セゴヴィアのローマ水道橋を見て、あまりの凄さに呆然としました。とても2000年近く昔に造られたということが信じられません。それにこれほど完全なローマ遺産はイタリアでも見たことがありません。口あんぐりでこの石の大建造物を見上げ続けます。

真下から見上げます。石の塊が落ちてこないのが不思議です。それにしても空に向かって立っている姿は、重量感とか迫力とかよりも、美しさを感じさせられます。

水道橋をくぐり抜けても、水道橋から目を離すことができません。

そろそろセゴヴィアの旧市街散策を始めましょう。最後にもう一度、ローマ水道橋を一瞥します。

ローマ水道橋のあるアソゲホ広場に面して、古びたレストランの建物が見えます。

これって、今日、ランチしようと楽しみにしている老舗レストランのメゾン・デ・カンディドMesón Cándidoです。セゴヴィアの名物料理の子豚の丸焼き、すなわちコチニーリョ・アサードCochinillo Asadoを食べるならここというカスティーリャ料理レストランです。

こちらがレストランの正面。お店はまだ営業が始まっていません。後で戻ってきて、コチニーリョ・アサードを是非、味わってみましょう。

このレストラン、メゾン・デ・カンディドはローマ水道橋のすぐ前に建っています。最高の立地ですね。

セゴヴィア散策の次の目的地はカテドラルです。このアソゲホ広場からはセルバンテス通りCervantesを歩きます。

通りの入り口にある道標を見て、びっくり! 何と日本語も表示されています。よほど、日本人観光客が多いと思われます。でも、まわりを眺めても日本人は我々2人だけ・・・。

セルバンテス通りを歩き出すとすぐに奇妙なものが目に入ります。

金属製の豚です。この豚が店先に置いてあるのは、子豚の丸焼きとは関係なく、豚の生ハムを販売しているお店です。スペインと言えば、イベリコ豚の生ハムが有名です。スペイン滞在中に是非、食べてみましょう。

通りを少し進み後ろを振り返ると、通りの先にローマ水道橋の雄大な姿がまだ見えています。

通りの両側には、お店が立ち並んでいます。少し上り坂になっている通りをどんどん歩いていきます。

通りの端に着きました。ここは展望台になっています。セゴヴィアの旧市街は城壁に囲まれていますが、この展望台は城壁に沿ったところにあり、城壁の外側に広がる古い街並みが見渡せます。

この展望台はラ・カナレハ展望台Mirador de la Canalejaです。家並みの向こうには緑の平原もちらっと見えています。

この展望台へ続くセルバンテス通りを眺めます。結構狭い路地のような通りでした。

ここまでの散策ルート(アソゲホ広場→セルバンテス通り→ラ・カナレハ展望台)を地図で確認しておきましょう。

ラ・カナレハ展望台からはファン・ブラボ通りJuan Bravoがカテドラルの方に続きます。さらに散策を続けます。
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