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ウェーベルン/バルトーク/ブラームス by ミンチュク&東京都交響楽団@サントリーホール 2014.4.3

今日は2014年度の東京都交響楽団の定期演奏会@サントリーホールの皮きりのコンサートです。
そして、saraiが体調復活後の最初のコンサートでもありました。saraiの体調は高熱を発して最悪の状態でした。実はその前から、右の耳が低音難聴に陥り、最低の状態でコンサートを聴いていました。今日はそれらの不調が嘘のようにすっきりと消え去り、最高の状態でコンサートを楽しめました。今日のコンサートはまあまあのレベルの演奏ではありましたが、体調万全で聴くと、言っては何ですが、何を聴いても実に楽しいものです。それに今日のプログラムはなかなかの曲目の構成でした。

今日のプログラムは以下です。

  指揮:ロベルト・ミンチュク
  ヴァイオリン:エステル・ハフナー
  管弦楽:東京都交響楽団

  ウェーベルン:パッサカリア Op.1
  バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番 Sz.36

   《休憩》

  ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68

まずはウェーベルンのパッサカリア。以前、ウィーン・フィルの来日演奏で素晴らしい演奏を聴いたので、さすがにそのレベルには及びませんでしたが、終始、爛熟した後期ロマン派の熱い音楽が展開され、大変、楽しませてもらいました。都響のヴァイオリン奏者たちの美しい響きが耳に残りました。予習はカラヤンとブーレーズのベルリン・フィルの名演を聴きましたが、今日の演奏はライブならではの熱い盛り上がりで、それらの名演にも劣らず、楽しめました。

次はバルトークのヴァイオリン協奏曲第1番です。これは実演で聴くのはおそらく初めてです。普通聴くのは第2番のほうですからね。バルトークが若い頃に書いた作品で、恋人の女性ヴァイオリニストに捧げた作品です。美しい恋心に満ちた作品です。この時代に特有のバルトークの先鋭さはあまり感じられない変わった作品です。予習は次の2つのCDを聴きました。
 ギル・シャハム、ブーレーズ、シカゴ響
 アラベラ・シュタインバッハー、ヤノフスキ、スイス・ロマンド管
これは作曲の成り立ちから言っても、女性ヴァイオリニストに向いているように思われます。アラベラの演奏は抒情に満ちていて、ぐっと惹きつけられるものがありました。そして、今日のヴァイオリニストもハンガリー出身の女性でした。なかなか聴かせてくれました。昨年末、素晴らしいバルトークの第2番を聴かせてくれた庄司紗矢香の演奏も聴いてみたいところですね。いずれにせよ、いい音楽を聴かせてもらいました。

休憩後、ブラームスの交響曲第1番です。期待したほどの演奏ではありませんでしたが、やはり、体調万全で聴くブラームスは楽しいです。saraiはブラームスの中では、第4番、第2番が好きで、第1番は苦手の部類です。今回、苦手克服も兼ねて、集中的に予習してみました。以下がそのリストです。

 ハイティンク、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1972
 ハイティンク、ボストン交響楽団 1994
 ハイティンク、ロンドン交響楽団 2003
 ヴァント、ミュンヘン・フィル 1997
 トスカニーニ、NBC交響楽団 1951
 トスカニーニ、フィルハーモニア管弦楽団 1952
 フルトヴェングラー、北ドイツ放送響 1951
 フルトヴェングラー、ウィーン・フィル 1952
 フルトヴェングラー、ベルリン・フィル 1952

これまで聴いてきたワルター、ザンデルリンク、ベーム、ジュリーニ、バーンスタインも素晴らしかったですが、巨匠の演奏はどれも素晴らしい。特にフルトヴェングラーの演奏は3枚とも圧倒的です。あまり、予習で凄すぎる演奏を聴き過ぎて、今日の演奏は凡庸にも感じましたが、それでもブラームスは楽しい。

平熱で、耳の難聴も癒えたコンサートを思いっ切り、楽しみました。サントリーホールの周辺は桜満開というおまけまでついてきました。





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心温まる感動の室内楽!庄司紗矢香+メナヘム・プレスラー@サントリーホール 2014.4.10

毎回、強い感動を与えてくれる今が旬なヴァイオリニスト庄司紗矢香が90歳の老巨匠メナヘム・プレスラーとジョイントするというので、興味津々どころか、大変に期待を持って、この日を心待ちにしました。saraiは今日も体調は絶好調。メナヘム・プレスラーはボザール・トリオの中心的存在だったピアニストで室内楽の分野では大御所。ボザール・トリオ解散後はピアノ独奏でも活躍中です。
お二人がステージに登場すると、おじいちゃんと可愛い孫娘という感じでほのぼのムード。庄司紗矢香がずい分気を使っているのが微笑ましい感じ。

まず、モーツァルトのソナタが始まると、第1音からいつもと違って聴こえます。慈しみながら、演奏している感じです。こんなに音楽に愛情を注いだ演奏って聴いたことがありません。モーツァルトのこの曲の素晴らしさとあいまって、強い感慨が湧き起ります。ちょっとしたテンポの変化にもほろりと感じます。モーツァルトの室内楽でこんなに感動した記憶はありません。プレスラーのピアノはさすがにテクニックの衰えを感じますが、それを補って余りある味わいと余裕を感じます。その深い音楽に包まれて、庄司紗矢香も音量を抑えた魂のこもった演奏です。美しい響きよりも、かすれた味わいの音を選択したのは正解でしょう。プレスラーと寄り添った演奏は深い味わいを感じさせます。じわじわと感動に襲われます。最高のモーツァルトでした。

次のシューベルトは基本的にモーツァルトと同様の演奏。もっと歌わせてほしかったところ。ちょっとだけ、味わい深い演奏ではありました。

休憩後のシューベルトのソナタ(ソナチネ)は肩の力の抜けた軽妙な演奏。若い時代のシューベルトを気持ちよく聴かせてくれました。

最後は期待していたブラームス。これは庄司紗矢香が満を持して、素晴らしい響きでロマンチックな演奏でうっとりさせてくれます。さすがの演奏で大満足。予習で聴いた以下のCDの素晴らしい演奏とも肩を並べる快演でした。

 デュメイ、ピリス
 ブッシュ、ゼルキン
 スーク、カッチェン
 シェリング、ルビンシュタイン
 クレーメル、アファナシエフ

今日のプログラムを紹介しておきます。

  ヴァイオリン:庄司紗矢香
  ピアノ:メナヘム・プレスラー

  モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番 変ロ長調 K.454
  シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲 イ長調 Op.162 D.574

  《休憩》

  シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.137-1 D.384
  ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調《雨の歌》 Op.78

   《アンコール》
     ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(ヴァイオリン編曲版)
     ショパン:ノクターン第20番嬰ハ短調(ピアノ独奏)
     ブラームス:愛のワルツ Op39-15(ヴァイオリン編曲版)
     ショパン:マズルカop17-4(ピアノ独奏)

アンコールはプレクスラーがご機嫌で自身の独奏2曲も含めて、4曲も演奏。ご高齢にもかかわらず、お疲れ様でした。

今日のリサイタルは楽趣に富み、とても心に残るリサイタルでした。庄司紗矢香の精神的な充実が目立ってきました。彼女のコンサートは今、聴き逃せません。

そうそう、忘れるところでした。今日のリサイタルはNHKが録画していました。ステージ脇にひっこむところまで撮影していたので、単なるリサイタルの放送ではなく、ドキュメンタリー風の番組でも作るのでしょうか。楽しみに待ちましょう。





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       庄司紗矢香,  

充実の室内楽!プラハ・グァルネリ・トリオ@上大岡ひまわりの郷 2014.4.20

チェコの演奏家の音楽性の高さ、室内楽の楽しさを再認識するコンサートでした。
今日は上大岡ひまわりの郷のコンサート・シリーズの2014年春の1回目。ピアノ・トリオのプラハ・グァルネリ・トリオが登場。
室内楽の醍醐味は何と言っても、オーケストラと違って、楽器の響きのピュアーさですが、今日はそれに加えて、響きの豊かさがあり、最上の室内楽を楽しむことができました。

前半はお国もののチェコの作曲家の作品です。
まず、スークの《エレジー》。ヴァイオリンが美しいメロディーを奏で始めますが、単純にボエミア風のメロディーというのではなくて、少し、ヤナーチェックを思わせるギクシャクしたところも感じさせられます。チェロにもメロディーは受け継がれますが、歌うというよりも語りかけるような演奏です。これもヤナーチェック同様にチェコ語の語法に基づくものなのでしょうか。10分足らずの小曲ですが、スークはこういう短い曲のほうが才能を発揮するように感じます。
ここまでで感じたプラハ・グァルネリ・トリオの印象はテクニックの達者なピアノと堅実なチェロを従えたヴァイオリンの闊達な演奏が音楽の骨格を作っているということです。デリケートな演奏というよりも骨太な演奏を感じさせられます。ナイーブではないものの音楽性はとても豊かです。

次はスメタナのピアノ三重奏曲。スメタナが最愛の4歳の娘を亡くした頃の作品で、その悲しみが反映されているそうですが、saraiにはスメタナらしいボヘミアを愛する熱狂を感じてしまいます。この曲は実に熱い演奏です。このグァルネリ・トリオの演奏スタイルにぴったりと合った曲で、こういう演奏を聴くと、スメタナはやはりチェコの演奏家で聴きたくなります。もう音楽を超えた何かがあります。第3楽章の後半は聴いているsaraiも熱くなってしまいます。素晴らしい演奏でした。

休憩後の後半はお国ものを離れて、メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第1番です。といっても、チェコとお隣のドイツのライプツィヒはとても近いですね。
この曲は名人トリオで予習しました。
 パールマン、ヨー・ヨー・マ、アックス
特に、ヨー・ヨー・マの朗々としたチェロの響きが素晴らしい演奏でした。そのせいか、グァルネリ・トリオの演奏は少しこぶりな演奏に感じられてしまいます。こういう常設のトリオの室内楽的演奏が地味ながらも、しみじみとはしますが、やはり、名人トリオのある意味、派手でスケールの大きな演奏は魅力的ではあります。まあ、それぞれの良さがあるんでしょう。今日の演奏というか、この曲自体の特質かもしれませんが、前半の2楽章がとても聴き応えがありました。第2楽章の抒情的な響きには、とても惹かれるものがあります。

今日のプログラムを紹介しておきます。

  プラハ・グァルネリ・トリオ
   ヴァイオリン:チェネック・パヴリーク
   チェロ:マリク・イエリエ
   ピアノ:イヴァン・クラーンスキー

  スーク:ピアノ三重奏のための《エレジー》 Op.23
  スメタナ:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.15

  《休憩》

  メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49

   《アンコール》
     ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 作品21 B.51より、第3楽章 アレグレット・スケルツァンド  
     ドヴォルザーク:ユモレスク

アンコールはまた、お国もののドヴォルザーク。とてもよい演奏でした。

室内楽の喜びを堪能できたコンサートでした。チェコの音楽家の音楽性の高さにはいつも驚かされます。





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スペイン・ザルツブルグ・ウィーンの旅を着々と準備(アルハンブラ宮殿とサグラダ・ファミリアの予約)

今年のヨーロッパ遠征は1月にオペラ・コンサートの予定を決め、まずはそれらのチケットを予約・購入してきました。
それに基づいて、旅のおおよその計画を決めました。

5月26日(月) 羽田空港から出発。マドリッドへ。マドリッド泊。
5月27日(火) エル・エスコリアル修道院とアランフェス宮殿。マドリッド泊。
5月28日(水) プラド美術館、ソフィア王妃芸術センター。夜はレアル劇場でオペラ《ホフマン物語》。マドリッド泊。
5月29日(木) トレドに移動。エル・グレコ三昧。トレド泊。
5月30日(金) グラナダに移動。グラナダ泊。
5月31日(土) アルハンブラ宮殿。セヴィーリャへ移動。セヴィーリャ泊。
6月1日 (日) セヴィーリャ大聖堂。コルドバへ移動。コルドバ泊。
6月2日 (月) メスキータ。バルセロナへ大移動。バルセロナ泊。
6月3日 (火) サグラダ・ファミリア。夜はリセウ劇場で楽劇《ワルキューレ》。バルセロナ泊。
6月4日 (水) バルセロナ観光。ザルツブルグへ移動。ザルツブルグ泊。
6月5日 (木)~6月7日 (土) ザルツブルグ精霊降臨音楽祭。ザルツブルグ泊。
6月8日 (日)~6月16日(日) ウィーンへ移動。ウィーンで音楽三昧。ウィーン泊。
6月17日(火) ミュンヘンにちょっと立ち寄り、帰国の途。
6月18日(水) 羽田空港に到着。

結局、今回も24日間の長旅です。

出発の2ヶ月前が近づいたところで、具体的な準備作業に入りました。
オペラ・コンサートのチケットはほぼ手を打っています。次はアルハンブラ宮殿の予約を取らないといけません。
アルハンブラ宮殿の予約サイトは以下です。


↓ アルハンブラ宮殿の予約サイト
 
5月31日(土)の午前中の予約を取ることが狙いですが、ダメなら、ほかの日程も検討する必要があります。その場合、全体の日程も見直しです。
上記のサイトでAlhambra Generalというチケットがアルハンブラ宮殿のすべてに入場できるチケット。ここでBUYというボタンをクリックすると、入場する日を選べるページが開きます。2月3日にこのページを開くと、5月31日のチケットが購入できました。およそ4か月前ですね。問題はナスル朝宮殿の入場時間です。30分単位に入場者数が制限されています。早目のチケット購入だったので、どの時間帯も空いています。午前中早目の時間帯のほうが観光客が少ないような気がしますが、一番最初の時間帯は朝8時30分。これはいくらなんでも早いので、次の9時を予約しました。一人15.4ユーロで二人分、購入です。クレジットカードで購入できました。実際のチケットは当日、チケット売り場のチケット発券機で入手するそうです。クレジットカードを差し込むとチケットが発券されるそうです。

これで一段落。グラナダの予定が確定しました。

あと、バルセロナのサグラダ・ファミリアの予約も入れておきましょう。ところがちょうどこの時期、予約サイトが変更になり、従来のサイトではエラーになり、予約ができません。新しい予約サイトは以下です。


↓ サグラダ・ファミリアの予約サイト

このサイトを開くと、6個の選択肢が出てきます。塔に上りたいので、 Sagrada Familia and Visit to the Towers を選びます。バジリカ入場と塔に上ることができます。選んだページでは入場する日と時間を選択します。まず、6月3日を選び、バジリカ入場は10時~11時を選択。塔は《生誕のファサード》か《受難のファサード》のどちらかを選びます。どちらもエレベーターがあるので楽ちんですが、海が見えるという《生誕のファサード》を選択し、入場時間は10時30分~45分を選択。下りは階段です。
このチケットはちょうど2カ月前の4月4日に購入しましたが、まだ、余裕で購入できました。料金は一人19.3ユーロで二人分購入。

予約すべきものを予約したので、次は鉄道チケットを購入します。スペイン国鉄RENFEの割引チケットの販売開始は62日前からということになっています。それまでに細かい日程を決める必要があります。特にコルドバからバルセロナへの大移動のチケットを優先して決めます。

グラナダでアルハンブラ宮殿を見た後、セヴィーリャとコルドバを見る予定で当初、考えていましたが、コルドバはメスキータを見るだけ。メスキータは何とか見たい気持ちはありますが、スペインのビーチも見たくなりました。ビーチと言えば、コスタ・デル・ソル(太陽海岸)が有名です。最寄りの街はピカソの生まれ育ったマラガ。このビーチは地中海に面しています。もう一つ、大西洋に面したビーチもあります。最寄りの街はカディス。マラガとカディスの間には、ジブラルタル海峡のあるアルへシラスの街もあります。ここでさんざん悩みましたが、カディスのカレータ・ビーチで見る大西洋の夕日を見たくなりました。それにカディスと言えば、有名な小説《カディスの赤い星》の舞台というのも魅力です。
そういうことで予定を変更し、コルドバはパスし、カディスを選択。以下のように予定変更。

5月31日(土) アルハンブラ宮殿。カディスへ移動。カレータ・ビーチ大西洋の夕日。カディス泊。
6月1日 (日) セヴィーリャへ移動。セヴィーリャ大聖堂。セヴィーリャ泊。
6月2日 (月) バルセロナへ大移動。バルセロナ泊。

それでも、セヴィーリャからバルセロナへ大移動する日、途中でコルドバでメスキータだけ、さっと見てくるという案も残っています。鉄道チケットの検討と一緒に考えます。
次回はセヴィーリャからバルセロナへ大移動する鉄道チケットの購入で大苦戦する様を書く予定です。





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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

スペイン・ザルツブルグ・ウィーンの旅を着々と準備(スペイン国鉄RENFEの割引チケットのネットでの購入は試練の道)

今年のヨーロッパ遠征は5月末にまずスペインに向けて出発しますが、その旅の準備状況について、書いています。
スペイン国鉄RENFEの割引チケットは62日前から販売ということになっていますので、それに合わせて、鉄道の旅のスケジュールを固めます。
スペインでの鉄道移動の最大の課題はセヴィーリャからバルセロナまでのスペインの端から端までの大移動です。飛行機での移動も検討しましたが、適当なLCCも見当たりませんし、この際、スペインでの鉄道の旅を思いっ切り楽しむのもありかなとも思います。RENFEのホームページでルート検索すると、2つの直通電車があります。ひとつはセヴィーリャからマドリッドを通って、バルセロナまで、高速幹線を高速特急AVEで5時間半で移動する方法です。もうひとつはセヴィーリャからマドリッドの手前で地中海方向に向きを変え、ヴァレンシアから地中海に沿って、バルセロナまで、通常路線を特急TALGOで11時間半で移動する方法です。
普通考えれば、AVEで5時間半の移動が良さそうですが、なんだか味気ないのと料金が高額なのが気に入りません。ヴァレンシア経由で地中海沿いを走るのは面白そうですが、あまりにも時間がかかり過ぎるのと、AVEを体験できないのも残念です。
そこで折衷案を考えました。セヴィーリャからマドリッドまで高速特急AVEに乗り、マドリッドでまたヴァレンシア行の高速特急AVEに乗り換え、ヴァレンシアからは地中海沿いにバルセロナに向かうというものです。配偶者とも相談し、この折衷案を採用することに決定。
乗車日の62日前になるのを待って、RENFEのホームページで割引チケットをオンラインで購入します。ここから苦難の道が始まりました。セヴィーリャからマドリッドまで、マドリッドからヴァレンシアまで、ヴァレンシアからバルセロナまでの計3組のチケットを購入する必要があります。
チケットを購入するサイトは以下です。

 https://venta.renfe.com/vol/inicioCompra.do

このサイトで、One-Way(片道)を選択し、Departure(出発駅)とDestination(到着駅)を入力し、Date(乗車日)を選択し、Adults(乗車する大人の人数)で「2」を選択し、Purchaseのボタンをクリックすると、電車の一覧が表示されます。電車の右側にクラス別の料金一覧が表示されます。クラスは安い席から順にTurista、Turista Plus、Preferente、Clubの4種類です。Turista、Turista Plusがセカンドクラスで、Preferente、Clubがファーストクラス。Turista、Turista Plusの違い、Preferente、Clubの違いは座席の広さの違いが主です。この4つのクラスごとに4M、P、P+、Fの種別ごとの料金が表示されます。4Mは4人用のキャンセル不可の割引料金、Pはキャンセル不可の割引料金、P+は一部変更可能ですがPよりも割引率が低い料金、Fはキャンセル・変更可能な料金です。狙いはPになります。通常料金Fに比べて、半額程度の料金です。乗りたい電車のクラスと料金種別を選択して、Continueボタンをクリックすると、次のページになります。このページでは、合計金額が表示されるので、確認して、また、Continueボタンをクリックして、次のページに進みます。なお、Select Seatというチェックがありますが、これはチェックできません。チェックするとエラーが表示されます。本来はグラフィカルに座席を選択する機能ですが、オンラインでは選択できないようです。座席の自由選択は駅の窓口だけでできるようです。さて、次のページですが、個人情報を入力するページです。saraiは何枚もチケットを購入するので、毎回、このページで個人情報を入力するのは面倒なので、事前にユーザー登録をしました。ユーザー登録をしておかなければ、携行ドキュメントとしてパスポート番号、氏名、国籍、生年月日、Second Surname(入力不要)、日本の住所、郵便番号、電話番号、Eメールアドレスを入力します。すべて入力したら、また、Continueボタンをクリックすると、次のページになります。次のページは支払のページ。クレジットカードの情報を入力し、Agreementにチェックを入れて、Buyボタンをクリックすると、完了の筈でした。
しかし、ここからが大変。クレジットカードの決済の途中でエラーが出て、どうしてもチケットが買えません。ここからはまさにありとあらゆる試行錯誤をしますが、どうにもなりません。使ったクレジットカードがダメで通らないと思い、VISA、MASTERCARD、JCB、 AMERICAN EXPRESS、すべてを試します。VISAも何種類も試します。しかし、何度やっても、クレジットカードの決済の途中でエラーが出ます。こういうときはネットのお知恵拝借。日本語のサイトだけでなく、英語のサイトまでチェックしますが、有効な情報は得られません。ただ、スペイン国鉄RENFEでクレジットカード決済で苦労した話だけはいっぱい書かれています。それによると、JCB、 AMERICAN EXPRESSではうまくいかないそうです。VISA、MASTERCARDでオンライン認証の設定をしておけば、よさそうです。saraiはもちろん、この条件はクリアしています。何度も何度もやりなおし、3日間苦闘しました。最後はユーレイルの国内サイトでのチケット購入も覚悟しましたが、チェックしてみると、料金があまりにも高額。3日目にふと思い付いて、ユーザーログインしないで、直接、個人情報を書き込んでみました。あら不思議! するするっとチケットが購入できてしまいました。結局、使ったクレジットカードは一番最初に試したVISAです。ユーザー登録した個人情報が不備だったのか、そもそも、ユーザー登録するとチケットが購入できないのかは謎のままですが、もう、購入できる方法が分かったので、謎を究明するつもりはありません。
購入したチケットは以下です。

 セヴィーリャ7:45⇒10:05マドリッド AVE02071 Club 一人94.65ユーロ
 マドリッド10:40⇒12:18ヴァレンシア AVE05100 Turista 一人21.7ユーロ
 ヴァレンシア15:05⇒18:09バルセロナ EUROMED01152 Preferente 一人51.75ユーロ

購入したチケットはホームプリントできました。
セヴィーリャからマドリッドまでは高速特急AVEの最高級のクラスClubにしてみました。無料の朝食付きです。
マドリッドでの乗り換え時間が短いですが、これはチャレンジ。乗り換え失敗のときは次のAVEにするしかありません。
マドリッドからヴァレンシアまでは高速特急AVEの最低のクラスTuristaにしてみました。乗車時間も短く、朝食・昼食も出ない時間帯なので、クラスTuristaはクラスClubとどれぐらい乗り心地が違うか(悪いか?)チェックしてみます。
ヴァレンシアでは乗り換え時間が3時間弱あるので、ちょっとヴァレンシアの街を偵察して、あわよくば、本場のパエリアを食してみたいものです。
ヴァレンシアからバルセロナまでは長距離特急EUROMEDの高級クラスPreferenteです。無料の昼食付きです。

これでようやく一件落着。スペイン国鉄RENFEの鉄道を思いっ切り、体験してみます。丸1日も鉄道に乗るだけで費やすのですからね。高速特急AVEに乗るのはこの日だけです。マドリッドからグラナダへはバスでの移動です。

次回はスペインでの細かい日程調整について書きます。





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スペイン・ザルツブルグ・ウィーンの旅を着々と準備(エル・エスコリアル修道院とセゴヴィアの両方回るのは無理?)

今年のヨーロッパ遠征の準備状況についての続きです。
前回はスペイン国鉄RENFEのチケットを苦労の末にゲットする顛末について書きました。続いて、スペイン滞在の詳細日程を詰めていきます。
まず、滞在第1日目はマドリッド近郊のエル・エスコリアル修道院とアランフェス宮殿を訪れる予定です。エル・エスコリアル修道院はそもそも、今回のスペインの旅の目的が没後400年の節目の年であるエル・グレコの画業を訪ねることにあるので、どうしても修道院所蔵のエル・グレコの代表作《聖マウリシオスの殉教》を見に行く必要があります。一方、アランフェス宮殿はロドリーゴの名曲で有名ですが、ガイドブックを見るとあまり魅力がありません。むしろ、マドリッド郊外だと、セゴヴィアのほうが古城アルカサル、カテドラル、ローマ水道橋など見どころが多そうです。それに名物料理のコチニーリョ・アサード(子豚の丸焼き)も美味しそうです。最終的に配偶者の同意を得て、アランフェスからセゴヴィアに目的地を変更。1日目はエル・エスコリアル修道院とセゴヴィアを訪れることでスケジュールを調整します。エル・エスコリアル修道院へは、鉄道はマドリッド・チャマルティン駅から近郊線C3・C8で約1時間、バスは地下鉄3/4号線のモンクロア駅のバスターミナルから約1時間です。運行頻度はバスのほうが多いので、バスが良さそうです。修道院は巨大な建物で内部も迷路のように複雑なので、見学時間は少なくとも2時間は必要だと思われます。見学後、セゴヴィアに向かいますが、地図上では、エル・エスコリアル修道院の先のほうです。しかし、どう調べても直接、セゴヴィアへ行く鉄道・バスがなさそうです。いったん、マドリッドに戻り、そこから再び、セゴヴィアに行くことになります。それでは悔しいので、何とか、手段がないか調べると、近郊線で10分ほどマドリッド寄りのヴィラルバまで戻れば、セゴヴィア行の電車に乗れそうです。しかし、乗り継ぎが悪く、2~3時間に1本くらいしか電車がありません。ちょうど、良さそうな時間の電車はありません。それくらいなら、マドリッドまで戻って、マドリッドから高速鉄道でセゴヴィアに行くほうがよさそうです。この方法で何とか綱渡りのスケジュールを組みました。セゴヴィアでなく、アランフェスならば、スケジュールは楽勝で組めます。色んな迷いが頭の中で錯綜しますが、ともかく、このスケジュールを配偶者に説明。すると、配偶者はしばし、うーんと考えて、「1日でそんなに無理をして、2か所もまわらずに、2日に分けて、行けばいいんじゃないの」というご託宣。saraiも頭の端で浮かばなかったわけではありませんが、翌日は夜、オペラを見るので、マドリッド市内だけをまわろうと考えていました。しかし、配偶者の一言で方針を変更。1日目はセゴヴィアだけに行き、そこから戻って、プラド美術館に行く方向で検討します。プラド美術館は夜8時まで開いているので、時間的な余裕もあります。
セゴヴィアへは、鉄道はマドリッド・チャマルティン駅から普通列車で約2時間、高速電車AVANTなら30分、バスは地下鉄6/10号線のプリンシペ・ピオ駅のバスターミナルから1時間15分です。1日目は朝はゆっくりしたいので、高速電車AVANTを使うことにして、以下の電車のチケットをスペイン国鉄RENFEのサイトで購入。RENFEのサイトでのチケット購入はすっかりと慣れました。

 チャマルティン9:45⇒セゴヴィア10:12 AVANT08109 Turista 一人12.7ユーロ

セゴヴィアでは、ローマ水道橋、カテドラル、アルカサルを見て、老舗のメゾン・デ・カンディドでコチニーリョ・アサード(子豚の丸焼き)を昼食にいただきます。帰りはローマ水道橋から歩いて10分ほどのところにあるバスターミナルからバスでマドリッドのプリンシペ・ピオ駅まで戻り、プラド美術館を目いっぱい見ましょう。時間があれば、ソフィア王妃芸術センターでピカソのゲルニカも見ておきたいところ。開館時間は夜9時までです。バスの時刻表は以下のLa Sepulvedana社のホームページにあります。何と日本語表示のページです。バス料金は一人8.09ユーロです。

 http://www.lasepulvedana.es/index.asp?lang=ja

2日目はエル・エスコリアル修道院に行きます。モンクロア駅のバスターミナル(3番乗り場)から、9時発のバスに乗るつもりです。約1時間くらいで修道院最寄りのバスターミナルのサン・ロレンツォ・デ・エル・エスコリアルに着きます。一人3.6ユーロです。帰りもバスで帰るつもりです。バスは664番か、661番です。時刻表は以下です。

 http://hepexp.ft.uam.es/imfp06/travel.html

バスターミナルのサン・ロレンツォ・デ・エル・エスコリアル付近の地図は以下です。Calle Juan de Toledoの道を進めば修道院にぶつかります。

 http://www.yelp.es/map/estacion-de-autobuses-san-lorenzo-de-el-escorial-san-lorenzo-de-el-escorial

マドリッドに戻ったら、ティッセン・ボルミネッサ美術館をちょっと覗いて、ホテルで休息。そのあと、レアル劇場でオペラ《ホフマン物語》を見ます。ついでに王宮も外から見ておきましょう。

3日目は午前中、マドリッドの市内観光をして、午後、トレドに向かいます。その予定については次回で。





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この記事へのコメント

1, レイネさん 2014/04/24 17:00
そろそろ旅の準備も大詰めですね。エル・エスコリアルとセゴヴィアを一日で回るのはかなり無理があると思えますから、2日に分けることになさると聞きほっとしました。エル・エスコリアルはかなり見ごたえがありますよ。見学に半日は必要かと思います。年末にマドリッドからバスで日帰り観光して、晩はオペラ観賞ではなくプラドに行きました。本当はチェルニャーコフ演出のオペラ観たくてレアル至近のホテルに3泊したんですが、高いだけで舞台が見切れるような席しか残ってなかったので。。。

2, saraiさん 2014/04/24 19:35
レイネさん、お久しぶりです。
やはり、エル・エスコリアルは巨大なようですね。2日に分けて、よかった。まあ、目的はエル・グレコを見るだけですけど。《ドン・カルロ》の舞台という雰囲気を味わうためには、国王のお墓も見たほうがいいのでしょうが、ツアーに参加しないといけないようですね。
レアル劇場のオペラは残念でしたね。まあ、リセウが目的だったので仕方ありませんね。
ところで、また、記事を書きますが、ザルツブルグ精霊降臨音楽祭はフルに見ることになりましたよ。あと、明日はジャルスキーのリサイタルです。

3, レイネさん 2014/04/24 22:30
エル・エスコリアルの王族の霊廟を含む内部はどこも全部、2012年末時点ではツアーでなく普通に個人で見学できましたが、最近は変わったのかしら。修道院(離宮みたいなもの)には『ドン・カルロ』の残り香が染みついていて、感慨深かったです。しかも、エル・グレコだけでなくフランドル・プリミティブ絵画がかなり集まってるんですよ。わたしにとっては聖地みたいなものです。
ザルツ聖霊降臨音楽祭をフルで観賞されるというスケジュール、知りたいです!

4, saraiさん 2014/04/24 23:40
昨年のバルセロナ遠征の折にマドリッドも行かれたと誤解しました。
霊廟の写真拝見しました。カルロス5世とフェリペ2世の棺が重なっているんですね。私がネットで見た記事が古く、今は個人でも見学できるんですね。よかった。エル・エスコリアルは2時間くらいで切り上げたいと思っています。マドリッドに戻って、ティッセン・ボルミネッサ美術館にも行きたいし、夜はオペラだし・・・
聖霊降臨音楽祭はさらにロッシーニのスターバト・マーテル、ロッシーニ・ガラ、ロッシーニのオテロを聴きます。チェネレントラの2回目だけは行きません。もう破産です!

テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

スペイン・ザルツブルグ・ウィーンの旅を着々と準備(トレドのエル・グレコ没後400年の特別展《トレドのギリシャ人》)

今年のヨーロッパ遠征の準備状況についての続きです。
前回はマドリッドでの2日間の予定を書きました。
3日目はトレドでエル・グレコの作品を見ます。スペインへ行く最大の目的は没後400年の記念の年にエル・グレコの作品を一挙に見ることです。当初はマドリッドからのトレド日帰りを考えていましたが、ここはトレド訪問に力を入れることにして、トレドで一泊することに決めました。そして、どうせ泊まるなら、少し贅沢をして、パラドール・デ・トレドに泊まろうということにしました。トレドでゆっくりするので、その前にマドリッドでの市内観光をお昼までに済ませることにします。プエルタ・デル・ソル、マヨール広場、スペイン広場とか一般的な観光です。
マドリッドからトレドへは高速電車AVANTで約30分、バスで1時間なので、どちらでも構いませんが、高速電車AVANTで行くことにし、また、スペイン国鉄RENFEのホームページで以下のチケットを購入しました。

 マドリッド・アトーチャ駅14:50⇒トレド15:23 AVANT08142 Turista 一人12.7ユーロ

トレドでは、エル・グレコの作品はすべて見逃さないつもりです。まずはその調査にはいりましたが、現在、トレドではエル・グレコ没後400年を記念した大展示会を開催中でした。エル・グレコの亡くなった4月14日をはさんで、3月14日から6月14日までの開催です。特別展の名称は《トレドのギリシャ人:The Greek of Toledo》で、サンタ・クルス美術館Santa Cruz Museumでの開催となります。同時にトレドのエル・グレコ作品所蔵の施設でも特別展示が行われます。特別展は世界中からエル・グレコ作品を集めた大規模なものです。ところで、ネット上でも、この特別展のチケット販売が始まっています。もちろん、現地でもチケットは購入できますが、事前にネットで購入すると、その場でのチケット購入の煩わしさをクリアできることと、予約した日時での優先入場ができます。以下のサイトからチケットを購入しました。

 http://www.entradasgreco2014.com/individual/principal.aspx

なお、エル・グレコ没後400年を記念したトレドのイベント全体は以下のサイト(ElGreco2014)で詳細を説明しています。

 http://www.elgreco2014.com/#!centenary/c7oa

購入したチケットは《EL GRECO EXCLUSIVE》というサンタ・クルス美術館での特別展《トレドのギリシャ人》を始め、以下のエル・グレコ作品所蔵の施設への入場が可能なお得なセット券です。一人22ユーロです。

 
サン・ホセ礼拝堂 Chapel of San Jose
サント・ドミンゴ・エル・アンティグオ教会 Monastery of Santo Domingo de Silos de Toledo
サント・トメ教会 Church of Santo Tome
タベラ病院 Hospital Tavera

カテドラルだけは含まれていません。これは現地でチケットを購入しましょう。エル・グレコ博物館は名作《トレドの景観と地図》がサンタ・クルス美術館での特別展《トレドのギリシャ人》に出展されているようなので、パスしてもいいかもしれません。
入場日時が予約できるのは、サンタ・クルス美術館での特別展《トレドのギリシャ人》とサン・ホセ礼拝堂の2つですが、ここではたと困りました。というのも、トレドのエル・グレコ関連の施設の詳細な地図がなく、場所を特定できないと入場時間を決められないからです。特にサン・ホセ礼拝堂の場所が分かりません。そこで思い出したのは、昨年のエル・グレコ展@東京都美術館で展覧会公式カタログを購入したことです。このカタログにトレドの詳細な地図があったような記憶があります。家中探し回り、このカタログを本棚の隅から見つけ出しました。ありました! 折り込みのトレドの地図、知りたい場所がすべて描き込んであります。


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タベラ病院を除いて、すべて、街の中心に固まっていることが分かり、入場時間を予約することができました。多分、夕方から夜にかけて、すべて見ることができそうです。
パラドール・デ・トレドに泊まり、翌日も午前中はもう一度見たいエル・グレコの作品を鑑賞し、お昼過ぎにバスでマドリッドに戻り、マドリッドからグラナダへバスで移動します。
アンダルシア地方の旅については次回書きます。





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この記事へのコメント

1, レイネさん 2014/04/25 00:17
トレドにエル・グレコの作品が集結してるんですね!さすが、丁度いい時期にご旅行をぶつけましたね。
マドリッドから朝の高速電車利用しての日帰り小旅行で、その晩の飛行機で帰宅だったのでトレドにはゆっくりできませんでしたが、歩いて回れる小さな町なので観光としては十分でした。
大聖堂の塔を昇るツアーに参加しました。朝霧が次第に薄れて明るさを増す日の光に照らされた町並みが印象に残っています。
エル・グレコ、堪能されてくださいね。

2, saraiさん 2014/04/25 01:34
エル・グレコ没後400年は意識した旅の計画でしたが、特別展の時期は考慮していなかったので、偶然、うまく合致して、ラッキーでした。
カテドラルの塔には是非、上りたいですね。高いところがあると、無性に上りたくなります。
大好きなエル・グレコ、それも最晩年の作品・・・マニュエリスムの頂点を極めた作品を中心に堪能したいと思っています。

テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

フィリップ・ジャルスキー&ヴェニス・バロック・オーケストラ @東京オペラシティ 2014.4.25

今日はカウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーのリサイタルを聴きました。ジャルスキーを聴くのも初めてだし、カウンターテナーのリサイタルを聴くのも初めてです。これは5月末からのヨーロッパ遠征の前哨戦です。ザルツブルグ精霊降臨音楽祭で同じくカウンターテナーのフランコ・ファジョーリのリサイタルを聴くので、とりあえず、同じカテゴリーのプログラムを体験しておこうということです。(フランコ・ファジョーリのリサイタルはオランダ在住のお友達レイネさんの強いお勧めで行くことにしました。カウンターテナーのことは彼女以上に詳しい人は知りません。詳しくはレイネさんのブログをご覧ください。)
ただし、今日のジャルスキーのリサイタルは18世紀のバロック・オペラのアリア、ザルツブルグ精霊降臨音楽祭のファジョーリのリサイタルは19世紀のオペラのアリアとかなりの相違点はあります。どちらもカストラートをテーマにしているところは同じです。カストラートは19世紀に活躍したGiambattista Vellutiが最後の代表的なカストラートで、その後、カストラートは禁止になりました。現代の我々は決してカストラートの声を聴くことはできません。一体、どんな声だったんでしょう。一度だけでも聴いてみたいものです。生でね。ザルツブルグ精霊降臨音楽祭のファジョーリのリサイタルは最後のカストラート、Vellutiをテーマにしています。今日のジャルスキーのリサイタルはは18世紀前半に活躍したファリネッリとカレスティーニをテーマとしています。今や若手の実力派カウンターテナーの眼は過去のカストラートに向けられているようです。
今日のリサイタルはポルポラがファリネッリのために作曲したアリア、ヘンデルがカレスティーニのために作曲したアリアを大きく取り上げたものです。

まず、今日のプログラムを紹介しておきます。

  カウンターテナー:フィリップ・ジャルスキー
  管弦楽:ヴェニス・バロック・オーケストラ

  ポルポラ:歌劇『ジェルマーニコ』序曲
ポルポラ:歌劇『アリアンナとテーゼオ』より「天をご覧なさい」 
ポルポラ:歌劇『身分の知れたセミラーミデ』より「これほど憐れみ深く貴方の唇が」 
ヘンデル:《12の合奏協奏曲》第4番 op.6-4 HWV322
ヘンデル:歌劇『アルチーナ』より「甘い情愛がわたしを誘う」 
ヘンデル:歌劇『アルチーナ』より「いるのはヒルカニアの」 

  《休憩》

ヘンデル:歌劇『オレステ』より「凄まじい嵐にかき乱されながらも」
ヘンデル:歌劇『アリオダンテ』より「戯れるがよい、不実な女め」 
ヘンデル:《12の合奏協奏曲》第1番 op.6-1 HWV319
ポルポラ:歌劇『ポリフェーモ』より「いと高きジョーヴェさま」 
ポルポラ:歌劇『ポリフェーモ』より「愛しの人を待つあいだ」 

   《アンコール》
     ヘンデル:歌劇『リナルド』より「私を泣かせてください」
     ヘンデル:歌劇『セルセ』より「オンブラ・マイ・フ」

今日のプログラムを概観すると、最初のポルポラの序曲を除くと、前半のプログラムと後半のプログラムが対称形に配置されています。いかにもバロックの建築様式を模しているようでとてもお洒落ですね。なお、今日のプログラムでのアリアはすべて、ジャルスキーの歌唱をYOUTUBEで聴くことが可能です。saraiも十分に予習しました。

最初のポルポラの歌劇『ジェルマーニコ』序曲を聴くと、ヴェニス・バロック・オーケストラはバロックの典雅さを感じさせるだけでなく、イタリアの晴れ渡る青空のような明るい響きに満ちています。よく言えば爽やか、悪く言えば軽すぎるというところ。まあ、決して、悪い印象はありません。

ジャルスキーは最初は少し抑え気味に感じられる歌唱。ピュアーで透明な声の響きは健在です。それにスター性のある存在感があります。ヘンデルの歌劇『アルチーナ』のアリアあたりから、声もよく響くようになって、素晴らしい歌唱です。高音も素晴らしいです。しかし、圧巻は後半でした。まず、ヘンデルの歌劇『アリオダンテ』より「戯れるがよい、不実な女め」のアリアはヘンデルの天才的なメロディーメーカーぶりも幸いして、素晴らしい歌唱です。余程、相性のよい曲らしく、気魄のこもった歌唱で、悲嘆、詠嘆、復讐心などの感情が見事に表現されていて、すっかり堪能させてもらいました。さらにポルポラの歌劇『ポリフェーモ』より「いと高きジョーヴェさま」の美しい歌唱にはうっとりです。最後の同じく歌劇『ポリフェーモ』より「愛しの人を待つあいだ」もテクニックも感情も最高のものでした。贅沢を言えば、バロック歌唱のコロコロがチェチーリア・バルトリ並みとは言いませんが、もう少し迫力があればと思わないでもありませんでした。

アンコールはヘンデルの最高の名曲2曲を美しく聴かせてもらい、何も言うことはありません。

ジャルスキーを最初に注目したのは、2012年のザルツブルグ精霊降臨音楽祭でのヘンデルのオペラ《ジュリオ・チェーザレ》。セスト役のジャルスキーとセストの母コルネリア役のフォン・オッターの2重唱の美しさには、正直、参りました。それでジャルスキーには注目していたんです。今後のヨーロッパ遠征ではジャルスキーを始め、若手のカウンターテナーの動静とバロック・オペラからは目が離せません。高水準のバロック・オペラはヨーロッパでしか鑑賞が難しいですからね。





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テーマ : クラシック
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スペイン・ザルツブルグ・ウィーンの旅を着々と準備(アンダルシアを巡り、最後はバルセロナ)

今年のヨーロッパ遠征の準備状況についての続きです。
前回はトレドでのエル・グレコ特別展鑑賞の予定について書きました。
このトレドでのエル・グレコの作品の鑑賞が今回のスペインの旅の目的なので、あとはスペインを気楽に観光するだけです。スペイン観光と言えば、やはり、アンダルシア地方を見ないといけませんね。まずはグラナダに行き、アルハンブラ宮殿を見ましょう。イサベラ女王が愛した宮殿です。アルハンブラ宮殿は5日目の午前中に予約済なので、4日目はトレドからグラナダまでの移動だけです。トレドからグラナダまでは色々調べましたが、直通のルートはないようです。どちらもスペインの大観光スポットなので、直通ルートを用意すればいいのにね。仕方がないので、いったん、トレドからマドリッドに戻り、マドリッドからグラナダへ移動します。トレドからマドリッドへは鉄道、もしくはバスでの移動ですが、マドリッドからグラナダへの移動方法を決めた後で考えます。マドリッドからグラナダへは高速鉄道がつながっていないので、鉄道ではマドリッド・アトーチャ駅から約4時間半かかります。バスはマドリッドの南バスターミナルからグラナダまで最速で4時間半です。料金はもちろん、バスがかなり安価です。便数がバスが多く、スケジュールを組みやすいこともあり、バスで行くことにしました。バスの時刻表はALSA社の以下のホームページで見られます。

 https://www.alsa.es/en

Departure pointにMADRIDとして、DestinationをGRANADA、Departure dateに30/05/2014を選択し、NoSeatsで人数の2を選択し、SEARCHボタンをクリックすると、バス便の一覧が出てきて、チケット購入もできます。バス便のSERVICEの項目にNORMALとPREMIUMの2種類があるのに気が付きます。料金もNORMALの18.52ユーロに対して、PREMIUMは33ユーロと倍くらい違います。PREMIUMは高速でシートも横2+1列のゆったりシートで、車内サービスも飛行機のビジネスクラス並みに至れり突くせりだそうです。これは一度体験してみましょう。早速、このALSA社のサイトでチケットを購入しました。シートマップで自分の座席まで選べました。乗車した体験はレポートしますので、お楽しみに。
グラナダまでバスで行くことにしたので、トレドからもバスでマドリッドに戻ることにしました。残念ながら、グラナダ行のバスターミナルはマドリッドの南バスターミナルで、トレドから到着するマドリッドのバスターミナルはエリプティカ広場と違う場所です。ただ、南バスターミナルは地下鉄6号線のメンデス・アルバロ駅Mendez Alvaroで、エリプティカ広場バスターミナルは地下鉄6号線のプラサ・エリプティカ駅Plaza Elipticaで4駅離れているだけです。まあ、乗り換えは便利でしょう。トレドからマドリッドまではバスで1時間で、一人5.35ユーロです。バスの時刻表は先ほどのALSA社のホームページでDeparture pointをToledo、DestinationをMADRIDとすると表示されます。毎時29分、59分のバスが速くて、1時間です。毎時0分、30分のバスは1時間半かかります。料金は一人5.35ユーロです。
4日目はグラナダに宿泊。

5日目は午前中にアルハンブラ宮殿を見学し、カテドラルと王宮礼拝堂を駆け足で見て、その日のうちにカディスに移動します。グラナダからカディスはセヴィーリャ経由でバス移動ですが、結構、遠くて、タイトなスケジュールになります。どうしても12時発のセヴィーリャ行のバスに乗る必要があります。バスの時刻表はやはり、これもALSA社のホームページでチェックできます。グラナダからセヴィーリャ・アルマス広場まで3時間です。このルートのバスもSERVICEは2種類、NORMALとSUPRA ECONOMYです。それぞれ料金は40.74ユーロと54.12ユーロです。12時発のバスはSUPRA ECONOMYと高価なほうのバスでした。これもチケットを購入。シートマップで座席を選択しましたが、このバスも横2+1列のゆったりシートでした。セヴィーリャからカディスはいいバス便がなく、以下の鉄道チケットを得意のスペイン国鉄RENFEのホームページから購入。

 セヴィーリャ・サン・フスタ16:08⇒カディス17:48 ALVIA04070 Preferente 一人21.4ユーロ

カディスの日没の時間は21時過ぎですから、余裕で間に合いますね。カレータ・ビーチでカディスの夕日を見る前に、サン・フェリペ・ネリ礼拝堂で祭壇画のムリーリョの《無原罪の御宿り》を是非見たいと思います。この日はカディスに宿泊。

6日目はカディスを朝発って、セヴィーリャへ。セヴィーリャで1日観光します。日中はカテドラル/ヒラルダの塔、アルカサル、サンタ・クルス街を巡り、夜はバルを楽しみ、最後は本場のフラメンコ。老舗ロス・ガリョスの20時15分からの予約を済ませました。ドリンク付きで一人35ユーロです。予約は以下のサイトから。

 http://www.tablaolosgallos.com/index.php/en

この日はセヴィーリャに宿泊。

7日目はセヴィーリャからバルセロナまでの鉄道大移動。詳細は既にご紹介済ですね。この日はバルセロナに宿泊。

8日目は日中はバルセロナ観光。午前中はサグラダ・ファミリアの予約を済ませてあります。夜はリセウ劇場で楽劇《ワルキューレ》を鑑賞し、バルセロナにもう1泊。

9日目はスペインを離れて、ザルツブルグに飛びます。大忙しのスペインになりそうです。

この後は次回で。





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テーマ : ヨーロッパ
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スペイン・ザルツブルグ・ウィーンの旅を着々と準備(ザルツブルグ精霊降臨音楽祭はほぼフルに鑑賞)

今年のヨーロッパ遠征の準備状況についての続きです。
前回まででスペインの旅の準備はほぼ整ったかなという感じです。
スペインの後はザルツブルグ・ウィーンでの音楽三昧です。
オペラ・コンサートのチケットは既にすべて手配済みです。もう、何も準備はいらないかなと思っていましたが、さにあらず。ザルツブルグ精霊降臨音楽祭にどんどん吸い寄せられていきます。

当初はロッシーニのオペラ《チェネレントラ》とロッシーニ・ガラを聴くつもりでしたが、ロッシーニ・ガラはソールドアウト。《チェネレントラ》は2回の公演のうち、2回目はソールドアウトだったので、音楽祭のオープニング公演の《チェネレントラ》のチケットをゲット。チェチーリア・バルトリの歌が聴ければいいかなという感覚でいました。
すると、ブログを読んだ、オランダ在住のお友達のレイネさんから強力なお勧めで、今をときめく若手カウンターテナーのフランコ・ファジョーリのリサイタルを聴くことになりました。これが音楽祭2日目の公演です。

次はウィーンでの音楽友達のSteppkeさんからの情報で、彼がロッシーニの《スターバト・マーテル》の公演に行くということです。素晴らしいキャストなので、この《スターバト・マーテル》も気になっていましたが、てっきり、チケットはソールドアウトになっているものと思っていました。かなり前に購入したフランコ・ファジョーリのリサイタルもほとんど席が空いていなくて、配偶者とはバラバラの席で聴くくらい、この音楽祭は人気で、もう音楽祭のチケットはソールドアウトだと思い込んでいました。でもSteppkeさんがチケットを購入したということはもしかしたら席が空いているのかも・・・。
それで、音楽祭のホームページで《スターバト・マーテル》のチケットが残っているか、チェックしてみることにしました。すると、それなりのレベルの席が空いています。こうなると、いてもたってもいられなくなり、即決で《スターバト・マーテル》のチケットを購入。この公演は音楽祭4日目のお昼の公演です。ついでに、その日の夜のロッシーニ・ガラのチケットをチェックすると、これは残念ながら、相変わらず、ソールドアウト。
ロッシーニの《スターバト・マーテル》の公演は数年前にザルツブルク音楽祭でネトレプコ、ダルカンジェロたちがソリストで演奏されたものと基本的に同じもの。指揮はパッパーノで管弦楽はローマのサンタ・チェチーリア音楽院のオーケストラです。今回のソリストはガランチャ、ベチャワ、ストワノワ、シュロットという強力なもので、以前と比べても優るとも劣らずという感じです。問題は産休明けでガランチャが本当に登場するかということですが、もし、出演キャンセルになったら、音楽祭の監督でもあるバルトリが責任を取って、代わりに歌うんじゃないかという楽観的な見通しも頭をよぎりました(笑い)。

数日後、Steppkeさんから連絡をいただき、ロッシーニ・ガラのチケットが少し販売されていて、彼は購入したとのこと。その時点でまだ、チケットは残っていたそうです。急いで、音楽祭のホームページを開くと、確かに席が数席空いています。もう、迷わずに2席ゲット。この日はウィーンの国立歌劇場でワーグナーの楽劇《神々の黄昏》を聴くつもりでスタンバイをかけていましたが、これも即キャンセル。この日のウィーンのホテルもキャンセルし、ザルツブルグのホテルを1泊延長。
今回のロッシーニ・ガラは綺羅星の如く、スーパースターが登場する夢のような公演です。saraiが聴いていない往年の名歌手も登場します。絶頂期の声は聴けずとも、彼らの姿を拝見するだけでもオペラファンとしては嬉しいものです。出演予定の歌手は、ざっと、バルトリ、ベルガンサ、カバリエ、カサロヴァ、マルティ、ダルカンジェロ、カマレーナ、カレラス、ショーソン、コルベッリ、フローレス、ヌッチ、ペルトゥージ、ライモンディ、シュロット、・・・といったところです。現役ばりばりから、往年の名歌手まで、凄い顔ぶれですね。

こうなると、気になってきたのが音楽祭5日目(最終日)の公演、ロッシーニのオペラ《オテロ》です。《オテロ》と言えば、ヴェルディの作品が有名で、ロッシーニもオペラ化しているとは知りませんでした。最近、チューリッヒ歌劇場でバルトリが歌ったようなので、これを聴いてみました。筋はヴェルディのオペラとかなり違っていますが、なかなか面白いです。こんな珍しいオペラは今回、聴き逃すと一生、聴く機会はないでしょう。それにデズデモナを歌うのがバルトリですからね。今回の公演はチューリッヒ歌劇場と共同制作で、出演する歌手もほとんど同じです。えーい、思い切って、これも聴くことにしましょう。ちなみにこの音楽祭は非常にチケットが高額で、財政破綻をきたしそうですが、今更、この公演だけをうんぬんしても仕方がありません。空いている席は少ないですが、まあまあの席がゲットできました。この日、ウィーンのフォルクスオーパーで見る予定だったバレエ《カルミナ・ブラーナ》は早速、スタンバイをキャンセル。ホテルも対処しました。

これでオープニング公演の《チェネレントラ》から最終公演の《オテロ》まで、ザルツブルグ精霊降臨音楽祭まで主要な公演を網羅して聴くことになりました。聴かないのは2回目の《チェネレントラ》とロッシーニの小ミサ曲、ディドナートのリサイタルくらいです。
実はザルツブルグでオペラを見るのは初めてのことです。これでザルツブルグの主要な劇場、ザルツブルグ祝祭大劇場、モーツァルト劇場、モーツァルテウム大ホールもすべて訪れることになります。夏のザルツブルク音楽祭を避けているので、いい経験ができそうです。お友達のレイネさんとSteppkeさんに感謝です。

これで本当にスケジュールが確定したので、ザルツブルグからウィーンへの鉄道チケットも購入します。WESTBAHNが安そうな気がしていたので、もう一度、チェックしてみたら、何とオーストリア国鉄のレールジェットの割引チケットのほうが安い! 一番安いチケットはこんなふうにグズグズしている間に売切れてしまいましたが、そこそこの料金でゲットできました。SparSchiene Osterreichというチケットで一人24ユーロです。レールジェットのほうがWESTBAHNよりも少し速いです。

最終的なオペラ・コンサートの予定は以下のようになりました。

5月28日 オペラ《ホフマン物語》@マドリッド・レアル劇場
 カンブルラン指揮、マルターラー演出、カトラー、フォン・オッター
6月3日 楽劇《ワルキューレ》@バルセロナ・リセウ劇場
 ポンス指揮、カーセン演出、カンペ、フォークト、テオリン、ドーメン、藤村
6月5日 オペラ《ラ・チェネレントラ》@ザルツブルグ精霊降臨音楽祭
 スピノジ指揮、アンサンブル・マテウス、バルトリ、カマレーナ
6月6日 《フランコ・ファジョーリ・コンサート》@ザルツブルグ精霊降臨音楽祭
 GIOACHINO ROSSINI Arias from Aureliano in Palmira,GIACOMO MEYERBEER Arias from Il crociato in Egitto and further castrato arias from the early 19th century
6月8日 ロッシーニ《スターバト・マーテル》@ザルツブルグ精霊降臨音楽祭
 パッパーノ指揮、サンタ・チェチーリア管弦楽団、ガランチャ、ベチャワ、ストワノワ、シュロット
6月8日 ロッシーニ・ガラ@ザルツブルグ精霊降臨音楽祭
 アダム・フィッシャー指揮、モーツァルテウム・ザルツブルグ、バルトリ、ベルガンサ、カバリエ、カサロヴァ、マルティ、ダルカンジェロ、カマレーナ、カレラス、ショーソン、コルベッリ、フローレス、ヌッチ、ペルトゥージ、ライモンディ、シュロット
6月9日 オペラ《オテロ》@ザルツブルグ精霊降臨音楽祭
 スピノジ指揮、アンサンブル・マテウス、バルトリ、オズボーン、カルマン、ロッカ、ニキテアウ
6月10日 オペレッタ《メリー・ウィドウ》@フォルクスオーパー
6月11日 楽劇《ナクソス島のアリアドネ》@ウィーン国立歌劇場
 ウェルザー・メスト指揮、シェーファー、フォークト、ファリー、マギー
6月12日 バレエ《Meistersignaturen》@ウィーン国立歌劇場
6月13日 ウィーン放送響@ウィーン楽友協会
 マイスター指揮、シューマン:ミニョンのためのレクィエム、ベルク:Vn協奏曲(カプソン)、ストラヴィンスキー:結婚、ブラームス:愛の歌
6月14日 ウィーン交響楽団@ウィーン楽友協会
 ユロフスキ指揮、シマノフスキー:Vn協奏曲(カヴァコス)、ベートーヴェン:エロイカ(マーラー版)
6月14日 ウィーン・フィル@ウィーン楽友協会
 バレンボイム指揮、レーガー:レクィエム(フィンク)、ブルックナー:交響曲第4番(第3稿)
6月15日 ウィーン・フィル@ウィーン楽友協会
 バレンボイム指揮、シューベルト:水上の精霊の歌 D.714、レーガー:レクィエム(フィンク)、モーツァルト:交響曲第41番《ジュピター》
6月15日 楽劇《ナクソス島のアリアドネ》@ウィーン国立歌劇場:2回目
 ウェルザー・メスト指揮、シェーファー、フォークト、ファリー、マギー
6月16日 《ポリーニ・リサイタル》@ウィーン楽友協会
 シューマン:アラベスク、クライスレリアーナ/ショパン:ピアノ・ソナタ第2番、子守歌、英雄ポロネーズ

計16公演の充実した内容になり、楽しみでなりません。とは言え、予習も大変です。現在、オペラを中心に予習中です。旅の準備はこの予習のみです。





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この記事へのコメント

1, amanamourさん 2014/05/19 05:24
saraiさま、はじめまして。レイネさん、bonnjourさんとオペラのお話でお付き合いさせていただいているamanamourと申します。バルセロナに住んでおります。レイネさんに、saraiさんがバルセロナにいらしゃると伺ってこちらにお邪魔致しました。
リセウのワルキューレ、楽しみですね♪私も去年から楽しみにしていて、今のところ3回鑑賞予定です。
今回の旅のスケジュール、見ているだけでもわくわくしてきます。よい旅でありますよう!そして、久しぶりのバルセロナ滞在も楽しまれますことを!!

2, saraiさん 2014/05/19 18:57
amanamourさん、初めまして。saraiです。

リセウのワルキューレ、ご一緒することになりそうですか?3回鑑賞ということは2つのキャストを聴かれるのですね。羨ましい!
バルセロナはサグラダ・ファミリアのみしか予定が決まっていません。他にご推薦の場所とかはありませんか? カタルーニャ音楽堂にも興味がありますが・・・。

3, amanamourさん 2014/05/19 20:09
saraiさまがご覧になる6月3日にご一緒できそうです♪私は友人と2人で行く予定なのですが、よろしければ、幕間などにご挨拶に伺いたいのですが、ご都合いかがでしょうか。
カタルーニャ音楽堂は、ことに内装が美しいホールですのでお勧めです。夜に魅力的な公演があればもちろん鑑賞がてらのほうが楽しめますが、ステンドグラスの光は昼間の光のなかでのほうが映えますので、visitor tourでもよいと思います。
スペイン広場近くのカタルーニャ美術館はもういらっしゃいましたか?カタルーニャロマネスクの傑作が揃う素晴らしい美術館で有名で、そちらもとても魅力的ですが、「ゴシックとルネサンス」のエリアにはエル・グレコのとても素敵な絵が2枚あって、もしご覧になっていらっしゃらなければ、ぜひいらっしゃることをおすすめ致します。美術館は少し高台にありますので、そこからバルセロナ市内を見下ろす眺めも爽快です。

4, amanamourさん 2014/05/19 20:45
saraiさま、訂正いたします。カタルーニャ美術館内のエル・グレコは「ゴシック・ルネサンス」ではなくて「ルネサンス・バロック」と区画してあるエリアにあります。失礼致しました。5月初めに訪問したときにもありましたので、トレドのほうに貸し出されていないと思います。

5, saraiさん 2014/05/20 01:34
amanamourさん、早速、美味しい情報、ありがとうございます。
6月3日、お会いできそうですね。わくわく!
できれば、メールで情報交換したいので、当コメント欄にメールアドレスを書いてください。メールアドレスは公開されないので、ご安心を。
カタルーニャ美術館は規模の大きなところのようですね。是非、エル・グレコを鑑賞しましょう。ミロ美術館も近そうですね。近くにランチの美味しいお店があれば、パーフェクトですね。

6, amanamourさん 2014/05/20 15:55
saraiさま、レイネさんから、saraiさんご夫妻がバルセロナにいらっしゃると伺って楽しみにしております♪上のほうにメールアドレスを記載いたしました。
カタルーニャ美術館は規模が大きいのですが、プラドやウィーン美術史博物館などと比較すると、そう大きくはありませんので、特に、ロマネスク・ゴシックのエリアと、ルネサンス・バロックのエリアに限定してご鑑賞になるとよいと思います。ミロ美術館も近いですが、アクセスがちょっとよくないかもしれませんので、もし連続してご覧になる場合は、タクシーなどご利用になったほうがよろしいかも、と思います。小高い丘になっているエリアですので、お歩きになるには傾斜がきついかもしれません。

7, saraiさん 2014/05/21 00:42
amanamourさん、ご連絡ありがとうございます。

追加情報もありがとうございます。地図だけ見ていたので、カタルーニャ美術館とミロ美術館の物理的な距離は分かりかねました。ヨーロッパの街は坂道に気を付けないといけませんね。

8, Steppkeさん 2014/05/30 01:52
sarai さん
旅の初めから、強行軍だったり、空振りだったり、相変わらずのようですね。
あまり無理をして、体調を悪くされたりしませんように。
ここで、哀しいお知らせです。
Garanca の名前が、Stabat mater の出演者から消えてしまいました。代わりは、Sonia Ganassi です。
もちろんミュンヒェンの I Capuleti e i Montecchi も、既に2日前に降板が発表されています。
そこにはオペラの出演は体力的にまだ無理とあったので、コンサートなら大丈夫かと思っていました。
先週末には St. Petersburg であったコンサートに出演しており、最近レコーディングもしているらしいのに、ザルツブルクも結局キャンセルでした..

9, saraiさん 2014/05/30 14:10
Steppkeさん

かなり疲れ気味だったので、少しセーブしています。
ガランチャ、残念ですね。またのお楽しみにしましょう。Steppkeさんは旅そのものをキャンセルすることはないでしょうね?

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ブダペストの2日間:ブダペスト観光は王宮の丘から開始

2013年6月1日土曜日@ブダペスト/1回目

旅の2日目です。

ブダペストBudapestでの2日目の朝です。目覚めて最初に見たのは、真っ青な青空です。昨日とは一転した好天です。
配偶者が起きたのは早朝6時で、朝が弱いsaraiはまだぐっすり寝込んでいます。配偶者はsaraiが起きるまで旅便りを書いて過ごしていたそうです。
すると、意外に早くsaraiが目覚めます。昨夜はオペラ鑑賞でお風呂に入りそこね、せっかくのバスタブ付きの部屋がもったいないので、朝風呂に入ることにします。さっぱりしてブダペスト観光に出かけなくてはね。
お風呂でさっぱりしたところで、おしゃれなホテルのレストランで朝食を頂きましょう。テーブルはがらがら空いています。


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なかなか朝食の種類が豊富です。ハンガリーといえばパプリカ。朝食の献立にもパプリカのいためものがあります。サラダにも色とりどりの何種類ものパプリカがあります。


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果物も美味しそうですが、特にイチゴが甘くて美味しい!! あとは一般的なハムとチーズ。美味しく頂きます。

朝食レストランには吹き抜けのスペースもあり、そこで食べている人が多いようです。テラス席のような雰囲気に感じるのでしょうか。


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最後に何故か、ボイルドエッグとシャンパンで締めです。


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腹ごしらえができたところで、観光に出掛けます。ホテルの前の通りはバス通り。バス停まで歩いてすぐです。ここから70・78番のバスで最寄りの地下鉄駅に移動しますが、バス停の地図で確認するとたった1停留所の移動です。


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これがバス通りのカールマーン・イムレ通りKálmán Imre utcaです。バスの到着を待ちます。


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すぐにやってきたバスに乗り、国会議事堂Országház近くのバス路線の終点コシュート・ラヨシュ広場Kossuth Lajos tér Mに到着。この辺りは大工事中で、バス停も移動しているようです。工事現場の向こうには、国会議事堂の優美な姿も見えています。国会議事堂には、後で戻ってきましょう。


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工事現場を抜け出して、何とか地下鉄2号線M2のコシュート・ラヨシュ広場駅Kossuth Lajos térにたどり着きます。昨日同様、地下鉄のプラットホームに下りるエスカレータの前には、チケットをチェックする係の人が待ち構えています。事実上の改札口のようなものですね。


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昨日購入した24時間チケットはバスに乗り終わったところで時間切れ。今日も24時間チケットを購入します。チケット窓口を探します。駅構内には、美味しそうなパンを売っているショップもあります。


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チケット窓口があります。人が短い列を作っています。窓口の隣に写真撮影コーナーがあるのは、写真付きのパスでも作るのでしょうか。


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明日の朝9時45分まで有効な24時間チケットを購入。1人1650フォリントです。乗車違反が見つかると罰金1万6000フォリント要求されるそうですから、この料金は安いものです。


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地下鉄駅構内には綺麗な彫像も飾ってあります。


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係の人に購入したチケットを見せて、高速エスカレータに乗ります。深い地下に下りていきます。


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地下鉄2号線で2駅移動しますが、ドナウ川も地下で渡ります。セール・カルマン広場駅Széll Kálmán térに到着。ここはブダBudaの丘の広場です。


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ここは、トラムや地下鉄が集結してくる一大交通拠点のようです。この広場から王宮の丘Várに向かいます。


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ところが、saraiの方向感覚がまったく働きません。地図とにらめっこしても、さっぱり方向が分かりません。こういうときは人に聞くのが一番。ちょうど近くに警官がいるので、道を教えてもらいましょう。若い警察官は親切に対応してくれます。感謝です!


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教えられた方に広場を歩いていきます。


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セール・カルマン広場の端の階段を上がります。広場を見下ろすと、たくさんのトラムが見えます。


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階段を上がると、王宮の丘のウィーン門Bécsi kapuに向かう道に出ます。すると、ここにバス停があります。16番のバスの停留所です。事前のチェックでは、この16番のバスがウィーン門に行くはずです。別に歩きたいわけではないので、バスに乗ることにします。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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16番のバスはすぐにやってきます。


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これですぐに王宮の丘に着く筈です。


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ブダペストの2日間:王宮の丘をウィーン門から漁夫の砦へぶらぶら

2013年6月1日土曜日@ブダペスト/2回目

セール・カルマン広場Széll Kálmán tér(旧モスクワ広場)から階段を上がったところにあるヴァールフォク通りVárfok utcaのバス停から16番のバスに乗って、王宮の丘Várを目指します。土曜日のせいか、多くの人、特に若い女性の姿が目立ちます。バスは乗り込もうとする人でごったがえしています。


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バスの車内は思ったほどの混雑ではありません。


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バスはあっという間に王宮の丘の北端にあるウィーン門Bécsi kapuに到着。かなりの登り坂だったので、結果的にはバスにのって正解です。ウィーン門の前でバスを降りて、王宮の丘を散策します。ウィーン門はかって18世紀には城門があった場所に、1936年にオスマン帝国からの解放250周年を記念して造られた堅牢な石造りの門です。


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門の前にはウィーン門広場Bécsi kapu térがあります。広場には天使の像と向い合せに白い教会、ルーテル派教会Budavári Evangélikus Templom és Gyülekezetが建っています。


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ウィーン門の城壁の上に上がると、ブダペストBudapestの街が見渡せます。美しい景色です。


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城壁の上からの眺めを楽しみます。


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これが城壁の上から見たウィーン門です。


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城壁の上の端まで行くと、ブダペストの街が綺麗に見渡せます。


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ウィーン門の上から見たルーテル派教会です。


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ウィーン門広場には、いかにも古いハンガリー風の建物が並んでいます。


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これはルーテル派教会に向かって、十字架を捧げ持つ天使の像です。


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ウィーン門広場からは静かな通りがマーチャーシュ教会Mátyás-templomに向かって続いています。


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意外にこの辺りは人が少ないです。観光地のはずなんですけどね。ウィーン門広場から西の方に歩きます。立派な大きな建物があります。軍事歴史博物館Hadtörténeti Múzeumでしょうか。


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さらに進むと、ちょっと異様な形の建物があります。マーリア・マグドルナ塔Mária Magdolna Toronyです。もともとは13世紀に建てられた教会ですが、第2次世界大戦で破壊されて、この塔だけが残っています。この塔は鐘楼だったそうです。1997年に修復され、戦争の悲惨さを伝えるための展示物となっています。


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今度は漁夫の砦Halászbástyaの方向に歩いていきましょう。石畳の道は大規模修復中です。


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その工事中の道の間を進んで行くと、マーチャーシュ教会が近くに見える通りに出ます。


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教会の方に向かわずに、漁夫の砦の方にとりあえず向かいます。砦の端には下に降りていく階段があるので、ちょっと下りてみましょう。漁夫の砦の下にある緑の園に出ます。


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砦を下から見上げながら、小鳥が賑やかに鳴く木立の中を歩きます。


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下から見上げる漁夫の砦の尖塔は雄大です。


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この漁夫の砦は戦争のために建造されたのではなく、街の美化のために建てられたもので、白い石灰岩で作られた美しい建造物です。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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漁夫の砦の下の散策は続きます。


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ブダペストの2日間:漁夫の砦を下から上まで歩きますが、有料部分はパス

2013年6月1日土曜日@ブダペスト/3回目

王宮の丘Várを少し下りて、漁夫の砦Halászbástyaの真下を歩いていきます。大きな石造りのアーチ橋をくぐります。


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アーチ橋の先はまだまだ漁夫の砦が続いています。


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漁夫の砦の尖塔です。


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このあたりからドナウ川の方向を見ると、ブダペストBudapestの街も望めます。


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砦をぐるりと回り込むと、長い階段の途中に出ます。こちらがメインの入り口のようですね。観光客がゾロゾロ階段を上っていきます。


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漁夫の砦の尖塔の間から、マーチャーシュ教会Mátyás-templomの尖塔も顔を覗かせています。


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漁夫の砦とマーチャーシュ教会の石造りの建物の連鎖が作り出す風景はまるでおとぎ話に出てくる風景のようです。素晴らしい眺めですね。


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大勢の観光客に混じって、漁夫の砦の上に向かって石段を上っていきます。


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息をきらしながら登りきると、いきなり大勢の人で賑やかな広場に出ます。ここには、大型観光バスが並んで停まっています。まずは漁夫の砦に上がってみましょう。ただし、ずっと北の端の方から上ってみます。ここは無料のエリアです。レストランになっているからかもしれません。ここからは漁夫の砦が連なっている様子が見えます。


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ドナウ川やくさり橋Széchenyi Lánchídが一望でき、素晴らしいです。これはドナウ川下流方向です。


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正面を見ると国会議事堂Országházを中心にドナウ川を挟んだブダペストの街が一望できます。


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これはドナウ川上流方向です。このずっと先にはウィーンWienがあります。


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これはドナウ河畔で華麗な趣きを見せるのは国会議事堂です。美しい建物をズームアップしてみましょう。


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漁夫の砦を下りて、マーチャーシュ教会の真ん前に出ます。ゴシック様式のとても美しい教会です。


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マーチャーシュ教会の前に広がる三位一体広場Szentháromság térの方に行くと、凄い人出です。人ごみの先、マーチャーシュ教会の横には三位一体の像Szentháromság Szoborが見えています。これはペスト終焉を記念して建てられたものです。


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マーチャーシュ教会と漁夫の砦の間に聖イシュトヴァーンの騎馬像Szt. Istvan-szoborが建っています。聖イシュトヴァーンはハンガリー建国の父でハンガリー王国の初代国王です。二重の十字架が彼のシンボルです。


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別の角度からも見てみましょう。実に堂々として、美しい銅像です。


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ここから見るマーチャーシュ教会の姿は白く輝き、美しい姿です。


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さて、この聖イシュトヴァーンの騎馬像の先には漁夫の砦があります。この辺りが漁夫の砦の正式な入口のようで有料です。さっき上った北端の砦と変わりないので、パスします。タダで見ちゃったもんね。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。マーチャーシュ教会のまわりをうろうろしていただけですけどね。


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では、マーチャーシュ教会に入ってみましょう。配偶者は、えっ、有料で教会に入るのって疑問の声を上げますが、これくらいは入らないと王宮の丘にせっかく来た甲斐がありません。


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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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昨日投稿した記事の一部に誤りがありました。ドイツ騎士団の中庭はパスしないで、ちゃんと見ていました。追記・修正しました。申し訳ありません。

08/07 00:28 sarai

えりちゃさん、saraiです。お久しぶりです。

これは昨年の9月のウィーンですが、現在のコロナ禍では、古き良き日という風情ですね。もう、ポスト・コロナでは、行けたにし

07/20 12:41 sarai

Saraiさま、
お元気ですか?
新型コロナウィルス、自粛中。
このウィーンの散策を読んでいると、なんだか切なくて悲しくなってきました。
次はいつ行けるのかな、とか思う

07/20 05:08 えりちゃ

はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私は、個人ブログを運営しているyuichironyjpと申します。フリーランサーとして活動しており、フリーランスで稼ぐ方法や、

06/14 23:46 Yuichironyjp

ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai
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