カテドラルがオープン前なので、カテドラル近くのサンタ・クルス街をぶらぶらすることにします。
サンタ・クルス街Barrio de Santa Cruzは昔ユダヤ人が居住していた地区で、その後に貴族などの裕福な人々が住み付いたところ。
ヒラルダの塔の前からマテオス・ガゴ通りCalle Mateos Gagoを進み、途中で右側の狭い路地のメソン・デル・モロ通りCalle Mesón del Moroに入ります。昔の風情が感じられるかと思いきや、狭い迷路のような通りにお土産物屋さんが立ち並び、観光客でごったがえした賑やかな街です。

メソン・デル・モロ通りにはギターの看板のある建物があります。フラメンコ関連のお店のようです。

通りの奥にはバルがテラス席を出しています。

通りがぶつかったところで左に折れて、シメネス・デ・エンシソ通りCalle Ximénez de Encisoに入ります。

この通りにも大きなお土産店があります。中はがらんとしています。

お店の横から覗くと綺麗なパティオが見えます。昔は立派なお屋敷だったんでしょう。

その先にフラメンコのスタジオがありました。La Casa del Flamencoというフラメンコ・ショーをやるところで、すぐ間近でフラメンコが見られるみたいです。でも、既に今夜のフラメンコ・ショーのタブラオを予約していますから、ここは外から中の様子を観察するだけです。

狭い路地に入りこみます。クルセス通りCalle Crucesです。この辺りの裏通りになると、さすがに静かな雰囲気になってきます。

路地の先には、ちょっとした広場があります。クルセス広場Patio de los Crucesです。3本の石柱が立っています。

ここから迷路のような路地を歩き回ります。

何とか迷宮の虜にならずに自分のいる位置が分かりました。今夜行くフラメンコのタブラオ、ロス・ガリョスの場所も確認できました。

ロス・ガリョスの前は木々の茂る公園になっています。サンタ・クルス広場Plaza de Santa Cruzです。

木と言えば、スペインではオレンジ。オレンジの実が落ちています。きっと鳥も食べない甘くないオレンジなのでしょう。

公園の真ん中には凝った造りの街灯が立っています。

サンタ・クルス街を抜け、アルカサル庭園の高い塀の前に出ました。

塀にそって歩けば、アルカサルに出ることができそうです。

アルカサル庭園の中も歩けるようですが、アルカサルに行くには遠回りになりそうなので、中に入るのはやめましょう。

アルカサル庭園の高い塀に沿って、アルカサルの入り口に向かいます。

頭上にはブーゲンビリアの花が咲いています。花のトンネルみたいですね。

サンタ・クルス街の散策ルートを地図でおさらいしておきましょう。

この後、アルハンブラ宮殿を彷彿させるというアルカサルを見学します。
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