ホテルで荷物を受け取り、地下鉄でトレド行の高速電車に乗るための鉄道駅に向かいます。地下鉄1号線でグランヴィアGran Via駅から、アトーチャ・レンフェ駅Atocha Renfeまで移動。

地下鉄のアトーチャ・レンフェ駅を出ると、そこは鉄道駅のマドリッド・アトーチャ駅です。 マドリッド・アトーチャ駅は隣接する二つの駅からなっているという複雑な駅ですが、難なく目的のプエルタ・デ・アトーチャ駅Puerta de Atochaの前に到着です。

道を横断して駅の構内に向かいます。それにしても、駅前のタクシーの量は物凄いですね。

まずは列車の確認です。電光掲示板を見ますが、saraiの乗る予定の列車がありません。おかしいなと思いながら予定表を確認したsaraiが一言叫びます・・・あっ、時間を間違えた! 配偶者はびっくり。配偶者の心臓は止まりそうだったようです。が、ここで早めの行動が幸いしました。1時間も勘違いしていたにもかかわらず、発車までにまだ30分の余裕があります。よかった、間に合いますね。でも、今度はトレド行の乗り場が見つかりません。焦る気持ちを落ち着かせながら、駅の構内を歩き回って探します。

インフォメーションを見つけて、トレド行の電車のプラットホームの場所を訊きます。が、これが分かりづらい!

その後も、あちこちで聞きまくりながら移動し、ようやくプラットホーム近くに到達しました。電光掲示板の上から3番目にトレド行の高速電車が表示されています。プラットホームの番号も13と表示されています。出発は20分後です。何とか間に合いほっとしながら、急いでプラットホームに向かいます。

ところが、高速列車の仕組みはなかなか複雑。まずはセキュリティチェックを受ける必要があります。

セキュリティチェックを終えても、まだプラットホームとはガラスで仕切られています。

荷物を引っ張りながら、プラットホーム13番に向かいます。

13番のプラットホーム前のレセプションで、受付のお姉さんにチケットを見せてチェックを受け、ようやくホームに入れます。

これがオンラインで購入しておいたトレド行の高速電車AVANTのチケットです。トレドまで1人12.7ユーロ。ツーリスタクラス(2等席)です。たった30分ほど乗るだけですから、贅沢な席は不要です。

ホームに入ると、カッコいい高速電車の車体が目に入ります。右の車両がトレド行のAVANT。左の車体はAVEで、こちらは後日乗る予定です。

車両に沿って、指定席に向かいます。

これが13番ホームの表示板です。もう、発車10分前です。

とはいえ、電車の先頭車両を撮影しておきましょう。renfe(スペイン国鉄)のロゴが決まっていますね。

急いで2号車に乗り込みます。

あれれっ・・・もう発車10分前なのに座席はがらがらです。シートはカラフルで美しいデザインです。

ようやく席に付くと、発車までに残り5分。今回は何かと失敗が多く、前途多難です。配偶者からは無言の視線で、《よろしくお願いしますよ》という圧力。気を引き締めましょう。初めてのスペインですから、これからも未知の体験が続きます。
これでトレドには予定通り3時半頃には着くでしょう。
↓ saraiの旅を応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね
いいね!
