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セヴィーリャの1日:セヴィーリャ美術館からヌエバ広場まで散策

2014年6月1日日曜日@カディス~セヴィーリャ/5回目

セヴィーリャ美術館でムリーリョを堪能し、展示室を出ると、そこは美しいパティオ。

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パティオを囲む回廊の壁は綺麗なタイルで装飾されています。

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パティオを抜けて美術館の外に出ます。美術館前のムセオ広場Plaza del Museoでは、相変わらず油絵が販売されていて、それを見ている人で賑わっています。

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これがセヴィーリャ美術館のファサードです。17世紀の修道院の建物を改修した建物で、立派な外観です。

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このムセオ広場に、配偶者が探していたジャカランダの木がありました。紫色の花が咲いています。昨日、バスでセヴィーリャに着いたとき車窓から見かけ、とても気になっていたそうです。

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セヴィーリャ美術館からブラブラと旧市街の中心に向かいます。先ほど歩いてきたアルフォンソXII通りCalle Alfonso XIIを戻ります。ドゥケ・デ・ラ・ビクトリア広場Pl. del Duque de la Victoriaまで戻り、そこで右折してオドネル通りCalle O'Donnellに入ります。

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人で賑わうオドネル通りを進みます。

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そのまままっすぐに進むと、通りはベラスケス通りCalle Velázquezに変わります。

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通りをまっすぐに進んでいますが、交差する通りを過ぎる度に通りの名前が変わります。今度はテトゥアン通りCalle Tetuánです。横の路地アルバレダ通りCalle Albaredaを覗くと、路地全体がカフェのテラス席になっています。朝ごはんが遅かったので、ランチはもう少し後にしましょう。

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やがて、セヴィーリアで一番賑やかな通りのひとつであるテトゥアン通りを抜けて、緑の豊かなヌエバ広場Plaza Nuevaに出ます。

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ヌエバ広場では何やら青空市場がたっています。

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本の市です。数十軒はあるでしょう。よく見ると、すべて同じ造りのコンテナが並んでいます。この広場にいつも本の市が出てるとも思えないし、今日はどういう催しなんでしょうね。

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広場の中央には立派な騎馬像が建っています。カスティーリャ王のフェルナンド3世Fernando IIIの騎馬像です。フェルナンド3世はレコンキスタを推進し、このセヴィーリャをイスラム勢力から奪還した人物で、レコンキスタ成功の功績を讃えられて1671年に聖王el Santoの称号を与えられました。フェルナンド3世はセヴィーリャのカテドラルに葬られています。

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ヌエバ広場には、市庁舎Ayuntamiento de Sevillaの古めかしい建物が建っています。時計台が印象的です。

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広場を出て、市庁舎の裏側の方に歩きます。そこにも大きな広場があります。サン・フランシスコ広場Plaza de San Franciscoです。広場には日除けのパラソルを並べたテラス席のカフェがあります。よく見ると、何か様子がおかしいです。

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近寄ってよく見ると、このテラス席は白い靄のようなもので包まれています。暑さ対策で冷気を吹き出しているようです。イメージは涼しそうですが、こんなもので本当に涼しいのかな?

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この広場からは街一番の目抜き通りのシエルペス通りCalle Sierpesが延びています。この通りは先ほど歩いてきたテトゥアン通りの東側に並行した通りです。後で帰りにでも歩いてみましょう。

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この広場から、カテドラル(セヴィーリア大聖堂)に向かいます。

セヴィーリャ美術館からヌエバ広場まで散策してきたルートを地図で確認しておきましょう。

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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10/07 08:57 堀内えり

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07/08 18:59 sarai

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07/08 15:53 じじい@

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久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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