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トレドはエル・グレコの街:サンタ・クルス美術館を出て、パラドールへのバスに乗車

2014年5月29日木曜日@マドリッド~トレド/12回目

サンタ・クルス美術館のエル・グレコ没後400年の特別展「トレドのギリシャ人」の鑑賞を終えました。
昨年の上野でのエル・グレコ展で見て圧倒された《無原罪の御宿り》にも再び巡り会えました。この作品は最高の芸術美で輝き、大きな感動を与えてくれました。
これで今日のエル・グレコの絵画鑑賞は終了です。
サンタ・クルス美術館はイサベル女王が建設した古い建物です。絵画鑑賞の後、中庭に出てみました。美しい緑の空間です。

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2階の回廊からも中庭を見下ろしてみました。花も咲いています。

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サンタ・クルス美術館から外に出ると、銅像がお出迎え。この銅像はドン・キホーテの作者セルバンテスのようですね。

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時間も頃合いなので、トレドの街で夕食をして帰りたいところですが、今日はいささかくたびれました。配偶者が、大胆にもパラドールでのディナーを提案。いかにも高額なディナーになりそうですが、saraiも快諾。では、帰ることにしましょう。1時間に1本ですが、パラドール方面行のバスがあります。すぐ近くから出るので、ちょっとバス停を見てみましょう。バス停はサンタ・クルス美術館近くのアルカサル前にあります。と、なんと後3分でバスが来るようです。これがネットで事前に入手しておいたバスの時刻表です。71系統のバスです。

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本当にすぐにバスはやって来ました。素晴らしいタイミングです。チケットはドライバーから購入します。1人1.4ユーロです。公共交通機関はやはり安いですね。

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バスはすぐにアルカサル前を発車します。

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バスは旧市街の高台を走ります。

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旧市街の眺めを楽しめます。

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バスはトレドの旧市街を出て、ビサグラ新門Puerta Nueva de Bisagraの前に出ます。

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ビサグラ新門はトレドの街の表玄関です。ビサグラ新門の前は美しい緑のロータリーになっていて、花々が咲き乱れています。

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もう、ここは旧市街を取り囲む城壁の外側です。

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バスはロータリーをぐるっと回って、再びビサグラ新門の前に出ます。

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ビサグラ新門を離れて、城壁沿いに走り出します。

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後ろを振り返ると、まだビサグラ新門辺りが見えています。

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メルチャン通りPaseo Merchánを少し走ると、またロータリーにぶつかります。アルフォンソ6世門Puerta de Alfonso VI(旧ビサグラ門)の前のロータリーです。バスはこのロータリーを抜けて、カバ通りAv de la Cavaに入っていきます。

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そして、バスはタホ川Río Tajoを渡ります。左手には、サン・マルティン橋Puente de San Martinが見えています。これで完全にトレドの街の外に出ます。

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タホ川を渡り街の方を見ると、丘の上の大きな教会が見えます。サン・フアン・デ・ロス・レイエス教会Monasterio de San Juan de los Reyesでしょう。

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バスはタホ川沿いに走り出し、正面にサン・フアン・デ・ロス・レイエス教会の大きな建物がはっきりと見えます。その手前には城壁が続いています。

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順調に走っていきますが、実はどのバス停で降りればよいのか分かっていないので、不安ではあります。ちゃんとホテル(パラドール・デ・トレド)に行き着けるでしょうか。それは次回で。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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