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ラインの旅:スイス編~《パルナッソス山へ》@ベルン市立美術館

2013年4月14日日曜日@スイス・ベルン/6回目

クレーセンターを出ると、また、アルプスの白銀が目に飛び込んできます。


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建物の屋根が少し邪魔になりますが、それがあまり気にならないくらいアルプスは綺麗に輝いています。


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これがクレーセンターの全景です。素晴らしい建築ですね。関空を設計したレンゾ・ピアノが設した近代的な建物です。


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クレーセンターの周りは緑の野原になっていて、散歩道も整備されています。時間があれば、ゆっくりしたいところです。


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アルプスにもクレーにも後ろ髪をひかれながら、またバスに乗り込みます。車窓からもアルプスが丸見えです。


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バスがアーレ川に近づくと、ベルンの旧市街の街並みが見えてきます。


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アーレ川のほとりの熊公園の横を過ぎます。


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ニーデック橋の上からは、緑色のアーレ川の美しい水面が見えます。


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橋を渡ると、旧市街。


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ベルン名物の噴水(泉)も点在しています。


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バスで駅前まで戻りました。


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次に、ベルン市立美術館に向かいます。途中、スイス連邦裁判所の前を通ります。ようやく、スイスの首都に来た実感がわきました。広場は子供たちの水遊び場にもなっているようですね。


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ベルンの市街地はちょっと道が複雑なのと、クレーセンターで長い時間楽しんだので、時間があまりありません。間違いは許されないので、通りがかりの女性に道を尋ねると、またまた親切に教えてくれました。本当にありがたいです。というわけで、最短時間でベルン市立美術館に到着。


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ベルン市立美術館を地図で確認しておきましょう。


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ここには、何と言ってもクレーの最高傑作《パルナッソス山へ》があります。単純であるようで、複雑な絵です。色彩の味わいが何とも言えず、輝くような作品です。天才にのみ、描ける作品です。


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それにしても、クレーの最高傑作をクレーセンターに置かないのは不便なことです。この市立美術館には、モディリアニの素晴らしい裸婦画。、


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マルクの代表作3点(そのうち、1点は馬を後ろから描いた絵で配偶者のお気に入りですが、残念ながら、ご紹介できません)。


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ピカソの傑作数点、ブラックの傑作。


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マティスの佳作3点。


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セザンヌ2点、ホドラーの大作。


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ミロの佳作、カンディンスキー。


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ゴッホのオランダ時代の農婦のごつごつした絵、美しいボッティチェリなどがあり、最後の展示室はキルヒナーの絵画で埋め尽くされ、壮観です。


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この中で、saraiが気に入ったのは、クレーは別格として、モディリアニ、ボッティチェリ、マティスあたりです。配偶者は、なんだか収蔵品に今一つ不満の様子。大好きな《パルナッソス山へ》があるにもかかわらず、もうここへは今後来ないだろうという気分だそうです。

ベルン市立美術館を出て、そろそろ、次の目的地チューリッヒに向かいましょう。予約した電車の時間が迫ってきました。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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