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ウィーンで音楽三昧:長かった旅も堂々のグランド・フィナーレ!?

2013年6月23日日曜日@フランクフルト空港~成田空港

ウィーンWienからフランクフルトFrankfurtに到着し、成田行きのANAの航空機にトランジットします。
ANAのB777は出発準備中です。


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フランクフルト空港のANAの搭乗口はまだ、待っている人はまばらです。


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搭乗までまだ時間もあるので、ここでもまた、ネット接続。少々、ネット中毒気味です。フランクフルト空港はドイツテレコムが30分間の無料接続を提供してくれています。トランジット客にはこれで十分ですね。
さて、搭乗時間になり、ANAの成田行き航空機に乗り込むと、定時で離陸。無事に成田に向けて、出発です。あとはフランクフルトから成田まで約11時間の飛行。上空で水平飛行に移る頃には、太陽が地平線に落ちてきます。美しい夕暮れです。


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太陽が地平線にかかり、最後の明るい輝きを発します。息を呑むような光景です。


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地平線上の低い雲の中に太陽が落ちていきます。


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旅の名残を惜しみながら、白ワインを美味しく頂きます。


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再び、窓外を見ると、見事な落日です。空が真っ赤に燃え上がっています。


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太陽が最後の赤い輝きを見せながら、沈んでいきます。


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太陽が沈み、空は黄昏色に染まっています。


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その黄昏色も次第に薄くなっていきます。


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空に見入っているうちに、機内食が配られてきます。いつものように2種類の機内食をもらって、配偶者とシェアしながら、ヨーロッパ最後のディナー。


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空はまだ残照で美しく光っています。


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やがて、白ワインも効いてきて、深い眠りに落ちていきます。ぐっすり寝た夢は・・・何にも覚えていません。朝になって、朝食で起こされます。朝食も2種類もらいます。
これは洋食。


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これは和食。朝粥です。


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もちろん、配偶者とシェアして、完食です。

成田に着いたら、どっと長旅の疲れが出てきて、自宅の横浜までの電車の2時間、こんこんと眠り続け、配偶者に起こされて、ようやく、最寄り駅を乗り過ごさずに済みました。

まあ、グランド・フィナーレなんて、かっこいい旅の終わりじゃありませんね。

今年は2回もヨーロッパに長旅をしました。合わせて1か月半ほどもヨーロッパに滞在しましたが、そのヨーロッパともしばらくのお別れです。

長い旅で、最後は猛暑でくたびれて、ダウン寸前?でしたが、素晴らしい音楽に各地で出会え、とても実り多い旅。今後、こういう経験は難しいとも感じるほどの音楽体験になりました。
印象深かった音楽は

 ティーレマン、ガランチャ、シュヴァネヴィルムスのゼンパーオーパーでの《薔薇の騎士》が筆頭

続くのが

 ラトル、フォン・オッター、ベルリン・フィルの2回のマーラーの交響曲第2番《復活》
 フレミング、キルヒシュラーガー、リドル、シャーデ、スコウフス、エッシェンバッハのウィーン国立歌劇場での《カプリッチョ》
 デノケ、ジェイ・ハンター・モリス、藤村、ナガノのウィーン交響楽団の《グレの歌》

これらは超弩級。ほかも音楽的に素晴らしい内容でした。驚異の新人ソプラノ、ソーニャも聴いたしね。

やっぱり、こう並べると、グランド・フィナーレでもいいかな・・・・
お友達のみなさんとも楽しい時を過ごしたし、本当にいい旅でした。

配偶者には少々、難解過ぎる音楽もあり、よく、付き合ってくれたと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。
帰国後はしばらくはおとなしくしていましょう。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
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京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
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これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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