カディスでお目当ての1つだったサン・フェリペ・ネリ礼拝堂は土曜日の夕方は閉まっていたので、ムリリョの祭壇画は見れず終いでした。
ここからカディスの散策を続けます。
サン・フェリペ・ネリ礼拝堂を通り過ぎ、サン・ホセ通りを少し進みます。

次の角で左に折れて、サクラメント通りCalle Sacramentoに入ります。市場の方に向かってしばらく歩くと、タビラの塔Torre Taviraの前に出ました。高さ45mの塔に上れば、街の風景が円形のスクリーンに映し出すカメラ・オブスクラの部屋があるそうですが、階段を上る余力もないのでパスします。

タビラの塔を過ぎて、2つ目の角で右折して広いアルカラ・ガリアノ通りCalle Alcalá Galianoに入ります。テラス席のあるお店も賑わっています。

通りを進むと市場の建物があります。うん、これは・・・何と何と壁に描かれているのは漫画のようなキャラクターです。きっと、スペインでは有名なキャラクターなんでしょう。市場はもちろん、もう閉まっています。

市場前のリベルター広場Plaza Libertadには花屋さんもあって、配偶者は興味深そうに見ています。

特に珍しい花はなさそうですね。ヨーロッパも日本も花の種類は変わりません。

市場前からコンパニア通りCalle Compañíaを歩き、カテドラルに向かいます。人通りも賑やかです。この辺りが旧市街の中心地ですね。

カテドラルCatedral de Cádizの前に出ました。バロック様式と新古典様式が混ざった白亜の建物です。カテドラルの建設には100年以上を要して、1838年に完成しました。

ファサードの前に立ちますが、カテドラルは青空に映えてとても綺麗です。

このカテドラルも既に閉まっています。ガイドブックによれば、この時間はまだ開いている筈なんですが、仕方がないですね。

カテドラルの右側面に沿って、カテドラルの裏の方に向かいます。カテドラルの建物は巨大です。

カテドラルの裏手を周り込むと、カテドラル宝物館とサンタ・クルス教会が見えます。

カテドラルの裏手は海岸沿いのカンポ・デル・スール通りAv. Campo del Surに面しています。通りを渡って海岸の岸壁に出ます。もう夜の7時頃ですが、明るい陽光の下の大西洋です。海の青さが目に眩しいですね。

目を反対の方に転じます。こちらは太陽の光がぎらぎらと輝いています。この先にカレータ・ビーチがある筈です。後で大西洋に沈む夕日を見に行きます。落日は9時半頃ですから、まだまだ時間はたっぷりあります。

大西洋にまっすぐ向かって、その雄大な眺めを心の中に収めます。この海の向こうにはアフリカ大陸があるはずです。

しばらく、海を見つめていました。
サン・フェリペ・ネリ礼拝堂から、ここまでの散策ルートを地図で確認しておきます。

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