワイン畑の前には古い石造りの建物があります。ブレムザー城Brömserburgです。このお城は現在ワイン博物館Rheingauer Weinmuseumになっていて、ワインに関する展示やワインの販売が行われています。

ワイン畑の奥には大きな建物が見えます。ボーゼン城Boosenburgです。現在はワイン業者の個人所有で見学できません。

まだまだ寒い春ですが、美しい花が咲き誇っています。まるで桜のように見えますが、何の木なのかは分かりません。

ライン通りを進み、街並みにはいってきました。船着き場に近づいたのですが、ライン川河畔へは踏切はあっても皆固く遮断機が降りていて、通れないようになっています。どこまで行っても、電車の線路を超えて河畔にいけません。配偶者が、道行く人に、向こうに行くにはどうすればよいのかと尋ねると、道を戻って踏切を渡ればよいと言います。当然のお答なのですが、駅近くまで戻るのは抵抗がありますね。
しかし、結局はアドバイスに従って、また駅の方に戻ります。駅近くの踏切の前で、車と一緒に踏切が開くのを待って、ようやく川岸に行けました。

川岸を船着き場の方に進んで行きます。小さな観光船も停泊しています。

先ほど通れないと思って、通るのをあきらめた踏切の前に来ると、固く閉じていた筈の遮断機が今は上がっています。どうも、ひっきりなしに貨物列車が通るので、私達が通りかかる時にたまたま閉じていただけのようです。苦笑してしまいます。街のかたのアドバイスは何だったんでしょうか。

その上、チケット売り場の近くには、線路をくぐる地下通路まであることを発見。どうも、取りこし苦労をしてしまったようで、ちょっぴり悔しい思いです。時間に余裕があるからよかったものの、そうでなかったらと思うとぞっとします。

ようやくチケット売り場に到達でき、乗船券を購入しました。

鉄道駅からチケット売場まで、踏切を渡れずに無駄足を踏んだルートを地図で確認しておきましょう。

チケット購入時、saraiが60歳以上なんだけどというと、すんなりシニア割引で30%オフしてくれました。かなりお得なので嬉しかったのですが、身分証明書の提示も求められずすんなり認めてもらえて、ちょっぴり複雑な心境です。そんなに見かけが間違いなく60歳以上に見えるのかしらね?
これがシニア割引のリューデスハイムからコブレンツまでの乗船券です。通常2人で68.2ユーロのところ、47.8ユーロでした。

もう、船着き場にはクルーズ船が停泊しています。

しかし、まだ乗船時間まで40分程余裕があります。折角の機会ですから、リューデスハイムの街をさっと散策しましょう。歩きはじめると、日本人と思えるご夫婦に出会いました。おはようございますと声を掛けると、向こうのご夫婦も嬉しそうに返事をしてくれます。阪急交通社のツアーだそうです。私達と同じ船でラインクルーズをして、クルーズ後、今日の夜の航空便で日本に帰るとのこと。沼津の近くの函南の方ということで、話が盛り上がりました(saraiは昔、沼津に住んでいたことがあるんです)。ご夫婦と別れて、散策を続けます。
この後は次回で。
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