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ミュンヘン~レーゲンスブルグ~バンベルク~ドレスデン:フライシングの髭のおじさん

2013年6月10日月曜日@ミュンヘン~レーゲンスブルク/2回目

レーゲンスブルグRegensburg行の電車の時間に間に合うかどうか、微妙なところです。白ソーセージとシュパーゲルに時間をかけ過ぎました。急いで地下鉄のマリエンプラッツ駅Marienplatzに向かいます。新市庁舎Neues Rathausが見えてきます。


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マリエンプラッツ駅の地下鉄の入り口の前までやってきました。急ぎましょう。


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階段を駆け下ります。


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ようやく、ホームに向かう長いエスカレーターに乗ります。


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しかし、ミュンヘンの地下鉄はホームがややこしいんです。ややこしいということは思い出しますが、その中身が思い出せず、なかなか思うように動けません。上りと下りでホームの階が違うし、電車から降りるホームと電車に乗るホームも違います。走り回った挙げ句にたどり着いたのは、乗りたい電車の降りる方のホーム。そこへ電車が入ってきてしまったので、降りる人に紛れて乗せてもらいます。ごめんなさい、時間がないんです。ミュンヘン中央駅München HBFにはすぐに到着。しかし、ホテルに荷物を預けてあるので、ホテルに戻る必要があります。残り時間15分です。ホテルまでは5分ほどなのですが・・・こんなときに日頃の努力の差が出ます。ダッシュしている配偶者の後から追いかけるsarai。配偶者がホテルに駆け込むと、レセプションのスタッフは接客中。ここが難関です。悪くすると、接客が終わるまで延々と待たなければいけません。配偶者は得意のアイコンタクトで、カバンが欲しいことを訴えます。なかなか気の利いたお兄さんで、接客しながら、カバンを取りにいってくれます。ダンケシェーン!
さあ、駅までダッシュで戻ります。荷物を引きながら走り、saraiはもう体力的に限界です。何とか電車に間に合うと踏んだsaraiは横着して歩いてしまいます。配偶者はしょうがないねという感じで呆れています。それでも早足で駅に向かい、何とか予定の電車に乗ることができます。レーゲンスブルグ行の電車の発車3分前くらいです。余裕!余裕!と強がるsaraiです。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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先にバイエルンチケットを購入しておいたことが功を奏しました。とてもチケットを購入する暇などありませんでしたからね。

電車の中ほどに連結されている大好きな2階建て車両(1車両だけです)に乗り込みますが、これがやはり、それなりに混んでいて、四人がけに一人で座っていたおじさんに相席をお願いし、荷物をスペースを見つけて片付け、席に座ったとたんに列車は動き出します。

息を切らし、汗をかいてのドタバタです。一息ついた頃、お向かいの人が話しかけてきます。ドイツ語か、英語かしゃべれるかい?ということです。もちろん、お互いの共通語は英語。この辺りの大洪水も話題になります。晴れたのは昨日一日だけだったようで、今日も怪しいし、まだまだ危険は続くだろうとのこと。この方の地下室も浸水したようで、ワインが駄目になり、水を汲み出すのに大変だったとのこと。ワインはどれくらいセラーにあったのか尋ねると、彼は言葉に詰まり、隣席の若い人に助けを求めて、ファーニチャーという単語を思い出すことができました。木製の小さな家具にはいっていたので、たいした本数ではなかったようです。それでも被害は被害です。でも、彼が言うには、「天候は仕方がない。時々神様がこんなことをなさるんだよ」。優しく人を包み込むような話し方と風貌(お髭が素晴らしい)。saraiが、良いお爺さんだねというと、配偶者はビックリしています。絶対に私達より若いわよというのが配偶者の意見。saraiが彼に「ところでおいくつですか?」と聞いてみると、56歳でした! 逆にこっちの歳も聞かれますが、いくつに見えるかと聞くと、同じくらいの歳だろうとのこと。saraiの年齢をいうと、納得顔で、若いねと社交辞令を言ってくれます。saraiがはるかに年齢を重ねています。

いろんな話をしているうちに、彼が降りる駅フライシングFreisingに到着です。


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彼のプラットホームを歩いていく姿を見ると、やはり、彼は若いですね。


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電車はフライシングの駅を滑り出します。


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とっても緑の美しい綺麗な街です。


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ところで、この列車はレーゲンスブルクに向かう車両とプラハPrahaに向かう車両とに途中で分かれます。私達はたまたま正しい車両に乗っていますが、ちょっと向こうに座っていた四人組は車掌さんに言われて、途中でプラハ行きの車両に移っていきました。車掌さんが、検札のときに、外国人旅行者と見ると行き先をチェックしているようですね。もちろん、我々も聞かれましたが、こちらが答える前におじさんが「彼らはレーゲンスブルクに行くよ」って言ってくれました。車掌さんのこういう厳格で丁寧な対応・・・さすがドイツ人です。

フライシングを出ると、緑の野原が広がります。


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森の中に大きな水たまりが出来ています。大雨の影響です。


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電車は順調に走り、ランツフート駅Landshutに到着。


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この駅で電車の中はガラガラになります。


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乗客の減った電車はランツフート駅を出発。


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ランツフート駅を出ると電車はイーザル川を離れて、緑の大平原の中を走ります。また、怪しい空模様になってきます。


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面白い看板を見つけます。お寿司の宣伝です。もはや、お寿司はヨーロッパでは一般的なメニューですね。


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ノイファールン駅Neufahrnを通過。


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空を見上げると、鳥の群れが見えます。異常な気象に鳥たちも反応しているのでしょうか。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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もうすぐ、レーゲンスブルクです。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:レーゲンスブルクに到着

2013年6月10日月曜日@ミュンヘン~レーゲンスブルク/3回目

ミュンヘンMünchenから一時間半ほどでレーゲンスブルクRegensburgに定刻通りに到着です。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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これが乗っていた2階建て車両。


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プラットホームから階段に向かいます。


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跨線橋の上からの眺めです。


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レーゲンスブルク中央駅Regensburg Hbfの構内を抜けていきます。


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レーゲンスブルクの駅前に出ます。


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レーゲンスブルクは世界遺産の街です。旧市街は歩いて10分くらいです。ちょっと小雨が気になりますが、街散策をかねてホテルまで歩いていきましょう。


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駅前からの大通り、マキシミリアン通りMaximilianstraßeを歩き、緑の中を抜けて、市街地に入ります。


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市街地に入ると、マキシミリアン通りは歩行者天国になります。


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通りからは綺麗な路地グラスガッセGrasgasseが見えます。


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人通りの少ない歩行者天国を進んでいきます。


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マキシミリアン通りから左に入り、少し進むと、街のシンボル、大聖堂Domが見えます。まずはとりあえず、ホテルに向かいます。


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ノイプファル教会Neupfarrkircheの前に出ます。


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ここはノイプファル広場Neupfarrplatzです。ホテルはここから路地をはいったところの筈です。


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路地テンドラーガッセTändlergasseを進んでいきます。


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路地の正面が今日泊まるホテル。


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ホテルは旧市街の中心にあるミュンヒナー・ホーフMünchner Hofです。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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中に入ると落ち着きのあるロビー。なかなか可愛いホテルです。


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早速、チェックイン。


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部屋に荷物を置いて、街の散策に出かけましょう。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:レーゲンスブルクの美しき大聖堂

2013年6月10日月曜日@ミュンヘン~レーゲンスブルク/4回目

レーゲンスブルクRegensburgの旧市街にあるホテル、ミュンヒナー・ホーフMünchner Hofに予定通りチェックイン。
部屋に入ると綺麗なダブルベッドがお出迎え。


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sarai達の部屋は、最上階の室内に木の梁がむき出しのなかなか面白い部屋です。


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ホテルの建物はハーフチェンバー様式(half timbering)だったのかもしれません。


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壁には中世風の絵もかかっています。なかなかいい雰囲気ですね。


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建物自体は古い作りですが、バスルームは綺麗にリノベーションされています。


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残念ながら、バスタブはなくシャワーのみ。ドイツの多くのホテルはシャワーのみですね。


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窓からは大聖堂Domの2本の尖塔が間近に見えます。


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窓から見える赤い屋根の連なりは綺麗です。


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荷物を置いて、街散策に出掛けます。ホテルの廊下もなかなか豪華です。


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街散策を始めます。ホテルを出ると、路地の先に大聖堂の尖塔が目に入ります。


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2つの巨大な尖塔をもつゴシック様式の大聖堂Domの前に出ます。迫力がありますね。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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大聖堂の内部はまさに典型的なゴシック様式の大きな空間です。


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十字架のキリストの向こうに美しいステンドグラス。


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巨大なパイプオルガンも見えます。これは2009年にできた世界最大の壁掛け型パイプオルガンです。重さが約37トンもあるそうです。オルガン奏者は演奏台までエレベーターで上るそうです。現代的なパイプオルガンですね。


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内部にある装飾物も豪華。


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ゴシック建築の巨大な建物を支える束ね柱も立派です。


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側廊のステンドグラスも見事です。ここでは見えませんが、側廊上部のステンドグラスの美しいこと。


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どうです、この内部空間の美しさは! これぞ、ゴシックの粋という感じです。圧倒的な迫力です。


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この大聖堂を見終わると、レーゲンスブルクで見るべきものはほぼ見たという感じになってしまいます。
とは言え、まだレーゲンスブルク散策を始めたばかり。大聖堂を出て、散策を続けましょう。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:ドナウ川の危険な水位

2013年6月10日月曜日@ミュンヘン~レーゲンスブルク/5回目

レーゲンスブルクRegensburgのシンボルの大聖堂Domを出て街の路地に入ると、レコードショップが目に入ります。


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レコードショップの中に入りますが、時間もないし、これというものも残念ながら見つかりません。というよりもじっくり見ている時間がありません。
大聖堂からクラムガッセKramgasseを抜けて、ヴァーレン通りWahlenstraßeに出ます。


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市庁舎広場Rathausplatzに向かいます。


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市庁舎広場に出ます。緑の多い広場の中心には噴水があります。


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噴水の先には旧市庁舎Altes Rathausが見えます。


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時計台のある建物が旧市庁舎です。


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旧市庁舎の隣の建物にツーリストインフォメーションがあるようです。


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多くの観光客がツーリストインフォメーションに出入りしています。


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saraiもツーリストインフォメーションで資料をゲットしましょう。


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ここで日本語のパンフレット(変な日本語です)をもらい、それを手に街を歩きます。


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ところで、この日本語のパンフレットによると、BMW3シリーズのオープンカーとクーペは全てレーゲンスブルクで製造されているそうです。自動車の街でもあるんですね。


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旧市庁舎の内部は帝国議会博物館Reichstagsmuseumになっているそうです。ちょっと、様子を窺いましょう。


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別の入り口に回ってみます。


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ここから建物への階段がありますが、さほどの興味はないので入るのは止めます。


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アーチの奥に中庭がありそうです。入ってみましょう。


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中庭には綺麗な彫像が並んでいます。美しい中庭です。


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先日来の大雨で市内は浸水したそうですが、旧市街はその跡はほとんど分かりません。気になっていたので、氾濫したというドナウ川Donauの方に行ってみましょう。ここに掛かる石橋Steinerne Brückeはドイツ最古の石橋ということですが、水位の上昇した水面が迫っています。
ドナウ川を見て驚きます。濁った水がかなりの速さで流れていて、今にも氾濫しそうな勢いです。


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川岸近くは立ち入り禁止になっています。


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川の水位はいっぱいいっぱいに上がっています。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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水位の上がったドナウ川の状態を見て回りましょう。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:石橋から見た濁流のドナウ川

2013年6月10日月曜日@ミュンヘン~レーゲンスブルク/6回目


ドナウ川Donauの川岸はぎりぎりまで水位が上がって危険な状態です。


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石橋Steinerne Brückeのほうを眺めると、あふれるほどの濁流が石橋を呑みこみそうな勢いです。


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対岸に見える建物もドナウ川の水に浸かっているようにみえます。


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石橋に向かいます。石橋には時計台付きの橋塔が立っています。


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この橋塔のアーチをくぐると石橋Steinerne Brückeの上に出ます。


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石橋は通行はできますが、結構、水面が迫っています。


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石橋を渡ってみます。中洲の一部は水没し、木が根元から水没状態です。


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橋の中ほどから見たドナウ川です。満々たる水です。いまにもあふれんばかりです。


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水位の上がったドナウ川の向こうには堂々たる大聖堂Domが聳えています。


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石橋の端のほうまで渡ってくると、ドナウ川の水は中洲の堰を越えて、混濁した水が中洲に流れ込んでいるのが見えます。


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いつもは地面になっているところも水があふれて流れています。


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木々が水の中から生えているように見えます。とんでもない光景です。


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アチコチに水が溢れないようにフェンスが造られています。日本と違い、土嚢ではないのが興味深いですね。


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石橋を渡って、対岸の街に出ました。シュタットアムホーフStadtamhofという街です。レーゲンスブルクの旧市街とともに世界遺産に指定されています。


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石橋のシュタットアムホーフ側が工事中で、工事中の部分に看板が立っています。


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これが看板。昔の橋の様子の写真です。当時を彷彿とさせる風景です。


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石橋を渡って、旧市街のほうに戻ります。また、橋の上からドナウ川を眺めますが、堰を超えて水が流れ込んでいる様子は圧倒的です。


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旧市街の川岸にもフェンスが立てられて、洪水をせき止めています。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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この川岸に有名なソーセージ屋さんがありますが、大水の中、果たして営業中でしょうか。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:ドイツ最古の歴史的なソーセージ屋さん

2013年6月10日月曜日@ミュンヘン~レーゲンスブルク/7回目

レーゲンスブルクRegensburgの石橋Steinerne Brückeの袂の有名なドイツ最古の歴史的なソーセージ屋さんHistorische Wurstküche(日本語パンフレットでは「史的なブルスト台所」とあります。何のこっちゃ!)で、ソーセージを食べていきましょう。果たして、ドナウ川Donauの大水の影響で営業中止っていうことがないか、心配です。

ソーセージ屋さんは開いています。どうやら営業中のようです。よかった!


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紅白模様のテントの下にテラス席があり、ソーセージを食べている人達がいます。


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普段は、このテラス席でドナウ川の流れを眺めながらソーセージを頂くようですが、洪水を防ぐフェンスがあり美しいドナウ川はちょっとだけしか見られません。仕方ありませんね。
このフェンスは立派な水の防御板になっていて、水の侵入を防いています。日本の土嚢の進んだ形ですね。
ちょっとだけ見えるドナウ川も、水かさが増した水面上昇のお蔭とは皮肉なものです。
石橋Steinerne Brückeも見えています。


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まずは、ソーセージのお供リースリンクの白ワイン。とても美味で大満足。


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ワインを飲みながら、何気なくソーセージ屋さんの建物を眺めていると、壁に妙なものが書いてあることに気が付きます。よく見てみると、以前の大洪水の水位が建物の壁に描かれているようです。1988年3月27日の大洪水です。これを上回る大洪水は1909年まで遡るようです。そのときはずっと凄い洪水だったようです。よく洪水が起きているんですね。


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フェンスのために眺めが悪くなっているのは残念ですが、ソーセージが食べられるだけよかったかもしれませんね。炭火焼ソーセージはとっても香ばしく焼けていて、それは美味しいです。またまた大満足です。


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後で水のフェンスの裏側を見ると、隙間からの水の侵入を防ぐために、土嚢が並べてあります。やはり、土嚢は欠かせないようです。


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これがソーセージ屋さんの様子です。轟轟たるドナウ川の濁流の間近で営業しているのは驚きです。


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ドナウ川の川沿いの道を歩いてみます。遊覧船が係留されています。


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もちろん、休業中のようです。


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多くの船が繋ぎ合わされて、強い流れに逆らっています。


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おっと、強い水流に逆らいながら航行している船がいます。危険ですね。


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ずっと眺めていると、無事に航行していきます。プロのやることに抜かりはないんでしょう。


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ドナウ川から離れて、路地歩きを楽しみます。古い石造りの建物に沿って歩きます。


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市立博物館Museum der Stadt Regensburgが見えてきます。これも美しい建物です。


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旧市街の美しい路地プフルークガッセPfluggasseを通り抜けます。


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路地を抜けると、大聖堂の尖塔が見えてきます。手前にはがっしりとした城壁の塔も見えます。


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世界遺産の街らしく、旧市街には美しい建物が数多くあります。これはアルテ・カペレAlte Kapelle。


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アルテ・カペレの建物の周りには木々の緑が美しく繁っています。


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アーチを抜けて、大聖堂のほうに向かいます。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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今日の街歩きの起点に戻ってきました。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:映画《シンドラーのリスト》とレーゲンスブルクって?

2013年6月10日月曜日@ミュンヘン~レーゲンスブルク/8回目

レーゲンスブルクの路地を歩き、城門のアーチを抜けると大聖堂Domの横に出ます。大聖堂の巨大な石壁がそそり立っています。


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尖塔群の連なりは圧倒的な印象です。


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大聖堂広場Domplatzには騎馬像が立っています。


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大聖堂のファサードです。綺麗ですね。


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大聖堂の尖塔が聳えたっています。典型的なゴシック建築です。


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大聖堂のファサードの前の大聖堂広場です。カラフルな建物が建ち並んでいます。


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大聖堂広場の大聖堂に隣接する建物です。


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再び、大聖堂のファサードと尖塔を仰ぎ見ます。圧倒的な迫力です。


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大聖堂広場から路地ヴァトマルクトWatmarktに入ります。


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路地を歩いていると、ふと建物の壁にあるプレートに目が留まりました。えっ、シンドラーSchindler!


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オスカー・シンドラーじゃないですか。映画の《シンドラーのリスト》の主人公です。彼はナチスの魔の手から1200人ものユダヤ人の命を救いだしました。そのシンドラーが戦後、1945年11月から1950年5月まで、このレーゲンスブルクに住んでいたそうです。このプレートが掲げられているのが住んでいた家です。ヴァトマルクトWatmarktの5番地の家です。意外なものに遭遇し、ビックリです。

通りの先にはまた旧市庁舎Altes Rathausが見えます。


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ヴァーレン通りWahlenstraßeを横に見ながら、先に進みます。


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再び、旧市庁舎の前に出ます。正面に見えるのはツーリストインフォメーションのある建物です。


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その先の路地ノイエ・ヴァーク・ガッセNeue-Waag-Gasseを抜けていきます。


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路地を抜けると、ハイドゥ広場Haidplatzです。この広場の中央にも噴水(泉)があります。


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ホテルに戻る前に、小路の街並みを楽しみましょう。saraiは、まだどこかでシュパーゲルが食べられないかと、通り沿いのレストランをチェックします。でも、ないようですね。


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あきらめきれずに路地をうろうろ。


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シュパーゲルは野菜を売っている屋台の店先にも、ほんの少しか並んでいません。このお天気ですからね。

また、広場に出ます。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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旧市街の美しい路地を歩きながら、ホテルの方に向かいましょう。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:ライトアップされた大聖堂の幻想的な光景

2013年6月10日月曜日@ミュンヘン~レーゲンスブルク/9回目


レーゲンスブルクの旧市街の路地歩きの仕上げです。美しい路地が続きます。


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建物はカラフルでさほど古さを感じさせません。


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路地はどこまでも続きます。


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綺麗な中庭も見えています。


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路地にテラス席のあるカフェもあります。


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飽くことのない路地歩き、そろそろ切り上げましょう。


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ホテルに向かいます。


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ノイプファル広場Neupfarrplatzに出ます。ノイプファル教会(新教区教会)Neupfarrkircheが正面に見えます。


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広場からは大聖堂Domの尖塔も頭を覗かせているのが見えます。


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ノイプファル広場からは路地を入るとすぐホテルの建物です。


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ホテル近くの狭い路地の様子です。


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路地からは大聖堂の尖塔も見えます。


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これで路地歩きは完了。レーゲンスブルクの路地歩きを満喫。残念ながら、シュパーゲルを食べさせてくれるレストランは発見できませんでした。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。もっとも細かい路地歩きのルートは把握できていません。


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最後に、ホテルのレストランのメニューをチェック。これには、シュパーゲルが載っていました・・・。もうタイムオーバーです。残念!!

今日は夜のスケジュールはありません。お風呂に入って、ゆっくりしましょう。

すると窓の外を見ていた配偶者が素っ頓狂な声で、尖塔がライトアップされていることを報告。それは見なくちゃいけませんね。寝間着の上にウィンドブレーカーを着こんで、そっとホテルを出ます。路地の先の暗闇にぼーっと大聖堂のファサードが明るく浮かんでいます。


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路地を抜けて、大聖堂の前に立ちます。幻想的な光景にしばし見入ります。


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また、路地を歩いてホテルに戻ります。


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ホテル近くの路地は美しい闇の中、ぽーっと街灯が光っています。


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ホテルの前に戻りました。明るい世界です。幻想世界から現実世界に帰ってきた思いになります。


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さあ、今度こそ、ゆっくりオヤスミナサイ・・・

明日はバンベルクBambergの街に立ち寄って、いよいよ目的地のドレスデンDresdenに辿り着く予定です。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:ホテルをチェックアウトしてレーゲンスブルク中央駅へ

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/1回目

旅の12日目です。

レーゲンスブルクRegensburgの朝は快晴!

今日は久しぶりにホテルの朝食が付いてます。なかなか素敵な朝食ルームです。


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メニューで特筆すべきは、白ソーセージがあること。もちろん、甘い洋辛子も用意されてます。熱々とはいきませんが、美味しいですね。さらに、ニシンの酢漬けがあります。これもなかなか美味しいです。たまにはホテルの朝食もいいですね。


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朝食後、早くもホテルをチェックアウトして、駅に向かいます。短いレーゲンスブルク滞在です。
ホテルを出て、ノイプファル広場Neupfarrplatzにはいると、大聖堂Domの姿が目に入ります。これで大聖堂の見納めです。


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明るい青空の下、駅に向かってスーツケースを引っ張りながら歩きます。


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マクシミリアン通りMaximilianstraßeをまっすぐに歩くと、突き当りがレーゲンスブルク中央駅Regensburg HBFです。


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歩行者天国になっているマクシミリアン通りは小さな子供連れの人たちが歩いています。街の朝の風景ですね。


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マクシミリアン通りを半分以上歩くと駅が見えてきます。


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通りの脇には路地が見えます。昨日の路地歩きを思い出します。


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バスも走っていますが、小さな街なので、駅と旧市街の間は徒歩でも無理のない距離です。


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旧市街を抜けると、信号の先は公園地帯になっています。


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公園の緑の間を歩きます。


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旧市街から歩いて10分ほどでもう駅前です。


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駅前から、今まで歩いてきたマクシミリアン通りを振り返ります。通りの両側は公園になっています。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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駅前からは多くのバスやタクシーが発着しています。


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駅の構内にいったん、入ります。色んなお店が開いています。


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本屋さんやパン屋さんが並んでいます。


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まだ、電車の時間には早いので、駅の外にあるポストで絵葉書を投函してきます。


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これが駅に隣接する郵便局の建物。


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再び、駅に戻ります。


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駅には美味しそうなカフェもありますが、もう朝食は食べたのでパス。


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まだ、電車の出発までに少し時間があるので、駅の中を探検しましょう。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:レーゲンスブルクからICEでニュルンベルクへ

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/2回目

レーゲンスブルク中央駅Regensburg HBFで乗車予定のICEの時間待ちをしています。ぼーっとしているのももったいないので駅を探検しましょう。駅舎は古い感じのものですが、跨線橋を渡った先の駅裏に新しい駅ビルが建っています。この新駅ビルの2階には新しいショップが並んでいます。屋根はアーチ状のガラスで覆われ、明るい光が差し込んでいます。


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階下を覗き込むと、そちらはカフェやスーパーが見えます。


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1階がよく見渡せるところがあります。もちろん、エスカレーターが設置されています。


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特に物欲も食欲もないので、新駅ビルの様子を確認するだけで満足し、ガラス張りの綺麗な通路を通って表の駅舎に戻ります。


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乗車予定のICEの発車時刻が迫ってきたので、プラットホームに移動します。


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空は雲が多いものの上天気です。


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今日はレーゲンスブルクとはお別れして、電車を乗り継いで、最終目的地のドレスデンDresdenに向かいます。レーゲンスブルク中央駅からはICE、RE、ICE、ICEと4本の列車を乗り継いでいきますが、途中で世界遺産の街バンベルクBambergに立ち寄ります。当初はそのバンベルクに泊まるつもりでしたが、レーゲンスブルクでドナウ川を見ながらソーセージを食べることにしたので、バンベルクはドレスデンに向かう途中で立ち寄るだけにしたんです。今日は全行程ファーストクラスなので、指定席はとっていません。座れないことはないでしょう。チケットはネットのDB(ドイツ国鉄)のサイトで購入済。自宅のプリンターで印刷済です。


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プラットホームもICEを待つ人で混み合ってきます。


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ほぼ定刻でICEがホームに滑り込んできます。いつ見ても美しい車体です。saraiはこのデザインが気に入っています。


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乗り込むと、ファーストクラスの車内は結構混み合っていますが、何とか2人並びの席を確保。ICEはすぐに発車し、駅を離れていきます。


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このICEでニュルンベルクNürnbergまで行き、そこで乗り換えです。ニュルンベルクまで、ほぼ1時間です。
レーゲンスブルク中央駅の車両基地には、Sバーンの電車が停まっています。


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ICEはレーゲンスブルクの街を駆け抜けていきます。


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しばらくすると、ドナウ川Donauの鉄橋にさしかかります。流域の家々が濁流に飲み込まれそうな感じです。大丈夫でしょうか。


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ドナウ川を渡ると、ICEは勢いを増して森の中を疾走します。


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高台からドナウ川が見えますが、一見、平穏な風景です。


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車掌さんが検札にまわってきます。プリンターで印刷したチケットと購入に使ったクレジットカードを提示すると、紙チケットに検札の日時をパチリと印字してOK。合理的なシステムです。


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ファーストクラスのシートは、2列+1列のゆったりサイズで革張りのデラックスなものです。この内装もお気に入り。


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周囲は山間の小さな村です。緑の中に家々が点在して美しい景色を作っています。


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しばらくすると、周りは美しい草原に変わります。バイエルンらしい風景です。


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草原と林が広がり、その中に美しい村の家々が見えます。ドイツの鉄道の旅は車窓から見る景色がとても美しいですね。


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車窓の景色を楽しみながら、一路、ニュルンベルクに向かいます。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:ニュルンベルクからREでバンベルクへ

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/3回目

レーゲンスブルクRegensburgからICEでニュルンベルクNürnbergへ向かっています。
美しい平原の中をICEは走っていきます。


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Ochenbruck駅を通過。


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すぐにニュルンベルクの街です。


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ニュルンベルク中央駅Nürnberg HBFに数分遅れで到着し、ここでICEを降ります。乗り換えですが、時間的には10分程の余裕があります。


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ニュルンベルクからはRE(急行)に乗り換えて、バンベルクBambergに向かいます。既にREは入線しています。


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ニュルンベルクからバンベルクへはREで40分程です。少し遅れて発車した電車はニュルンベルクから10分程でエアランゲンErlangenを通過。


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さらに10分程でフォルヒハイムForchheimを通過。


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また10分程でヒルシャイトHirschaidを通過。


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緑濃い森の中を抜けて、バンベルクに近づいていきます。


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気持ち良く晴れ渡った車窓を楽しんでいると、またまた雲行きが怪しくなってきます。でも、バンベルクに着く頃には、途中の曇天がうそのように晴れてきます。良かったです。バンベルクには10分程遅れて到着です。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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バンベルクには、4時間程の短時間の滞在です。何としても荷物はコインロッカーに預けたいですね。コインロッカー、空いてます。やったねと、喜んだのもつかの間、コインロッカーの料金は大が3.5ユーロ、中が2.5ユーロです。お釣りが出ないので50セントのコインが必要です。ロッカー2つ分だから、50セントのコインが2個必要です。売店では絶対に両替はしてもらえないので、上手く何かを買ってお釣りをもらいましょう。saraiがブチブチ言いながら、小さなお菓子を買いに行きます。ずいぶん無駄な時間を使いましたが、ようやく身軽になれます。

バンベルクの駅前に出ます。バンベルクの駅舎は石造りの重厚な建物です。


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駅から旧市街までは1キロほど離れています。バスに乗りましょう。しかし、駅前のバス乗り場が分かりません。探しましょう。


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郵便局の建物が正面にあります。そこからの通りをまっすぐ進むと旧市街に出る筈です。したがって、バス停はこの辺りにあるはずです。でも、やはり、どうしても旧市街行のバス停が分かりません。駅前に停まっているバスのドライバーに訊いて、ようやくバス停が判明。


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ずっと右手の方にバス停が見えます。


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通りの向かい側にあるバス停がどうやら旧市街へのバスが出るところのようです。通りを渡ります。


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ようやくバス停にスタンバイ。やれやれ。


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バス停にあるチケットの自動販売機と格闘して、何とか1日乗り放題チケットをゲット。1日乗り放題チケットが1人3.5ユーロです。


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バス停からは通りの斜め向かいにバンベルク駅が見えています。結構遠いし、不便で分かりにくいですね。駅前からバスを運行してもらいたいものです。


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チケットをゲットした直後、配偶者からバスが来たわよと言われて、急いでバスに乗車。やっと旧市街行きのバスに乗ることができました。結局、駅に到着して30分近くかかりました。コインロッカーで手間取り、バス停を探すのにも手間取り、無駄な時間を費やしました。バスは旧市街に向かって走ります。


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橋を渡って旧市街に向かいます。この橋はマイン川とドナウ川をつなぐ運河にかかる橋です。


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もうすぐ旧市街です。短時間ですが、この古都の散策を楽しみましょう。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:世界遺産の街バンベルクの散策開始

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/4回目

色々もたつきましたが、何とか駅前からバスで旧市街に直行します。途中、マイン・ドナウ運河を渡ります。ヨーロッパの2大河川のライン川とドナウ川が運河でつながれているのは知っていましたが、ドナウ川とマイン川(マイン川はライン川の支流)を結ぶ運河がこのバンベルクBambergを通っていることは初めて知りました。


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後で詳しく調べてみると、この運河が全通したのは1992年のこと。最近のことですね。この運河はレーゲンスブルクRegensburg近くのドナウ川から北上し、ニュルンベルクNürnbergを通り、バンベルクに流れるレグニッツ川からマイン川にはいるということです。それって、まさに今日電車で走ったルートですね。船に乗ってもレーゲンスブルクからバンベルクに移動できるのは知りませんでした。

旧市街のバスターミナルに到着します。


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大きなバスターミナルですが、そこに大きなコインロッカーがあるのを見つけて、口あんぐりです。あの苦労は何だったんでしょう。


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いざ、世界遺産の街バンベルクの散策開始です。川の方向を見定めて、賑やかな通りを進みます。まずはフランツ・ルードヴィッヒ通りFranz-Ludwig-Straßeを右手の方に歩きます。


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通りを突き当りの方に進みます。


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後ろを振り返ると広い歩行者天国が続いています。歩き易くていいですね。


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通りの突き当りからは左に折れて、グリューナー・マルクトGrüner Marktを歩きます。マルクトという文字通り、この通りには青空市場が並んでいます。配偶者が花屋さんで興味深げに花を観察したりしながら、ぶらぶら歩きです。


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足を止めて、興味深げに花にじっと見入っています。ラベルを見て、花の名前を確認しています。好きですね。


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今度はsaraiの足が止まります。シュパーゲルがずらっと並んでいます。レーゲンスブルクではほとんど見かけなかったのですが、ここには大量のシュパーゲルがあります。


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それにここのシュパーゲルはぶっといです。何とかして、レストランで食べてみたいですね。何と言っても本場のシュパーゲルです。


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通りの右手には大きな教会が建っています。聖マルティン教会St. Martinkircheです。


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グリューナー・マルクト通りのこの辺りは広場になっており、市場が軒を連ねています。


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広場では石段に腰を下ろし、テイクアウトした食べ物を楽しんでいる人たちがいます。人々のくつろぎの広場ですね。


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これが広場の全景。とても賑やかです。


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この広場までは歩行者天国が続きますが、広場の先は車が走るランゲ通りLange Straßeです。


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この通りを信号が青になるのを待って、渡ります。その先はまた、歩行者天国が続いています。


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ランゲ通りを渡ると、オプストマルクト通りObstmarktです。この通りもお土産物屋さんが並ぶ賑やかな歩行者天国です。


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通りの先に古さを感じさせられる旧市庁舎Altes Rathausの建物が見えてきます。


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この旧市庁舎はレグニッツ川Regnitzの島(中洲)の上に建っており、橋を渡って、さらに旧市庁舎の建物を抜けて歩いていきます。橋の上には、十字架に懸けられたキリスト像があります。


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これが旧市庁舎の建物。壁面の装飾というか、壁面いっぱいに描かれたフレスコ画が凄いですね。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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バンベルクの街歩きもいよいよ佳境に入ってきます。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:レグニッツ川のまわりの美しい風景を堪能

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/5回目

レグニッツ川Regnitzの中洲にある旧市庁舎Altes Rathausは、橋のゲートのように見えるこの街のランドマークです。
旧市庁舎の壁面のフレスコ画が特に目を惹きます。この反対側の大聖堂側の壁面には、司教領主フィリップ・アントン・フォン・フランケンシュタインの死去についての物語が描いてあり、こちら側の壁面には、新司教領主のバンベルクBamberg入りが描かれています。いずれも18世紀に描かれたフレスコ画ですが、壮大過ぎて、何が描かれているのかはちょっと見ただけではよく分かりません。ただただ、ど派手なフレスコ画です。


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橋の上からレグニッツ川を眺めると、ここも大水の影響か、轟々たる水の流れです。


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こちらは川下方向。比較的落ち着いているように見えます。


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旧市庁舎の建物のアーチをくぐり抜けて、先に進みます。さらに橋が続きます。この旧市庁舎を突き抜けている橋はオーベレ橋Obere Brücke。


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橋の上から、川上方向を眺めます。美しい木橋の先に綺麗な旧市街の石造りの建物が見えます。しかし、川の流れは猛烈です。穏やかな街の表情と自然の猛威の対比が鮮烈に感じられます。


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こちらは川下方向。壁面のフレスコ画も少し見えていますね。


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それにしても、大勢の人出にびっくり。レーゲンスブルクRegensburgに比べるとはるかに賑わっています。それもうなづけます。中世の雰囲気を残したとっても素敵な街です。そのせいか狭い路地が曲がりくねっていて、どうも街の地理がよく分かりません。とりあえずツーリストインフォメーションに向かってみましょう。ガイドブックの地図で確認すると、ツーリストインフォメーションは向かって左手の方にあるようです。橋を渡り終えてカロリーネン通りKarolinenstraßeをちょっと進んだところで路地ガイヤースヴェルトプラッツGeyerswörthplatzを左に進んでいくと、先ほど川上に見えていた木橋の袂に出ます。橋の袂には古いドイツ料理レストラン・ブルデアミューレRestaurant Brudermühle があります。このレストランでシュパーゲルを食べているお客さんを配偶者は目ざとく見つけたようです。それなら、後で戻ってきたいものです。


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木橋の袂からは旧市庁舎が真横から見えています。こうして見ると、旧市庁舎がレグニッツ川の中の島の上に建っているのがよく分かります。


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すぐ川上の方には堰があり、そこから凄まじい水が流れ出しています。まだ、堰をあふれるところまではいっていません。ドナウ川よりも大水の影響は少ないようです。


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堰の横の川の中には建物が建っています。ピンク色の花の向こうに見えています。美しい川辺の風景です。


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花で飾られた木橋ガイヤースヴェルトシュテークGeyerswörthstegを渡ります。気持ちがいいですね。


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木橋の上から見た堰の轟々たる水流です。波が逆巻いています。


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こちらは建物を挟んで、堰の反対側の川の流れです。白波は立っていますが、静かなものです。


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木橋の中央から旧市庁舎を眺めます。こちら側にハーフチェンバー様式の木造の建物がせり出しています。変わった造りの建物ですが、何か美しさを感じます。


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木橋の端にツーリストインフォメーションへの道標が立っています。


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その道標に従ってガイヤースヴェルト通りGeyerswörthstraßeを右の方に進んでいくと、何とかツーリストインフォメーションを見つけることができます。それにしても、何故こんな分かりにくいところにあるんでしょうね。


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そこで英語版地図と日本語のパンフレットをもらいます。地図は大判の詳細なものです。


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この地図を見ながら、この後の散策を続けましょう。また、木橋ガイヤースヴェルトシュテークに戻ってきます。旧市庁舎が目に入ります。


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木橋の先の路地ガイヤースヴェルトプラッツを右に折れて歩いていくと、旧市庁舎からのカロリーネン通りに合流します。旧市庁舎の古色蒼然とした建物が見えます。こうして見ると旧市庁舎は城門のようなものですね。


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さあ、地図を見ながら大聖堂Domへのカロリーネン通りの坂道を上っていきましょう。この道をまっすぐ進めば、大聖堂のようです。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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もうすぐ大聖堂に到着です。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:バンベルグ大聖堂はハインリヒ2世の賜物

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/6回目

旧市庁舎Altes Rathausから、大聖堂Domへのカロリーネン通りKarolinenstraßeの坂道を上っていきます。道の先に大聖堂の尖塔の頭が見えます。


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道の周りには古い建物が立ち並んでいます。壁に沿って薔薇の植え込みもあります。ますます綺麗な街並みになっていきそうです。


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道の先に大聖堂の姿は見えなくなります。正面にはハーフチェンバー様式のドイツらしい建物が建っています。石畳の美しい道が続きます。


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地図によると、大聖堂は左側に上る坂道カロリーネン通りのすぐ先のようです。大きな建物も見えてきます。


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右側に下から上ってくる階段があります。この階段を上ってくる人もいます。大聖堂へのルートはいくつかあるようですね。


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右下にカッツェンベルク通りKatzenbergが見えます。この通りからの階段があるようです。


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大聖堂前の大きなドーム広場Domplatzに出ます。左側に大聖堂の尖塔が1本、顔を覗かせます。


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広場の中央に立つと、ようやく大聖堂のファサード全体が見えます。古くて威厳のある大聖堂です。


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もう少し広場を進むと、今度は大聖堂の3本目の尖塔が見えます。


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さらに広場の端ぎりぎりまで下がると、大聖堂のほぼ全容が見え、4本の尖塔すべてを見ることができます。巨大な大聖堂です。


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ズームアップします。大聖堂の威容はこのとおりです。中世そのままですね。大聖堂は東西の両方に内陣を持つ珍しい構造で、手前に見えている東側は後期ロマネスク様式で窓が小さく、奥のほうの西側は初期ゴシック様式で大きな窓になっています。それぞれの尖塔の形が違っていますね。


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大聖堂の右側に建つのは旧宮殿Alte Hofhaltungです。これは、1591年に建てられたもので、新宮殿Neue Residenzが1703年に建てられるまでは司教の居館でした。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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ここまででバンベルグ到着後1時間ほどが経ち、もう残りの滞在時間は2時間ほどです。急ぎましょう。大聖堂の内部を見学します。まずはリーメンシュナイダーが彫刻(レリーフ)を施した神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ2世夫妻の棺です。少し高いところに上って、ハインリヒ2世とクニグンデ皇后の像が寄り添っている大理石の墓石を見下ろします。


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もう1つ必見のものは彫像《バンベルクの騎士》Bamberger Reiterです。これは柱の上の方にあります。1200年頃の作です。


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ハインリヒ2世夫妻の棺をぐるりと回って、足元の方からも眺めてみます。うーん、見事な作品ですね。


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ここから翼廊のようなものが続いています。


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下に降りて、ハインリヒ2世夫妻の棺の下部にある彫刻を鑑賞します。リーメンシュナイダーが1499年から1513年まで、15年かけて作り上げた代表作です。これはじっくり見ましょう。長い側面には2枚の彫刻が彫り込まれています。


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こういう彫刻がぐるりと棺を囲んでいます。一括して5枚の彫刻をご覧下さい。


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ハインリヒ2世は聖人、その后クニグンデもローマ教皇庁によって列聖された聖人。中世にあって、宗教に基づいて国を治めた君主夫妻です。この大聖堂もハインリヒ2世の強い宗教心によって、自身が結婚に際して、后クニグンデに贈った土地に莫大な費用を惜しまずに1012年に建立したものです。1020年の献堂式には教皇ベネティクト8世がローマから訪れたそうです。

もう少し大聖堂の中を見学します。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:大聖堂からばら園へ

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/7回目

バンベルグ大聖堂Domの内部を鑑賞しています。ここでようやく、内部空間を見通します。現在、東側の内陣の前にいて、西側の内陣を眺めています。西側の内陣は明るく窓が切り取られた初期ゴシック様式です。身廊は後期ロマネスクという感じの重量感のある造りです。


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今度はすぐ近くの東側の内陣を眺めます。こちらは窓も比較的小さく、後期ロマネスク様式です。内陣の手前にハインリヒ2世夫妻の棺が見えます。


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側面の壁にはパイプオルガンも見えます。


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西側の内陣の前にやってきます。窓から明るい光が差し込んでいます。


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ここから東側の内陣の方を眺めます。それにしても内陣が両側にあるのは面白いですね。どちらが前なのか、分からなくなります。


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この大聖堂は内部装飾が豪華です。これはファイト・シュトースの祭壇彫刻です。中央部分はキリスト降誕の場面です。これも見事な彫刻作品です。


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こういう彫刻もあります。


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上方を見上げます。ゴシック様式の三廊式の壁面に比べると窓が小さくて大きなステンドグラスもありませんが、いかにも重量感がある石造りです。


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地下の礼拝堂に下りてみます。ほの暗い空間は厳かさを感じさせられます。


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モダンな感じの彫刻が飾られています。最近のものだと思いますが、時代はよく分かりません。


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これで大聖堂の内部見学は完了。

大聖堂の東側の出口を出ると、正面には新宮殿Neue Residenzのどっしりした巨大なバロック様式の建物が見えます。これは1703年に司教領主(Prince-Bishop)シェーンボルンが完成させたものです。ハインリヒ2世の尽力でここに司教座が置かれるようになった後、この地は司教が領主として支配してきました。当初は司教領主の居館となっていました。


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その新宮殿の脇からはバンベルクBambergの街が見渡せます。


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新宮殿の建物を抜けて裏に出ると、そこは広大な庭園になっています。新宮殿の庭園はばら園Rosengartenになっています。ばらの花はまだ少し早くて、チラホラしか咲いていなくて残念です。


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ばら園はこんな感じ。満開だと素晴らしいでしょうね。


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ばら園の先の丘の上には、大きな教会が見えます。聖ミヒャエル教会St. Michaelです。


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ばら園のばらはまだ早過ぎましたが、ばら園からは美しい旧市街を見下ろせます。赤い屋根の街並みが綺麗です。


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ハーフチェンバー様式の家々も建ち並んでいます。


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ここからも丘の上に立つ聖ミヒャエル教会の美しい建物がよく見えます。


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その風景に見入っていると、急に声を掛けられます。何かと思ったら、デジタル1眼レフを持った男性が2人の写真を撮ってあげようとのご親切な申し出です。お言葉に甘えて、聖ミヒャエル教会を背景に記念写真を撮ってもらいます。さすがにカメラマニアらしく見事な腕前の写真でした。ここには公開しませんので、悪しからず。

壁沿いの赤い蔓薔薇は綺麗に咲いています。薔薇はこれで満足しましょう。


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なお、このばら園は入場無料! のんびり時を過ごしたい素敵な空間ですが、時間もないのでこれくらいで散策終了とします。
ばら園から広場に出ると、大聖堂の堂々たる姿に再会。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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広場の風景を楽しみながら街に戻りましょう。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:本場のシュパーゲルとフランケンワイン

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/8回目

バンベルクBamberg散策を終えて、大聖堂広場Domplatzから街に下りていきます。広場の真ん中に立つと、正面に大聖堂Dom、右手に旧宮殿Alte Hofhaltungがどっしりと構えています。


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左手には新宮殿Neue Residenz。


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新宮殿の先には重厚な石塀。この写真では見えませんが、石塀の向こうはバンベルクの旧市街が広がっています。


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最後に大聖堂の東側のファサードを一瞥して、広場を後にします。


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大聖堂からの帰りは、来たときとルートを変えて、カロリーネン通りKarolinenstraßeの坂道に入る前に左手の階段を下りてみます。


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階段を下りたところは広場、カッツェンベルク通りKatzenbergになっていて、オープンテラスのお店もあります。しかし、目指しているのは、配偶者が街歩きの途中で、めざとくシュパーゲルを食べている女性がいるのを見つけたレストランです。


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ドミニカナー通りDominikanerstraßeを抜けて、一目散にそのレストランに向かいます。途中、旧市庁舎Altes Rathausの前に出ます。先ほど渡った橋はオーベレ橋Obere Brückeだったので、今度はウンターレ橋Untere Brückeの上に出てみます。旧市庁舎の美しいフレスコ画の壁面の先に見える橋がオーベレ橋です。


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橋から戻り、路地ガイヤースヴェルトプラッツGeyerswörthplatzを抜けて、木橋の袂にあるレストラン・ブルデアミューレRestaurant Brudermühleに向かいます。そのレストランには、レグニッツ川Regnitzに面するところにもテーブルがあるので、そこに陣取ることにします。ここには誰もお客さんが座っていないので、レストランのおばさんに確認すると、そこでも食事できるとのことです。目の前に旧市庁舎を眺められる絶好のロケーションです。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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木橋ガイヤースヴェルトシュテークGeyerswörthstegもすぐそこに見えます。


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川の水は轟轟たる水音で大雨の影響を感じますが、晴天の下、美しい風景です。


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バンベルク駅から電車に乗るまでにあまり時間はないのですが、ここは食い気が勝ちます。このレストランは、シュパーゲルだけでなく、なんとフランケンワインのお店でもあります。saraiが一番大好きなワインはフランケンワインです。フランケンワインのトロッケンを美味しくいただきましょう。葡萄はリースリンクではなく、シルヴァーナー種です。


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旧市庁舎に乾杯して、冷えたワインをいただきます。美味い!


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白ワインを飲みながら、シュパーゲルの出てくるのを待ちます。


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ところが、ワインは出てきても、案の定シュパーゲルはなかなか出てきません。そこで配偶者が提案です。料理を持ってきたら、そのときに、時間がないので先に支払いを済ませたいとお願いしたら良いのでは・・・これは結果的に大正解だったんです。
まあ、それはそれとして、シュパーゲルが出てくるまで、レストランの様子を取材しましょう。これは別棟になっているレストランの建物本体です。これは家族経営のホテル・ブルデアミューレ(Hotel Brudermühle)に付属するレストランです。


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こちらのオープンテラスにはお客さんがいますね。


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こちらが通りを隔てて、saraiがいる川沿いのテラス席。配偶者がシュパーゲルがくるのを待ちかねて、暇そうにしています。


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テラス席の軒先には、フランケンワインの象徴とも言えるボックスボイテルの形の板が吊り下げられています。フランケンワインの産地ヴュルツブルクWürzburgはマイン川沿いの街。このバンベルクからも結構近いところです。


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レストランの偵察も終えてテーブルに戻り、旧市庁舎の眺めを楽しみつつシュパーゲルを待ちます。


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ようやく、シュパーゲルが届きます。待った甲斐があります。正真正銘、ドイツ産のぶっといシュパーゲルです。美味しいこと、この上なし!


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しかし、シュパーゲルが届いた時点で、レストランで過ごせる時間はもう20分ほどしかなかったのです。配偶者の提案通り、レストランのおばさんと異例の交渉をして、先に会計を済ませます。お蔭でシュパーゲルを食べ終えるや否や、脱兎のごとくレストランを飛び出します。もう、電車の発車時間の30分前です。いつものように危ない綱渡りです。ともかく、バスターミナルに急ぎ、そこで何とか駅行の早いバスをつかまえましょう。さて、どうなるやら。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:バンベルク発の電車には間に合うか・・・

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/9回目

レグニッツRegnitz川畔のレストランから、脱兎のごとくバスターミナルに向けてダッシュです。2時間ほど前に歩いたばかりの道ですから、迷うことはありません。ほどなくバスターミナルに到着。電車が発車するまでの時間は30分を切っています。


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即座にバンベルク駅Bamberg Bahnhofに向かうバスを見つけて、さっと乗り込みます。しかし、すぐに発車するわけではありません。


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いらいらしていると、ようやく発車。ほっと胸を撫で下ろします。


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マイン・ドナウ運河を渡り、バンベルクBambergの旧市街に別れを告げます。


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バスはあっという間にバンベルク駅に到着。電車の発車までには、まだ12、3分ほどあります。セーフです。よかった、よかった。


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コインロッカーに急行し、苦心して預けた荷物を取り出します。


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ホームに出たのは発車10分前です。このところ危ないパターンが多いですね。


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ところで、ホームで電車を待つ乗客が誰もいませんね。奇妙です。


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やがて、乗車予定のライプツィヒLeipzig行きのICEがホームに滑り込んできます。あれっ、いつものICEではありません。こんな車両は初めて見ます。


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無事に、バンベルク駅を予定通り出発することができます。平原の中を走り出します。遠くの丘の上には城が見えています。


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ところがしばらくすると、急に土砂降りの雨。天気の急変にもビックリですが、散策途中に降らなくて本当に良かったです。それにしても、バンベルクはあんなにいい天気だったのにね。


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ICEのファーストクラスの特権で、座席までドイツ国鉄特製の熱いコーヒーを運んでもらい一息つきます。窓の外は相変わらず雨です。


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やがて雨は止み、ICEは川沿いを走ります。


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この川も水位が上がっていますね。エルベ川Elbeの支流のザーレ川Saaleのようです。


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ザールフェルドSaalfeldを通過します。


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駅を過ぎると、またザーレ川沿いに走ります。岸辺ぎりぎりまで水が迫っています。


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久々に大きな街を通過します。


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イエナJenaの街です。イエナと言えば、カメラのレンズのツァイス社が有名ですね。駅はイエナ・パラディース駅Jena Paradies。


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駅の前は、緑の綺麗な大きな公園が広がっています。この駅は街の中心から離れています。


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駅はザーレ川の近くにあります。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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ICEはイエナを出発し、ライプツィヒに向かいます。少し遅れ気味です。ライプツィヒでの乗り換え時間が短いので、ちょっと心配です。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:ライプツィヒ近くは洪水状態

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/10回目

バンベルクBambergで乗ったICEはイエナJenaを過ぎて、ライプツィヒLeipzigに向かいます。ライプツィヒは乗り換え駅。最終目的地はドレスデンDresdenです。
イエナを出ると、青空が見えます。ヨーロッパ特有の一時的なシャワー豪雨は予測もできません。


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やがて、ザーレ川Saaleの鉄橋です。この辺りのザーレ川の水の勢いは激しいものです。


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増水した川の水は岸辺の木々を飲み込むかの如くです。


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再び、ザーレ川の鉄橋です。川の水位が大変高くなり、岸辺ぎりぎりです。


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列車は、山あいを抜けていきます。ライプツィヒが近づいてくる頃、窓の外の風景に思わず息をのみます。これはひどいです。どこが川やら畑やら分かりません。道路も水をかぶっています。これでも大分水は引いたようなので、ひどいときは一面海のようだったのではないかしら。


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川の水面から樹木がにょっきりと生え出しているのは驚きです。


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鉄道の線路だけは何とか冠水を免れていますが、周りは水があふれています。


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丘の斜面のワイン畑は一見、平和そうに見えますけどね。


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これはエルベ川Elbeの鉄橋を渡るところです。至る所、水があふれています。


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ライプツィヒの街は大丈夫のようですが、ライプツィヒの郊外はかなりの被害のようですね。

ICEは少し遅れましたが、乗り継ぎには問題ない時間にライプツィヒ中央駅Leipzig Hauptbahnhofに到着。


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ライプツィヒ中央駅は大きなターミナル駅です。


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次のドレスデン行のICEのプラットホームに出ます。ファーストクラスの車両は大屋根の外側に停車するようです。


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それにしてもライプツィヒ中央駅はとても大きな駅です。


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大屋根の波が続いています。


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少し遅れて、ドレスデン行のICEが到着します。


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ICEでは先頭車両の一番前に陣取って、運転席から見える風景を見ながら、運転士になった気分ではしゃぐ俄か鉄ちゃんのsaraiです。


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運転席の後ろから写真をパチパチ撮っていますが、やり過ぎると運転士に迷惑でしょうね。


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saraiが陣取る最前列の席と運転席はガラスで仕切られてはいますが、こんなに近いんです。


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そうこうするうちにICEはライプツィヒ中央駅を滑り出します。10分遅れくらいです。


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最後にもう一枚、運転席からの写真を撮ります。


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ライプツィヒを出ると、美しい田園風景になります。


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郊外の家々の風景も綺麗ですね。


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川を渡りますが、相変わらず高い水位です。


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大水にもかかわらず、青空の下、美しい平原が続きます。


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美しい風景を車窓に映しながら、ドレスデンに向かってICEは順調に走ります。遅れは取り戻せそうもありませんけどね。


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やがて、エルベ川の鉄橋の上を過ぎていきますが、これは凄いですね。ほとんど洪水状態です。


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もう7時半を過ぎました。かなり夕日が傾く中、ICEはドレスデンに近づいていきます。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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やがてドレスデンです。


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ミュンヘン~レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン:ドレスデンに無事、到着

2013年6月11日火曜日@レーゲンスブルク~バンベルク~ドレスデン/11回目

ライプツィヒ中央駅Leipzig Hauptbahnhofで乗り換えたICEは、夕暮れの中を一路ドレスデンDresdenに向かいます。
線路の周りに広がる平原の中に、風力発電ユニットが並んでいます。ドイツでは、どこでもお馴染みの風景です。


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エルベ川Elbeの鉄橋にさしかかります。川の流れの先には、ドレスデンの世界遺産の旧市街が見えています。


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エルベ川を渡り終え、ドレスデンの旧市街に近づいていきます。エルベ川の上には晴れ渡った青空が広がっています。


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再び、ICEの運転席を覗き込みます。


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ドレスデン中央駅Dresden Hauptbahnhofの大屋根が近づいてきます。


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運転席からも駅の大屋根が見えています。


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駅にぐんぐんと近づいていきます。大屋根が大きくなってきます。


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駅のプラットホームに進入していきます。


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大屋根の下に入っていきます。


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夜8時過ぎにドレスデン中央駅に到着です。2度目のドレスデンです。到着したドレスデンはまだまだ真っ昼間のような明るさですが、夜8時を過ぎています。


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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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到着したプラットホームは一番端にある通過駅型のホームです。このホーム以外はターミナル型のホームでここが終点になっています。この駅はちょっと特殊な構造です。なお、反対側の端にあるプラットホームはSバーンが発着する通過駅型のホームです。前回来た時にこの構造が分からず少し迷ってしまったので、よく覚えています。


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ホームに設置されているエレベータで階下に降りましょう。


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中央駅の外に出ます。重厚な駅のファサードです。


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すぐ駅前にトラムの停留所があります。トラムのラインごとに停留所が分散しているので、初めての訪問のときは混乱しましたけど、今回は迷わずに正しい停留所、中央駅前Hauptbahnhofに出ます。まだ明るいのですが、夜8時過ぎなので人通りはかなり少なくなっています。明るいのに人がいないというのも、何だか妙な雰囲気です。


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まずは自動販売機でトラムの1回券のチケットを購入します。1人2ユーロです。


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ホテルまではトラム8番で1本、乗り換えなしですぐです。最寄の停留所、プラーガー通りPrager Straßeから荷物をガラガラ引いて、路地プファールガッセPfarrgasseを歩いていくと、ホテルが見えてきます。左側に見えている建物がホテルです。ホテルの前には、聖十字架教会Kreuzkircheが古色蒼然とした姿を見せています。


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中央駅からホテルまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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今回泊まるホテルはNHホテル・ドレスデン・アルトマルクトNH Dresden Altmarkt。ロケーションは旧市街の真ん中で新しくてとっても綺麗です。今日から4泊します。早速、レセプションでチェックインの手続きです。内部もなかなかモダンですね。


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ロビーも美しいデザイン。赤い壁が印象的です。


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チェックインの手続きをしていたら、おしぼりと冷たい飲み物が出てきます。こんなサービスは初めてです。なかなか素晴らしいですね。


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ホテルの入り口はガラス張りで外がよく見えます。モダンなホテルの真向いに古い教会・・・美しい対照です。


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ホテルの部屋も綺麗な内装です。気持ちよさそうなベッド。


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デスクも機能的です。


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事前に依頼していた通りバスタブ付きです。満足です。


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窓の外には公園が見えます。このホテルは聖十字架教会や広場アルトマルクトAltmarktに面していますが、この部屋は静かな公園に面しています。落ち着いて4泊できそうです。


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今日はゆっくりと休みましょう。

明日はティーレマン+ガランチャの《ばらの騎士》ですが、洪水の危険があるので制限版での上演になるそうです。ともかく、どんな形でも聴ければ、こんな状況下では文句なしです。


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お前のために生き、お前のために死ぬ・・・マーラー10番 インバル&東京都交響楽団@サントリーホール 2014.7.20

これがマーラーの最後のメッセージなんですね。《アルムシ、お前のために生き、お前のために死ぬ》。それがひしひしと伝わってくる最終楽章の最後の5分間でした。偉大なマーラーの音楽の総決算です。アルムシというのは妻アルマの愛称です。愛する妻の裏切り(ヴァルター・グロピウスとの不倫)を知った直後に作曲開始した交響曲第10番は結局、未完に終わってしまいましたが、そのエッセンスはそのスケッチにちゃんと残っていたんですね。偉大な音楽家マーラーもやはり、我々と同じ人の子です。同じように悩み、同じように苦しみます。我々と違うのは、その愛の葛藤を感動的な音楽に昇華させたことです。未完に終わった傑作の何たるかを我々に提示してくれたのは、補筆したデリック・クックであり、演奏してくれたインバルと東京都交響楽団です。マーラーの大ファンであるsaraiは恥ずかしながら、今まで、この第10番の真価を知りませんでしたが、今日、はっきりと理解し、感じることができました。交響曲第5番以降、アルマへの愛の成就とその幸福感、愛の行く末への不安と書き進んできて、第9番では、愛の終わり=この世との決別(Abschied)で完結したとばかり、思っていましたが、第10番では、愛の破局にもかかわらず、最後はやはり、愛に生き、愛に死んでいくしかないという最終的な心情を吐露してくれていたんですね。saraiはマーラーの究極的な愛のメッセージを受け止めることができました。このマーラー最後のメッセージを伝えてくれたインバルの熱い指揮にsaraiの心も熱くなりました。
ただし、言わずもがなかも知れませんが、今日の都響の演奏はパーフェクトとは言い難いものではありました。最高のメンバーを揃えた都響ならば、もっと美しいアンサンブルで演奏できたはずです。部分的に不完全とも思える演奏がそれまで続いたにもかかわらず、第5楽章、とりわけ最後の5分間は実に感動的な演奏でした。
明日の演奏ではさらなる高みに上ることを期待したいものです。

今日のプログラムは以下です。

  指揮:エリアフ・インバル
  管弦楽:東京都交響楽団

  マーラー:交響曲第10番嬰ヘ長調 
    デリック・クック補筆 第3稿第2版(一部、第1版)



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最高の感動!マーラー:交響曲第10番 インバル&東京都交響楽団@サントリーホール 2014.7.21

今日のインバル指揮、東京都交響楽団のマーラーの交響曲第10番には心底、感動! 昨日の同一内容の公演とは次元の異なる素晴らしい演奏でした。今日の都響のアンサンブルはパーフェクトと言ってもよく、特に第5楽章のピュアーな響き、音楽表現の素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものでした。第5楽章の最後の5分間は昨日も大変な感動に襲われましたが、今日はさらに深い感動に襲われ、音楽が心の奥底まで沁み渡ってきました。マーラーの究極の愛の音楽です。

今回のコンサートに備えて、初めて、交響曲第10番の全曲版(クック補筆)を予習しました。いずれもハイレベルな演奏ばかりで驚きました。

 インバル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 映像版
 ハーディング、ウィーン・フィル
 ラトル、ベルリン・フィル
 ギーレン、南西ドイツ放送交響楽団
 インバル、フランクフルト放送交響楽団
 レヴァイン、フィラデルフィア管弦楽団
 ザンデルリンク、ベルリン交響楽団

美しい演奏ばかりで、甲乙つけがたしの印象。無理にひとつだけ選べと言われれば、ハーディング指揮ウィーン・フィルでしょうか。いずれにせよ、クック補筆のマーラーの交響曲第10番は十分にマーラー最後の交響曲の真髄を感じさせてくれます。しかしながら、どの演奏にも増して、昨日と今日のライブ演奏の高揚感は最高でした。指揮のインバルが語っているように、マーラー最後の言葉を味わい尽くすことができました。特に第5楽章はマーラーの熱い思いがぎっしりとつまっていることがライブ演奏でひしひしと伝わってきました。

都響の演奏ですが、今日は期待通り、弦楽アンサンブルの響きの素晴らしさが最高でした。大編成にもかかわらず、室内オーケストラのようなピュアーな響き。それでいて、熱い高揚感のある表現まで聴かせてくれるんですから、もう言うことなし。木管も素晴らしく、金管も難しい弱音表現を頑張っていました。第5楽章の冒頭のフルート独奏は昨日は何か、のりきれていない演奏にがっかりしましたが、今日は一転して、素晴らしい演奏で、しみじみと心に響いてきました。このフルート演奏を契機にその後の弦楽合奏の素晴らしかったこと、うっとりと感銘を受けながら、聴き入りました。これが起爆剤にして、最後の5分間の奇跡のような弦楽合奏があったような気がします。

今日の素晴らしい演奏はインバルの指揮なくしてはありえなかったでしょう。ある意味、インバルはこのクック版の交響曲第10番のスペシャリストです。予習で聴いたロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏は今や、伝説的な名演です。リカルド・シャイーの代演での登場だったようですが、素晴らしい演奏で世界中が驚いたようです。そのインバルの演奏がこうして生で聴けたのですから、大変、幸福です。
そして、これがインバルと都響のマーラー・ツィクルスの実質的なグランド・フィナーレになりました。サントリーホールでの第9番も涙なしには聴けない感動的な演奏でしたが、今日の第10番も同じくらい感動的でした。コンダクター・アンコールも2回にわたる大声援。第9番のときの3回と同等でしょう。
これでしばらく、この名コンビのマーラーが聴けないことに寂しさを覚えます。また、いつの日か、是非、聴かせてもらいましょう。

今日のプログラムは前日と同じく、以下です。

  指揮:エリアフ・インバル
  管弦楽:東京都交響楽団

  マーラー:交響曲第10番嬰ヘ長調 
    デリック・クック補筆 第3稿第2版(一部、第1版)



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デュフィ展@Bunkamuraザ・ミュージアム 2014.7.21

今年3月に見たシャヴァンヌ展でデュフィ展の早割チケットを購入しておきました。当日券が1500円/一人のところ、2人分が2200円というお得なチケットでした。その後、長期のヨーロッパ遠征中にデュフィ展が始まり、帰国後も何かと忙しく、あっと気が付いてみれば、デュフィ展の会期ももう1週間を切っていました。慌てて、サントリーホールでのインバル+都響のマーラー交響曲第10番の感動を引きづりながらも、渋谷に向かいました。
夕方の4時過ぎでしたが、休日のせいか、デュフィ展はたくさんの人で賑わっていました。

デュフィと言えば、色んな美術館でよく見ることはありましたが、いずれも1点か2点ほど。あまり、まとまって見た覚えはありません。以前、パリの市立美術館やポンピドゥー・センターではまとまって見たのかも知れませんが、ずい分、昔のことで、《電気の精》を見た記憶くらいしかありません。
デュフィの作品の印象は色彩が豊かで、お洒落な構図という感じ。強いインパクトはないものの美的感覚をくすぐられるという雰囲気です。今回はまとまって見ることで、彼の美の本質に迫ることができるでしょうか。

今回のデュフィ展は作品がほぼ作成年代順に並べられていました。若い頃の作品はどう見てもデュフィには思えない作品ばかり。色調も暗く、写実的です。次第に印象派的な傾向になりますが、デュフィらしさはその片鱗もありません。
初めに変化が現れるのは、マティスの影響を受けたときです。以来、彼の作品には、どこかしら、マティスの雰囲気がずっとあらわれ続けます。また、青騎士を思わせる作品も現れますが、これは長続きはしないようです。

これが典型的な作品です。《ニースの窓辺》です。1928年の作品で島根県立美術館所蔵です。決定的にデュフィらしさが感じられるのは全体の色調が青に統一されていることです。青はデュフィが得意にしていた色だそうです。また、構図が縦長の3枚の絵を並べたようになっているのも、その後のデュフィの作品に現れる特徴の一つです。


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その後、セザンヌの影響を受けます。立体を面で構成するような描き方です。面は色彩のべた塗りのような描き方です。デュフィはこれをセザンヌとは違う方向に拡張していきます。画面をいくつかの色彩で分割していくような構成です。この方向でデュフィの絵画は完成します。

これは《馬に乗ったケスラー一家》です。1932年の作品でロンドン・テート美術館所蔵です。これって、一種の集団肖像画ですが、レンブラントなどとは何と方向性が違うことか。これもデュフィ得意の青が色調のベースになっています。輪郭線は明確に描かれていますが、色彩はその輪郭線をはみ出すような勢いです。この後に描かれる絵画はこの傾向が一層顕著になっていきます。


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この頃、デュフィは既に55歳です。これでデュフィの画風が確立します。良くも悪しくも、これがデュフィです。その後、大きな画風の変化はありません。絵のモティーフが変わっていくだけだと思えます。その後のモティーフの一つが音楽です。モーツァルト、ドビュッシーなどを作品化しています。

これは《クロード・ドビュッシーへのオマージュ》です。1952年の作品でアンドレ・マルロー近代美術館所蔵です。正直、これがドビュッシーのイメージと言われても、とても違和感があります。デュフィらしさは十分に見られる作品ですから、それはそれで結構ですけどね。そもそも音楽を絵画であらわす試みは誰も十分に成功しているような気はしません。


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これは《ヴァイオリンのある静物:バッハへのオマージュ》です。1952年の作品でパリ国立近代美術館(ポンピドゥー・センター)所蔵です。これも素晴らしいデュフィ作品ですが、これがバッハとはね・・・。ヴァイオリンが描いてあるところを見ると、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ(ソナタ)を連想しますが、それならば、静謐さを描いてほしいところです。赤い色調は違和感があります。題名が《ヴァイオリンのある静物》だけなら、いいのにね。


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どうも彼の思考と作品はちぐはぐになってしまうことも多いように感じました。デュフィらしい画風で素直に描き込んだ作品はなかなか素晴らしいので、残念にも感じてしまうところ、大でした。

ネガティブな評価を書きましたが、saraiはデュフィの作品はそれでも好きなんですよ。美しい色彩感には舌を巻いてしまいます。今回のデュフィ展でも美しさを堪能した作品は多かったんです。デュフィ展全体を通すと、少し、がっかりという感じに思えてしまったのが実感でしたが、sarai好みの作品10点ほどを並べた展示会ならば、大感激だったかもしれませんでした。



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ドレスデンで音楽・美術三昧:5年ぶりのドレスデンを散策

2013年6月12日水曜日@ドレスデン/1回目

旅の13日目です。

ドレスデンDresdenは5年ぶり、2回目の訪問になります。朝起きると、驚くような青空です。とりあえず、エルベ川Elbeの氾濫の危険はなさそうです。よかった!

配偶者がこの晴れっぷりを見て、朝から宣言します。今夜のオペラは着物を着ていこう!
そうです・・・今夜は今回の旅の最大の目的であるオペラ《ばらの騎士》の鑑賞を控えています。今日は軽く、ドレスデンの街を一巡りするだけに留めましょう。

というわけで、昼ごはんを食べがてらの街散策に出かけます。ホテルを出ると目の前が、聖十字架教会Kreuzkirche。500年の歴史を持つ聖十字架少年合唱団で有名です。ちょっとのぞいてみましょう。外側の古さとは違い、教会内はスッキリとモダンな感じです。モダンを通り越して、簡素と言ってもいいかもしれません。


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プロテスタントの教会ですから、派手な装飾はありません。内陣もこんなにすっきりしたものです。


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振り返ると、パイプオルガンが見えます。これも簡素で小さなものです。


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塔の上に上れるとのことなので、どこから上るのか聞くと、今日は上れないけど明日は大丈夫よとのこと。では、明日出直しましょう。
次はフラウエン教会Frauenkircheを再訪しましょう。ドレスデンのシンボルですからね。

聖十字架教会を出て、アルトマルクト広場Altmarkt Platzを歩きます。とても広い広場です。広場の中央からは、先ほどの聖十字架教会の黒い尖塔が見えます。


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広場の先には、通りの向こうにフラウエン教会が見えてきます。


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通りを渡ろうとして信号を見て、びっくり! アンペルマンじゃないですか。ベルリン以外にもあるんですね。そういえば、ドレスデンも旧東ドイツでしたね。


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フラウエン教会が近くなってきます。


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フラウエン教会前のノイマルクト広場Neumarkt Platzに立って、美しいフラウエン教会の姿を眺めます。青空を背景に白く優美な表情です。


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以前に来たときはノイマルクト広場は工事中のところが多かったのですが、ずい分すっきり綺麗になっています。


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フラウエン教会の真ん前で建物を見上げます。史上最大のモザイクと言われた白と黒の石の組み合わせは、今でもはっきりと見て取れます。白い石が再建した部分、黒い石が第2次世界大戦の爆撃で炎上したオリジナルの部分です。ドイツ人の古いものを再現する強い意志を感じます。戦争の悲惨さも改めて確認します。やってはいけない戦争でした。


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以前来たときも内部をじっくり見学しましたが、今日もちょっとのぞいていきましょう。何度見ても美しい教会ですね。ここにはたくさんの観光客が来ています。


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ドームの天井を見上げます。この世のものと思えないような美しさです。


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フラウエン教会は丸い形の建物。内部も優美な曲線を描いています。


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正面の内陣です。実に豪華で華麗。先ほどの聖十字架教会の厳しいまでの簡素さとは対極を示しています。


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これは内陣の反対側。ステンドグラスが失われたのが残念ですが、バロックの美の極致を感じます。


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これが戦争で破壊され尽くし、再建されたものには思えません。ドイツ最大のプロテスタント教会は見事に蘇っています。

フラウエン教会を出て、ドレスデン城Residenzschlossの外壁に描かれた《君主の行列》Der Fürstenzugを眺めながらアウグストゥス通りAugustusstraßeを歩きます。


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《君主の行列》の中でアウグスト強王を探します。彼だけは馬が前足を上げた姿をしていて、すぐに見つかります。歴代のザクセン君主の中で際立った働きをしたアウグスト強王、すなわち、フリードリヒ・アウグスト1世はさすがに存在感があります。


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ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


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この後、大水の影響が心配なエルベ川の様子を見に行きます。


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ドレスデンで音楽・美術三昧:ドレスデンのエルベ川の惨状

2013年6月12日水曜日@ドレスデン/2回目

ドレスデン城Residenzschlossの横を抜けて、エルベ川Elbeの河畔に向かいます。この辺りは重厚にして華麗なバロック建築の建物が立ち並びます。


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エルベ川に架かるアウグストゥス橋Augustusbrückeの前の広場に出ます。右手には、ブリュールのテラスBrühlsche Terrasseと呼ばれるエルベ川の見晴らし台へ上る大階段が見えています。


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これがブリュールのテラスへ上る大きな階段です。今日はそこへは上らずにエルベ川の様子を見に行きましょう。


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エルベ川の河畔に出ます。うわっ、凄い! ブリュールのテラスの下の川沿いの道は封鎖されています。そして、その先にある道は完全に水没しています。


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観光船乗り場を見ると、船着き場は完全に水没してます。ひどいですね。エルベ川クルーズは当分は無理です。


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エルベ川の対岸を眺めると、それほど水位は高くないように思えますが、川幅の広いエルベ川だけに相当に水量が増えているんでしょう。


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これはアウグストゥス橋です。水没するような感じはありませんが、水位が迫っています。これでも最悪のときよりも水位は下がっているそうですから、相当に危険な状況だったのですね。


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エルベ川の状況は以上です。市街地にエルベ川の水が流れ込む危険はなさそうですが、まだまだ当分は大変ですね。

また、旧市街の方に戻ります。ここはシュロス広場Schlossplatz。正面にはドレスデン城が見えています。右手には、カトリック旧宮廷教会Katholische Hofkircheがちらっと見えています。


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カトリック旧宮廷教会を過ぎていくと、ドレスデン国立歌劇場Sachsische Staatsoper、通称ゼンパーオパーSemperoperの優美な建物が見えてきます。オペラハウスの外観の美しさでは、パリ・オペラ座と双璧をなす建物です(これはあくまでもsaraiの主観です)。


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ドレスデン国立歌劇場で、今夜のオペラのチケットをピックアップしていきましょう。劇場広場Theaterplatzに足を踏み入れます。美しい広場の正面にゼンパーオパーが青空を背景に立っています。


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ゼンパーオパーの左手には、ツヴィンガー宮殿Zwingerの北側部分が見えています。この建物もゼンパーオパーを設計した建築家ゼンパーがイタリア・ルネッサンス様式で19世紀に増設したものです。劇場広場は全体が建築家ゼンパーの労作ですね。


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近くまで来たところで、ゼンパーオパーの美しい姿をもう1枚、パチッ。


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広場の中央には騎馬像。この騎馬像はゼンパーオパーを発注したザクセン王ヨハンです。


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ドレスデン国立歌劇場のチケット売り場は、劇場広場にあるカフェ・シンケルヴァッヘCafé Schinkelwacheのある小さな建物の中にあります。


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チケットの窓口で、saraiがチケットを受け取る列に並びます。


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saraiが並んでいる間にチケット売り場のショップを眺めていた配偶者は、シュターツカペレ・ドレスデンのネクタイを発見。


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このネクタイもsaraiのコレクションに加えましょう。シュターツカペレ・ドレスデンはドレスデン国立歌劇場のオーケストラですから、ドレスデン国立歌劇場のオペラにこのネクタイをしめていくのはピッタリです。今夜から早速、使用することにします。

今夜のオペラ《薔薇の騎士》のチケットを無事、受け取ります。かぶりつきの中央の席です。5年前に聴いたグルベローヴァの歌ったルチアもかぶりつきの中央でした。何故か、このドレスデン国立歌劇場では最上の席が約束されているようです。


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ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


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これで今日の目的は果たしましたが、まだサプライズが待っています。


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ドレスデンで音楽・美術三昧:えっ、見られるの!歴史的《緑の丸天井》

2013年6月12日水曜日@ドレスデン/3回目

ドレスデン国立歌劇場Sachsische Staatsoperの今夜のオペラのチケットを受け取り、今度はゼンパーオパーSemperoperの向かいにあるドレスデン城Residenzschlossに寄ってみます。前回の訪問時には予約できなかった《緑の丸天井》Grünes Gewölbeの様子を見に行きます。ドレスデンに滞在している明後日までの予約が取れるかどうかをチェックするためです。多分、無理でしょうけどね。ドレスデン城に入り、近くにいた女性スタッフに《緑の丸天井》のことを訊いてみると、パンフレットを取り出し、歴史的《緑の丸天井》Historisches Grünes Gewölbeのことか、新《緑の丸天井》Neues Grünes Gewölbeのことかと聞かれます。


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もちろん、歴史的《緑の丸天井》のことだというと、窓口の方を指さし、そこでチケットを買って戻ってきてねとのこと。ええっ、予約していなくても入れるなんてびっくりです。窓口に行くと、電子掲示板に時刻ごとの入場可能数が表示されており、1時間後の12時にも5人の枠が残っています。窓口には1人しか並んでいなくて、すぐに順番が回ってきます。すると、12時の枠が3人に減少。急いでチケットを買いましょう。


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すると、驚いたことに、11時のチケットを出してくれます。チケットは現金のみで、2人で35ユーロ。予想外の展開で、あれよあれよという間に予約なしで即、入場になります。エルベ川氾濫の余波で観光客が減っているんでしょうか。


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チケット購入後、再び電光掲示板を見ると、12時の枠が1人に減少しています。まあ、1時間早い11時のチケットが買えたから、どうでもいいですけどね。実に幸運です。


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チケットを持って歴史的《緑の丸天井》の入口に行くと、ガイドツアーではなく、オーディオガイドを貸してくれるシステムのようです。オーディオガイドだと、説明が日本語なので分かりやすいですね。2人ずつきっちり小部屋に入れられ、順に入場です。中に入ると、琥珀の間です。実は、歴史的《緑の丸天井》とは何なのかは全く知らずして入ったのですが、どうも歴史的《緑の丸天井》という名の宝物殿だったようです。


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なあ~んだ。琥珀や宝石、金銀細工、象牙等々を見て回ります。完全予約制というのにつられて入ってしまいましたが、私達には最も興味のないものです。勝手に思い違いをしていました。いわば空振りですが、それでも積年の思いは遂げたので、よしとしましょう。

こちらは新《緑の丸天井》のほうの展示物。こちらも宝物殿です。この新《緑の丸天井》は前回見ましたし、パスします。


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ドレスデン城から出てくると、目の前がツヴィンガー宮殿Zwingerです。前回来たときに、大勢の人がこの宮殿の2階のテラスに上がっていたのですが、上り口がどうしても見つからずに上がれなくて、ものすごく残念な思いをしています。今回は是非上ってみようと思っているので、ちょっと上り口を探してみましょう。と、目の前に、階段が・・・あれほど見つからなかった階段です。


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こんなものですね。せっかくですから、2階のテラスを歩いてみましょう。

早速、2階のテラスに上がります。2階のテラスはツヴィンガー宮殿をぐるりと周れるようになっているようで、ずっと回廊が続いています。


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これは無料だし、眺めは抜群で最高です。ぐるりと1周してみましょう。
まずはツヴィンガー宮殿の入り口の裏側が見えます。時計台のようになっています。


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この時計の下には、マイセン陶磁器でできたカリヨンがぶら下がっています。ここには有名な陶磁器コレクションがあります。アウグスト強王が集めた収集品が中心になっています。これは前回の訪問時に、拝見しました。


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ツヴィンガー宮殿の広大な中庭です。芝生のあいだには、噴水が上がっています。


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2階のテラスの手すりの上には天使の像がずらっと並んでいます。ドレスデンの天使と言えば、ラファエロの描いた《システィーナの聖母》を思い起こします。アウグスト強王の畢生のコレクションである《システィーナの聖母》に因んで、天使像を並べたんでしょうか。


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中庭に面した右手の大きな建物が、その《システィーナの聖母》も展示されているアルテ・マイスター絵画館Gemäldegalerie Alte Meisterです。


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テラスからはツヴィンガー宮殿の外側も見られます。これは向かいにあるドレスデン城の全景です。


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ドレスデン城の先には、カトリック旧宮廷教会Katholische Hofkircheも見えています。教会の地下には、アウグスト強王の心臓が安置されているそうです。このソフィーエン通りSophienstraßeの先はエルベ川Elbeを渡るアウグストゥス橋Augustusbrückeに続いています。


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今はツヴィンガー宮殿の入り口付近にいますが、テラスを歩きながら一番奥の方まで歩いていきましょう。


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宮殿の入り口を先ほどとは反対側から眺めています。


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ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


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ツヴィンガー宮殿の2階のテラスの散策は続きます。


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ドレスデンで音楽・美術三昧:ツヴィンガー宮殿の2階のテラスの散策

2013年6月12日水曜日@ドレスデン/4回目

ツヴィンガー宮殿Zwingerの2階のテラスの散策を続けています。宮殿の入り口から奥の方に向かいます。
中庭を挟んで、向かいに見えている大きな建物は建築家ゼンパーが設計して、19世紀に建てられた北側の増設部分です。建物の左側がアルテ・マイスター絵画館Gemäldegalerie Alte Meisterで、右側が武器博物館Rustkammer(ドレスデン城に移転)になっています。アルテ・マイスター絵画館は明日、再訪する予定でいます。


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現在、南側部分の2階テラスを歩いています。南側の外も見下ろせます。堀の水が見えています。


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このテラスの手すりの上にも天使像が並んでいます。生憎、天使は中庭の方を向いているので、お尻と背中しか見えませんね。


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中庭の噴水が綺麗です。芝生も綺麗に刈り込んであります。


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奥の建物、すなわち西側部分近くまで歩いてきました。天使像を始めとする彫像が美しく配置されています。


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この西側部分も美しいバロック建築です。彫刻の装飾が見事。こちらを向いている天使像をようやく眺めることができます。


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西側部分の建物の横を抜けると、驚いたことに2階のテラスが緑の公園にフラットに続いています。この公園は高台にあるんですね。


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緑濃き公園がツヴィンガー宮殿の裏側の2階に面しています。ここからは2階テラスではなく、公園を回り込んで歩きます。違った角度から宮殿を楽しむことができそうです。


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公園からは2階のテラスの天使像がよく見えます。


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公園には池があり、噴水が上がっています。長閑です。ドレスデンの休日を堪能って感じです。


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ツヴィンガー宮殿の裏側を回り込んでいくと、建物の裏側の中庭部分に池を配した綺麗な空間があります。もちろん、下の1階です。行ってみましょう。


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今は一番奥の建物から少し北の方にいます。下に下りる階段を探さないとね。


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下の中庭を覗き込むと2階への階段が見えます。その辺りに行ってみましょう。


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ようやく、下の中庭に下りることができます。中庭はバロック装飾の立派な庭です。


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バロックの庭は池のまわりに造られています。


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バロックの庭を鑑賞し、建物の中を抜けて、宮殿の広い中庭に出ます。ここからは宮殿の入り口は反対側に遠く見えています。


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ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


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ちょっとの散策のつもりが、結構長くなってしまいました。ツヴィンガー宮殿を出て、そろそろランチにしましょう。


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ドレスデンで音楽・美術三昧:美味しいザクセン料理、そして、感動のオペラ《ばらの騎士》

2013年6月12日水曜日@ドレスデン/5回目

念願のツヴィンガー宮殿Zwingerの2階のテラスの散策を終えたところで、ランチをいただきましょう。そもそも、夜のオペラに備えて軽くランチをするつもりで出かけたのに、意外に歩き回ってしまいました。ランチはお手軽にホテルの近くのザクセン料理のレストラン、ゲンゼディープGaststätte Gänsediebにしましょう。

何にしようかと悩んでいると、レストランのお姉さんが広げてあった観光案内書のそのお店の欄の記事を指差して、これはメニューのこれよと教えてくれます。なんとも気の利いたお姉さんですね。それに、目ざとい! それにしましょう。他には、今日のメニューの中から1品を選びます。
まずはドリンクを選ぶのがヨーロッパの仕来りです。saraiはもちろん、大好きなドイツの白ワイン。配偶者は何とドイツはビールだわねっていうことです。余程、ミュンヘンで飲んだビールがお気に召したようです。
saraiのワインは地元マイセン産のリースリンクMeissner Riesling Q.b.A、配偶者のビールは生ビールのBardeberger Pilsner。


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日陰になっているテラス席に陣取っています。さきほどの気の利いたお姉さんがよそのテーブルの会計中です。ドイツ人らしく、綺麗な金髪ですね。


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このレストランはアルトマルクト広場Altmarkt Platzのお隣の路地ヴァイセガッセWeiße Gasseに面しています。この路地には色々なレストランやカフェが軒を連ねています。路地の向かいには、ステーキハウスが見えています。


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やがて、料理が運ばれてきます。
これはレストランのお姉さんが教えてくれた、このレストランの名物料理のザウアーブラーテンDresdner Sauerbratenです。ドレスデン風のローストビーフなんですが、酸っぱいワイン煮のキャベツとお肉の相性がとても美味しいんです。


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これは今日のメニューのシュヴァイネルーラーデSchweineroulade、これもこのレストランの名物のようです。ドレスデン風の豚肉のロール巻です。添え物にライスが敷き詰められているのもポイントです。


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とても美味しくて、二人とも完食、完飲です。ふーっ。


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さあ、食べるものは食べたし、会計して席を立ちましょう。長閑な路地の風景です。


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ホテル近くに戻り、アルトマルクト広場の方を見るとなにやらSushi-Barの文字が目に入ります。これは気になりますね。ちょっと覗いてみましょう。


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店の中は閑散として、和食の店の雰囲気はありません。あれっ・・・。


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東洋風の人形が飾ってはありますが、日本とは関係なさそう。


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それでも、お店に寿司のカウンターもあり、注文するとその場で職人さんが握ってくれます。これは夜食用に持って帰りましょう。

ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


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ホテルに戻って一眠り。配偶者は早めに起き出して、着物を着ます。今日も帯がなかなか結べないようで、saraiも手を貸してしまいます。いいんですよ。
気合いを入れてゼンパーオパーSemperoperに出かけます。劇場広場Theaterplatzに到着。ゼンパーオパーの建物はますます美しく感じます。


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入り口付近は着飾った男女が今や遅しと開場を待っています。


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開場になり、かぶりつきの席につきます。ステージは目の前。美しい緞帳が下がっています。


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オーケストラピットにはまだほとんど楽団員はいませんが、今日のオペラへの期待に心が高まります。


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後ろを振り返ります。豪華なオペラハウスです。


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見事な天井です。これだけの装飾はなかなかありませんね。


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やがて開演。今夜のオペラは素晴らしい出来です。高揚した気持ちで幕間の休憩に入ります。2階のテラスで一息入れます。もう夜の7時半ですが、まだ外は明るく、正面に見えるカトリック旧宮廷教会Katholische Hofkirche(左側)とドレスデン城Residenzschloss(右側)が薔薇色に輝いて、とても美しいです。まるで今日のオペラ《薔薇の騎士》を象徴しているようです。


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ドレスデン国立歌劇場でのR・シュトラウスの楽劇《ばらの騎士》で予告されていた「ちょっとした場面の制限」というのは、舞台の大道具が万全でなく、3幕ともほぼ同じ舞台セットだということでした。エルベ川の氾濫の危険のためという説明でした。公演内容のカットとかはなく、フル内容の上演でした。

ティーレマン指揮で、ガランチャとシュヴァネヴィルムスが歌う最高のキャストの《ばらの騎士》に感動しました。詳細はここにアップ済です。saraiの人生でまさかクライバーの《ばらの騎士》に匹敵できるものが聴けるとは思ってもみませんでしたが、まさに奇跡のような《ばらの騎士》でした。今回の旅はこれを聴くために企画しましたが、その期待以上の《ばらの騎士》でした。

オペラの後はその高揚感を引きづりながら、ウィーンから移動してきたお友達2人とミュンヘンでsaraiに声をかけてくれたご夫婦とご一緒して、ノイマルクト広場Neumarkt Platz近くのレストランのオープンテラスへ。saraiはスープを肴に相変わらずドイツ産のリースリンクの白ワインを美味しくいただきます。


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配偶者は何とスイーツを食べています。


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そして、お店から閉店で追い出されるまで皆でワイワイガヤガヤおしゃべりしていました。今日は最高に楽しい1日でした。

明日からは美術館巡りをします。夜はドレスデン国立歌劇場でバレエを見ます。なんだか、一山越えた感じで一抹の寂しさもありますね。



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ドレスデンで音楽・美術三昧:ドレスデンカードはお得?

2013年6月13日木曜日@ドレスデン/1回目

旅の14日目です。旅も半ばを過ぎました。今日はドレスデンDresden滞在3日目になります。

昨日は凄い《ばらの騎士》を見て・聴いて、その後、ウィーンWienからのお友達Steppkeさん、Feriさん、それにミュンヘンで声を掛けられた当ブログの読者ご夫妻と遅くまでわいわいやってホテルに戻り、感動を忘れないうちにブログを書き、寝たのは明け方近く・・・朝はゆっくり遅くまで寝ることにします。

さあ、お昼近くになって起き出します。今日もドレスデンは晴れています。気温も上がってきて暑いくらいです。半袖でいい感じです。
すっかり定着したランチがてらの散策から1日がスタートです。
まず、ドレスデンカードをゲットしましょう。ドレスデンカードには2種類あります。1日券は、乗り物がフリーで美術館などが割引になります。2日券は、1日券に比べるとかなり高いのですが、ほとんどの美術館などが無料になります。2つ以上の美術館に行くならば、2日券の方がお得ですね。というわけで、今日と明日の2日間は、ドレスデンカードの2日間券をフルに使って楽しみましょう。ということで、ドレスデンカードを購入するためにツーリストインフォメーションに向かいます。ツーリストインフォメーションがあるという文化宮殿Kulturpalastに行くと、移転したようで張り紙がしてあります。張り紙に従っていくと、フラウエン教会Frauenkirche近くのノイマルクト広場Neumarkt Platzに面した新しい建物に到着。この建物QF-Passageは素晴らしく綺麗なショッピングモールです。その建物QF-Passageのどこにあるのかがちょっと分かりづらく迷いますが、地下にあることを何とか発見。赤字に白の“i”のマークが見えます。


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周りのお店に比べて不釣り合いなカウンターです。


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窓口は空いているので、すぐにドレスデンカードをゲット。


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ファミリー用の2日券を購入。このカードで大人2人、子供4人までが使えて、48ユーロ。美術館にせっせと通って、何とか元を取りましょう。


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ドレスデンカードを入手できたので、1階に上がりましょう。


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ここにアジアンフードのスナックがあり、興味をそそられますが、食事は後にするのでパス。


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1階に上がると、昨夜も御一緒したお友達のSteppkeさんとばったり遭遇。ビックリと言えばビックリですが、同じ観光客ですから、さほどに広くもないドレスデンの旧市街で行くところは決まっていますよね。お互いの今日の行動の情報交換をして別れます。

さて、今日はアルテ・マイスター絵画館Gemäldegalerie Alte Meisterに行きましょう。ツヴィンガー宮殿Zwingerの中にあります。ドレスデン城Residenzschlossの横を歩いて向かいます。もうすっかり旧市街の地理は頭にはいっています。


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ツヴィンガー宮殿に到着。昨日も来たばかりです。


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アルテ・マイスター絵画館までのルートを地図で確認しておきましょう。


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アルテ・マイスター絵画館でドレスデンカードを見せると、当然ですがフリーパスです。館内で写真を撮りたいので写真撮影許可チケットがないか尋ねると、基本的に写真撮影は不可とのこと。残念です。ネットではそれらしい情報もあったのですけどね。まずは食い気で、カフェレストランに向かいます。なかなか分かりづらいのですが、「CAFEこちら」という表示に従って進むと、美術館の中に入った挙げ句に最終的には美術館から出た所にあります。


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お隣のゼンパーオパーSemperoperとの間の中庭のような静かな緑に囲まれたところにテラス席もあります。そこでランチを食べましょう。なかなか良い感じです。


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メニューを見ていると、シュパーゲルの文字を発見。もうこれに決まりですね。我ながら、よくよく、シュパーゲルが好きですね・・・。
ドリンクは白ワインを飲みたいところですが、これからしっかりと絵画鑑賞したいので、自重してミネラルウォーターにします。


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料理が運ばれてきます。
シュパーゲルと分厚いステーキの一皿です。


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それと、シュパーゲルとグリーンアスパラガスとラザニアの炒めもの。


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いずれもなかなか美味しいです。炒めものは、郷土料理というよりは今風のおしゃれな1品です。我が家のメニューにも加えたいくらいです。

ランチの後は絵画鑑賞です。


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ドレスデンで音楽・美術三昧:アルテ・マイスター絵画館のイタリア絵画

2013年6月13日木曜日@ドレスデン/2回目

アルテ・マイスター絵画館Gemäldegalerie Alte Meisterのカフェでのランチも終え、本来の絵画鑑賞を始めましょう。

まずはこのアルテ・マイスター絵画館の歴史をおさらいしておきましょう。この美術館はドイツ・バロック建築の最高傑作と言われるツヴィンガー宮殿Zwingerの中にあります。17世紀末、アウグスト強王August II Mocny、すなわち、ザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト1世Friedrich August I.(ポーランド王としてはアウグスト2世)の下でザクセン公国Herzogtum Sachsenは繁栄を極めます。アウグスト強王は首都ドレスデンDresdenをヨーロッパ1の華麗な都にすべく、壮麗なバロック建築を建て続け、大公がポーランド王になった記念に建てたのがこのツヴィンガー宮殿でした。建築家マティアス・D・ペッペルマンと宮廷彫刻家ペルモーザーが23年の歳月をかけ、バロック芸術の粋を集めて完成させたもので、《ドイツ・バロックの真珠》と謳われました。
アウグスト強王は美術への造詣も深く、歴代のザクセン公が収集してきた絵画コレクションをさらに充実させ、1722年に1938点の宮廷所有の絵画をもって、ツヴィンガー宮殿の中に《絵画館》を設立しました。そして、アウグスト強王の息子のフリードリヒ・アウグスト2世Friedrich August II.(ポーランド王としてはアウグスト3世)は父親の遺志を継ぎ、この宮廷コレクションをヨーロッパ有数のものに高めていきます。ジョルジョーネの《眠れるヴィーナス》、レンブラントの《放蕩息子の酒宴》、そして、遂に念願のラファエロの傑作を手に入れます。代理人をイタリアのピアツェンツァのシスティーナ教会に送り、《システィーナの聖母》の購入に成功します。この作品は現在、アルテ・マイスター絵画館を代表する傑作になっています。この作品が届いたときにフリードリヒ・アウグスト2世は「偉大なラファエロのために道を開けろ」と叫んだという逸話が残っていますが、フリードリヒ・アウグスト2世の気持ちの一端は理解できますね。フリードリヒ・アウグスト2世は絵画収集のほかにも、東洋磁器をコレクションし、さらにはマイセン陶磁器を完成させました。今でもマイセン陶磁器は我々の垂涎の一品ですから、凄い業績です。1763年にフリードリヒ・アウグスト2世が亡くなり、その5年後の1768年にまだ学生だった19歳のゲーテがこの宮廷コレクションを見ることができ、感動の言葉を残しています。このコレクションを《華麗と清らかさ》と評したそうです。その後、1831年に宮廷絵画館はザクセンの国立美術館として公共化されます。1847年に建築家ゴットフリート・ゼンパーGottfried Semperの設計でツヴィンガー宮殿内に現在のアルテ・マイスター絵画館の建物が増設され、1855年に近代的な美術館が公開されます。アルテ・マイスター絵画館には14世紀から18世紀の絵画が展示されています。19世紀以降の近代絵画はブリュールのテラスBrühlsche Terrasseに面して建つアルベルティーヌムAlbertinumの中にあるノイエ・マイスター絵画館Galerie Neue Meisterで展示されています。アルテ・マイスター絵画館の建物を設計したゼンパーはその後、ウィーンWienの美術史美術館Kunsthistorisches Museumの設計も手がけたそうです。名建築家だったんですね。
アルテ・マイスター絵画館の展示総数は約600点。ミュンヘン、ベルリンと並ぶドイツ屈指のコレクションです。しかし、第2次世界大戦ではドレスデンの街と同様に苦渋の歴史を歩みました。戦災を受けたばかりでなく、コレクションは一時ソ連軍に接収されました。ようやく、1956年にコレクションはドレスデンに戻ってきましたが、戦災で破壊された絵画は200点余り、行方不明になった作品は500点とも言われています。爆撃で破壊されたツヴィンガー宮殿は1960年に見事に復旧されました。

さて、前置きが長くなりましたが、アルテ・マイスター絵画館の名品の数々を見ていきましょう。まずはイタリア絵画から見ていきます。イタリア絵画のコレクションの充実には目を見張るばかりです。ボッティチェリ、ラファエロ、ジョルジョーネ、ティツィアーノ、マンテーニャ、パルミジャニーノなどの名画です。

マンテーニャの《聖家族》です。1495年から1500年ころ、マンテーニャ64~69歳の作品です。ヴェネツィア派を代表する画家でもあり、義弟にあたるジョヴァンニ・ベリーニと共通する作風も感じます。実に緻密な描き方に感嘆します。それに彼の作品らしく、画面からは静謐な空気が感じられもします。見事な作品です。


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ジョルジョーネの《眠れるヴィーナス》です。ジョルジョーネは1510年、30代半ばでこの世を去りましたが、そのとき、この作品は未完成の遺作として残されました。彼の死の翌年頃に弟弟子にあたるティツィアーノの手でこの作品は完成されました。アルカディアを思わせる田園風景の中にまどろみながら横たわる裸身のヴィーナス。この構図の作品の先駆となったものですが、どの作品よりもこの先輩格の作品が一番、saraiを魅了してくれます。実物の美しさには息を呑みます。さすがのティツィアーノも後年、この構図で名画《ウルビーノのヴィーナス》を描くものの、この作品を超えることはできなかったというのがsaraiの感想です。なお、ジョルジョーネは愛人からペストをうつされて亡くなりましたが、弟弟子のティツィアーノも80歳を過ぎて、ペストで亡くなります。さほどにヴェネツィアはペストに繰り返し、襲われた街でした。


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そのティツィアーノの《白い衣装をつけた婦人の肖像》です。1555年頃、ティツィアーノ70歳頃の作品です。このころ、ティツィアーノは押しも押されぬヴェネティア派の巨匠。この作品も非のうちどころのない素晴らしいものです。結局、ティツィアーノはこういう女性を描いた作品が一番、saraiの心にぴったりきます。女性の安定した美とでもいうのか、揺るぎのない美の世界を感じます。なお、この絵のモデルはティツィアーノの娘ラヴィニアと言われています。ラヴィニアはこの頃、25歳くらいの筈です。なかなかの美人ですね。


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ピントリッキオの《少年の肖像》です。1480年から1485年ころ、ピントリッキオ26~31歳の作品です。ピントリッキオはそれほど有名ではありませんが、ラファエロの師であったペルジーノに学んだ人です。少年のきりっとした目線が印象的ですが、その風貌から、モデルはラファエロと言われたこともありました。この作品は画家の若い頃の作品ということもあり、まだ、荒削りな印象もありますが、強い意志も感じます。師のペルジーノの作品の艶やかさにはまだまだ及ばないものの、典雅な雰囲気はその影響を受けたものでしょう。


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ボッティチェリの《聖ゼノビウスの生涯の4つの場面》です。1500年頃、ボッティチェリ55歳頃の作品です。ボッティチェリとしては最後期の作品の一つです。この作品はフィレンツェの守護聖人ゼノビウスを主題にした4連作の一つです。残りの3点はロンドン・ナショナル・ギャラリー、メトロポリタン美術館、ワシントン・ナショナル・ギャラリーに所蔵されています。これら4点の作品は、1体の聖遺物箱の側面を飾っていました。聖遺物箱というのは、聖人の遺体や遺物を納めるための容器のことです。制作当時はフィレンツェの教会にこの聖遺物箱が置かれていたようですが、その後、箱が解体され、4枚の作品は離散しました。できれば、4枚一緒に見たいものですね。
この作品はゼノビウス司教の奇蹟と死が描かれています。ボッティチェリは当時、政治的に混乱していたフィレンツェの秩序の回復を願い、死者の蘇生で名高い聖人を描いたようです。画面は4つに分かれ、左から、時間の異なる場面が順に描かれています。一番左は荷車に轢かれる少年、次は息絶えた少年を抱きながら泣き叫ぶ母親、次はゼノビウスの奇蹟の力で蘇った少年と抱き合う母親、最後は修道士に囲まれて死を迎えるゼノビウス。
ボッティチェリの後期の作品らしく、以前の明かるい色調と輝くような美しさはありませんが、難しい時代を生き、人生の困難さを味わいつくした画家の深い諦念を感じさせられる名作です。


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ラファエロの《システィーナの聖母》です。1512年から1513年頃、ラファエロ30歳頃の脂ののりきった時期の作品です。ラファエロがローマ教皇ユリウス2世の依頼でピアツェンツァのシスティーナ教会の祭壇画として描きました。上部に開かれたカーテン、下部に2人の天使が描かれ、装飾的な雰囲気を出しています。画面左の人物はシスティーナ教会の守護聖人の聖シクストゥス(シスト)でモデルは教皇ユリウス2世と言われています。右側の人物はユリウス2世の一門デッラ・ローヴェレ家の守護聖人の聖バルバラです。なお、聖母のモデルはラファエロの愛人ラ・フォルナリーナではないかとも言われています。ラファエロの聖母子の絵には珍しく、祭壇画ということで、269.5×201というとても大きな絵です。聖母子を代表する美しい絵のひとつに見入ってしまいます。ところで、この絵に描かれている2人の天使はこの美術館はおろか、ドレスデンのアイドルとして、至る所で見かけます。これこそ、ラファエロの最高傑作ではないかと配偶者とも笑ってしまいます。


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コレッジョの《羊飼いの礼拝》です。1522年から1530年頃、コレッジョ33~41歳頃の作品です。コレッジョは北イタリアのパルマで活躍した画家です。以前、パルマで大聖堂を埋め尽くすコレッジョの素晴らしい絵を見たことを思い出します。この作品はそのときの素晴らしい絵にも劣らぬものに感じます。馬小屋で生まれたキリストを羊飼いたちが礼拝している聖なる夜を描いたものですが、光の当て方の見事さは後年のカラヴァッジョを思わせます。一瞬の動きも描き出す筆力も素晴らしいです。同じテーマを描くエル・グレコも延長線上に感じられます。この作品はフリードリヒ・アウグスト2世がモデナのエステ家のコレクションを一括購入した際の一枚だそうですが、その頃から、この作品は有名だったそうです。それはそうでしょうね。


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パルミジャニーノの《ばらの聖母》です。1529年から1530年頃、パルミジャニーノ26~27歳頃の作品です。パルミジャニーノはコレッジョと並ぶパルマの2大巨匠の一人です。パルミジャニーノはコレッジョとも近い年代の画家ですが、見ての通り、作風は一挙に新しくなります。マニュエリスムというスタイルを確立した画家です。この作品では、大人びた雰囲気の幼児キリストがエロティックな肢体の聖母マリアに脇の下から一輪のばらを手渡そうとしています。これは若きパルミジャニーノの実に野心的な作品です。こういう絵には、saraiは惹きつけられてしまいます。


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ティントレットの《アルシノエの救出》です。1555年から1556年、ティントレット37~38歳頃の作品です。ティントレットはティツィアーノに続くヴェネツィア派の巨匠の一人です。ド迫力のダイナミックな画面構成で見る者を釘付けにする作品で知られています。現代のハリウッド映画のエンターテインメント作品の先駆けとも思えます。この作品は古代ローマの詩人ルキアノスの作品を題材にしています。エジプトの女王クレオパトラの妹アルシノエ王女はローマのカエサルのエジプト占拠で海中の塔に閉じ込められます。アレキサンドリアの騎士ガニュメデスがそのアルシノエ王女を塔から救い出します。そのシーンを劇的に描いた、いかにもティントレットらしさが満載の作品です。鎖の巻き付いた女性の白い裸身はムードたっぷりといったところです。芸術性は・・・うーん?


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これもティントレットの《悪魔を打ち負かす大天使ミカエル》です。1590年、ティントレット72歳頃の作品です。老いて、ますます、画面構成が派手になっていったティントレットの大作です。当時の人は大喝采でこの作品を迎えたんでしょうね。誰にでも分かりやすい大スペクタクルですものね。


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ヴェロネーゼの《クッチーナ家の人々のいる聖母子》です。1571年、ヴェロネーゼ43歳頃の作品です。ヴェロネーゼもティントレットと並び立つヴェネツィア派の巨匠です。ヴェロネーゼも華麗な宗教画の大作を得意にした画家ですが、ティントレットに比べると、上品に見えてしまいますね。結構、これも派手な作品ではあります。この作品はヴェネツィアの貴族クッチーナ家のために描いた4枚の連作の中の1枚です。画面は大理石の柱で左右に分かれていて、左側は聖母子で、その両脇に洗礼者聖ヨハネと聖ヒエロニムス、そして、天使。右側は聖母子を礼拝するクッチーナ家の人々で、キリスト教の3つの徳である信仰(白い女性)、愛(赤い女性)、希望(緑の女性)に導かれています。この絵はほかの3枚とともにクッチーナ家の宮殿の大広間を装飾していました。芸術性はともかくとして、見事な作品ではあります。


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ほかにもイタリア絵画でご紹介したい名品もありますが、これでアルテ・マイスター絵画館のイタリア絵画のコレクションの素晴らしさはご理解いただけるでしょう。

次はフランドル・オランダ絵画を見ます。


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ドレスデンで音楽・美術三昧:アルテ・マイスター絵画館のフランドル・オランダ絵画1回目

2013年6月13日木曜日@ドレスデン/3回目

充実したイタリア絵画コレクションの次はフランドル・オランダ絵画を見ていきましょう。
フランドル・オランダ絵画では、ヤン・ファン・エイク珠玉の1枚とフェルメールの貴重な2枚に感銘を受けます。レンブラントの作品も充実しています。

まずはヤン・ファン・エイクの《三連祭壇画(トリプティカ)》です。1437年、ヤン・ファン・エイク47歳頃の作品です。この作品は当初、デューラーの作とされていました。しかし、この作品の精巧な油彩画技法がヤン・ファン・エイクその人のものに他ならないとの美術史家の意見も多く、1958年の額縁の洗浄修復の際に下の縁から「ヤン・ファン・エイク、1437年、我れ描き完成す」という銘文が発見され、ヤン・ファン・エイクの作品であることが判明しました。さて、この作品は祭壇画と言っても、教会に飾られるような大きなものではなく、縦が30センチほど、幅が全体で55センチほどの小さなもので、富裕な市民が自宅に飾るものです。しかし、小さいとは言え、細密画法に長けたヤン・ファン・エイクが作り上げたこの祭壇画は膨大な内容を秘めた作品になっています。中央は聖母子が描かれていますが、聖母の衣の赤の色彩の輝かしさに目を奪われます。右翼は聖カタリナが描かれ、ドレスの青い色彩、そして、冠の見事な細密表現には驚かされます。左翼は大天使ミカエルが描かれ、その鎧で身を固めた大天使ミカエルがこの絵の寄進者を聖母に紹介しています。
見れば見るほど奥深い絵です。どれだけ見ても見尽すことは不可能でしょう。ヤン・ファン・エイクは初めて油彩画技法を完成させた画家と言われていますが、いまだに彼を超える油彩画を描ける画家はいないのではないでしょうか。このアルテ・マイスター絵画館で名画を1枚選ぶのなら、saraiは間違いなく、この1枚を選ぶでしょう。次の旅はヤン・ファン・エイクを尋ねて、ベルギーのゲントやブルージュを訪れたいものです。


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ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの《磔刑:聖ヨハネ、聖母マリア、マグダラのマリアを伴うキリスト》です。1460年から1470年頃、ファン・デル・ウェイデン60~70歳頃の作品です。ファン・デル・ウェイデンは現在では、ヤン・ファン・エイクと並ぶ初期フランドルの巨匠と評価されています。15世紀後半はヤン・ファン・エイクを凌ぐ人気すらあったと言われていますが、その後、忘れ去られ、最近になって再評価が進んできた画家です。ただ、この作品はファン・デル・ウェイデン自身の作ではなく、ファン・デル・ウェイデンの作品に習って、彼を信奉する仲間の画家が描いたものとの説が強くなっています。要はファン・デル・ウェイデンの作品ならば、もっと素晴らしいだろうとのことです。実際、後日、プラド美術館で見たファン・デル・ウェイデンの《十字架降下》はヤン・ファン・エイクと見まごうばかりの素晴らしい作品でした。


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ルーベンスの《レダと白鳥》です。1598年から1600年頃、ルーベンス21~23歳頃の作品です。ルーベンスの若い頃の作品ですが、既に十分な筆力を持っていたことが分かりますね。この作品はギリシャ神話の有名な1シーンを描いています。女好きでもある、神の中の神ゼウスは見染めた女性レダを求めて、白鳥に姿を変えて、まんまと事をなしとげます。この絵は初々しいルーベンスを感じさせられます。成熟していないからこそのルーベンスの魅力を感じます。


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ルーベンスの《酔っ払いのヘラクレス》です。1613年から1614年頃、ルーベンス36~37歳頃の作品です。この作品はギリシャ神話から題材を取り、逞しい筋肉の英雄ヘラクレスが酔っ払ってニンフとサトゥロスに導かれて連れ去られるシーンが描かれています。こういう力強く劇的な絵はルーベンスの専売特許ですね。しかもルーベンスの絵の中でも質の良い作品だと感じます。


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ルーベンスの《老女と石炭籠》です。1616年から1618年頃、ルーベンス39~41歳頃の作品です。この作品は夜のシーンで、手を温めている老女、残り火に息を吹きかけている少年、火を一心に見つめている青年、その3人が石炭籠を中心に集まっています。ルーベンスのこのような絵は初めて見ました。明らかにカラヴァッジョの闇と光の表現の影響が感じられます。実際、ルーベンスがこのような夜のシーンの作品を描き始めたのはイタリア訪問後だったそうです。巨匠ルーベンスさえ、カラヴァッジョの作品には畏敬の念を感じたようです。この作品では、石炭籠の光が中心にありますが、これは神の光を暗示しているのでしょう。その光に息を吹きかけるのはキリストでしょうか。カラヴァッジョの技法を完全消化して、鮮やかな構図を作り上げたルーベンスの画力に脱帽です。


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ルーベンスの《狩りから帰るディアナ》です。1616年頃、ルーベンス39歳頃の作品です。この作品は狩りの女神ディアナと男たちの肉体美を描き上げたももです。ディアナはギリシャ神話で活躍するオリュンポス12神の一人で、太陽の神アポロンの双子の妹です。この作品は《酔っ払いのヘラクレス》と同系列のものと言えますが、同時期に《老女と石炭籠》というまったく別傾向の作品も描いているのですから、ルーベンスの画力の幅広さには舌を巻きます。


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ルーベンスの《水浴のバテシバ》です。1635年頃、ルーベンス58歳頃の作品です。この作品は旧約聖書の《サムエル記》に書かれたエピソードを描いています。水浴と言っても、泉の水で体を洗ってもらっているのが人妻のバテシバ。その美しい裸体を盗み見たのがイスラエル王国のダヴィデ王。バテシバの夫の兵士ウリアは戦に出征中でしたが、ダヴィデ王はこのバテシバを宮殿に招いて愛人にし、兵士ウリアを戦の最前線に送り出して戦死させてしまいます。この作品はダヴィデ王自身は登場させずに、黒人の少年にダヴィデからバテシバへの恋文を届けさせています。何のことはない、ルーベンスは旧約聖書を引用することで、女性の豊満なヌードを描く正当性を得ているだけです。ですから、この作品は赤い布と女性の白い肌の対比で、女性の美しさがいかに表現されているかを鑑賞するのが本質と言えるでしょう。saraiはルーベンスのこの手の女性表現は苦手です。


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フランドル・オランダ絵画について、見てきましたが、まだ、レンブラント、フェルメールという巨匠の作品が続きます。


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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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お役に立てて、なによりです。我が家では今でもメインのCDプレーヤーとして活躍しています。ただ、最近はCDはいったんリッピングしてHDDに格納し、USBオーディオでオーディ

01/18 15:18 sarai

父からアンプとセットで譲り受けたもののトレイが動かず困っていましたが、
ブログを見て自分で購入・修理することができました。
利益目的でもなくまた素人でも分かる記事

01/18 13:50 hisa

のりしんさん

saraiです。コメントお寄せいただき、ありがとうございました。
同じ追っかけ仲間、今後ともよろしくお願いいたします。
彼女の声は素晴らしいですね。

12/01 12:07 sarai

私も中村さんの追っかけやっております。昨日の演奏も圧倒的でしたね。中村さんの歌を聴いていると、なぜか涙腺が緩んで来ます。

12/01 09:39 のりしん

Steppkeさん

saraiです。ティーレマン信奉者にとって、《あまり好きでない》=《嫌い》に思えてしまうのです。まあ、夜道でうんぬんはいかにティーレマン信奉者でもやりま

11/15 10:39 sarai

sarai さん。
そんな..Thielemann が「嫌い」などと、夜道で後ろから刺されるようなことは言わないで下さい。
別に「嫌い」ということはないですよ。
今年は既に4回も聴

11/15 09:39 Steppke

Steppkeさん

saraiです。最前列で聴いたので、ほとんど弦セクションの音が響きました。それが狙いなので、満足しました。本文にも書きましたが、ウィーン・フィルのブルッ

11/14 13:15 sarai
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