fc2ブログ
 
  

古都セゴヴィア訪問:カテドラルの豪華な内部空間

2014年5月27日火曜日@マドリッド、セゴヴィア/6回目

カテドラルの内部を見学します。ここはもう教会としては機能していないようで、入館料が必要です。入館チケットは1人2ユーロ。チケットには写真撮影禁止と書かれていますが、チケットの窓口のスタッフにお伺いすると、ノーフラッシュで撮影してよいとのことです。saraiは必ず、写真撮影について確認するようにしています。ここでは、おおっぴらに写真が撮れます。よって、内部の様子を十分に記録できます。


8ieVzRD6Gr6a03.jpg



さすがに日本語のパンフレットはありませんでしたが、英語版のパンフレットをゲット。


qIjprbYjWO271e.jpg



内部に足を踏み入れると、ゴシック様式の高い天井、太い束ね柱、広々とした明るい空間に圧倒されます。このカテドラルは旧大聖堂が16世紀に破壊された跡に、約200年かけて建設されました。完成したのは1768年。ゴシック様式の大聖堂としては、スペインでは最も遅く建設されたものです。


tV3NiWTtlo438c.jpg



これは側廊。高い天井です。88mもの高さがあるそうです。内部空間全体は奥行105m、幅50mの規模を誇るとのこと。


3jw_Oa92VP9837.jpg



教会の中央まで入り、入り口の方を振り返ります。壁の上部には綺麗なステンドグラスも輝いています。


g9Rg2z6Hyh6fae.jpg



内部の壁に沿ってチャペルが並び、素晴らしい彫刻が飾られています。


0irs21kQK462df.jpg



金色に輝くパイプオルガンです。ラッパが手前に突き出しています。これはスペインの教会の特徴だそうです。


GhYu5y0wvtf616.jpg



聖歌隊席の外側を取り囲むように聖人の彫像が並びます。


sn4wgJikAVc64b.jpg



衝立状の彫刻群は素晴らしいですね。


hypaNBsDPUdc31.jpg



美しい聖母マリアです。


n6e1ULI_fl6a99.jpg



これは北側の側廊です。このカテドラルは3廊式ですが、身廊にあたる部分は聖歌隊席Chorがあるので、主祭壇を見通すことはできません。これもスペインの教会の特徴です。


dmJGSjlCqk2dc7.jpg



これは南側の側廊。


Vd5jj2SABu8905.jpg



これが身廊の中央に陣取る聖歌隊席です。実に豪華な造りです。ウォールナット製の116席のシートが見事です。


MgzWygPyxu2686.jpg



聖歌隊席の最後方です。


4hSMqzmULeb06c.jpg



聖歌隊席に向かい合わせで主祭壇があります。聖歌隊席も主祭壇も美しい柵に囲まれています。柵が美しいのはいいのですが、聖歌隊席からは2重の柵で主祭壇が見えづらいです。


6q6FafzaGg6cb6.jpg



聖歌隊席から出て主祭壇に近づきますが、やはり柵が邪魔してすっきりと主祭壇が見えません。
柵の間からカメラを入れて、主祭壇を撮影。主祭壇には聖母子像が飾られています。


Y3En0rVgCpcee3.jpg



これでおおよそ内部の主要な部分は見ました。もう少し内部を見学しますが、この後は次回で。








↓ saraiの旅を応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR