ウィーンWienからフランクフルトFrankfurtに到着し、成田行きのANAの航空機にトランジットします。
ANAのB777は出発準備中です。

フランクフルト空港のANAの搭乗口はまだ、待っている人はまばらです。

搭乗までまだ時間もあるので、ここでもまた、ネット接続。少々、ネット中毒気味です。フランクフルト空港はドイツテレコムが30分間の無料接続を提供してくれています。トランジット客にはこれで十分ですね。
さて、搭乗時間になり、ANAの成田行き航空機に乗り込むと、定時で離陸。無事に成田に向けて、出発です。あとはフランクフルトから成田まで約11時間の飛行。上空で水平飛行に移る頃には、太陽が地平線に落ちてきます。美しい夕暮れです。

太陽が地平線にかかり、最後の明るい輝きを発します。息を呑むような光景です。

地平線上の低い雲の中に太陽が落ちていきます。

旅の名残を惜しみながら、白ワインを美味しく頂きます。

再び、窓外を見ると、見事な落日です。空が真っ赤に燃え上がっています。

太陽が最後の赤い輝きを見せながら、沈んでいきます。

太陽が沈み、空は黄昏色に染まっています。

その黄昏色も次第に薄くなっていきます。

空に見入っているうちに、機内食が配られてきます。いつものように2種類の機内食をもらって、配偶者とシェアしながら、ヨーロッパ最後のディナー。


空はまだ残照で美しく光っています。

やがて、白ワインも効いてきて、深い眠りに落ちていきます。ぐっすり寝た夢は・・・何にも覚えていません。朝になって、朝食で起こされます。朝食も2種類もらいます。
これは洋食。

これは和食。朝粥です。

もちろん、配偶者とシェアして、完食です。
成田に着いたら、どっと長旅の疲れが出てきて、自宅の横浜までの電車の2時間、こんこんと眠り続け、配偶者に起こされて、ようやく、最寄り駅を乗り過ごさずに済みました。
まあ、グランド・フィナーレなんて、かっこいい旅の終わりじゃありませんね。
今年は2回もヨーロッパに長旅をしました。合わせて1か月半ほどもヨーロッパに滞在しましたが、そのヨーロッパともしばらくのお別れです。
長い旅で、最後は猛暑でくたびれて、ダウン寸前?でしたが、素晴らしい音楽に各地で出会え、とても実り多い旅。今後、こういう経験は難しいとも感じるほどの音楽体験になりました。
印象深かった音楽は
ティーレマン、ガランチャ、シュヴァネヴィルムスのゼンパーオーパーでの《薔薇の騎士》が筆頭
続くのが
ラトル、フォン・オッター、ベルリン・フィルの2回のマーラーの交響曲第2番《復活》
フレミング、キルヒシュラーガー、リドル、シャーデ、スコウフス、エッシェンバッハのウィーン国立歌劇場での《カプリッチョ》
デノケ、ジェイ・ハンター・モリス、藤村、ナガノのウィーン交響楽団の《グレの歌》
これらは超弩級。ほかも音楽的に素晴らしい内容でした。驚異の新人ソプラノ、ソーニャも聴いたしね。
やっぱり、こう並べると、グランド・フィナーレでもいいかな・・・・
お友達のみなさんとも楽しい時を過ごしたし、本当にいい旅でした。
配偶者には少々、難解過ぎる音楽もあり、よく、付き合ってくれたと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。
帰国後はしばらくはおとなしくしていましょう。
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