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トレドはエル・グレコの街:トレドに到着し、まずは今日の宿パラドール・デ・トレドへ

2014年5月29日木曜日@マドリッド~トレド/5回目

プエルタ・デ・アトーチャ駅で時間ぎりぎりにトレド行の電車に乗り込みました。
高速電車AVANTは定刻に発車。マドリッドの街の中を抜けていきます。トレドまでは30分程です。


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線路沿いには派手な落書きがあります。スペインは不思議なくらいごみが落ちていない清潔な国ですが、落書きは別のようです。


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10分も走ると郊外に出ます。大規模な団地が立ち並びます。


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やがて、どこまでも続く大平原の中を走りますが、この辺りは豊かな田園風景です。


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突然、驚くほど美しいトレドの街が浮かび上がります。そして、駅に到着。きっちり、30分の鉄道の旅でした。


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地図で位置関係を確認しておきましょう。マドリッドから少し南に行くとトレドです。エル・エスコリアルやセゴヴィアとは反対方向になります。


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高速電車はこのトレドが終点です。


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高速電車の線路はプラットホームの途中までで終っています。


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プラットホームの先の左手に駅舎があります。トレドらしく、古風な建物です。


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駅舎の入り口の左手には、エル・グレコ展のロゴマークがあります。まさに今のトレドはエル・グレコ一色に染まっているようです。


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駅舎に入ると、内部は外観と同様に古風な雰囲気です。


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駅舎の窓がステンドグラスというのは、さすがに古都にふさわしいですね。


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駅舎から駅前に出ると、駅前広場にはなーんにもありません。がらーんとしています。市街地から駅が離れているからでしょうね。


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旧市街へは、20分以上歩くかバスに乗るかのいずれかですが、今日泊まる予定のパラドールはその旧市街からさらに離れた所にあります。荷物もあることだし、駅からパラドールまでタクシーを奮発しましょう。saraiはいつも公共交通機関を使う方針なのですが、仕方ありません。駅前にはタクシーはさほどはいませんでしたが、なんとかつかまえて乗車。パラドールにはたった10分程で着きました。

今日のホテルは、この旅で最高にsaraiが張り込んだパラドール・デ・トレドParador de Toledoです。美しいトレドの街を眺められる、トレドの市街地の外にある元修道院の建物を改装したホテルです。
パラドールの車寄せは古い建物に囲まれた落ち着いた空間です。なかなかいい雰囲気です。


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パラドールのロビーに入ると、木組みに漆喰壁の白さが清潔感を感じさせます。

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ロビーの壁には、エル・グレコの描いた聖人像がずらりと並んでいます。これらはトレドの大聖堂の聖具室に収められている作品の複製でしょう。


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パラドールは豪華さはありませんが、素晴らしい雰囲気です。レセプションでチェックインします。


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予約した部屋は最も料金の安い山側の部屋でしたが、レセプションの女性から部屋を無料でグレードアップしたわよとのお言葉。嬉しいことに、トレドの街が眺められる部屋になりました。グラシアス!
さっそく、部屋に行って、眺めを確かめましょう。


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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
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10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
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これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
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07/08 18:59 sarai

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07/08 15:53 じじい@

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久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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