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古都セゴヴィア訪問:マヨール広場に到着し、美しいカテドラルの姿を堪能

2014年5月27日火曜日@マドリッド、セゴヴィア/5回目

古都セゴヴィアの旧市内を歩き始めましたが、なかなか趣のある町です。観光客も多いです。
現在、ラ・カナレハ展望台にいますが、ここまではアソゲホ広場からセルバンテス通りを歩いてきました。ここからはファン・ブラボ通りJuan Bravoを歩いてカテドラルに向かいます。ファン・ブラボ通りの入り口には、とても美しい建物があります。1階はカフェですが、2階から上は高級なアパートメントのようです。


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ここにも日本語の道標があります。日本人に親切な街です。


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ファン・ブラボ通りを進みます。この通りの両側にも、ずらっとお店が立ち並びます。


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サン・マルティン広場Plaza de San Martinに出ました。正面に見えているのはサン・マルティン教会Iglesia de San Martinです。12世紀後半にロマネスク様式で建てられた古い教会です。


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広場には、ファン・ブラボ記念碑があります。ファン・ブラボJuan Bravoは16世紀初頭、スペイン王カルロス1世(神聖ローマ皇帝カール5世)の絶対主義支配に対して、スペイン都市の反乱であるコムネロスの反乱Guerra de las Comunidades de Castillaを起こした人物です。1520年10月、トレドやセゴヴィアなどの15の自治都市連合が王に都市特権の承認、官僚都市行政の廃止を求めて宣戦布告し、約半年間王軍と戦闘状態となりました。1521年4月、ビリャラールVillalarの決戦において、自治都市連合サンタ・フンタ軍は王軍に撃破されました。翌日、ファン・ブラボたち反乱の指導者たちは斬首刑になりました。後日(1921年)、街の自治のために戦った英雄として、この像が作られたようです。


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このサン・マルティン広場から、ようやくカテドラルのドームが見えてきました。


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またまた日本語道標。カテドラルのあるマヨール広場の案内が出ています。


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ファン・ブラボ通りをカテドラルに向かって、急ぎ足で歩きます。


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マヨール広場Plaza Mayorに出ました。広場では西側にカテドラルCatedralの素晴らしい姿が見えます。初めて、このようなイスラム風の建築に出会ったような気がします。


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カテドラルを見る前に、一通りマヨール広場を見て回りましょう。広場の中央には、台座のあるパヴィリオンがあります。ヨーロッパの広場では、こういうパヴィリオンは初めて見ました。パヴィリオンの後ろには、ファン・ブラボ劇場Juan Bravo Theaterも見えています。


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少しでも高い所があると、すぐに上りたがるのがsaraiの性分です。早速、このパヴィリオンの台座に上がります。結構、高みからの眺めになります。ここから見るカテドラルの姿もなかなか美しいです。


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こちらは広場の南側。ツーリストインフォメーションはこの辺りにあるようです。中央に見えている鐘楼のある教会は聖ミゲル教会Iglesia de San Miguelです。有名なカスティーリャ王国のイザベル王女が1474年に戴冠式と王座即位宣言を行ったのがこの教会です。意外に質素な教会ですね。


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広場の北側には、市庁舎があります。セゴヴィアは15世紀にはカスティーリャ王国の中心地として栄えましたが、それにしては市庁舎はこぶりな建物ですね。


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パヴィリオンから下りて、カテドラルに向かうことにします。近づくと、この建物の美しさを感じます。


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カテドラルのファサード前に立ちます。ゴシック様式の建物ですが、細かい装飾が施されて、優雅で繊細です。


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さあ、内部を見学してみましょう。それは次回で。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきます。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
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07/08 18:59 sarai

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07/08 15:53 じじい@

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久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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