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セヴィーリャの1日:大航海時代の繁栄を思い出させるグアダルキビル川

2014年6月1日日曜日@カディス~セヴィーリャ/14回目

カテドラルの内部の鑑賞を終えて、外に出てきました。5時を少し過ぎたところですが、燦々と陽光が照り付けています。

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まだ明るいので、グアダルキビル川Rio Guadalquivirを見に行きましょう。川の手前に闘牛場があります。マエストランサ闘牛場Plaza de Toros de la Maestranzaです。

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闘牛場の前では、色とりどりのアバニコAbanicoを売っています。アバニコというのは、フラメンコなどのスペイン舞踊で使う扇子です。1つ3ユーロ、2つで5ユーロですから、ここで売っているのは低価格のお土産物なんでしょう。

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この闘牛場は横目で眺めて素通りします。闘牛博物館もあるようで、大勢の人で賑わっています。日曜なので、もしかしたら闘牛もやっていたかもしれません。まったく興味がないので、調べてもいません。

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グアダルキビル川に沿っている大通りクリストバル・コロン通りPaseo de Cristóbal Colónの前に出ました。この大通りを渡ると、グアダルキビル川の川岸に出るようです。

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川の土手の上からグアダルキビル川を見ることができました。

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川岸には、大きなローズウッド(紫檀)の木が並んでいます。ローズウッドはギターやマリンバ、クラリネットなどの楽器に使われる木です。ギターの本場にふさわしい木ですね。

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そのローズウッドの木が並ぶ川岸に下りてみましょう。

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グアダルキビル川の岸に立ちました。遊覧船が見えます。大航海時代はここから新大陸への船が出帆しましたが、現代は遊覧船が行き交います。グアダルキビル川は、この先カディス湾で大西洋に流れ込みます。昔日はアメリゴ・ベスプッチがこのセヴィーリャ港から出帆し、それを皮切りに新世界との交易権を独占して、カスティーリャ王国は繁栄しました。500年の昔に思いを馳せてしまいます。

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ボート遊びに興じている若い男女がいます。今日は日曜ですからね。

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こちらは上流方向です。この先をずっと進むとコルドバに至ります。

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こちらは下流方向。先ほどの遊覧船はずっと先に進みました。およそ100km先で大西洋に達します。このセヴィーリャは天然の良港だったんでしょう。

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ローズウッドの並木に沿って、川岸を下流方向に歩いてみましょう。

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ローズウッドとヤシの木に挟まれた遊歩道を散策する人が行き交います。気持ちのよい午後のひとときです。時間的には夕方ですが、まだまだ明るいです。

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カテドラルからグアダルキビル川の川岸の遊歩道までのルートを地図で確認しておきましょう。

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しばらく、セヴィーリャの街歩きを続けます。


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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
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京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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