今日は夕方までストラスブールの美しい街を楽しみ、それからまたライン川を遡り、いよいよスイスに向かいます。
ストラスブールの朝は快晴です。昨日は風が強くて上れなかったノートルダム大聖堂のテラスに上りましょう。その前にまずは朝食です。朝食ルームに向かいますが、途中通ったビリヤード台のあるロビーの豪華なことにため息がでます。

朝食ルームも木材がふんだんに使われた豪華な造りです。5つ星ホテル並みですね。

チーズ、ハム、ソーセージの種類が豊富でしたが、パンも充実していました。

朝食を済ませ、ノートルダム大聖堂に向かいます。

クーン通りを駅前に出てトラムに乗ってもいいのですが、駅とは逆の方向に歩いて停留所フォーブール・ド・サヴェルヌ通りFaubourg de Saverneに向かいます。こちらのほうが、一駅分旧市街に近いんです。

トラムに乗り、旧市街の入り口の停留所オム・ド・フェール広場Homme de Ferで降ります。チケットは昨日、24時間券を買っておきましたから、いちいち買う手間は省けます。クレベール広場Place Kléberを抜けて、グランド・アルカード通りGrandes Arcades通りを大聖堂に向かって歩きます。

昨日も通ったグーテンベルク広場Place Gutenbergに出ました。また、グーテンベルク像に迎えられます。

今日は土曜日なので、市場が開かれています。古書店がずらっと並んでいます。

市場の通りの先に大聖堂の尖塔が頭を出しています。

市場には、花屋さんも出ていますね。

お店を横目に見ながらアルバルド通りRue des Hallebardesを抜けて、大聖堂の前の“カメルゼルの家”Maison Kammerzellに出ます。この家は1589年に建てられた木造の家です。外壁の木彫りの装飾は当時の流行だったそうです。現在の建物は19世紀末に修復されたものです。

大聖堂の前に出ました。昨日も感動しましたが、やはり凄いの一語です。

ところでちょっと調べてみると、ノートルダム大聖堂という名の大聖堂はフランス全土に30以上もあるそうです。そのうち、saraiと配偶者が行ったのはパリとマルセーユのみ。有名なシャルトル、アミアン、ランス、ルーアンあたりには、いつか行ってみたいものです。ノートルダムとは我らが貴婦人という意味で、聖母マリアを信仰するものです。そのためでしょうか、規模の大きさもさることながら、繊細さが基調にあります。
大聖堂の右手の尖塔がない方に回ります。こちらの屋上にあるテラスに上って、眺望を楽しみたいんです。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

テラスに上る入口のドアを恐る恐る開けると、係の人が今日はOKだとのこと。やったね! 2人分10ユーロ払って、テラスへの螺旋階段を上ります。

エレベーターはないとのこと。頑張って上りましょう。
ようやく半分ほど上りました。ここからは外の景色が眺められます。

左手にはロアン邸館Palais Rohanも見えています。ロアン邸館はマリー・アントワネットの宿になった建物です。後で寄ってみましょう。

下を見下ろすと、随分上ってきたのが分かります。ふーっ。

上を見上げると、テラスまでは気が遠くなるほどの高さです。くらくらっとします。

このあたりは横に移動する回廊なので、やっと一息入れられます。

最後はひーひー言いながらも、何とか一気に上れました。
テラスの建物のドアに手がかかりました。

いよいよストラスブールの街を大聖堂の上から見渡します。この後は次回で。
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