fc2ブログ
 
  

ラインの旅:スイス編~ヴィンタートゥールのオスカー・ラインハルト美術館は少し、がっかり・・・

2013年4月16日火曜日@スイス・チューリッヒ~ヴィンタートゥール~バーゼル/2回目

ゆったりと朝食をいただいているうちに、美術館のオープン時間(10時)になりました。さあ、美術館に行きましょう。この美術館は、この街の大富豪オスカー・ラインハルトが集めたコレクションを、彼の邸宅に飾ったプライベートな美術館です。


Kxv583Szz7ed68.jpg



建物に入ると、ロビーは実に豪壮な空間になっています。これが右手。大きな壁画があります。


OG_UURHsT9640a.jpg



左手も同様です。ロビーは人気もなく、がらーんとしています。


o_iFzHbpWdcac0.jpg



ロビー正面は広々とした階段になっています。この階段を上がると展示室に行けるようです。


PEQkLdNGCQ1a58.jpg



その前にチケットを購入しないといけませんね。


o052Xake3r925d.jpg



この美術館の作品のほとんどがスイス絵画で、アンカー(配偶者の評価良し)、ホドラーあたりが見ものです。スイス絵画以外では、フリードリヒに期待です。
何枚か、ご紹介しましょう。

まず、アンカーです。シャフハウゼンでのアンカー展は見逃しましたが、ここにもアンカーの名品がありました。
これは《編み物をする少女》です。1892年、アンカー、61歳のときの作品です。少女の表情が可愛いですね。


iwIyQsr8Uya151.jpg



これは《画家の娘、ルイーズ》です。1874年、アンカー、43歳のときの作品です。この題名にある画家とはアンカー自身、モデルの綺麗な少女は彼の娘ルイーズです。


GL442q6EBB787d.jpg



これは《学用品を持つ少年》です。1881年、アンカー、50歳のときの作品です。得意の少女の絵だけではなく、少年を描かせても上手いですね。


vXbS4eoO5cdce9.jpg



次はホドラーです。それほどホドラーらしい絵はありませんでした。
これは《シャンペリー近くのデンツ・ブランチズ》です。1916年、ホドラー、63歳のときの作品です。風景画を描かせても、さすがホドラーです。


td7EISR_oP41d6.jpg



次はフリードリヒです。なかなか素晴らしい絵がありました。
これは《リューゲン島の白亜の断崖》です。1818年、フリードリヒ、44歳のときの傑作です。この美術館での一番の作品です。幻想と幽玄の素晴らしい作品に見入ってしまいました。お得意の登場人物の背後からの視点で描かれているので、見ているこちらも絵の中に入り込んで、一緒に断崖の下を覗き込んでいる気持ちになります。


3RYVrevJwbdc4e.jpg



これは《月光の港》です。1811年、フリードリヒ、37歳のときの作品です。海辺、月光というのも、フリードリヒのお得意のもの。《リューゲン島の白亜の断崖》には及びませんが、これも素晴らしい作品です。ベルリン、ドレスデン以外で、このようなフリードリヒのコレクションがあるのは驚きです。


W1pr05iNaz8730.jpg



フリードリヒのコレクションを除くと、全体として期待には程遠い内容で残念でした。レマーホルツの分館の方がよかったのではないかと後悔しています。そちらには、フランドル絵画、印象派の絵画があるようです。昨日の月曜日は美術館は休館だったので、わざわざ今日の日程に組み込んだのに、それほどの価値がなくて残念です。ま、行ってみないと分からないことなので、こういうこともありますよね。素晴らしいフリードリヒの《リューゲン島の白亜の断崖》を見たので、よしとしましょう。

美術館を出ると、市立公園の緑が目に沁みます。芽吹きかけた大木も見事です。


gLqKJZWLCJfa32.jpg



公園の奥には、児童遊園も見えます。ここは市民の憩いの場のようです。


tXPBJYQ6aN01ce.jpg



美術館を後に、駅に戻ります。


e1RRkuyoyM1445.jpg



駅近くにキャッシュディスペンサーがあったので、使い過ぎて不足気味のスイスフランをクレジットカードでキャッシングします。まだ、ほぼ1日スイスに滞在しますので、心細い思いはしたくありません。


OA6X2YUHgn612d.jpg



ようやく、ヴィンタートゥール駅の全景を目にすることができました。立派な駅ですね。


nuOn4gn8224363.jpg



一旦チューリッヒに戻り、バーゼルに移動します。
チューリッヒに向かう電車の車窓には緑の畑が広がっていて、美しいです。


4QwrijUkCda36b.jpg



チューリッヒの駅からバーゼルに向かいます。


↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR