そのために別のビューポイントに移動しましょう。まず、桧原湖。道沿いによく見える場所を配偶者が発見。ようやく、桧原湖をしっかり見ることができました。大きな湖で全景は見ることができません。

湖面には遊覧船が浮かんでいました。遊覧船に乗れば、もっと、よく湖を見ることができるでしょうが、今日はもう横浜に戻らないといけません。このあたりでもう一泊というのもなくはないですが、日程的にも、財政的にも却下。遊覧船は乗りません。

次は磐梯山。これは磐梯高原ドライブで磐梯山近くに行ってみましょう。かって有料道路だった磐梯山ゴールドラインが無料化されて、県道になったそうです。無料大好きのsaraiと配偶者はそれにとびつきます。この山岳コースのドライブロードは桧原湖あたりから、磐梯山の横を抜けて、猪苗代湖まで達することができます。
取り壊し中の料金所をフリーで抜けて、まず、黄金平という展望スポットへ。山の裏に荒涼たる磐梯山がくっきりと見えました。磐梯山は明治21年の大噴火で磐梯山の連山をなしていた小磐梯が崩壊。その傷跡が裏磐梯からは明瞭に見て取ることができます。左側の稜線がそうです。

この小磐梯の崩壊した跡は爆裂噴口という、恐ろしげな名前が付いています。

これが小磐梯の崩壊した爆裂噴口でしょう。

もう一度、撮影スポットを探して、裏磐梯からの磐梯山の全景を撮ってみましょう。いかかがでしょう。左手前には、愛車プリウスも写り込みました。

次にまた展望のよさそうなパーキングに車を停めます。眼下に猪苗代湖を望めます。生まれて初めて見た記念すべき猪苗代湖。霞んで、ぼーっとしか見えませんが、それも風情でしょう。

一方、磐梯山は少し雲隠れ中です。特に山頂が見えません。

これは少し粘って、雲が移動するのを待ち、ばっちり山頂を撮影。全景はすっきりとはいきませんでしたけどね。

次に山湖台という展望スポットに移動。ここからはもう少し、猪苗代湖が見えましたが、明瞭とは言えません。後で湖に下りていって、直接湖面を拝見しましょう。

一方、磐梯山はすっかりと雲に隠れてしまいました。山の天気って、こんなものですね。

磐梯山ゴールドラインを下りて、猪苗代湖の近くまでやってきました。今度はここから、表磐梯(こういう表現はないかもしれませんが、裏ではないという意味です)からの磐梯山を拝見しましょう。微妙に山頂に雲がかかっていますが、これはよく見えたほうでしょう。裏磐梯からの荒々しい表情と打って変わって、優しく堂々たる姿ですね。もちろん、裏磐梯からとは左右逆の形になっています。

猪苗代湖の遊覧船乗り場にやってきました。遊覧船に乗るためではなく、猪苗代湖を間近に見るためです。生々しい湖の姿を見ることができました。なーんにもありませんけど、それでいいんです。それが自然です。目には優しいブルーの風景です。

ちょうど、白鳥の形をした遊覧船が停泊中です。湖の観光船といえば、白鳥の姿が定番ですね。

この遊覧船乗り場は翁島港というようです。若い男性3人組が湖を見ながら、感傷にふけっているようです。saraiが近づくと、その中の一人が高級なデジタル一眼レフを差し出して、3人の記念写真を撮ってほしいとのこと。何だか、微笑ましいですね。3人の友情・・・これから女性がからんでくるんでしょう。

しばらくすると、白鳥号に寄り添うようにもう一隻の観光船が入港してきました。まあ、その姿と言ったら、配偶者と二人でバカ受けでした。まあ、見てやってください。感想はご自分でどうぞ。ところで写真では分かりませんが、このカメ君は塗装が傷んで、痛々しい状態。何とか、ヴォランティアでもいいので、ペンキを塗ってやりたいものです。貴重な船ですからね(笑い)。

これが最後に撮影した夕暮れの磐梯山です。結局、最後まで雲が邪魔してくれました。

ここからは磐越道、東北道、中環、湾岸を通って、結構、早く、横浜に帰りつきました。途中、サービスエリアで食べたのは、B級グルメシリーズの締め、佐野ラーメンでした。
若冲と裏磐梯、案外、いい組み合わせだったかも。
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