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ラインの旅:ドイツ編~ライン川の美しき古城・・・シュターレック城とプファルツ城

ラインクルーズは続きます。
ロルヒの船着き場を出港すると、また、対岸のフュルステンベルク城が目に入ります。


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ロルヒの町を過ぎていきます。

これまで、時々日が差したり小雨がぱらついたりで少々寒いのですが、甲板で頑張り続けます。かなりの人が堪りかねて、下の船室に降りていきました。まだ甲板に残っているのは、相当の好きものだけです。


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次のお城のシュターレック城 Burg Stahleckが見えてきました。


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円錐形の屋根のある監視塔を中心に綺麗な城郭になっています。現在はとても人気のあるユースホステルになっているそうです。


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逆方向に進むクルーズ船がやってきました。船とお城の組み合わせがなかなかいいですね!


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シュターレック城が建つ丘の麓の河畔は緑の公園になっていて、気持ちよさそうです。こういうところで途中下船してみたいですが、残念ながらそういう時間的な余裕はありません。


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シュターレック城の麓の町バッハラッハ Bacharachの船着き場に接岸します。


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バッハラッハの船着き場を出港します。バッハラッハの聖ペトロ教会を始めとする中世風の街並みと丘の上のシュターレック城が美しいですね。


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シュターレック城に目が釘付けになっている間に船は進んでいきます。


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すぐに対岸にある中洲の小さな城が見えてきます。と、川沿いを電車が走っていきます。先ほど乗ってきた私鉄VIASの電車です。


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見えてきたお城は川の中洲に建つプファルツ城 Burg Pfaltzgrafensteinです。山の上にもグーテンフェルス城 Burg Gutenfelsが見えています。


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ぐんぐん、プファルツ城とグーテンフェルス城が近づいてきます。


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派手なプファルツ城と古色蒼然としたグーテンフェルス城の対照の妙が興味深いところです。


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プファルツ城は真ん中の5角形の塔が先に建てられ、その後に塔を取り囲む城壁が造られたそうです。城壁はまるで船のような形をしています。これはライン川の激しい水の流れから、塔を守るためだそうです。そもそも、こんなところに城を建てても敵の攻撃からは守りにくくて軍事的な意味はあまりありません。これは城というよりも、ライン川を通行する船から通行税を徴収するための税関でした。
軍事的な城の役割を果たしていたのは丘の上に聳えているグーテンフェルス城です。


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プファルツ城を真横から眺めることができました。


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プファルツ城を十分鑑賞したところで、船が離れていきます。


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このプファルツ城までは、一部の例外(エーレンフェルス城、ノリッヒ城)を除いて、お城は左岸に集中していました。このプファルツ城に惹かれて、乗客はみなさん、右側に集合です。


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また、美しいラインクルーズ船が横を通り過ぎていきます。


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船はカウプ(Kaub)の船着き場に到着。プファルツ城のすぐ近くです。


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ロルヒからカウプまでのクルーズのルートを地図で確認しておきましょう。


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ラインクルーズは佳境にはいってきましたが、この後は次回で。

テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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10/07 08:57 堀内えり

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saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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