fc2ブログ
 
  

セヴィーリャの1日:バルの老舗ロブレス・タパスでランチ

2014年6月1日日曜日@カディス~セヴィーリャ/10回目

アルカサルの大使の間の繊細なイスラム芸術に見惚れていましたが、壁のタイルと漆喰彫刻を見ながら部屋を後にします。

2015021701.jpg


大使の間を出ると、美しい乙女の中庭が待っています。

2015021702.jpg


乙女の中庭を囲む回廊の天井にも素晴らしい文様が続きます。イスラム芸術の美に感嘆します。

2015021703.jpg


アルカサルはアルハンブラ宮殿を彷彿させるとのことでしたが、似てはいてもまた異なる芸術品で、これまた素晴らしいものでした。アルハンブラ宮殿の緻密な幾何学模様にさらに渋い色彩が加わって複雑さを増していました。そんな思いを抱きながら、アルカサルを出ます。ここが出口です。最初、間違えて入ろうとしたところです。

2015021704.jpg


アルカサルの出口の前には、カテドラルとヒラルダの塔が聳えています。

2015021705.jpg


観光馬車が客待ちしています。あまり乗る人はいないようですね。

2015021706.jpg


そろそろ休憩をかねてお昼にしましょう。カテドラルもオープンする時間ですが、午後2時半ですから、スペイン時間ではちょうどランチタイムです。
セヴィーリアと言えば、バルの本場。バル体験は欠かせません。お目当てのバルに向かいましょう。ヒラルダの塔の先の方の筈です。

2015021707.jpg


ヒラルダの塔の前の広場は、相変わらず賑わっています。

2015021708.jpg


ヒラルダの塔は青空に向かって、すっくと立っています。

2015021709.jpg


ヒラルダの塔を過ぎると、ずらっとバルやレストランが並んでいます。

2015021710.jpg


お目当てのバル、ロブレス・タパスRobles Tapasを探しますが、これがなかなか見つかりません。細い通り沿いに並ぶバルのテラス席は、お客でいっぱいです。テントの屋根からミストが吹き出しているお店もあります。実際に涼しいかどうかは分かりませんが、涼しげに見えます。
ようやくお目当てのバル、ロブレス・タパスが見つかりました。観光客が歩くメイン通りではなく、裏通りにありました。地図でこのバルまでのルートを確認しておきましょう。

2015021711.jpg


ロブレス・タパスの空いていたテラス席に落ち着きます。が、お店の人にタパスが食べたいと言うと、それならこっちだよと言われて、店内のカウンター横のテーブルに案内されました。カウンターの中に置いてある巨大な牛の置物は凄いですね。

2015021712.jpg


カウンター席もバルらしくていいですが、テーブル席の方が落ち着きます。このテーブル席はカウンターに近いため、カウンター越しにウェートレスが手を伸ばしてタパスの皿をテーブルに乗っけてくれます。ですから、テーブル席と言ってもカウンター席に準ずる扱いのようです。

まずは飲み物。スペインのバルでは、お決まりのカヴァをいただきます。安くて美味しいカヴァです。やみつきになります。

2015021713.jpg


我々の座ったテーブル席だけがカウンター席扱いで、他のテーブル席はタパスは注文できないようです。

2015021714.jpg


パンとオリーブが運ばれてきました。これはお決まりの品のようです。

2015021715.jpg


タパスを食べる前に、まずはスープを注文。もちろん、トマト味冷製スープのガスパッチョをいただきます。これは絶品でした。配偶者に我が家のメニューに入れて欲しいとお願いすると、これは難しいとにべもなく却下されました。

2015021716.jpg


いよいよ、タパスをいただきましょう。それは次回でご紹介します。


↓ saraiの旅を応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR