セゴヴィア行の電車の出発する18番のプラットホームに行くと、既に高速電車AVANTは入線済みです。

高速電車は、ホームでチケットのチェックがあります。

ネットで購入済みの紙チケットを見せて、入場します。料金は一人12.7ユーロ(ツーリスタクラスTurista)でした。

手荷物検査もあります。乗客の安全のためのセキュリティチェックは当然ですね。

電車は観光客も多く、それなりに混んでいます。しかし、指定席を取ってあるので焦ることはありません。 無事に自分たちの席に着きました。窓から見る隣のホームはガラーンとしています。

車内は2列×2列のゆったりシート。ツーリスタクラスというセカンドクラスのような席ですが、十分快適なシートです。

天井には情報表示用モニターが設置されています。

定刻の9時45分に電車が動き出しました。ホームを離れると、チャマルティン駅にある4つの高層ビルがランドマークのように見えています。

街並みが消えると、緑の平原です。

やがて、一面オリーブ畑です。

その後は、どこまでも続く緩やかな起伏のある大平原です。

長いトンネルに入ります。このトンネルを抜け、さらにトンネルを2つ過ぎると、セゴヴィアSegoviaです。定刻の10時12分に到着。マドリッドからわずか27分です。普通列車だと約2時間かかるので、滅茶苦茶高速電車は早いですね。ちなみにバスだと約1時間15分です。帰りはバスにしましょう。安いし、時間もそんなに違いません。
話を戻します。saraiの乗っていた車両は最後尾の車両でした。

電車の横を黙々と進行方向に歩いていきます。

電車の先頭に達しました。

ホームの端には、上りのエスカレーターが待っています。

エスカレーターに乗って後方を見ると、続々と乗客がやってきます。ずい分大勢の人がこのセゴヴィアの駅に降り立ったようです。

この高速電車AVANTが停車するセゴヴィアAV(ギオマールGuiomar)駅は、何ともさっぱりしたデザインの新しい駅で、大平原の中にポツンと建っています。

駅前の風景はかなり異様というか、あまり日本では見かけない風景です。荒涼とした感じがします。何にもありません。駅前にはバス停と駐車場のみ。

ここで、マドリッドからセゴヴィアへの移動を地図で確認しておきましょう。

セゴヴィアには来るには来たものの、セゴヴィアの古い街って一体どこにあるのか、訝ってしまいます。ともかく、バスに乗ってセゴヴィアの街に向かいましょう。この後は次回で。
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