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ラインの旅:ドイツ編~ライン川クルーズのハイライト・・・シェーンブルク城とローレライ

ラインクルーズは続きます。
カウプの船着き場を出港すると、遠くの丘の上ににまたお城が見えてきます。


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シェーンブルク城 Schonburgです。10~12世紀頃に起源を持つ古城です。


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近づき、お城がはっきりと見えてきます。大変に美しいお城です。シェーンブルク城というのはドイツ語で「美しい城」という意味であり、ライン川流域で最も美しいとの評判の城です。現在は最も人気のある古城ホテルになっています。saraiは今日この古城ホテルに宿泊する予定なので、とても楽しみです。


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シェーンブルク城の正面までやってきました。


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シェーンブルク城を過ぎて、オーバーヴェーゼル(Oberwesel)の町の中心の前に出ます。1308年に建設された、赤い教会との別名を持つ聖マリア教会が大きく見えて、その向うにシェーンブルク城が見えます。美しい風景です。


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オーバーヴェーゼルの船着き場に到着。シェーンブルク城に泊まるので、ここで降りれば便利なのですが、この先にローレライという名所があります。このまま船に乗って、ローレライを通ってコブレンツまで行き、そこから電車でこのオーバーヴェーゼルに戻ってきます。


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クルーズ船はすぐにオーバーヴェーゼルの船着き場を離れます。


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オーバーヴェーゼルは搭とワインの町として知られ、ライン河谷で中世城壁や搭が最もよく残っています。目の前には、一番左に聖マルティン教会(St. Martins-Kirche)、真ん中に小さなカッツェン搭(Katzenturm)、一番右に大きなオクセン搭(Ochsenturm)が見えます。


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オーバーヴェーゼルの町を離れると、いよいよラインクルーズのハイライトのローレライに近づいてきます。川が左に湾曲しており、そこを過ぎるとローレライが見えてくる筈です。


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砂を積んだ貨物船とすれ違います。前方の右岸にローレライの岩山が見えてきました。


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遂にローレライの岩山の全景が顔を出しました。真正面に見える丘がローレライです。


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ローレライの湾曲した流れに入ってきました。昔は船の難所で、よく座礁したと言われています。ローレライの岩山は今や右岸の前方に大きく見えています。


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と、ローレライの岩山の下のトンネルから私鉄VIASの電車が飛び出してきました。ここは我々も早朝に通ったところです。やはり、トンネルはローレライの真下を通っていたんですね。


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ローレライの岩山の真横に出ました。ごつごつした岩が露出した大きな岩山です。


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船はローレライの岩山を回り込んでいきます。川は大きく湾曲しているところです。


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あっという間にこの船の難所は通り過ぎていきます。ローレライの岩山はずっと後方になりました。


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クルーズ船の乗客はこのハイライトシーンを見るために全員、総立ちで見物しています。


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ライン川の中洲にある少女の像が見えます。船は結構離れて航行するので、ズームアップしての撮影です。


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カウプからローレライまでのクルーズのルートを地図で確認しておきましょう。


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これでライン川クルーズの佳境はほぼ見終えたという感じです。ここまで1時間半ほどでした。しかし、コブレンツまでのクルーズはまだ半分も終わっていません。
ライン川クルーズはまだまだ続きますが、それは次回で。



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この記事へのコメント

1, ハルくんさん 2013/08/01 12:48
saraiさん、ご無沙汰しました。

ローレライの岩山に登ったことがありますが、展望台から眼下に見下ろすライン川が雄大かつ美しくとても素敵でした。
近くにローレライの像というのが有るのですが、中々の美人でしたので、彼女と手を握って記念写真を撮りました。
そのあとに、特に水難事故も女難事故もありませんでしたけれども。心の中では女難事故に遭って沈没したいと思っていたのですが・・・(笑)

2, saraiさん 2013/08/02 00:30
ハルくんさん、こんばんは。

とてもユーモアあふれるコメント、ありがとうございます。
ローレライの像というのがあるんですね。よい記念になりましたね。羨ましい!
ところで、貴ブログのラインの旅でシューマンの交響曲「ライン」を紹介していましたね。今思うと、ライン川クルーズ中にIPODでこの曲を聴けば、雰囲気抜群だったと後悔しています。

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 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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