ストラスブールからオッフェンブルクまでは、この間だけを往復運行している私鉄OSBに乗ります。チケットは既にDBのネットサイトで購入済です。料金は割引なしの通常料金です。

ストラスブール中央駅の連絡通路で乗り場が分からず、ウロウロ。連絡通路を掃除していたおじさんに乗り場を尋ねると、ちょっと考えた挙句、持っていた掃除道具を放り出してホームまで案内してくれました。感謝! 駅の端っこのホームでした。これは分かりませんね。

このストラスブールとオッフェンブルク間を往復している私鉄OSBの電車は、1時間に1本しか運行がない貴重なものです。乗り遅れるわけにはいきません。もう電車はホームに入線しています。

運行本数が少ないせいか、2両編成の電車は混んでいます。

やがて、満員になりました。

綺麗な青空のもと、ストラスブールの駅を出発です。さらば、美しき街!

電車は出発するとすぐにイル川を渡ります。ヴォーバンの堰の先の町はずれを流れるイル川です。これで本当にストラスブールとお別れです。

やがて、電車はライン川の運河、カナル・デュ・ローヌ・オー・ラアンに差し掛かります。運河の岸辺にはクルーズ船が停泊中です。

ライン運河を越えて、中洲に向かいます。まだ、中洲はフランス領土です。

すぐに中洲を過ぎて、ライン川に差し掛かります。これで短かった1日限りのフランス滞在も終了。

滔々たるラインの流れを渡っていきます。

ライン川を渡ると、ドイツです。ドイツの街kehlに到着。スイスに向かう束の間のドイツ通過です。

いかにもドイツらしい緑の平原の中を電車は駆け抜けていきます。

やがて、この私鉄OSBの電車の終点のオッフェンブルクに到着。

オッフェンブルクからはICEでバーゼルに向かいます。このチケットもDBのネットサイトで購入済です。料金はヨーロッパ・スペシャルという割引料金です。

このオッフェンブルク駅で30分以上の乗り換え時間があるので、駅を歩き回ります。これはオッフェンブルクの駅舎です。

あっという間に乗り換え時間が過ぎ、もうすぐICEが到着する時間。ホームで到着を待ちます。

定刻通りICEが到着。これに乗って、スイスのバーゼルまで行きます。

ICEは指定が取れなかったので1等車にしたのですが、これは正解だったようです。2等車は混み合っていたようですが、saerai達は席をちゃんと確保できました。
オッフェンブルクを出ると緑の美しい大平原の中を走ります。ライン川は黒い森の向こうを並行して流れている筈ですが、見えません。

やがて、フライブルクに到着。オッフェンブルクとバーゼルの中間あたりです。この街も歩いてみたい街でしたが、日程的に時間が取れませんでした。

そして、バーゼル・バーディッシャー駅に到着。国境の街バーゼルには、スイス国鉄駅とフランス国鉄駅がありますが、このバーゼル・バーディッシャー駅はドイツ国鉄駅です。正確に言えば、この駅はスイス国内にありますがドイツ内の駅としての扱いを受けます。バーゼルのスイス国鉄駅に到着する前のドイツ最後の駅になります。

バーゼル・バーディッシャー駅を出ると、前方にライン川が見えてきます。また、ライン河畔に戻ってきました。

ここからはラインの旅もいよいよスイス編にはいります。
この後は次回で。
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